令和元年度第5回湖南市総合教育会議会議録

更新日:2020年03月19日

令和元年度 第5回 総合教育会議 要点筆記

開催日時 令和2年2月14日(金曜日) 午前10時30分 開議
開催場所 湖南市役所西庁舎 3階大会議室

会議次第

1.市長あいさつ

2.議題 

  1. キャリア教育の取組について
  2. 学校の標準服の考え方について
  3. 令和元年度総合教育会議の総括と令和2年度への課題について

会議に出席した委員

5人

会議に出席した事務局職員   

14人

会議を傍聴した人

なし 

会議内容

事務局

みなさんこんにちは。本日は令和元年度第5回目の総合教育会議にご出席いただきましてありがとうございます。開会前の市民憲章唱和につきましては定例教育委員会に続いての会議ということで割愛させていただきます。
それでは市長から挨拶を申し上げます。

市長

みなさま、あらためましておはようございます。委員の皆様には定例教育委員会からの引き続きということで大変お疲れ様でございます。平素は湖南市の教育行政にお力添えをたまわっていることに感謝申し上げたいと思います。昨日初めて新型コロナウイルスでの国内感染による死亡事例が確認されたところであります。この新型コロナウイルスにおいては不顕性感染であること、感染力が強いということ、感染後の重症肺炎という3点を特徴としておりまして、今のところ統計上では致死率が低いとはいえ、インフルエンザとは異なる危険な感染症であるということを再認識する必要があるというふうに考えております。子どもたち自身の人命に関することでもありますし、マスクの着用や手洗いを徹底させていただきたいと思いますし、その一方で福島第一原子力発電所事故での福島県民に対して見られた偏見による風評被害のような人権に関する問題が生じないように、児童生徒に対する指導を、学校を通じてしっかりとしていただきたいと考えております。一方政府は、令和元年度補正予算と令和2年度当初予算によりましてギガスクール構想を推進するとしております。本市におきましてもこの政府の構想に呼応いたしまして、令和2年度の当初予算を組んでおりますので、教育委員会と連携をしながら学校現場に一人一台端末と高速大容量通信回線を接続しながら、一人ひとりの多様な特性に応じた取り残されないような教育機会の提供につなげていきたいと思っておりますのでどうかよろしくお願いいたします。今日は3題の議題がありますけれども有意義な議論となりますようよろしくお願い申し上げます。

事務局

ありがとうございました。それでは湖南市総合教育会議運営規則に従い市長に議事進行をお願いしたいと思います。

議長

それでは議題に沿って進めてまいります。まずはキャリア教育の取組ということで、まず事務局より説明をいただいてから三雲東小学校の事例を発表していただきます。よろしくお願いします。

学校教育課長、学校教育課指導主事、三雲東小学校教諭

1.キャリア教育の取組について説明

議長

ただいまの説明につきまして委員のみなさまからご意見等ございましたらお願いします。

教育長

確認ですが、湖南市は教科研究会の中に国語部会や算数部会などいろいろありますけれども、キャリア教育部会というのはあるんですか。

三雲東小学校教諭

あります。私が事務局をやらせていただいておりまして、部会長は小学校が石部南小学校の教頭、中学校が石部中学校の教頭です。

教育長

県のキャリア教育部会もそこにつながっているんですか。

三雲東小学校教諭

つながっているというよりも、私が県のキャリア教育部会の事務局もしておりまして、勉強してきたことを市にフィードバックしています。また全国のキャリア教育部会も3年ほど前にできようやく動き始めたところです。

委員

キャリアパスポートについて、子どもたちが個々で保管して持ち上がっていくのですか。

三雲東小学校教諭

おそらくですが、便宜上学校で保管しておき、子どもたちは自分のものについてはいつでも見られることになっていると思います。ただ12年のスパンになり、紙だと材質的に持たないと思いますので今後どうしていくか、また12年にわたり綴っていく内容についてもどうするかが目下の課題です。転校などの際も個人に渡して次の学校でも使ってもらえるようになっています。

委員

今のお話の中でキャリア教育は何かということで、それまでの進路指導に対して平成11年ごろからいわゆるキャリア教育というふうに考え方が変わって行われたということですが、変わったときにどんな考え方の変化があってそうなったんでしょうか。

