平成30年度 第2回湖南市障がい者施策推進協議会 会議録

更新日:2019年07月01日

平成30年度 第2回湖南市障がい者施策推進協議会

日時

平成31年(2019年)2月15日(金曜日) 午後2時から

場所

湖南市役所東庁舎 3階 大会議室

出席者

委員10人、事務局

欠席者

委員4人

資料

開会

事務局

 みなさん、こんにちは。定刻になりましたので、ただ今から平成30年度第2回湖南市障がい者施策推進協議会を始めさせていただきます。
 委員14人中、本日の出席委員は10人、欠席委員は4人です。湖南市障がい者施策推進協議会運営要領第2条に基づき出席委員は3分の1以上ですので本協議会が成立することを報告させていただきます。
 また、会議の内容は会議録として市のホームページに掲載されますことを合わせてご報告いたします。
 次に資料の確認をさせていただきます。
(資料確認)
資料1 障がい福祉計画の達成状況
資料2 平成31年 湖南市予算の概要
です。本日障がい福祉計画の達成状況につきまして、みんなで取り組むつばさプランのほうもご覧いただきながら進めさせていただきたいと思いますのでお持ちでない方につきましてはご用意していますのでおっしゃってください。
 また、事前にお渡ししております資料2につきましてはまだ確定済みではない資料となりますので、会議終了後回収させていただきますのでよろしくお願いいたします。
 それでは次第に基づきまして進めていきたいと思います。
 本来でしたら協議会会長にご挨拶いただきまして、議事進行をお願いするところですが、会長は体調不良によりまして欠席をされていますので、「障がいのある人が地域でいきいきと生活できるための自立支援に関する湖南市条例」第28条第3項に基づき副会長に職務を代行していただきたいと思います。
 それでは議事進行をよろしくお願いいたします。

1.あいさつ

副会長

 会長が体調不良のため私のほうで進めさせていただきます。
 この推進会議に関しましては、みんなで取り組むつばさプランにつきまして多くの時間を費やして計画を作成してまいりました。この作成したものが一人でも多くの市民の方に知っていただけるということと、作成したことが実際地域の中で数だけではなくてどのような成果を上げているのだろうかというようなことを施策推進協議会で責任を持つという会議だと思います。
大変、現在この圏域でも障がいのある人達の養護校卒業後の働く場所また一般就労等さまざまな、どれもこれも大切な課題が山積しております。
 今日はそういった点につきまして市のほうからダイジェストで報告を頂いて、忌憚のないご意見を出していただき、少しでも政策が進行していくようみなさんのご協力をお願いいたします。

2.議題 (1)市の障がい者福祉施策について

副会長

 それでは次第の2のほうにまいります。議題(1)市の障がい者福祉施策について、資料1の障がい福祉計画の達成状況と資料2の平成31年度湖南市予算の概要について一括して事務局より説明をお願いします。

事務局

(資料1・資料2について説明)

副会長

 事務局からの説明について何か質問、意見はありますでしょうか。少し内容を分けて論点を絞らせていただきますが、最初に説明のありました資料1の障がい者福祉計画の中で国全般として入所施設から地域移行へということで入所施設者の数を減らしなさいというのは、前も会長がおっしゃっていましたが目標の達成の人数を減していくということは現実的には難しいということで現状維持としていることで非常に珍しいことかと思います。現実今、入所施設に入ることは非常に難しい実態がありまして、この計画の中にも書かれています障がいの重たい方に対してもグループホームを体制整備していかなければならない。それに付随して地域生活支援拠点事業であったりショートの施設の充実であったりというもので、地域で重い障がい、高齢になっても暮らせるという点だと思いますが、どこの圏域で聞きましても非常に厳しくて、残念ながら本人の意向ではこの地域で暮らしたい。でもなかなか暮らす場所が見つからないということで現に滋賀県に来られている方もいます。暮らしということで何かありますでしょうか。

