第2期湖南市スポーツ推進計画策定にかかる第4回湖南市スポーツ推進審議会

更新日:2019年09月26日

令和元年度第1回湖南市スポーツ推進審議会

日時

令和元年(2019年)7月17日(水曜日)午後7時30分から8時30分まで

場所

市役所西庁舎2階大会議室

出席者

  • 委員(8名)
  • 教育委員会事務局(5名)

会議次第

1、開会

2、審議会の成立について

3、あいさつ 会長

 

4、審議事項

(1)第2期湖南市スポーツ推進計画(案)の見直しについて

5、その他

6、閉会あいさつ 副会長

配布資料

会議内容

会議内容

司会

本日は、委員の皆様方におかれましては、何かとご多用のところご出席いただきまして誠にありがとうございます。ただ今から、第4回湖南市スポーツ推進審議会を開催させていただきます。

本日の委員さんの出席状況について、ご報告申し上げます。本日の会議は、委員定数8名のうち、出席者8名で定足数の過半数を満たしており、湖南市スポーツ推進審議会条例第5条第2項の規定に基づき、会議が成立していることをご報告申し上げます。それでは開会にあたりまして、会長からご挨拶をお願いいたします。

会長

皆様と事務局の協力もありまして今回第2期湖南市スポーツ推進計画(案)を提示させていただき、パブリックコメントと議会の質問等を受け付けましてこれらを反映した形で事務局の方から修正点を含めた提案をいただくことになります。それを受けて皆様にはスポーツ推進計画(案)について再度ご確認・ご意見いただきまして最終的に湖南市で公表という形になりますのでよろしくお願いいたします。

司会

ありがとうございました。

(会議資料の確認)

それでは進行につきまして会長よろしくお願いいたします。

会長

まずは審議事項(1)第2期湖南市スポーツ推進計画(案)の見直しについて事務局より説明をお願いします。

事務局

パブリックコメントにつきましては広報こなん6月号に掲載を行い、6月3日から6月28日まで受付期間を設けました。結果は0件でした。

パブリックコメントに先立ち、5月9日の市議会福祉教育常任委員会において案の概要を説明し、委員様より質問を受け付けました。順番に説明させていただきます。

質問:「スポーツフェスティバルの参加者について、年齢別などの統計はとっているのか。」この質問につきましては「スポーツフェスティバル当日の受付時において確認しているので把握はできている」と回答させていただきました。

質問:「成人の週1回以上のスポーツ実施率の指標が42.5%とあるが、第1期では47.5%となっており、下回る理由は。」この質問につきましては「成人の週1回以上の運動実施率の全国平均値が42.5%となっており、それを目標として掲げている。」と回答させていただきました。

質問:「スポーツフェスティバルの参加人数を指標として、令和5年度に1,000人とされているが、その理由は。」この質問につきましては本日皆様にご審議いただきたいと考えています。

質問:「ニュースポーツとは何をもって言われているのか。湖南市が進めるスポーツはあるのか。」この質問を受けて推進計画(案)内に(資料1 12ページ)「一般的に勝敗にこだわらず、レクリエーションの一環として気軽に楽しめることを目的とする。軽スポーツやレクリエーションスポーツとも呼ばれる。(例:キンボール、グラウンド・ゴルフ、おじゃビンゴなど)」という説明を追加させていただきました。湖南市の進めるスポーツにつきましては明確に1つにこだわって推進しているスポーツはありませんが、「おじゃビンゴ」が湖南市発祥のニュースポーツであるので先ほどの例のひとつとして表記させていただきました。

質問:「地域でのスポーツの取組にスポットを充てるべきではないのか。」この質問を受けまして推進計画(案)内に(資料1 19ページ)「地域での運動会等のスポーツイベントの開催や定期的に運動できる集いの場をつくることは地域コミュニティを形成するうえで、重要な役割を果たします。」という説明を追加させていただきました。

