湖南市青少年育成市民会議

更新日:2024年03月01日

広報紙「育み」

広報紙「育み」は平成22年10月創刊。以降年に1~2回発行しています。主に青少年育成大会「青春祭(あおはるさい)」や各学区民会議の活動状況をお知らせしています。

青少年育成市民会議とは

   青少年は地域社会のかけがえのない一員であり、次代の豊かな社会を築く担い手であります。そうした青少年が将来に夢や目標を抱き、人間性や社会性を育みながらのびのび健やかに成長することは市民すべての願いであります。

   この願いを実現するために、子どもの育つ「家庭」子どもが学ぶ「学校」子どもを見守る「地域」がそれぞれの役割を明確にし、積極的に連携・協力していくことが重要です。

   子どもたちの「育ち」や「学び」の機会は、家庭を基本にして学校はもとより身近な地域社会にも求められています。湖南市青少年育成市民会議では、大人と子どものふれあいを基盤に、このまちに住んでよかったと思える地域づくりを進める必要があると考えます。

なぜ、青少年育成市民会議・学区民会議が必要なのか

   市における各青少年関係機関や団体は、それぞれの目的達成のために活動し効果を上げています。しかし、青少年育成というテーマは、非常に幅が広いものです。文部科学省をはじめ、内閣府、こども家庭庁、警察庁、厚生労働省、農林水産省などの省庁が、多くの施策・対策を実施していることからもわかるとおり、市町村の段階で単一の機関や団体の活動だけでは解決できない問題も少なくありません。

   また、地域に住む誰もが青少年育成の問題について自覚し、活動に参加することによって、より一層の効果を上げることができます。つまり地域ぐるみの運動を展開することが大切です。

   明日の湖南市を担う青少年の健全育成は、家庭・学校とともに地域全体で取り組むことが重要です。

   地域に住む一人ひとりが青少年問題に関心を持ち、市民の皆様ができることから育成活動に参加いただきたいと思います。

   市民会議・学区民会議は、地域の各種団体や学校・個人などが連携を図り、青少年育成運動を推進するものです。湖南市においても、青少年行政は重要施策の一つであります。地域総ぐるみの育成運動とするため、ぜひご参加ください。

湖南市青少年育成市民会議組織

8つの学区民会議と27の青少年育成団体で構成

   本会は、8つの青少年育成学区民会議を含む35の青少年の育成に関する関係団体で構成されています。(評議員)

  8つの学区民会議は、概ね各小学校区単位(菩提寺は2小学校で構成)をベースとしていて、「地域の子どもは地域で育てる」を合い言葉に、地域の特性を活かし、地域に根ざした活動を行っています。市民会議に所属する団体などの参加協力を得ながら、青少年活動団体、育成団体をはじめ、青少年に関わる団体と連携して地域の特性にあった組織および事業を展開し、青少年育成のための活動を続けています。

市民会議構成図

活動方針および主な活動紹介

青少年育成市民会議および学区民会議は、青少年の育成に関する多くの団体で構成されています。家庭や学校、地域住民、市民団体などが垣根を越え、互いにつながりを深めながら、実践活動などを通して地域ぐるみで子どもたちを育んでいくことを目指しています。

1.地域の子どもは地域で守り育てる活動の推進

青少年に様々な人々との交流の機会や活動体験の場を提供し、心豊かで、たくましい青少年を育成します。また、青少年が積極的・自主的に社会に参画する機会をつくる等の活動を推進します。

●青少年とともにはぐくむ事業   

●青春祭(あおはるさい)「青少年育成大会」等の実施

●地域行事への積極的な取り組み

●地域の体験学習

2.大人が変われば子どもも変わる運動の展開

青少年の健全育成は社会の責務であり、市民一人ひとりが取り組むべきであるという機運の醸成に努めるため「大人が変われば、子どもも変わる」を合言葉に、関係機関や団体との連携を推進します。

●啓発活動の推進

●研修会等の実施

3.青少年にふさわしい環境づくりの推進

青少年にふさわしい環境づくりに向け、県民会議や市等と連携し、事業を進めます。

また、本会の趣旨や必要性を広く市民や団体に紹介するとともに組織の強化を図ります。

●青春祭(あおはるさい)「青少年育成大会」の実施

●研修会の実施

●教育委員会・警察等との連携強化

●関係団体事業への協力及び参加

●広報紙「育み」の発行

●各学区民会議活動補助事業

4.豊かな心を育む家庭づくり運動の推進

県が推進する豊かな心を育む家庭づくり運動の普及啓発に努めます。

●家族ふれあいサンデーの普及、ポスター・作文の募集

5.非行・被害防止「子どもの安全を守る活動」の促進

青少年を非行等から守る環境づくりを推進するため、関係諸団体・関係機関と連携し、青少年に有害な環境を浄化するとともに、青少年の非行行動を防止する活動をすすめ、青少年が安全に健やかに育つための環境づくりを推進します。

●全国強調月間運動(7月・11月)

●環境浄化活動

●街頭啓発活動

●巡回活動    

●愛のパトロール

●あいさつ運動

重点事業

地域の子どもは地域で守る

■非行防止巡回活動

青少年を非行等から守り、子どもが安心して暮らせる地域づくりのため、青少年育成学区民会議において各関係団体や地域と連携して、長期休暇中(夏休み・冬休み・春休み)に夜間や子どもたちが集まりそうなところへの巡回活動(愛のパトロール)や、朝のあいさつ運動を実施しています。

また、7月の強調月間には、市内大型店舗において街頭啓発を実施しています

子どもと一緒にあそび・学び・築き上げよう

■青少年とともにはぐくむ事業

地域において、青少年とのふれあいや子どもと大人が共働して事業に取り組むことにより、子どもの自主性をのばし社会性を養うため実施している事業です。各学区民会議において実施しており、それぞれの地域性を活かした事業を展開しています。子ども広場やバスツアー、地域の歴史を知る冊子の作成などこれまでさまざまな取り組みを行っており、今後も子どもが参画できるような活動を推進していきます。

20th青春祭(あおはるさい)2024

2024年11月頃 開催予定

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 教育支援課 社会教育係

電話番号:0748-77-6250

ファックス:0748-77-6253

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