委員

 本校の実情等についてだけお知らせさせていただこうかと思います。実は入所施設につきましては、本校は〇〇に入所している子もおりまして、〇〇のほうから18歳以上の卒業生につきましては入所が望ましい方につきましては施設を探している状況ではありますが、県内では入所できる施設が無いので他県へ行っているという状況があります。今年度の卒業生につきましてもまだ3名が進路が決まっていません。その方については〇〇と協議しながら入所先を探しているという状況です。
 それとは別に本校の高等部の2年生から中学部の1年生までの今後5年間の生徒の実態ですが、家庭へ帰れる子は家庭生活ができるようにと思っていますが、今現状行動障がい等がありまして、入所が望ましいであろうという生徒が湖南市で、中学3年生で2人、中学2年生で2人、中学1年生に1人、甲賀市では高等部1年生に1人、中学3年生に1人、中学2年生に3人、湖南市甲賀市合わせて今後5年間に、5名ずつ入所が望ましいであろうという生徒がいるという状況です。先ほども副会長がおっしゃられたように県立の施設は作らない状況になっていますので、湖南市と甲賀市のほうでその人達の住まいの場は通所の生活介護に通いながら住まいをどうするかを見つけていかないといけない状況ですので、こういう状況を知っておいていただけるとありがたいと思っています。

副会長

 ありがとうございました。今説明がありましたように、行動障がいの方の地域生活を支える場所、簡単にグループホームに入れるかというとそうではなくて、この間、行動障がいを抱える親御さんで、もう自分の年齢は上がっていくし家庭ではとても支えていけない。でもグループホームにと言ってもホームヘルプ自体も行動障がいがあって安全確保ができない、ショートもなかなか対応できないということで実際のところ使えるサービスが無くてこれからどう暮らしていけばいいのだろうということで、家族の方からぜひとも行動障がいのある人に対してのグループホームを作ってほしいという声がありました。東近江、湖南圏域を見ますと来年度行動障がいに特化したグループホームであったり、地域生活支援拠点事業が行われるということです。
これまで重症心身障がい児の施設整備について自立支援協議会において〇〇委員を中心に課題として挙げておられてようやく施設整備が行われるというところまで来たのですが、そういう意味では障がいが重たいであったり、障がいが重たいだけではなくて、高齢になると我々もそうなんですが、できていたことができなくなって私共が運営するグループホームもこれまでは1人のキーパーさんで4人の支援ができていたのに、入浴などは2人で1人を支援し、それを24時間365日その体制を敷けるかといえばそうではなくて、そうするとその人を断るのか見続けるのかという所でもお金と人の問題、特に人の配置というのは難しいと思います。そういうことが現実としてあります。〇〇委員は様々な声を聞いておられると思いますがどうですか。

委員

 お話は切実に受け止めております。先日ある保護者団体の方々から、行動障がいのある保護者の方々ですが、同じようなお話がありました。ぜひこの甲賀地域で行動障がいのある方が暮らせるグループホームを作ってほしいということのお声がありまして、それについては保護者の方もそういう一定会を作って、サービス調整会議に参加していきながら声も上げていきたいし、僕が先ほど言ったことも考えていきたいとおっしゃっていました。その場では実態はよくわかるのですが、ではすぐグループホームを作りましょうということにはなかなかならないのですが、そういう実態の中で地域でそういう方々のグループホーム、まあこれまではどちらかというと信楽を中心とした中程度のグループホームはあるのですが、これからは重度の方も地域でグループホームで暮らしていただく形を進めていかなければならないということですので重く受け止めています。関連して、今回の地域生活支援拠点等整備についてはこのことも含めて地域でどういう形で支えていけるのかということも多分視野に入ってくるのだろうなというふうに思っているのですが、まだこれから検討されていくものだと思います。そういう経過を踏まえて1つでも2つでもそういうホームが出来ればいいなと思っています。隣の圏域ではそれに先行して行動障がいのグループホームをやっておられる法人がおられますが非常に苦労されています。法人ですべてを見ないといけない。先ほど副会長がおっしゃられたように24時間365日、行動障がいの方をマンツーマンで見ないといけないような方も中にはおいでですので、そういう方を見る体制、支援する体制を作っていかないといけない、それをひとつの法人がやっていくことの大変さも聞いておりますし、その辺も含めてじゃあどうしていくのかということをこれから検討していければといいなと思いっています。

副会長

 ありがとうございます。家族会の方や地域の関係の方から何か暮らしにということについていかがでしょうか。

委員

 私ども〇〇の状況をお伝えしますと、居宅介護については放課後デイサービスの利用者が増加していまして、居宅介護と行動援護事業は利用者が減少しています。ただし、児童においては重症心身障がい児の利用が増加しています。これで予算書を見ていますと重症心身障がい児移動入浴サービス事業は78000円ほど増えていて、ところが重症心身障がい者施設入浴事業が100万近く減額となっていますので、私たちの実態とちょっと違うのではないかと思いますが。それともう一つ受け入れる側の問題として15時から18時までの職員の確保が非常に難しいです。この点が乗り越えなければならない課題と考えています。

