秋鮭と彩り野菜の南蛮漬け
野菜もしっかりとれるお魚料理
揚げずに作るヘルシーな南蛮漬け。フライパンで焼いた秋鮭と、切った野菜を生のまま南蛮酢につけるだけの簡単メニューなので、色とりどり野菜を沢山入れてみよう!
【うま!point】
鮭が温かい状態で漬ける事で、味の染み込みがよくなります。
【楽!point】
野菜を他の野菜に変えたり、冷凍カット野菜(カリフラワー・パプリカ・インゲンなど)を使って手軽に作ってもOK!
材料(4人分)
・生鮭 200グラム
・塩 少々
・片栗粉 大さじ1
・サラダ油 大さじ1
・セロリ 60グラム
・セロリの葉 適量
・紫玉ねぎ(玉ねぎでも可) 80グラム
・パプリカ(赤) 60グラム
・レモン 2分の1個
・塩(こすり洗い用) 少々
【A】
・赤唐辛子(輪切り) 8切れ
・酢 80ミリリットル
・塩 小さじ8分の1
・砂糖 大さじ2
・薄口しょうゆ 小さじ2
作り方
- Aを合わせ、よく混ぜ溶かしておく(南蛮酢)。
- レモンは塩(分量外)でこすり洗いしてから、2ミリ幅のいちょう切り、セロリは斜め薄切り、セロリの葉はザク切り、紫玉ねぎは繊維に沿った薄切り、パプリカは3ミリ幅に切り長さを半分にする。
生鮭は骨を除き、余分な水分を除く。1人3~4切に切り、塩少々をふり10分位おく。

- 鮭の水気をペーパーで除き、片栗粉をまぶし、フライパンで両面を焼く。

- 鮭が温かいうちにボウルまたはバットに入れ、カットした野菜とレモンをのせる。

- 南蛮酢をまわしかけて漬け、10分位おく。

- 途中、上下を優しく返す。

- 皿に盛り付け、南蛮酢をかけたら完成!
秋の恵み「秋鮭」と、注目の成分「アスタキサンチン」
秋の食卓に欠かせない魚といえば「秋鮭」。脂がほどよく乗り、身はふっくらとやわらかく、旬ならではの旨みが楽しめます。
鮭には、色素成分の「アスタキサンチン」が含まれており、カロテノイドという天然色素の一種で、鮭やエビ、カニなどの赤い色のもとになっている成分です。
その最大の特徴は強力な抗酸化作用で、体内の「酸化=サビつき」を防ぎ、健康ではつらつとした生活や若々しさをサポートしてくれます。
【体にうれしい効果】
●疲労回復・眼精疲労の軽減
パソコンやスマートフォンで酷使する目の疲れに有効とされ、ピント調節機能の改善やドライアイの症状緩和などへの効果が期待できます。
●美肌・アンチエイジング
紫外線による肌ダメージを軽減し、肌の乾燥を防ぎハリや弾力を守る効果が期待できます。
●生活習慣病の予防
動脈硬化や高血圧の原因となる酸化ストレスを抑え、健康維持に役立ちます。
【おすすめの食べ方】
アスタキサンチンは脂溶性のため、油と一緒に摂ることで吸収率がアップします。
今回のレシピ(秋鮭と彩り野菜の南蛮漬け)のように、鮭と一緒にレモンや野菜を添えると、ビタミンCとの相乗効果でより健康的な一皿に。
また、バターを使ったムニエルや、オリーブオイルを使ったソテーなどもおすすめです。
アスタキサンチンの力を上手に献立に取り入れて、体の内側から元気をチャージしましょう!
栄養価(1食あたり)
・エネルギー 136キロカロリー
・たんぱく質 10.2グラム
・脂質 4.4グラム
・食塩相当量 0.9グラム

















更新日:2025年11月01日