(目的)

第1条　この告示は、精神科病院に入院中で、受け入れ条件が整えば退院可能な精神障がい者の地域生活への移行に向けた地域活動拠点における体験や退院後の地域生活での支援事業(精神障がい者地域定着支援事業。以下「事業」という。)を行う者に対し、予算の範囲内において、湖南市精神障がい者地域定着支援事業費補助金(以下「補助金」という。)を交付することについて、その交付にあたり、湖南市補助金等交付規則(平成16年湖南市規則第44号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(事業の内容等)

第2条　補助金の対象となる者(以下「支援対象者」という。)、補助金の交付の対象となる事業者(以下「支援実施者」という。)等は、別表第1に定めるとおりとする。

(対象経費)

第3条　補助の対象となる経費は、別表第2の補助対象経費の欄に掲げる経費とする。

(補助金の額)

第4条　前条に規定する経費に対する補助金の額は、別表第2の基準により支援対象者1人当たりで算定した額と、交付の対象となる事業に係る支援対象者1人の実支出額とを比較して、いずれか少ない方の額に別表第2の各定める日数、月数又は泊数を乗じた額とする。

(利用申請手続き等)

第5条　支援実施者は、支援対象者について事業の利用を必要とする場合には、湖南市精神障がい者地域定着支援事業利用申請書(様式第1号)を市長に提出するものとする。

(交付申請)

第6条　補助金の交付を受けようとする支援実施者は、規則第3条に規定する申請書に、次に掲げる書類を添え、別に定める日までに市長に提出するものとする。

(変更交付申請)

第7条　補助金の交付の決定を受けた支援実施者(以下「補助事業者」という。)は、当該交付決定の内容を変更する場合は、速やかに次に掲げる書類を添えて、市長に提出しなければならない。

(実施報告等)

第8条　補助事業者は、事業を完了した場合には、速やかに次に掲げる書類を市長に提出しなければならない。

(概算払)

第9条　補助事業者の補助金は、規則第16条の規定に基づき、概算払により交付するものとする。

(その他)

第10条　この告示に定めるもののほか、補助金の交付に関し必要な事項は、市長が別に定める。