副会長

 予算減のことに関して何かありますか。

事務局

 100万近くの減額については、一部県補助金の事業に移行されたため、市単独の負担が減ったためでありまして、サービスが減少したものではありません。

委員

 ご確認いただきたいのは、重心の利用者がだんだん増えてきていると認識しているということです。

副会長

 暮らしの部分ではさまざまな配慮が出ておりますが、障がいの重たい方の暮らす場ということが非常に大きな課題で、国をあげて地域生活支援拠点等の体制整備ということが言われておりますが、全国でもなかなか十分な成果が出ていないという、まだそういう段階ではないかと思っています。ただ1ページに書いてあります精神障がい者にも対応した地域包括ケアシステムの構築ということで、32年度末までに会議が設置されていくということですが、実際に長期入院に至っている人が、自ら望む生活を選びとっていけるように地域定着ということなんですが、非常に現実感を持って見れば難しいと。親御さんが入院されたがために、精神で逸脱等がある方はその間介護者が介護できない状況になったために、本人の病状ではないのに入院せざるを得ない。ショートステイを使ったら不適応行為があって、何か月も入院しているという事例もあります。さらに、10年、それ以上入院している方が本当に地域で暮らしていきたいとなったときに、入所施設でということではないとすると地域の中のグループホームや居宅やそういったものでどうサービスを組み合わせていけるのか。あと本当に10年、15年入院している人を私も何人か地域移行の支援をさせていただいていますが、保証人の問題でありますとか、そもそも生活用品を整えるところからということがありますので課題は多いと思います。〇〇委員さんは後見をされていてそういった問題についてなにかありますか。

委員

 私の立場から言いますと成年後見制度利用支援事業については今後ますます増加するのではないかと思っています。後見人の報酬がなかなか支払えないので後見事業ができない状況にはならないようにしていただきたいと思っています。実績として2件となっていますが、今後も増えていくのではないかなと思います。

副会長

 親御さんたちの願いとしては、自分たちがいなくなっても我が子が権利侵害されることが無いように後見を立てたいと。費用の問題で非常に心配をされて、現実利用となるとためらってしまう方もたくさんおられます。そういう意味で地域での暮らしを支えていくとなりますと医療から金銭の管理から住まいからさまざまないろんな問題があります。また我々はグループホームをどう運営するかということだけなんですが、地域の中では新しい施設整備のとき、他圏域でも住民から反対の声が上がってなかなか実際にグループホームの開設をしていくのに非常に困難をしているということをこの間聞きました。そういう意味で言いますと、専門職だけがいかに支援するかということだけではなく、地域の理解がないと地域で暮らし続けることはできないということで、そういったところをトータルで進めていくということで社協さんや自治会の方も出席されていますが地域福祉ということでは湖南市は認識、理解は成熟してきていますでしょうか。

委員

 地域福祉についてはこれからどんどん進めていかなければならないと思います。障がいも高齢も児童もという区切りなくということなのですが、うちの社会福祉協議会では地域権利擁護事業と言いまして障がい等ある方の日常生活の自立支援をさせていただいています。例えばアパートに入るとか、病院に入るとかの保証人の部分が不安なところでして、それと同じで権利擁護を進める中でも財産をお預かりさせていただいているのですが、少し応援してくれる人が増えるといいのかなと。そこが無いので前に進めなかったり権利擁護の契約も足踏みしてしまうところがあったりします。地域で生活しようと思っている方を応援していくにはどうしたらいいかなと最近思っているところです。ここは障がい者施策の検討会ですが、高齢者にとっても権利擁護は大事なところです。将来の不安があって、後見も使えない方もいらっしゃって不安なのが現状です。そういうところで地域の方がちょっと日頃から応援して下さるといいのですが、孤立している人もいらっしゃるので、ちょっとそういうところを頑張らないといけないなと思います。

