第2期湖南市スポーツ推進計画策定にかかる第3回湖南市スポーツ推進審議会

更新日:2019年09月26日

平成30年度第3回湖南市スポーツ推進審議会

日時

平成31年(2019年)2月18日(木曜日)午後6時30分から7時20分まで

場所

市役所西庁舎2階大会議室

出席者

  • 委員(7名)
  • 教育委員会事務局(5名)

会議次第

1、開会

2、審議会の定足数について

3、あいさつ 会長

 

4、審議事項

(1)湖南市スポーツ推進計画の見直し(素案)について【資料1】

・基本方針 2 感動でつなぐ! スポーツ活動の継続

【指針について】

・基本方針 3 地域でつなぐ! スポーツ環境の充実

【指標について】

 

5、その他

7、次回審議会の日程について

8、閉会あいさつ 副会長

配布資料

会議内容

会議内容

司会

本日は、委員の皆様方におかれましては、何かとご多用のところご出席いただきまして誠にありがとうございます。ただ今から、平成30年度第3回湖南市スポーツ推進審議会を開催させていただきます。

本日の委員さんの出席状況について、ご報告申し上げます。本日の会議は、委員定数8名のうち、出席者7名で定足数の過半数を満たしており、湖南市スポーツ推進条例第5条第2項の規定に基づき、会議が成立していることをご報告申し上げます。それでは開会にあたりまして、会長からご挨拶をお願いいたします。

会長

皆様お忙しいところ、いつも遅い時間にお集りいただきありがとうございます。

本日の会議は2つの議題についてご審議いただく予定です。皆様の積極的なご意見をいただきましてそれを反映させ、来年度市民の皆様に向けて発信していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

司会

ありがとうございました。

(会議資料の確認)

それでは進行につきまして会長よろしくお願いいたします。

会長

まずは審議事項(1)「湖南市スポーツ推進計画の見直し(素案)について」内の基本方針2の指標について事務局より説明をお願いします。

事務局

資料1に基づき説明。

会長

前回の審議会においてスポーツ参加の考え方を近年では多種多様なスポーツ参加の機会があるなかで、スポーツ少年団への入団率だけで評価するのではなく、健康増進という観点で子どもの1週間の運動実施時間(学校の事業以外)のデータを用いて指標を使いたいということです。全国・滋賀県・湖南市のデータがあり、1週間の総運動時間については男子で420分(平均して1日1時間)以上実施している男子は全国で54.2%、滋賀県で53.2%います。また女子では全国30.7%、滋賀県では28.8%となっています。現状湖南市では男子51.6%ですが、それを5年後に滋賀県の値と同じの53.2%に引き上げる、湖南市の女子26.9%を滋賀県の28.8%に引き上げていこうという指標となっています。

皆様の意見・ご質問等ありましたらお願いします。

委員

運動実施時間は全国と比較すると滋賀県の数字の方が低いですが、一気に上げるといった無理をせずに徐々に上げていけばいいと思います。指標は滋賀県の数字に合わせていくことに賛成です。

湖南市のスポーツ少年団も1年生から入ることができるようになりました。小学1年生から入団し、今2年生になっている3人の子はたった1年で1人前にできるようになっていて成長を感じています。子どもたちの運動実施率を引き上げるという指標は非常に良いと考えますし、継続して取り組みをすべきと考えます。

会長

実施時間の数値は湖南市で調査されているのですか。

事務局

この数字は国がとりまとめて調査されていまして、市の教育委員会あてに12月頃にフィードバックがありました。

司会

毎年調査があり、お手元の資料は28年度~30年度のデータをご用意させていただいております。年度ごとに見比べると全国・滋賀県・湖南市ともに段々と運動実施率が落ちているのが現状です。

事務局

下がっている運動実施率を引き上げていこうというのが今回の狙いとなっています。

副会長

資料の市区町村というのは湖南市ですか。また、他市町のデータも湖南市はもらっていますか。加えて、湖南市が全国・滋賀県と比べて低い理由について分析結果はありますか。

事務局

湖南市バージョンの結果という形でフィードバックされているので、この資料の市区町村というのは湖南市です。また、他市町のデータはいただいてはおりません。分析も特段何に起因して低いかというのは判断が難しいです。

