第30回 湖南市都市計画審議会議事録
湖南市都市計画審議会議事録(要旨)
開催日時
令和元年8月6日(火曜日) 午後1時50分~午後3時45分
開催場所
湖南市役所東庁舎3階 大会議室
出席委員数
委員11名(欠席3名)
事務局7名
会長あいさつ
審議会成立報告 (条例第5条第2項)
委員紹介
配布資料確認
審議
事務局
それでは、以後の議事進行を会長にお願いします。
会長
まず、1つ目の協議でございます。事務局より説明をお願いいたします。
協議事項
大津湖南都市計画菩提寺イワタニランド南地区地区計画の決定(案)について 資料1
資料1大津湖南都市計画菩提寺イワタニランド南地区地区計画(案) (PDFファイル: 1.3MB)
事務局説明
会長
ただいまの説明に関しまして、ご質問やご意見はありますか。
委員
今回の地区計画の区域内に農地は含まれているのか。
事務局
今回の地区計画の区域内における登記地目は山林および雑種地であり、農地は含まれていない。
委員
当該地は都市計画区域内の市街化調整区域なのか。
事務局
本市は市内全域が都市計画区域内であり、その中でも当該地は市街化調整区域である。
委員
今回新たに開発されるB地区について、雨水排水は、調整池や用悪水路を経て県道側溝に放流というが、問題ないか。
事務局
県道側溝を管理する滋賀県甲賀土木事務所とも協議ができており、問題ない。
委員
B地区で新たに設けられる道路は2ヶ所でA地区の道路に接続しているものの、A地区の道路は現状1ヶ所のみで県道に接続しているが、問題ないか。
事務局
基本は2ヶ所以上で区域外の道路に接続となる。委員ご指摘のとおり、B地区で新たに設けられる道路はA地区の道路に2ヶ所で接続しているが、A地区の2つの道路は最終的に合流したうえで県道に接続しており、現状は当該地区計画区域内から区域外の道路へは1ヶ所でしか接続していない。ただ、A地区の道路は大部分が別々の道路として供用されており、確かに重複する区間もあるが、それは県道に接続する短い区間である。また、A地区の未開発部分が開発され道路が築造されると、当該地区計画としては、最終的には2ヶ所で地区計画の区域外の道路に接続する。
委員
過去にA地区が開発された時に設けられた公園を、B地区を開発する際に調整池として土地利用するということか。
事務局
そうではない。A地区の公園とB地区の調整池は隣接しているが、既存のA地区内の公園の隣にB地区の調整池が設けられることになる。
委員
ゴミステーションは、B地区内に一つしか設けないのか。また、規模は適正なのか。
事務局
本市の開発指導要綱で定められた基準は満たしており、適正である。
委員
将来ゴミステーションを2ヶ所に増やす可能性を持たせた計画の方が好ましいのではないか。
事務局
本市の開発指導要綱で定められた基準は満たしており、適正である。
委員
公園の面積については、地区計画全体で必要面積を確保できているのか。
事務局
確保される計画となっている。
事務局
数々の貴重なご意見をいただき、ありがたい。今回いただいた意見を踏まえて、次回の審議会に諮らせていただく。
協議事項
大津湖南都市計画道路の変更及び大津湖南都市計画交通広場の決定(案)について 資料2
大津湖南都市計画道路の変更及び大津湖南都市計画交通広場の決定(案) (PDFファイル: 18.2MB)
事務局説明
会長
ただいまの説明に関しまして、ご質問やご意見はありますか。
委員
駅舎の完成予定は令和5年ということだが、石部駅利用者にとって駅のバリアフリー化は悲願であり、早く実現できるよう前に進めてもらいたい。また、駅舎北側の安全対策は大丈夫か。
事務局
駅舎の整備期間については、6月に市が実施した地元説明会等でも、早期の駅舎整備を求める意見を多数いただいた。市としても、順調に整備が進むよう努めていきたい。駅舎北側の安全対策については、駅舎南側を含めて、どのような施設を設置して安全対策を講じていくのか検討していきたい。
委員
石原線について、当該地域が工業地域ということもあるのかもしれないが、歩道が片側のみでも問題ないということか。
事務局
交通調査は実施しており、その結果を踏まえて、歩道が片側のみでも問題ないと考えている。
委員
石部の景観まちづくりに携わっている。駅舎のデザインについては、機能性や安全性に加えて、地域住民の意見を踏まえて設計されるよう期待したい。
事務局
駅舎を設計する際は、本市が定めている公共施設の景観形成のガイドラインに則り進めさせてもらう。
協議事項
湖南市都市計画マスタープランの改訂(案)について 資料3
湖南市都市計画マスタープランの改訂 (PDFファイル: 1.6MB)
事務局説明
会長
ただいまの説明に関しまして、ご質問やご意見はありますか。
委員
県都市計画課と協議される際は、県が県全体の区域マスタープランを現在見直しているということなので、十分整合を図られたい。パブリックコメントを実施した結果は、当審議会には報告しないのか。
事務局
パブリックコメントを実施後、議会の議決を得る前に当審議会に結果を報告できるよう検討したい。
委員
都市計画マスタープランを改定する際には、少子高齢化等、現在発生している事象に合わせて計画を見直すのではなく、市として「どういう街をつくりたいのか」という視点を持つべきである。
事務局
委員ご指摘のとおりである。人口が全国的に減少していく中、市としてどのようなまちづくりを進めていくのかが課題である。また意見を頂戴したい。
委員
都市計画の制度ができて以来、全国的に人口が減少するという局面を、現在初めて迎えている。そのような問題に直面している中で行う都市計画マスタープランの改訂なので、今回の改訂は重要である。
委員
最初の協議事項であるイワタニランド南地区地区計画や、2番目の協議事項である石部駅整備、前回の審議会で同意の答申をした石部緑台地区地区計画のように、明るい話題もある。
事務局
貴重なご意見をいただき、ありがたい。次回の審議会において、改めて議論をお願いしたい。
会長
本日の協議事項は以上となります。ありがとうございました。
閉会
建設経済部長あいさつ
午後3時45分終了
更新日:2019年10月29日