○湖南市国民健康保険診療所の設置等に関する条例
平成16年10月1日
条例第135号
(設置)
第1条 国民健康保険の被保険者に対し、療養の給付を行うため国民健康保険法(昭和33年法律第192号)及び湖南市国民健康保険条例(平成16年湖南市条例第133号)第9条の規定に基づき診療所を設置する。
(名称及び位置)
第2条 診療所の名称及び位置は、次のとおりとする。
名称 | 位置 |
湖南市立石部診療所 | 湖南市石部東五丁目3番1号 |
湖南市国民健康保険岩根診療所 | 湖南市岩根1156番地2 |
湖南市国民健康保険夏見診療所 | 湖南市夏見1506番地1 |
湖南市立水戸診療所 | 湖南市西峰町1番地1 |
(任務)
第3条 診療所は次の事項を達成することを任務とする。
(1) 国民健康保険その他社会保険の趣旨に基づき、模範的な診療及び一般患者の診療を行い、国民健康保険事業を円滑に実施すること。
(2) 本市における保健施設の中核として公衆衛生の向上及び増進に寄与すること。
(3) 国民健康保険診療及び保健施設に関する研究調査を行い国民健康保険の健全な運営に貢献すること。
(4) その他目的達成に必要な事項
(業務)
第4条 診療所は、湖南市国民健康保険の被保険者に対し次の業務を行うものとする。ただし、健康保険、船員保険の被保険者、同被扶養者及び法令により組織する共済組合の組合員、同被扶養者並びに他の市町村の国民健康保険の被保険者その他の者に対しても行うことができる。
(1) 健康診断及び健康相談
(2) 療養の指導及び相談
(3) 診療
(4) 薬剤又は治療材料の投与及び支給
(5) 処置、手術及びその他の治療
(6) 市内契約企業事業所における産業医業務
(診療費用)
第5条 診療、手術又は処置に要する費用及び薬価又は治療材料の費用は健康保険法の規定による療養に要する費用の額の算定方法(平成6年厚生省告示第54号)に基づき算定した額又は高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)の規定による医療に要する費用の額の算定に関する基準(平成6年厚生省告示第72号)に基づき算定した額とする。ただし、一般患者の診療費の額については別に定める。
(文書の手数料)
第6条 検案書、診療書又はその他証明書類の交付を請求する者については、県医師会で協定した額の手数料を徴収する。
2 産業医業務委託料金は、特別の事情がある場合を除き、滋賀県医師会において協定した額を徴収する。
(診療日)
第7条 診療日は、日曜日(石部診療所を除く。)、祝日及び別に定める日を除く毎日とする。ただし、急患その他やむを得ない事情があると認めたときは、この限りでない。
(職員)
第8条 診療所に院長及びその他の職員を置く。
2 院長は、医師をもってこれに充てる。
3 院長は、市長の命を受け、診療所の管理に関する事務をつかさどる。
4 その他の職員は、それぞれ上司の命を受け所務に従事する。
(弁償)
第9条 患者及びその付添人又は来訪者が診療所の設備その他の物件を破損したときは、これを弁償しなければならない。ただし、特別の事情がある場合は弁償の義務を免除し、又は弁償の額を減額することができる。
(委任)
第10条 この条例の施行に関し、必要な事項は、規則で定める。
付則
(施行期日)
1 この条例は、平成16年10月1日から施行する。
(経過措置)
2 この条例の施行の日の前日までに、合併前の甲西町国民健康保険診療所の設置等に関する条例(昭和39年甲西町条例第15号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。
付則(平成17年条例第58号)
(施行期日)
1 この条例は、平成18年4月1日から施行する。
(湖南市診療所事業の設置等に関する条例及び湖南市診療所事業運営審議会設置条例の廃止)
2 湖南市診療所事業の設置等に関する条例(平成16年湖南市条例第140号)及び湖南市診療所事業運営審議会設置条例(平成16年湖南市条例第141号)は、廃止する。
(湖南市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正)
3 湖南市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例(平成16年湖南市条例第48号)の一部を次のように改正する。
〔次のよう〕略
(湖南市特別会計条例の一部改正)
4 湖南市特別会計条例(平成16年湖南市条例第59号)の一部を次のように改正する。
〔次のよう〕略
(湖南市特別会計条例の一部改正に伴う経過措置)
5 前項の規定による改正後の湖南市特別会計条例の規定にかかわらず、湖南市診療所事業特別会計の平成17年度に係る収入及び支出並びに同年度の決算については、なお従前の例による。
6 湖南市診療所事業特別会計に属する資産(ただし、湖南市梅影町3番地1の土地及び建物については、一般会計に属する。)及び債権債務並びに出納閉鎖後の歳計剰余金は、湖南市国民健康保険特別会計が引き継ぐものとする。
付則(平成18年条例第3号)
(施行期日)
1 この条例は、平成18年4月1日から施行する。
(湖南市病院事業の設置等に関する条例の廃止)
2 湖南市病院事業の設置等に関する条例(平成16年湖南市条例第139号)は、廃止する。
(湖南市病院事業の設置等に関する条例の廃止に伴う経過措置)
3 前項の規定による廃止後の規定にかかわらず、湖南市病院事業会計の平成17年度に係る収入及び支出並びに同年度の決算については、なお従前の例による。
4 湖南市病院事業会計に属する資産及び出納閉鎖後の債権債務は、湖南市国民健康保険特別会計が引き継ぐものとする。
付則(平成20年条例第10号)
この条例は、平成20年4月1日から施行する。
附則(平成30年条例第32号)
(施行期日)
1 この条例は、平成31年4月1日から施行する。
(湖南市職員の給与に関する条例の一部改正)
2 湖南市職員の給与に関する条例(平成16年湖南市条例第54号)の一部を次のように改正する。
〔次のよう〕略
附則(令和4年条例第9号)
この条例は、令和4年4月1日から施行する。
附則(令和5年条例第16号)
この条例は、公布の日から起算して9月を超えない範囲内において規則で定める日から施行する。