第3次 湖南市就労支援計画を策定しました

本市では、働く意欲がありながら、物理的・心理的・社会的な就労を妨げる要因を抱える人たちの就労を促進するため、平成23年(2011年)3月に「湖南市就労支援計画」を策定しました。その後、計画にもとづいて相談窓口の設置や湖南市障がい者就労情報センター・チャンスワークこなん等の支援体制を整備するなど、就職困難者等の就労に向けて取組を進め、平成28年(2016年)3月に「第2次湖南市就労支援計画」を策定しました。

しかしながら、近年のわが国における雇用・就労に関する情勢は、米中貿易摩擦や度重なる災害等により不安定な方向へ転換し始めています。また、人口減少と少子高齢化の進行、価値観やライフスタイルの多様化による雇用のミスマッチなど、労働力需給の構造的な問題が深刻化しています。加えて令和2年春から、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し、休業要請やステイホームによる経済の急激な落ち込みが雇用情勢に打撃を与え、国などから支援策が次々と打ち出されてはいるものの、失業者や企業の倒産が徐々に増加しており、就職困難者等が抱える就労阻害要因も年々多様化・複雑化しています。

また、急激な社会変動によって体も心も疲れ、ストレスによる心疾患により就職困難者となる人が後を絶たない等、年々さまざまな就労阻害要因が新たに加わってきています。

このような課題の増加に対応するため、「第2次湖南市就労支援計画」を見直し、これまでの取組や新たな課題にむけての対応等を踏まえながら、引き続き就職困難者等の就労支援に取り組むため『第3次 湖南市就労支援計画』を策定しました。

同計画は下記のリンクから閲覧できます。