副会長

 うちの法人では障がいのある方の、自分でアパートの契約ができない方の事業を市の委託を受けて実施しています。保証人不在者への支援の在り方を検討しております。その中で住宅課の方や不動産会社の方に来ていただいたのですが、不動産会社の社長さんが会議に出た後に、今年に入ってから私に会いに来てくださって、実は某会社が持っていた社員寮で、3階建てのワンルームが30室くらいあって1階に食堂があるという物件が1棟事情で空いたので活用したらどうかと声をかけてくださいました。その社長さんにはいろいろご迷惑をかけたのですが、保証人がいなくても何かあったときにちゃんと駆けつけてくれるという支援があるのならどうかとも言ってくださいました。今後もお願いしますとお話をさせていただきました。最初は前向きではなかった方がいろんな協力をしてくださって、地域の中にいてくださることが大きな励みになるなと思います。そういう意味ではマイナスのことだけではなく、進んできていることもありますし、社会福祉協議会さんのサマーホリデー事業にうちも声をかけていただいて、作業所にもなかなか行けない引きこもりがちな方がボランティアで行ったところ、自分が作った物で子どもが喜んでくれたことが非常にうれしかったということがありました。これまで人の中に入れない方が少しずつ人の中に入れるようになったり、障がいのある人が支えられるだけでなくて、できることがあれば人を支える側にまわったり、後であがっていますが就労ということで、就職はしていないけれどもそういう活動に参加できるように、そういった意味では人と人とのつながりが少しずつ、いろんなところで生まれつつあるのかなというところでは湖南市らしいさりげない支援ということでは広がりつつあるのかなと思っています。後、みなさまから就労のことに関して何かありますか。
 今年度は1月までに7人の方が一般就労をされていて急に増えていますね。

事務局

 就労継続支援B型事業所や就労移行支援事業所から就労移行されています。

副会長

 これは、パート勤務であっても1人とカウントされるのですか。
 どこかの事業所がまとめて雇用されたということがあるのでしょうか。

事務局

 そうですね。アルバイトの方もそうです。国の制度で移行されたら報酬の加算があるなど制度が変わったこともあり、事業所さんが頑張ってくださっているところもあるのかなと思います。

副会長

 この間は障がい者雇用の水増しの問題で国家公務員の募集があって、先だって試験があったのですが1名頑張って試験を受けに行った方がおりました。そういう形で就労にチャレンジしている人もおられます。ただ残念ながら湖南市には就労移行支援事業所が無いという実態があるので、特に養護学校卒業生のアセスメントというところで全部信楽にあるという現状ではアクセスの問題もありますのでこの圏域の課題かなと思います。
 みなさま、他にも何かありませんでしょうか。

委員

 先ほどにもありました障がい者雇用ということで、県の教育委員会等につきましてもいろんなお声かけをいただきまして今本校でも事務補助と用務員補助の障がい者雇用ということで、昨日も卒業生1名と今日も本校の卒業生2名B型作業所のほうから見学に来てくれたりはします。極力その生活介護の事業所さんを受け入れさせていただいてできればいいのかなと考えています。そういった形と本校の高等部の分教室の軽度な生徒につきましてはできるだけ一般就労を目指してという形で先だっても変更させていただいたり、職業教育の充実ということを目標に、障がい者雇用による一般就労をめざしておりまして、ここ数年ではずいぶん成果が出てきていると思います。ただやはりまだまだ生活介護の事業所に頼る重度の生徒もいるという現状もあります。先ほども入所施設については湖南市、甲賀市で5名ずつと申していましたが、生活介護の通園の生徒につきましては31年度から事業所が新設されるということで本当にありがたくて、このあと5年間で11名の通園を利用するであろうという卒業生がいるのですが、行き場が見つかったなと思っています。ただ、知的障がいの生徒につきましては、湖南市で5年間で14名、甲賀市で15名の生徒がこのあと卒業するということで、だいたい1学年3名程度の生徒が卒業していく状況ですが、事業所等については数はあると聞いていますが、定員が不足している状態で実習等では受け入れは可能なんですが、実習は受けても採用はなかなか難しいですと言われているのが現状であるということが一つあります。先ほど副会長がおっしゃったように就労移行と自立訓練の事業所が湖南市、甲賀市には数が少ない状況ですので、どうしても一般就労か生活介護かという選択肢しかなくなってしまいますので、間の子どもたちといいますか、一般就労は一般就労に向けてがんばれるというところがあればいいなと思います。今現在では他圏域の事業所に何名かの生徒が行っているという状況です。

