令和3年度第1回湖南市総合教育会議会議録

更新日:2021年05月11日

令和3年度 第1回湖南市総合教育会議要点筆記

 

開催日時 令和3年5月31日(月曜日)午後1時30分~午後2時40分

 

開催場所 湖南市役所西庁舎 3階大会議室

 

会議に出席した委員

7人(市長、教育長、教育委員)

会議に出席した事務局職員   

11人

会議を傍聴した人

なし 

 

【会議内容】

事務局:皆さんこんにちは。定刻より少々時間が早いのですが皆さんおそろいいただきましたので、令和3年度第1回目の、湖南市総合教育会議、定例会を開催させていただきます。

委員の皆さんにはお集まりをいただきまして、誠にありがとうございます。

それでは最初に市長より一言ご挨拶をお願いいたします。

 

市長:みなさんありがとうございます。ご苦労さまでございます。まずコロナワクチン関係でございますが、今日の時点において、65歳以上の方の、湖南市においてはおおよそ40%を少し下回るぐらいの状態で、ワクチンの接種が進んでおります。来月・・ですから明日からですね、またスピードアップしまして1日の接種人数を増やしていくという形になります。

これは予定通りであり、更に言わせていただくなら、予定よりも早めて、7月の中旬には、65歳以上の方の接種の2回目が・・おおよそ済むかなと思います。できる限り、65歳以下の方で基礎疾患のある方、あるいは65歳以下の方についても、できる限り早めるという形で進めたいと思っております。早くすることと、みんなが、短期間の間に集団接種で集団免疫を得るということが、一番安心に繋がるんだと思ってやっております。何卒ご協力のほどお願いしたいと思います。

今日は皆さんお忙しいところをありがとうございます。それでは早速ですが、始めさせていただきます。よろしくお願いします。

 

事務局:それでは早速ではございますけれども会議運営規則第3条第1項に基づきまして、会議の議長は市長が行うと定められておりますので、市長の方で議事進行をよろしくお願いいたします。

 

市長:はい。それでは第1回の湖南市総合教育会議を開きたいと思います。

本日は一つ目として、令和3年度における取り組み重点事項について、

二つ目は、地域学校協働活動の取り組み報告。市内の全小中学校コミュニティ・スクール化への状況報告について。

三つ目は、地域づくり型市民大学について、現状と課題について、この三つの議題について議論をいただきたいと思います。

それでは一つ目の、令和3年度における取り組み重点事項について、教育部部長よりお願いいたします。

 

教育部部長:それでは、令和3年度湖南市教育の取り組み重点事項についての説明をしまして提案をさせていただきたいと思います。A4の1枚ものの資料の方をご覧いただきたいと思います。

それではまず、教育部三役、三役は、教育長、教育部部長、教育部次長の3人を指します。一番として、文化財行政の市長部局移管による、生涯学習課を始めとした教育部組織の再検討ということで、来年4月から文化財行政を市長部局に移管する予定ということになっております。で、生涯学習課がそれを所管しておりますけれども、その下には、文化振興、スポーツ振興、それとそれに伴う各施設の管理。それと、青少年健全育成という業務を持っておりますけれども、生涯学習課の仕事をどのように、見直していくのか。

それと、生涯学習は、教育委員会だけの仕事ではなくて、市長部局を始めとした、全市的なことですけれども、それに伴って、教育部組織をどのように、変えていくのかという、そういう検討を進めたいと思っております。2番目には部内3役会部内会議の定期開催によりまして、各課の課題、把握を早めまして、対処の方も、迅速にして参りたいと思っております。

教育総務課においては四つございます。

1番目として、学校トイレの洋式化改修工事、今年度は3校について、工事を進めていきたいと。それと、来年度の改修に向かって、3校の改修工事のための設計業務の実施にあたりたいと思います。

2番目として、GIGAスクールの端末が、全児童生徒に整備されましたので、それを授業で、安定的に稼働し、活用するために、端末の維持、管理、そういったところについて教育総務課であたりたいと思っております。すでに児童生徒によって、壊れたとか壊したとかそういったことがすでに出ております。たちまちは予備機を充てがったり、あるいは、5年間で2回というメーカー保証がありますので、そういったもので、修繕とかには対処したいと思っております。

3番目として学校給食費の安定した徴収と滞納分の徴収強化ということで、昨年度の途中から、各学校で担っていた学校給食費の徴収を給食センターで一手に集約し徴収を始めましたけれども、徴収システムを稼働してまいりましたが、なれない事務ですので、事務処理ミスというのも発生をしております。そういった、毎月の処理を安定的にするということ。それと第1目標の過年度給食費分も含めた滞納整理の、強化を図っていきたいと思います。

