○湖南市聴覚に障害のある児童生徒に対するFM補聴器貸与要綱
平成16年10月1日
教育委員会告示第5号
(目的)
第1条 この告示は、湖南市立小学校又は中学校において、聴覚に障害があるため学習に支障を来す児童生徒に対し、FM補聴器(以下「補聴器」という。)を貸与し、もって授業への積極的参加を促すことを目的とする。
(対象者)
第2条 補聴器の貸与を受けることができる者は、湖南市立小学校又は中学校に在籍する聴覚に障害がある児童生徒で、関係相談機関等が使用の効果を認め、かつ、校長が認めた者で、他の制度による貸与又は給付を受けていないものとする。
(方法)
第3条 湖南市教育委員会は、補聴器を教材備品として購入し、当該児童生徒の在籍する学校の校長を通じ、申請のあった保護者に貸与する。
(貸与の申請)
第4条 補聴器の貸与を受けようとするときは、その保護者が、FM補聴器貸与申請書(様式第1号)により、児童生徒の在籍する学校を経由し、湖南市教育委員会教育長(以下「教育長」という。)あて申請しなければならない。
2 校長は、児童生徒の障害の部位及び程度にあわせ、補聴器が必要と認めた理由を副申するものとする。
(貸与の期間)
第6条 補聴器の貸与期間は、該当児童生徒の小学校及び中学校に在籍する期間の範囲内とする。
(保管義務)
第7条 貸与を受けた保護者及び児童生徒は、補聴器を善良な管理のもとに保管し、使用するものとする。
(損害の弁償)
第8条 貸与を受けた保護者は、貸与を受けた補聴器を故意に破壊し、又は紛失したときは、現品又はこれに相当する代価をもって弁償しなければならない。
(返納)
第9条 貸与を受けた保護者は、児童生徒が次の各号のいずれかに該当するときは、貸与を受けた補聴器を在籍する学校を通して、湖南市教育委員会へ返納しなければならない。
(1) 貸与期間が満了したとき。
(2) 湖南市以外の小学校又は中学校に転校したとき。
(3) その他教育長が必要と認めたとき。
(その他)
第10条 この告示に定めるもののほか、必要な事項は、その都度教育長が定める。
付則
(施行期日)
1 この告示は、平成16年10月1日から施行する。