副会長

 ありがとうございました。就労というところでわれわれの事業所でも障がいを持つ人の就労の依頼だけではなくて、私たち自身が法人の職員としてどう障がい者雇用ができるんだろうかということを考え計画をしていかなければならないと。お願いをするだけではなかなか進まないと思います。事業所としての自己責任というものも考えていかないといけないと思います。
 去年も5歳の女の子が覚えたての字で「もうしません。許して下さい。」と書いて亡くなった。今年は小学校4年生のお子さんが発信しながらも救えない、支援の手は伸びたのですが守り切れなかった。そういう意味でああいった事件の後、非常に虐待の通報、相談が増えていると新聞でも出ておりました。そういう意味で虐待防止対策、予算だけではないんですが、事業費が若干減ですがおそらくそういったところの啓発であったり、地域で見守っていくということが、貴い命が亡くなったことをきっかけに、我々だけでなく当然市民の方も虐待ということにアンテナが高くなっていくんではないかと。そういったときに研修であったり啓発であったりとうことは、貴重なタイミングだと思いますので、ああいった悲しい事件を糧として啓発の企画をしていただければと思います。他に何かありますでしょうか。

委員

 先日、運営会議に出席したときに、居宅部会の方からこの圏域で入所施設で22人の定員の空きがあるとお聞きしました。しかし実際は埋まらないというお話がありました。埋まらない状況はよく理解しているつもりです。一つは歴史のある施設としましては、終の棲家ということで他府県から来られている方も含めて暮らしている方がたくさんおられますし、そしてもう一つは高齢になったとは言え介護負担、病院の負担が増えてもすぐには介護に移行できるかと言えばそうではないということも含めてよく理解しているつもりなのですが、ただ、先ほどもお話がありましたように高齢と障がいの垣根がだんだん低くなって、先日もサービス調整会議の相談部会で〇〇さんの共生型サービスの取り組みの話をいただきました。そういう形で高齢の分野の事業所が、障がいの方々の日中をケアするということも生まれてきているという状況の中で、入所施設が不足しているという状況の中で、数字だけではないとは思いますが、こういう実態をどのように考えていくのかということを真剣に考えていかなければと思っておりまして、実態はよくわかるのですが、タブー視しないで議論は進めていくところではないかと思っていますが、ご意見いただければ参考にお伺いしたいのですが。

委員

 非常に答えにくいのですが、古い施設になりますと、寮生さんの流れができています。その流れに沿った方でしたら問題はないと思います。ところがかなり問題があるのは自閉、しかもかなり強い行動障害を持っている方、そのあたりが問題化しているのではないかと思います。そのような問題があるのにもかかわらず、数だけで受け入れられていないのではないかというのは酷だと思います。各施設も頑張っているのですが、ノウハウとして重い人たちをどう見ていくのかということになると、〇〇もそうですが、うちの施設は必ずしも得意ではないです。もう一つ問題はご本人さんそのものです。ご本人さんそのものがそれぞれの年齢に応じた時につかむことをつかんで成長しておられないのです。それがあってさんざんそういう場を対応していないものですから問題行動そのものがひどく重度化し、それを施設が受けるのは確かに無理です。それをこれからどうしていくのかというのはもっと重要なポイントです。今の在宅の人たちをそれぞれの年齢に応じたものをつかんで成長するにはどうするかが課題かと思います。おそらくほっておけば重度化を抱えたまま成長します。
おっしゃることはわかりますが、それぞれの施設のノウハウに限界があります。そのあたりのことをどうして行くのか、ご本人さん自身の問題としてそういう問題行動をエスカレートさせない、年齢に応じたものをつかんで成長していく、例えば順番を待つなど、そういうような在宅の方のバックアップをきっちり押さえないとこれからますます増えてくると思います。私たちもそれを心配しています。在宅だというものの、結局入所者を増やしていって、かなり問題を抱えた状態で入所せざるを得ないと。それが今の状態だと。それをご理解いただきたいと思います。