委員

調査対象は全国の小学校5年生になっています。湖南市は他市に比べて5年生の数も少ないので一概には他市と比べにくいところです。どうしても子どもの人数が多い少ないで結果にも影響してくる部分はあると思います。また、この調査結果からわかるように子どもたちの運動習慣の2極化が進んでいると感じています。実施時間0分実施と回答している子もいれば、スポーツ少年団に所属している子は毎日たくさんの時間運動を実施していることだと思います。焦点を当てるのは普段運動をする習慣のない子どもたちをどうやって運動をしてもらうかというところになると思います。滋賀県は全国に比べて運動実施時間が短いため3、4年前くらいから10分間運動をしようということで「健やかタイム」という名のもと、授業とは別に毎日ないし週に1回以上は10分の時間を設けて実施しています。なので実施時間0分という数字は出ないと思いますが、やはりスポーツ少年団に入っていない子たちにいかに身体を動かす遊びの楽しさを教えていくかが重要であります。学校体育も生涯スポーツに繋げていくことに狙いをもっています。そういったところで運動と遊びを繋げていければと思います。

現在の問題として学校にもなかなか時間がないということや友達と外で会わずに家の中にいながらオンラインゲーム等で遊べてしまうということがあります。(今までは公園等が子どもたちの遊び場となっていたのが変化しています。)これから先「仲間」・「空間」・「時間」の3つの間をどのように確保していくかが重要になってくると考えます。

会長

2極化している状況もスポーツ施設や運動施設が家の近くにないという地域的な課題もあるのかなと感じます。特に運動をそんなに好きでない・苦手意識を持っている子どもにどうアプローチしていくかがポイントになってくると考えます。スポーツ少年団・総合型地域スポーツクラブの加入だけでなく既存の施設をうまく活用していくことも重要だと考えます。全国的な傾向として運動実施率が低下しているのが現状でありますが、1つの目標数値として運動実施率の数字を使っていくのは良いかと考えます。この指標を使うということでよろしいでしょうか。

 

注意:その他質問・意見なし

会長

それでは基本方針3の指標について事務局より説明をお願いします。

事務局

資料1に基づき説明。

会長

現行の計画時には総合型地域スポーツクラブの会員数を目標数値にしていましたが、クラブの規模としてもう飽和状態にあるのではと考えます。今回の計画(案)では湖南市体育協会が実施されている湖南市スポーツフェスティバルの参加者数を指標としています。様々な年代の方に「スポーツを知ってもらう・体験してもらう」ことを目的としているこのイベントは「スポーツと触れ合う・情報収集」に非常にいい機会だと思います。併せて健康増進を目的としている健康まつりも同時に開催されており、密接な繋がりのあるスポーツと健康の「体験・情報提供」の場があることはとても画期的であると考えます。こちらに参加していただくことでスポーツへの関心・参加の数を増やしていくという意味で指標を使うのは良いのではと事務局より提案がありましたが、いかがでしょうか。意見・質問をお願いします。

事務局

スポーツフェスティバル・健康まつりが更に濃くタイアップして実施できるよう、また大きな相乗効果が出るよう関係課で調整を行っているところであります。

副会長

課題はいくつかありますので来年度しっかり詰めていきたいと思います。来場者を増やしていくためにしっかりPRをしていきたいと思います。

委員

健康まつりで実施していた血流関係の測定では、かなり人が並ばれていてスポーツフェスティバルの方へ行けなかったと聞いています。両方まわれる工夫が何かできればと思います。

委員

健康まつりだけが目的で来ている人もいましたが、うまくスポーツのイベントにも興味を持ってもらうことができれば、参加してもらうことは可能だと考えます。

事務局

ツアーの開催や両方の会場を案内するようなコーディネーター役の設置等も検討しています。来年はより内容とともにイベントの繋がりを充実させたいと考えます。

会長

では、総合型地域スポーツクラブの会員数を指標とするのではなく、スポーツをする機会およびきっかけの充実という意味で湖南市スポーツフェスティバルの参加人数を指標として使っていくことでよろしいでしょうか。

委員

賛成です。狙いを決めて、少しずつ増やしていく形でいいと思います。

 

(その他意見・質問なし)

会長

では5年後の指標を「湖南市スポーツフェスティバルの参加人数1,000人」とします。来年度も引き続き開催する中でどれだけ参加人数が推移していくか注目していきたいと思います。