三雲東小学校教諭

平成11年はキャリア教育が出てきたばかりで、どうしていこうかという話し合いが始まったころです。キャリア教育が学校現場に入ってきたのはもっと後で、全国組織が立ち上がったのが最近というのもそのためです。考えるにいろんな社会の変化が変わってきたということで、いわゆる大量生産大量消費の時代からエコの時代に変わってきていますし、少子高齢化も進んできていますし、社会全体としてはソサエティ5.0ということでAIが登場してくると思われます。そんな中で今の小学生が大人になるころには65%の仕事が新しい職業になっているだろうという話も出てきており、職業観を考え直さなければいけないだろうと。これまでも就職氷河期があり就職したくても就職できない、だったらどうしたらいいか、終身雇用制の崩壊や同一労働同一賃金などいろんなことが変わってきて、職業というものをもう一度考え直さなければならなくなってきました。今の職業適性だけじゃなく本当に子どもたちが自分で考え自分で選んでいって、いまこんな仕事をした方がいいやなど、いろんなことを考えていかなければならなくなって、職業観がすごく揺り動かされている時だと思います。小さい時からいろいろ考えなければならないので基礎的・汎用的能力というような大層な題がついているんだと思っています。

委員

確かに「キャリア」という言葉が盛んに使われるようになったのがこの時期ですね。

三雲東小学校教諭

そうです。キャリアアップなど「キャリア」という言葉をよく聞くようになったのがこの頃だと思います。

議長

授業の湖南市スタイルは実際にどのくらい定着しているのですか。

教育長

型としての湖南市スタイルは100%というと言いすぎかもしれませんが、すべての教科で9割はいってるでしょうね。体育でも運動場にホワイトボードを持ち出してやってますし、私が思っているよりみなさんよく受け入れていただいていると思います。ただ、授業の質を高めるために特にめあてをしっかりとしてそれに対する教師のまとめをきっちり押さえるというところに行きつつあると思います。まだそこは内容的に改善の余地はあります。

委員

学校に授業を見に行かせていただくと、湖南市スタイルを進めるために先生方が黒板にきっちりとめあてを書かれていて、そのあともそれぞれの考えを話し合うという議論を重視するというのがなされていて、一方的に先生の話を聞くということのない現代の授業スタイルを実践されています。こうなってくると椅子の配置が重要になってくるのですが、湖南市の学校では議論ができるような配置になっていると考えてよろしいでしょうか。

三雲東小学校教諭

授業と学年によると思います。低学年はどうしても先生主導にならざるを得ないというところがあって、前向きの教室が多いです。学年が上がっていくにつれて向かい合った配置をしている学年や学級もあります。どちらかというと最初は前を向いていて議論するときに机を合わせるというスタイルが多いかと思います。教室の広さと人数に影響を受けますが、意識は各教科でできていると思います。

委員

キャリア教育について説明を聞いてよくわかりましたが、保護者への周知はどのくらいされていますか。

三雲東小学校教諭

その部分は不足しているところだと思います。いろんな取組は伝わっていると思いますが、それがキャリア教育だと説明する場はなかなかないと思います。教師の中でも聞かれてとっさに説明できる者も少ないですし、もうちょっと広めていかなければならないなと思っています。「楽しくて力のつく湖南市教育」にもこのキャリア教育のエッセンスが結構入っており、意識はできているのだけれども広がりは鈍いかなと感じています。

委員

子どもたちに将来の夢はなんですかと聞いたときに、職業名が出てくるものなのですか。

三雲東小学校教諭

職業が出てくる子もいればまだわからない子もいます。もうすぐ卒業式 があってそこで配られる最後の校報では大概自分の夢が書かれているのですが、職業がこれと決まっていることがいいのではなくて、今探してるということが自分でわかっているということが大事だと思います。社会の変化を読みながら自分を見つめるというのがキャリア教育だと思います。

委員

自分が決めた職業に就けなかった場合の挫折感があったりして、もっと大きな意味でどういう人間になりたいなどの指導ができればと思います。定年後に目的がなくなって居場所がない人たちがたくさんいると聞きますし。