質問:「地域の運動会がなくなる方向になっている。以前はスポーツカーニバルが郡体育大会の予選として行われたが、参加者が減ってスポーツフェスティバルになった。地域の人たちがスポーツに参画できるような環境があるのか。」この質問につきましては湖南市スポーツ推進委員の事業において実施している毎月第3金曜日の「いきいきスポーツデー」および毎月第4土曜日の「エンジョイスポーツデー」という体育館の開放日を設け、地域の方々にスポーツの場を提供しています。他にも学校・地域へのニュースポーツの出前講座を実施しており、湖南市スポーツ推進委員が地域で開催されている運動会や学校のレクリエーションの時間等にニュースポーツの出前講座・普及活動を実施されています。その部分は推進計画(案)内に(資料1 12ページ)すでに表記させていただいています。

その他に「数字だけを追うのではなく、だれもが気軽に地域の人たちがスポーツに参画できるような環境があるのか。」などの意見が出されました。

会長

皆様の意見・ご質問等ありましたらお願いします。

副会長

パブリックコメントについては今回件数が0ということでしたが、他のパブリックコメントも同じように0件ということもあるのですか。

事務局

直近のパブリックコメントにおいても0件という結果は多いです。前回の第1期スポーツ推進計画策定のときには多くコメントをいただいていましたが、今回は0件ということでした。

委員

第1期から第2期との比較のなかで、基本方針が4つから3つとなっているのは削ったということですか。

司会

削除ではなく3つに集約をしている形をとっています。また、長期的な視点でのジュニアアスリートの育成、競技力の向上に関しては市単位として取り組むのは難しく、国・県と連携して取り組み、推進していきたいというところで基本方針とは別枠で新たに表現させていただいています。

会長

第1期の市の計画は県の計画を基に策定しましたが、第2期策定を進める中で数値的なところも含めて湖南市でできること・できないところを確かめ、基本方針を4つから3つに集約することで目指す目的も明確となるのではないかというところで3つの基本方針を示す形となりました。トップアスリートの育成に関しては、県と水準を合わせていくのが難しく、そもそもスポーツを実施する機会の拡充も求められているなかで、基本方針とは別枠に表現していただきました。

スポーツフェスティバル参加者の年齢別の統計はとれているということですが、具体的な数値は出されていますか。

事務局

 

スポーツフェスティバルの受付時において確認をしています。10代以下(20歳未満)、20代、30代、40代、50代、60代、70代以上という形で集計しております。(資料を提示)

会長

10代以下は一番参加が多く、20代から60代の合計人数より多いです。先ほど説明いただいた質問に「スポーツフェスティバルの参加人数を指標として、令和5年度に1,000人とされているが、その理由は」というものがありましたが、この年代別の参加人数を鑑みて、例えば10代の参加人数をもう少し増やすであるとか、60代、70代以上の参加者の人数を倍にしていくであるとか、皆様の意見をいただきながら1,000人の目標を考えていければと思います。意見をお願いします。

副会長

スポーツフェスティバルは総合体育館と親水公園で各スポーツ協会の部がそれぞれの体験コーナー・ワンポイント指導を実施し、色々なスポーツに触れ合ってもらおうというのが趣旨であります。また滋賀スポーツ大使を招致し、トップアスリートによる教室プログラムを展開する等、親御さんが興味を持って参加してもらえるようにしています。スポーツ協会としては、40代あたりの働き盛りの方に多く参加してもらいたい希望はあります。同じ敷地内の会場で健康まつりも開催されており、そちらからスポーツフェスティバルに足を運んでいただいた方もいました。相乗効果も生まれたことで参加人数も増えたのではと考えています。ただ、総合体育館に関してキャパシティーが限界に近いので、屋外の競技になるべく人を集めるようにして人数を伸ばせればと思います。普段運動をしていない中高年の方の参加を増やしていきたいと考えます。

会長

昨年度トップアスリートを招致したことで子どもの参加人数が増えたのではないかと思います。ただそこを更に増やすというのは限界があると思うので、40代前後の働き盛りの方に健康まつりも含めてイベントに参加してもらうことを狙いにするのがいいかと思います。体育館はキャパシティーが限界であることから外でのイベントを拡充していくという取組が必要かと思います。40代前後の方の参加者を倍にするという形であれば目標の1,000人になっていく形になると思いますが、皆様のご意見をお願いします。

