なぜ油は下水道に流してはいけないのですか?

更新日:2019年07月01日

家庭で使われる油としては、料理に使用する天ぷら油などの動植物油、灯油などの鉱物油があります。動植物油は、微生物による分解が可能ですが、その分解速度は非常に遅く、川や海に流れ込んだ場合、分解しきれない油が時間の経過とともに酸化され、水中の酸素を消費し、生物などに影響を及ぼすことが考えられます。また、オイルボールといった浮遊物となり腐敗して悪臭を発生することもあります。 
灯油などの鉱物油は、一般に微生物による分解が困難であり、また、鉱物油中に含まれる成分によっては生物に直接影響を与え、生息を困難にするものもあり、また、鉱物油中に含まれる成分によっては生物に直接影響を与え、生息を困難にするものもあります。
家庭からの排水を下水道に流した場合には、動植物油は、下水処理場で処理が可能ですが、多量に流入すると冷えて固まって下水管が閉塞したり、処理にも影響を及ぼします。鉱物油については、下水処理場での処理が困難であるため、少量でも下水道へ流さないようにしてください。

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