9月は同和問題啓発強調月間です
同和問題は、今日においてもなお同和地区の人々が就職や結婚などにおいて差別され、基本的人権を侵害されている重大な社会問題です。
滋賀県では毎年9月を「同和問題啓発強調月間」と定め、市でも同和問題に対する啓発活動に取り組んでいます。
「寝た子を起こすな」では差別はなくなりません
「寝ている子をわざわざ起こして、泣かせることはない」という考え方と同じように、「同和問題について知らない人に伝えることは、かえって差別を意識させてしまうことになるから、この問題にふれない方がいい」という考え方があります。この考え方は、実際に起こっている差別を容認し、差別を受けている人たちに我慢を強いることにもつながります。
インターネットなどを悪用した人権侵害が多く発生しています
インターネットによる掲示板への差別的な書き込みや、悪質な誹謗中傷などの人権侵害も後を絶ちません。インターネットはお互いの顔が見えないため、エスカレートしてしまう危険もあります。相手の気持ちを思いやり、モラルを守って使用しましょう。
差別をなくしていくためには
一人ひとりが同和問題を正しく理解し、知識を深めていくことが大切です。誰もが平等で明るく幸せに暮らしていける社会をつくっていくために、もう一度同和問題についてみんなで一緒に考えてみましょう。

更新日:2025年07月28日