副会長

天候だけは心配ですが、その方向で良いと考えます。

委員

体育館や会場の規模で考えれば参加者1,000人という数字はむしろ出来すぎであると思います。湖南市のイベントで考えてもすごい数字です。会場のキャパシティーの問題についても創意工夫をして対応していかなければならないと思いますが、ニュースポーツやエアロビクスといった中高年でもできるような競技を実施(盆踊りなら屋外でも可能です)しても面白いと思います。私は1,000人という数字は妥当だと考えます。

副会長

先日滋賀県スポーツ協会の総会に行った際に、ラジオ体操の推進を滋賀県がやっていると聞きました。勤めていた会社のOB会の健康講座に来ていただき、2時間くらいラジオ体操について講義をいただきました。ちなみに滋賀県でのラジオ体操の指導者は4人しかいないようです。今年度のスポーツフェスティバルでのラジオ体操の実施は考えていませんでしたが、滋賀県が推奨していることも含め、来年度は屋外での実施を検討していきたいと考えています。県の担当者からも「どんどん派遣をするのでいつでも呼んでください」と声をかけていただいています。

委員

湖南市スポーツ推進委員でもラジオ体操を推進しており、委員が指導できるよう毎年講師を招いて講習を受けています。誰もがラジオ体操は経験しているのでスポーツフェスティバルにおいてイベントのひとつとして開催するのは非常にいい考えだと思いますし、人も集まると思います。

会長

ラジオ体操は皆さんにとってわかりやすく、理解もあるので非常に参加しやすいと思います。スポーツフェスティバルでも多くの種類のイベントや選択肢を増やすことで参加者の増加に繋がると思います。その他各団体さんからの意見も頂戴できればと思いますし、今回この会議において出た意見は各団体に持ち帰っていただき今後の活動にも活用いただきたいと思います。

委員

スポーツ推進委員ではおじゃビンゴも推進しており、年代に関わらず楽しんでいただいております。

副会長

おじゃビンゴが「湖南市発祥」というのを前面的にアピールしていくのも良いと思います。

委員

40代前後の方に向けて「ヨガ」などの健康スポーツにも目を向けるのもいいと思いますし、競うスポーツではない「静のスポーツ」も推進していくべきかと思います。

湖南市では外国人の人口も増えています。外国の方が気軽に参加してもらえるよう工夫していくことで湖南市は全国の雛形となれるのではと思います。基本方針にも「国際的なスポーツのまち湖南市」としても盛り込むのも良いのではないでしょうか。

会長

市のイベントの広報やPRは外国籍の方向けに発信されていますか。外国籍の方々が参加しやすい、または外国籍の方々が中心となったイベントを企画していただくことは可能でしょうか。

副会長

ポルトガル語表記の案内等はさせていただいています。チラシも湖南市国際交流協会に頼んで多言語で作成してもらって配っています。マラソン大会では外国籍の方も多く参加いただいています。

委員

フレスコボールはブラジルではサッカーと同じくらい人気です。フレスコボールの日本代表も湖南市におられます。非常に面白いスポーツでブラジルの方が多い湖南市でフレスコボールを推進するのも良いと考えます。毎週甲西中学校で活動されています。ブラジリアン柔術も甲西駅の近くで活動されています。色んなものに目を向けていくことが必要かと思います。ニュースポーツも調べれば簡単にわかることなので興味をもってもらいたいです。外国籍の方もスポーツフェスティバルにも招いて、紹介やステージでパフォーマンスをしてもらう形で参加していただいた方が良いと思います。

委員

今ご紹介いただいただけでも知らないスポーツがたくさんあり、他にもできるスポーツもたくさんあると思いますので、調査・発掘して取組に加えていくのもいいと思います。

会長

推進計画(案)9ページに表現されている「だれでも気軽にできるスポーツ機会の充実」のところで具体的には今ご意見が出た、市のマラソン大会に外国の方が来られていることやヨガを実施していく、気軽に参加していただくために工夫をしてイベントで紹介や展開をしていくなど取り組んでいくべきと考えます。スポーツフェスティバルだけでなく別の機会でもスポーツに触れることができるようにしてもいいかと思いますが、色んなスポーツに触れるということ自体が大きなポイントになっているのでそういう意味ではスポーツフェスティバルで参加者数1,000人を目指し、キャパシティー的な問題も出てくるのであれば今後別のイベントを検討し、市の方でも計画いただければと思います。スポーツフェスティバルの参加者1,000人を目標としている理由については参加者が少ない働き盛りの方(40代の方)を倍にしていきたいという答えが良いと思いますし、取組方向としてもそれで進めていけばと思います。