議題としては本日以上となります。では、一旦事務局の方へお返しします。

司会

ありがとうございました。委員の方から他に何かご意見ありますでしょうか。

委員

私自身も湖南市スポーツフェスティバルには参加しました。気になったのは、ゲストの選手が来られていたバスケットボールコーナーのところにあまり人が集まっていなかったように感じました。サブアリーナで実施していたことも理由の1つになっていると思います。芸人さんにステージを用意していたように、トークショーみたいな形で湖南市のスポーツの未来やスポーツの楽しさを伝える企画をしてみるのもいいと思います。兵庫県のスポーツフェスティバルでは、ステージでスポーツの魅力紹介や有名選手がサインボールを渡すという企画をされていて、会場の皆さんと一緒に楽しむイベントとなっていました。湖南市のスポーツフェスティバルももっとよくできると思います。

司会

ありがとうございました。5.その他について意見がありましたらお願いします。

会長

第2期スポーツ推進計画は基本的には現行の計画を踏襲したなかで内容と指標を一部見直し、作成を進めていきたいと思います。展開方策については地域に根付いた形・湖南市の状況に合わせていくべきと考えます。基本指針については滋賀県の方針に則ることとします。取り組んでいくなかで各団体を代表する皆様におかれましては注視していただき、その数値が下がっていくことのないよう考えていかなければなりません。

副会長

湖南市は外国人の比率が多いですが、外国人の子どものスポーツ少年団への参加率や運動実施率がどこまでデータに影響しているかわかりますか。湖南市体育協会が実施しているマラソン大会でも外国人の参加が多いです。もっと呼び込めないかと考えているところです。

委員

特にデータはありません。水戸小学校ではかなり外国人の子どもが多かったです。一定数の子どもたちはスポーツ少年団や地域のスポーツに参加していた印象でした。ただ、保護者の方は生活に余裕のある方が少なく、休みの日にスポーツを実施・イベントに参加されている方が少なかったと思います。言葉の壁があることや情報が充分に伝わってないと思っています。ただ、学校の中では皆と一緒になって活動しているので保護者の方の理解等あればスポーツ少年団に参加していくことも可能であると思います。

副会長

チラシやポスターも外国の方向けに発行できればと思います。国際交流協会へもお願いしているところです。

委員

車を持っていない方も多いので、仕事を乗り合わせで行っている方もいます。自分の地域でのイベントであれば行きやすいと思います。

委員

マラソン大会は時期と開催時間も検討すべきと思います。寒い時期の朝は厳しいと思いますし、地元での行事も重なっています。

副会長

もちろん様々な行事を避けてイベントを開催しようとしていますが、どうしてもすべて避けられないのが現状です。湖南市の一大イベントとなれば調整もとりやすいのではと思います。

委員

時期はなかなか難しいとは思いますが、皆さんが参加できるよう時間も含めて検討してもらえればと思います。

司会

外国籍の子どもたちについての文言としては現行のスポーツ推進計画では基本方針4「笑顔でつなぐ」内にありましたが、第2期計画(案)では基本方針1「気楽につなぐ」に盛り込んでいます。スポーツ団体や地域の活動に参加していただけるよう進めていければと思っています。

副会長

施設の老朽化についてはもう少し計画を整理していくべきかと思います。

司会

 

市としましては公共施設総合管理計画もあり、社会教育施設・社会体育施設に関しては「教育施設管理計画」というのもあります。両方を併せて細かい部分をつめていき、別途市民の皆様にご提示させていただく予定をしております。

あくまで本計画ではソフト面を重視させていただいておりますのでご理解をお願いします。

事務局

公共施設総合管理計画はHPでも公表をさせていただきます。個別計画については来年度以降詳細を決めていく予定をしています。

司会

6の「次回審議会の日程」については平成31年6月を予定しております。

(資料2に基づきスケジュールを説明)

パブリックコメントの結果を次回審議会時に報告をさせていただき、ご審議をお願いしたいと思います。最後に副会長から閉会のご挨拶をお願いいたします。

副会長

本日はお忙しいなか、お集まりいただきありがとうございました。過去2回と今回の審議会において様々な意見が出て、それをまとめていただけたと思います。それぞれの立場でスポーツを楽しんでいただくために声をかけ、発信していただければと思います。本日はありがとうございました。

司会

ありがとうございました。これをもって会議を閉会いたします。

 

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 文化スポーツ課 文化スポーツ振興係

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