自分らしい暮らしを農業で見つける!

更新日:2019年07月01日

佐々木さんと三鷹さんのツーショット写真

佐々木由珠さんと三峰教代さんは、四季を感じる暮らし、土にふれる仕事がしたいと、
数年前に滋賀へ帰ってきました。
それまで佐々木さんは大阪の旅行会社に、三峰さんは東京のソフトウェア会社に勤めていました。
県主催の職業訓練コースで知り合った二人は、4か月の研修を終えると、意気投合し
農業での起業を計画。
さっそく湖南市で農地を借りて野菜を作り始めました。
二人にとって農業は未知の仕事。
知り合いの紹介で出会った農業のおじさんに、地場野菜の作り方を教えてもらいました。
その一つが、弥平とうがらしという地域だけで知られていた伝統野菜で、
タカノツメの2倍の辛さと、うま味を兼ね備えた優れもの。
そこで、二人は弥平とうがらしをスパイスに加工し販売することを計画。
その取り組みが軌道に乗り、安定した収入の道を見つけることができました。
都会で接した生活文化のクオリティを下げることなく、ほどよい田舎暮らしを味わう。
自分の時間を大切にしながら、楽しく農業を続けたい。
そして農業を仕事に選ぶ女性が増えるように、魅力あるライフスタイルのかたちを示したい。
そんな二人の取り組みに、多くの人が魅了されています。

佐々木さん三鷹さんの足元の写真
佐々木さん三鷹さんの写真