三雲東小学校教諭

社会人になるといろいろと挫折することもありますが、その局面でも次はこうやっていこう、こうなったらこうすればいいと前向きに考えられるような指導が大事だと思います。

議長

キャリア教育について今後はどういう進め方で市内全体に浸透させていこうとしておられますか。

三雲東小学校教諭

キャリア教育主任にそれぞれ各学校の良いところを生かして職業意識だけではなく学級活動を要として、カリキュラムマネジメントの範囲でいろいろな教科やものとつなげていくようなキャリア教育の啓発をしていただきたいと思います。

委員

先生方のキャリア教育に対する考え方も曖昧なところがあるというお話でしたが、全教科でやっていこうとすると先生方の連携や学校間の連携に加えて保護者との連携も必要になってくるのではないかと思います。せっかく学校でやっていても保護者がつぶすようなことになってしまうと子どもたちも混乱しますし、意識の共有化ができるといいですね。

三雲東小学校教諭

キャリア教育って意識していないだけで意外と身近にあるものなんです。それに気づくと皆さん腑に落ちると思います。

委員

革命ですね、本当に。学歴尊重主義、大会社に勤めて一生安泰、そういった考え方と全く違って、その時その時の豊かな経験が次のステップにとってより開けてくるということを言っているわけですから、これまでの日本の職業観からするとなかなか理解してもらえないと思いますが、私は面白いと思います。実際若い方で活躍しはじめている人は、そういうキャリアの中でお互いを認め合い議論しあうという世界が実際できていますから、子どもたちには早いうちから開かれた経験の世界があるということを教えておくということは大切だと思います。

三雲東小学校教諭

「社会の中での自分の役割を果たしながら」という前提がつきますが自分らしい生き方を見つけるのは素晴らしいことだと思います。

委員

実際、キャリアを大切にして採用する会社が増えてきていると思います。今は学歴だけでうまくいくと思ったら大間違いですね。

教育長

キャリア教育に直接関係ないかと思いますが、湖南市教育の教育方針に書いてあることは、各種教育というところで人生100年時代を豊かに生きるために4つの教育を大事にしますということで、一つ目がキャリア教育、二つ目が主権者教育、三つ目がプログラミング教育、四つ目が健康教育です。私自身キャリア教育部会があることを知らなかったもので大事なことですね。

議長

特に他になければこれでこの議題は終わりにしまして、引き続きキャリア教育の推進についてよろしくお願いいたします。議題の二つ目、学校の標準服の考え方について説明をお願いします。

学校教育課長

2.学校の標準服の考え方について説明

議員

ご意見のある委員の方、お願いします。

委員

標準服と制服という考え方がありますが、中学校が制服ということですが、制服が高すぎるんですよね。しかも一定の店に偏ってるんです。そのへんをどうやってクリアすべきなのか、いろいろ問題が起こっているようですが何とかならないもんでしょうか。利益が一定のところに偏ってしまって、しかもそれが結構高い。いろんな人からいろんなクレームが出ていて前からちょっとおかしいなと思っていました。

学校教育課長

菩提寺北小学校では標準服を導入しようとしたとき、色や形が似ていれば一般の量販店で買える服でもいいよということにしようとしましたが、結果的には標準服導入を見合わせることになりました。中学校の方もここでしか買えないというのは校長も困っていますが、じゃあどうするかは未だに課題になっています。

委員

まだクリアできていないんですね。一定の店に行かなければ買えないですからね。

委員

ここでしか買えないとかそれはどこで決まっているんですか。教育委員会で指定しているんですか。

学校教育課長

教育委員会が指定しているわけではないです。繊維組合でここの制服はここのお店でというふうになっています。

委員

利益が偏るというのは制服以外にも中学生の自転車も一つのお店に偏っていると思うんです。学校の近くに住んでいるのに自転車に乗っていかなければならないとか。そもそも標準服は必要なのかというところから議論していただければと思います。私たちの子どものころは標準服を着ていって、学校で体操服に着替えていました。今は標準服を毎日着ていっていいんですかとの声もあるぐらいで、そのへんが本当に標準服っているのかなという感じになります。