副会長

 現実に、滋賀県の数だけの問題だけでいうと40数床空床があるという実態があるのは事実です。今〇〇委員がおっしゃたように数が空いているからどんな方でもすぐにどうぞというわけではないという実態はよく理解しております。ただこの間、ある高齢の親御さんのお子さんが、やはり行動障がいのパニックによって突然ガラス等割れてしまうので、もう虐待と保護の間にあると思うのですが、施錠をして窓の位置を天井のほうに変えて、そこで過ごしてもらう。食事をお母さんが運んで、入浴はお父さんとお母さんがそろった時にというようなことで、いわば本人の意思では部屋から出ることができないわけですから。2年ほど前に大阪でお子さんを監禁したということがありましたが、年齢に沿った力を獲得するということで言うと、訓練、介護ということは、元々先ほど〇〇委員がおっしゃったように、施設のノウハウ、知識、我々専門的な力量をつけていかなければならない。ただ、行動障がいに関しましても、行動障がいという言葉が出てきたのが近年、その前には統合失調症の人達が働きに来る。精神病院から地域に出てくるということでどう受け止めていくのかということを私が働き始めた80年代の半ばはもう統合失調症、今は、統合失調症の人は薬で充分コントロールできる。今はそうではなくてほとんどが発達障がい。知的には非常に高い能力を持っているけれども社会的には難しい。コミュニケーション能力が無いということは逸脱してしまったり、本人にとって必要な行動なんでしょうが周囲から理解されない。地域から排除されてしまったりという事例も数々あります。そういうことで言いますと、ほぼほぼ数分間のやりとりで答えが出るようなことではないですが、できましたら施策推進協議会が年に2回ありますので、今出ましたような高齢の障がい者であるとかある意味テーマ性を持って議論していくことも必要ではないかと思って聞いておりました。65歳以上の通所施設の方の利用のあり方なども大きな課題になって、共生事業を実施している事業所もありますし、重症心身障害の通所施設をこの圏域にこの時代に作ったということですので、あきらめるのではなくできることから議論を積み重ねて形にしていけるのだということがないと、言っても無駄だからと言うことすらしなくなることではいけないのではないかなと思います。ぜひ、テーマを決めてやってもいいのではないかなということを提案させていただきます。
 議題2を終わりまして、事務局よりその他についてお願いします。

4.その他

事務局

 その他ということで1件お願いを申し上げたいと思います。この協議会の委員のみなさまの任期が2年となっておりまして、来月末日を持って任期満了となります。昨年の計画策定より貴重なご意見をいただきましてありがとうございました。来年度以降につきましては、また事務局から改めてお願いをしていく予定でおります。今後とも障がい福祉をはじめとする福祉事業へのご理解ご協力を頂きますようよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

副会長

 ありがとうございます。非常に課題は多いですが、みなさま方の力をお借りしまして福祉施策が推進して行けるようにみなさんのご協力をお願いいたします。それでは、閉会にあたりまして、健康福祉長よりごあいさつをお願いします。

部長

 それでは閉会にあたりましてひとことごあいさつ申し上げます。みなさま本日は大変お忙しい中お集まりをいただきましてありがとうございました。そしてただいまは熱心にご議論いただき、大変貴重なご意見、もちろん耳の痛いご意見もあったと思います。特に重度の障がいの方、行動障がいの方のご議論であったり、高齢の障がい者の方をどうしていくかということは喫緊の課題ではありますけれども、なかなか解決が難しい課題ではないかなと。そこに地域生活支援拠点整備、それもこの圏域でどうしていくのかということもなかなか一足飛びに議論が進んで行くものではないのかなとは思いますが、先ほどもおっしゃっていただきましたように、重心の施設を作ってきたということを自信に変えて、この圏域に実現できるようにみなさんと一緒に継続できるようにしたいと思っております。またお話の中で、例えばグループホーム設置について地域からの反対意見があるということがありました。今、国は地域共生の実現ということで我が事丸ごとというようなことを推奨しながら、地域づくり、つながりの再構築を進めようとしています。本市におきましても、支え合いのまちづくりということで、来年度から本格的にまちづくり協議会ごとに地域生活支援コーディネーターと言われる人、また、協議体と言われる話し合いの場を作っていき、地域での地域住民での主体的な支え合いの地域づくりが進むように進めていきたいと考えております。特に協議体と言われる組織におきましては、ここにおられます事業所の方、また当事者の方に積極的に関わっていただきながらご意見をおっしゃっていただき、これまでの取り組みの懇談会の中では、どうしても地域の住民の方からのお話の中に、障がい者の方のお話があまり出てこないんですね。まだまだ身近な問題として取り上げいただきにくい問題の一つかなと思っておりますが、それを改善といいますか、より良くしていくために推進会議という場にぜひここにおられる方々に積極的にご参加いただきまして自分たちの困っておられること、またできること、そういったことを発信していただき、みなさんと一緒に地域のそれぞれの課題を解決していく取り組みにご参加いただけたらなと思っておりますので、ご協力をお願いいたしまして閉会にあたりましてのごあいさつとさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。

終了 午後3時25分

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 社会福祉課 障がい福祉係
電話番号:0748-71-2364
ファックス:0748-72-3788

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