委員

基本方針「笑顔でつなぐ」内の指標がスポーツ少年団の入団率から運動実施時間へ変わったことで幅広い視点で数字を追うことができるので良いと考えます。ラジオ体操の意見が出ていましたが、学校の現場でも一時期ラジオ体操はやっていませんでした。近年はまたやっていこうとなっていますが、若い世代の先生は教えてもらっていないようで教師も指導ができないという現状もあります。ラジオ体操を推進していくことは非常に良いと考えます。昨年度は暑くてPTAで運営しているプールがなくなりました。他の地域ではPTAの負担になるということで保護者の方に見てもらうプールの時間も減っています。学校としてはPTAのイベントで体育館を使ってニュースポーツを紹介・実施(出前講座)してもらう等をしてもらえるとありがたいです。

委員

菩提寺北小学校・下田小学校のPTA事業でキンボールのレクリエーションを実施した実績があります。親子でプレイしてもらって非常に楽しんでもらえています。フェスティバルへの参加もそこから繋げていけば効果があると考えます。

会長

小学生の運動に参加するきっかけとしてPTAの事業でニュースポーツを実施してもらうことは非常に良いと考えます。

委員

ちょいスポクラブでも地域の運動会や学校でのレクリエーション活動で協力させてもらっており、ニュースポーツは非常に人気もあって評判が良いです。市民運動会がなくなって、各区で小さな運動会を実施されており、ニーズは高まってきています。そこにラジオ体操を加えてもいいと思います。

委員

リレーや大繩跳びの競技がある運動会は年齢が高くなってきて区でチームを作ることは難しくなり、区単位の体育行事にシフトしています。体育行事とは別ですが、外国籍の方も行事等で楽器を演奏されているのを見る機会があり、活躍されている印象はあります。

司会

委員より推進計画(案)で基本方針を3つに集約したことに対し、湖南市は外国籍の方が多いということから基本方針を1つ盛り込み、4つに戻してはどうかというご提案をいただきました。ただ、このタイミングから3つを4つにしていくのは難しいのではと考えております。会長からもご説明いただきましたが、推進計画(案)9ページで「だれでも気軽にできるスポーツ機会の充実」という展開方策の中で「外国籍」の方については言及されています。ここを膨らませられるのであれば膨らませて表現したいと考えますがいかがでしょうか。

委員

大丈夫です。ありがとうございます。

会長

前回に引き続き湖南市の特徴を活かした取組を実施していければと思います。

委員

自分たちの世代では男子は野球やサッカーや剣道が主流で女子はバレーボールがはやっていましたが、今では様々なスポーツが登場し、競技人口も細分化されています。これはもう時代の流れで受け入れていかなければならないと思います。スポーツフェスティバルを実施し、そこで色々なスポーツに触れ、また湖南市のスポーツを紹介していくというのは非常に有用だと考えます。

質問に「数字だけを追うのではなく、だれもが気軽に地域の人たちがスポーツに親しめることが大事ではないか。」とありますが、それは私たちが一番わかっています。取り組みの中で数字を具体的に示すのは大事で、必要なことです。

会長

来年のオリンピックの種目数は過去最高です。(毎回増えています)多岐にわたるスポーツが展開されている中でスポーツを実施する人を増やすには多様な選択肢を選べるようにするというのがポイントになってくると思います。そういった意味ではたくさんのスポーツに触れることができるスポーツフェスティバルは非常に良いイベントだと思いますし、今回の第2期スポーツ推進計画を策定し、取り組みをしていくにあたり大きなウェイトを占めると思います。イベントを充実させるとともに当日は天候に恵まれればと思います。その他何か意見はありますでしょうか。質問に対する議論はできたかと思います。

司会

福祉教育常任委員会へは私が出席をさせていただきました。ここに記載されていないところで少し補足をさせていただくと、「スポーツフェスティバルには地域での行事等よりも優先して参加してくれということなのか」と委員さんから意見も出ていました。そこに関しては「色んなスポーツができる機会を用意しているイベントなので体験いただいて地域に持って帰っていただく」とお答えさせていただきました。本日この審議会で出た色々な意見を次回委員会において報告させていただく際に説明させていただきたいと思います。貴重なご意見ありがとうございます。