委員

湖南市繊維組合というのがあるんですか。これが湖南市の学校の標準服や制服の販売を管理しているのですか。

学校教育課長

この学校の制服はこのお店で、というのがあるということは聞いています。

委員

体操服もそのお店に行かないと買えないんですよね。

議長

こうなった経過を調べてみてはいかがですか。今の現状がこうなっているという経過を調べてから議論した方がいいかもしれませんね。

委員

疑問に思っている保護者もたくさんいる訳ですから、このまま放置するのも具合が悪いと思います。

議長

もう一点直接制服に関係しないのですが、卒業式に羽織はかまを着てくるのはどこまで許されるか。また「派手」ということばかりが目につきますが、苦しさを訴えたり階段の昇降に支障をきたしたりと、はかまなど着たことのない子どもたちがトイレにも行けずに寒い体育館にいるというのもどうかと思うのですが、そのへんの実態把握などはどうなっているんでしょうか。

学校教育課長

前任校ではここ数年、女子がはかまを着てくることが増えてきていました。保護者さんの中には標準服がなくて、「卒業式の出席には普段の服装で華美にならないように」という一文があっても、「華美にならない」というとらえ方が「これを着てきてはいけない」という明文ではありませんから、校長として着てくるなとは言えませんでした。そのことについては今年度一年かけて考えましょうという投げかけを保護者やPTAにさせていただいています。

委員

コミュニティスクールの委員会でもなるべく派手なことはさせない、子どもたちが苦しんでるなら考えた方がいいと話題に上がっていましたね。

議長

LGBTの子どもにも配慮ということですが、実際に現場ではいかがでしょうか。

学校教育課長

LGBTかどうかは別にして、先日も「うちの子どもは女子だけれどもカッターシャツを着させたい、男子だからカッター、女子だからブラウスというのはおかしい」との電話がありました。また甲西中学校が実施を予定している保護者アンケートでも男子だから学生服、女子だからセーラー服という制服のあり方はどうかという設問もあると聞いております。下田小学校でも通学帽は女子がハット型、男子がキャップ型といった従来の慣例にとらわれずどちらを選んでもいいという性による区別ということが緩やかになってきているということが学校現場でもあります。

委員

女子だからスカートをはいていかなければいけないということもこれから見直されていくことはあるんですか。

学校教育課長

いま、そういう機運が高まってきています。服装など男子用と女子用と分かれてあるところでも基準を緩やかに考える方向にあることは事実です。

委員

甲西中学校で制服を改定する方向でと保護者アンケートにありますが、性の区別を緩やかにするような改定と考えていいのでしょうか。

学校教育課長

そうです。

委員

学校によって制服が違いますよね。特に女子ですが、これをもっと汎用性のあるものにできませんかね。転校したら買い直さなければなりませんし、学校によってちょっとだけ変えてあとは同じというようにすれば、制服バンクなども幅が広がるんじゃないかなと思います。

学校教育課長

そのようなご意見があったということは中学校の校長には伝えますが、ただ「自分の学校の制服はこれ」といった帰属意識というか地域の方のご意見も伺う必要もありますので、経済性としたらどこにでも売っているものがいいとは思いますが、そういったこともふまえての判断になりますので。

委員

制服をなくそうではなくて制服を変えようという話になっているのですか。

学校教育課長

はい、少なくとも中学校ではなくそうではなくて変えようとなっています。

議長

学校での判断次第ですが、教育委員会の中でも議論していただいて、その議論が論理的にできるような資料作りを校長先生がしておいていただけるといいのかなと思います。

教育長

小学校の標準服は緩やかなんですよね。ぴったり一緒じゃなくてもいい、だから中学校も標準服にすればいいのではないですか。安いのも買えると思いますし。

委員

なおかつ男女の区別のなく対応できますしね。一定の基準だけがあれば保護者としては助かると思うのですが。

議長

多分生徒指導上の問題もあるんでしょうね。どこかで自由度を出すと少し空いた自由度の中で華美になるとか、年頃の子どもたちなのでそこだけ目立つことをするとか、それを学校現場でどう抑えたらいいかとか。

