湖南市地域自然エネルギー基本条例を制定しました
平成24年9月湖南市議会定例会にて、「湖南市地域自然エネルギー基本条例」が可決され、平成24年(2012年)9月21日(金曜日)に施行しました。
市では、平成23年度総務省の「緑の分権改革」を受託し、地域の環境・福祉資源(ヒト・モノ)を活かした「障がい福祉」「観光・特産品」「自然エネルギー」の3つのプロジェクトを軸として、地域循環システムの構築に取り組んでまいりました。
自然エネルギーについて、地域で生み出されたその利益は、地域の支え合いに使うという「地域での循環」が大切となってまいります。
地域経済の循環に貢献できるような自然エネルギーの活用には一定のルールが必要であり、地域自然エネルギー基本条例を制定する運びとなりました。
地域が主体となった地域社会の持続的な発展に寄与することを目的とし、自然エネルギーの積極的な活用に取り組んでいきたいと考えております。

条例の目的
この条例は、地域の自然エネルギーの活用について、市、事業者および市民の役割を明らかにするとともに、地域が主体となった取り組みによる地域社会の持続的発展に寄与するものです。
条例の理念
- 市、事業者および市民は、相互に協力して、自然エネルギーの積極的な活用に努めるものとします。
- 地域の自然エネルギーは、地域固有の資源であり、経済性に配慮しつつ活用を図るものとします。
- 地域の自然エネルギーは、地域に根ざした主体が、地域の発展につながるように活用するものとします。
- 地域の自然エネルギーの活用にあたっては、持続性のある活用法に努め、公平性および他者への影響に十分配慮するものとします。
条例全文は下記リンクから閲覧できます。
更新日:2019年07月01日