会長

スポーツフェスティバルはHP上で情報発信はされていますか。

事務局

 

発信させていただいています。(チラシ・詳細を含め)その他にもタウンメールや湖南市のアプリ、公共施設等へのポスターへの掲示など持てる広報手段すべてを使って発信させていただいています。

会長

例えばイベントで先ほど意見の出たフレスコボールなどを実施し、継続してやりたいという方がおられた場合に「各スポーツの実施団体との引き合わせ、連絡先」もHP等で発信し、イベントだけで終わらせるのではないようにしていくのも大事だと思います。

委員

スポーツフェスティバルにおいて各スポーツをやっている団体さんの紹介をするのもいいと思います。人数を集めたい団体さんもいるので出演いただいて募集の機会にすればいいと思います。湖南市の夏祭りもたくさんの人が集まっているので、魅力あるイベントにしていけば自ずと人は集まると思います。お祭りなので何でも募集して紹介の場として展開していくのも面白いと思います。

藤田会長

イベントの中身に関しては工夫をしていただいて、イベントの後にも繋がるように、継続して運動をしてもらうようにしていければと思います。立命館大学の学生も一部協力できるところがあると思います。イベントでの動画を撮ってそれを配信していくことで様子がわかり、次年度に参加者増加へ繋げていくこともできると思います。どうしても写真と文字だけではスポーツを伝えることは難しいので。大きなイベントでその時は集まり、その後継続に繋げていくというのは課題であると思いますので皆さんで意見を出し合いながら協力できるところは協力していければと思います。

事務局

先ほど、月2回のスポーツデーについてご紹介させていただきました。つい最近までそのスポーツデーに関しては参加人数が1桁であったり、参加者がそもそもいなかったりということがあったのですが、あることがきっかけで爆発的に参加人数が増えました。それはスポーツデーの紹介チラシを作成し、市内各小中学校の生徒1人1人に配布させていただいたことです。情報発信の手法としてどういったものがポイントになってくるかですが、今回はターゲットを明確にし、それに合わせたデザインで作成したことで結果に繋がりました。(チラシ配布)

会長

今までは広報だけで紹介していた形ですか。

事務局

広報での紹介のみです。内容に詳しく触れず、日程のみ紹介していました。今回は内容を中心にして、どういった事業かわかりやすくして紹介することにしました。チラシ内容も親子で来ていただけるよう工夫して作成し、配布しました。

委員

コマーシャルの仕方がすごく重要なのだとこれでわかります。どれだけ魅力的に発信できるかが鍵になってくると思います。仕事で関わりのある栗東高校の体操選手は魅力的でカッコイイです、子どもからも人気がありそれだけ人を惹き付けています。コマーシャルの仕方は本当に重要で、いくらいい商品を揃えてもコマーシャルが失敗すると意味がないです、その点このチラシは両面使って、気軽に参加してもらえるよう工夫されています。

会長

このチラシは広報誌に挟み込むことはできますか。

事務局

可能です。

会長

草津市だとマンションやアパートで広報誌が入らないことがあり、届かない世帯もあります。湖南市だと広報誌に挟み込んで配布することは有効だと思います。

委員

インターネットで常に更新をし続けることも重要であると思います。HPにブログを貼り付けて例えば行った人の感想や写真、スポーツ推進委員さんのコメントを掲載するのも良いと思います。広報誌を見ても目にとまらない場合もあるので魅力的にフルオープンにして情報を発信していくのがいいと思います。ブログは地道にやっていくことで効果も出てきます。

会長

高齢の方だとあまり使われないですが、40代の方なら比較的インターネットも使うので有用かと思います。更新をしなければ検索をかけた時の表示ページが下へいってしまうので結構大変です。HPやチラシも活用してイベントの参加人数も是非増やしていただきたいと思います。

福祉教育常任委員会で出た質問の確認についてです。

質問:「スポーツフェスティバルの参加者について、年齢別などの統計はとっているのか。」この質問については数値について把握しており、10代以下の方の参加が多いということでスポーツ大使やトップアスリートを招致し、魅力的なイベントにしたことに起因するというところです。また、3つ目の質問:「スポーツフェスティバルの参加人数を指標として、令和5年度に1,000人とされているが、その理由は。」について1,000人を目指すために40代前後の方をターゲットにしていくということです。