委員

一時改造制服が流行りましたからね。

委員

それはそれで考える力を養ういい機会かもしれませんね。

教育長

先日の校長会でもブラック校則の問題で、主権者教育として捉えたら校則の見直しは子どもたちにやらせてくれ。教員の生徒指導上の必要性から校則を変えるのではなく、子どもたちに議論させて先生たちも言うそこをクリアするにはどうしたらいいかなどについて議論させてくれとなりました。この標準服などの議論も子どもたちは参加せず、実は親の話になっているのですね。

委員

少なくとも5、6年生は参加させたいですね。子どもで決められるようなそういう機会を設けたらどうですか。

教育長

転校生が高い制服を買い直さなくてもいいように。

委員

なぜそうしなければならないかを自分たちで考えさせたらいいかも知れませんね。

委員

中学校で頭髪は決まりがあるのですか。昔の丸坊主時代から、長髪が認められたときにどんな髪形をしてくるのだろうなど考えたものですが、いまはあまり頭髪が派手な子はいないように思いますね。それと同じように校則もある程度緩やかな縛りでいいのかなと思います。

委員

茶髪は禁止ですか。

学校教育課長

染髪は禁止です。

委員

教育長がおっしゃるように子どもたちに議論させることが重要ですね。

教育長

湖南市は主権者教育を重視しておりますから。いずれにしても来年度子どもたちが議論する場を設けたいと思います。

委員

つまり道徳の時間に必要なことだと思います。

議長

よろしいですか。現場の校長先生を中心に子どもたちと十分議論していただくということでよろしくお願いします。では最後の議題に移りたいと思います。令和元年度の総合教育会議の総括と令和2年度への課題についてということで、よろしくお願いいたします。

教育長

特に説明することはないのですが、確認をしておきたいのがいわゆるゲストスピーカーについて、第2回8月に中学校における部活について県の福永教育長に来ていただきました。また第4回12月に問題行動で甲賀警察署から来ていただきました。それ以外に第3回の日本語指導にさくら教室から来ていただきました。来年度もできるだけゲストスピーカーをと思っています。

議長

スマホの会社に来てもらうのもいいと思いますね。

教育長

それから本年度は5月の計画の時に各回3題目を空けておいて教育委員さんから話題提供などもいただきました。次年度も同じようにしていきたいと思いますので、引き続き話題提供もお願いしたいと思います。新しい話題にもどんどん手を伸ばしていきたいと思っていますので教えていただけるとありがたいです。

議長

特にないでしょうか。また新年度に入ってから議論させていただければと思います。注目される議題もあろうかと思いますのでそういったものも適宜取り上げていきたいと思います。

委員

一点よろしいでしょうか。この前成人式にお邪魔したときに、市歌を歌う時がありましたが、みんな歌っていませんでした。市歌を習う機会がないのでしょうか。学校ではどうですか。

学校教育課長

教えてないですね。

委員

それなのに成人式で歌いましょうというのもどうかと思います。歌うのをやめるかちゃんと教えるかが必要かなと思います。

教育長

市民憲章は学校でやっていますが、市歌までは教えていないですね。いろんな機会で市民憲章の唱和はやっています。全校集会では校歌ですしね。また検討させていただきます。

委員

いじめをなくそうサミットで各校の子どもたちが合うのでそういうところで市歌を歌ったらいいのではないでしょうか。

教育長

市民憲章はやっているところもあるんですが、市歌も今後の課題にさせていただきます。

議長

教育振興基本計画のパブリックコメントの意見を見ていたら、一番最初に拉致問題に関するアニメ「めぐみ」の上映について記されています。内閣官房からもできる限り教育の中に取り上げてもらいたいということもありましたし、内容も悲壮的なものというよりは基本的人権と国家主権のありかたの問題でもあろうかと思いますので、これをどのように活用していくのかということについては十分に研究していただきたいと思います。特に全国的に通知は出ていると思いますので。

学校教育課長

小学校でも一部ですが子どもたちに見せて学習しているところもありますし、中学校の教科書では拉致問題について記載がありますので学習しています。

議長

他になければこれで本年度の総合教育会議を終了させていただきます。新年度もどうかよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

 

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

電話番号:0748-71-2314

ファックス:0748-72-1467

メールフォームでのお問い合わせ