質問:「成人の週1回以上のスポーツ実施率の指標が42.5%とあるが、第1期では47.5%となっており、下回る理由は。」この質問については湖南市スポーツ推進計画の第1期の目標には達成しておらず、まずは全国平均を目指していこうというところです。

質問:「ニュースポーツとは何をもって言われているのか。湖南市が進めるスポーツはあるのか。」この質問に対しては推進計画(案)内に追記していただきました。具体的にはおじゃビンゴ(湖南市発祥のニュースポーツ)等です。他にヨガや他国籍の方も含めて積極的にニュースポーツのアピールを含めて推進していただきたいと思います。

質問:「地域でのスポーツの取組にスポットを充てるべきではないのか。」および「地域の運動会がなくなる方向になっている。以前はスポーツカーニバルが郡体育大会の予選として行われたが、参加者が減ってスポーツフェスティバルになった。地域の人たちがスポーツに参画できるような環境があるのか。」この質問に対しては推進計画(案)内に追記していただきました。コナンスポーツデーによる体育館開放や、出前講座も実施していただいているということでスポーツに参加する機会については充分に確保できています。ただ、参加していただいて継続的に実施してもらう必要があります。たくさんの選択肢があるスポーツフェスティバルの参加者を増やしていく取組が求められます。

意見:「数字だけを追うのではなく、だれもが気軽に地域の人たちがスポーツに参画できるような環境があるのか。」については勿論数字目標は大事ですが、各団体で気軽にスポーツが実施できるよう精力的に取り組まれていることは明らかですので引き続き一致団結しつつ皆さんとご意見を活発に交わし、協力しながら1つの柱であるスポーツフェスティバルにおいて様々なスポーツを紹介しながら継続していけるように取組をしていければと思います。委員会の質問に関してはこれで対応できているかと思います。その他のところで事務局から何かありますでしょうか。

 

(意見無し)

会長

それでは審議事項に関しては以上となります。本日は活発な意見ありがとうございます。事務局へお返しします。

司会

会長、円滑な進行ありがとうございます。本日はお忙しいなか、お集まりいただき、また熱心にご審議いただきありがとうございました。今回の審議会をもちまして第2期湖南市スポーツ推進計画(案)についてのスポーツ推進審議会の委員の皆様の任期は満了となります。今回いただきましたご意見等踏まえまして少し修正を加え最終的なスポーツ推進計画ということで公表させていただきます。概要版の方も作成を進めていきたいと考えています。できましたら皆様にもお渡しさせていただきます。最後に副会長ご挨拶をお願いします。

副会長

本日は皆様よりたくさんの意見が出ましてそれぞれの団体がそれぞれの場所でスポーツの推進を市民の皆様と一緒にやっていることは非常に良いことだと思います。ただ、パブリックコメントが今回0件だったのは残念でした。普段から意見を集められるところがあればと思います。そうすることで少しでも細かく改善していけると思います。本日皆様からご意見いただきましたことをこれからのスポーツ推進に繋げていきたいと思いますし、スポーツ推進計画も公表していくなかで是非とも市民の皆様に見ていただきたいと思います。

司会

ありがとうございました。このスポーツ推進計画は作って終わりというものではありません。市民の皆様に周知することも大切ですし、この計画に基づき行政がどのように動いていくか、関係の団体の方、地域の方にどのようにご支援・ご協力いただけるかということ、また一人でも多くの市民の方に運動を習慣化してもらえるのかが大事になってくるかと思います。この計画は概ね5年という形で私たちはこの計画に基づき行動していくことになりますが、定期的に振り返って指標の達成度をチェックしき、必要に応じて取組を修正することや新規に取組を始めることも大事かと思います。この審議会を、これで終わりというわけではなくできれば今後も継続をしていきたいと考えております。委員の皆様におかれましては、今後もそれぞれの立場から湖南市のスポーツ振興にご支援・ご協力いただきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いいたします。皆様、長時間にわたりましてありがとうございました。

 

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総合政策部 文化スポーツ課 文化スポーツ振興係

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