4番目としては、教育委員会事業評価による各事業のPDCAサイクルの推進ということで、当教育委員会の方でも事業評価を外部委員によってしていただいてますけれども、毎年指摘がありながら、それがちゃんとフィードバックされてないというところがございますので、教育総務課の方から、各課に対してきちっと、特に重要なのは、PDCAのCとAのサイクルの所をきちんと推進するように促していきたいと思います。

 

学校教育課においては5つございます。

1番目としてGIGAスクール端末の授業での有効活用の推進ということで、教職員への研修とか、授業での有効活用の、事例の紹介を通じまして、今年度末には、児童生徒1人につき1日で1時限から2時限程度の最低利用を授業での活用を進めていきたいと思います。

2番目の教職員の働き方改革の推進ということで、時間外勤務の削減が喫緊の課題ですけれども、法律で決まっている月45時間以内。年で360時間というのは、なかなか大きな課題でありますが、それをできるだけクリアするように、働きかけを各学校において、進めたいと思います。

3番目の、「たて・よこ・ななめにすき間なく、どの子ももらさない支援体制づくり」というのは、特別支援に限らず、すべての子の、支援を進めるという意味でございます。

4番目は、「日本語初期指導教室の充実をはじめとした、外国籍児童生徒への対応の充実」というのは、さくら教室だけではなくて、すでに導入されている翻訳システムとか、自動音声翻訳機とか、外国人通訳を通じて、外国籍の児童生徒にあたりたいと思います。

5番目のキャリア教育及び主権者教育の推進というのは、自分の将来を決めるということと、自分の将来を決めていける能力を培うということを、学校教育の中で推進をしていきたいと思います。

 

生涯学習課においては6つございます。

1番目は、文化財行政の現状と、課題の整理と再構築ということで、文化財行政を市長部局に移管という予定を言いましたけれども、それにあたっては現状の整理、課題の解決というのが必要でございます。また、再構築というのは、先ほど言いました生涯学習課の仕事の組み立てをもう一度見直すということで、また、整理の中には、市内に散らばっている、郷土資料とか、各種の資料の整理というのも含まれております。

2番のこなん市民大学構想の再検討というのは、各課が持っている各種講座とか、イベントを集約して、1人の方が、系統的に学習していただきたいという思いがございますけれども、なかなかそういう大学形式で受けていただくいうことは、実際上できておりません。もう5年来の検討でございますけれども。今一度市民大学構想の再検討をしていきたいと思います。

3番目の国民スポーツ大会、障がい者スポーツ大会に向けた取り組みの推進としては、まずは、2025年の開催に向けて実行委員会の組織化から進めていくことと思っております。

4番目の、社会教育体育施設の個別の施設整備構想案の作成ということで、個別施設計画では、統合とか廃止とか、複合化とかそういった方向性は出ておりますけれども、各施設について具体的に関係部署等と協議をして、それを具体化していきたいと思っております。

5番目の第2期スポーツ推進計画に基づく施策の展開というのは、気軽に健康寿命を延ばすということが、スポーツ推進計画の方針でございますけれども、それに基づいた各種スポーツ施策の展開を、市民挙げて、展開して参りたいと思っております。

6番目の少年センターによるもらさない支援体制づくりというのは、対象である少年、青少年に対し、特に無職少年に対する支援体制を強化していきたいと思います。

 

最後に図書館については、5つございます。

1つ目がデジタルアーカイブ事業の推進ということで、従来の紙媒体の資料の充実だけではなくて、電子化された図書資料を充実させると。電子図書館もございますけれども、電子媒体の図書資料の充実を、特に今年度は進めていきたいところでございます。

2つ目の移動図書館の巡回場所の拡大ですが、今現在、保育園とかを中心に、回っておりますけれども、さらに巡回場所を拡大できないか。それと、コロナ渦でもございますので、図書館に来られなくても、図書の資料に親しんでいただけるような、こちらの方から積極的にアウトリーチ型ということで出ていって、サービスを展開するということでやっていきたいと思います。

3つ目の児童生徒の学力保障、学力向上のため、自習スペースの設置や、調べ学習事業の推進ですが、石部、甲西両図書館において市民の方の方から、自習スペースの設置というのを、要望がありますので、何とかその設置に向けて、検討をしていきたいと思っております。

4つ目の甲西図書館の施設整備の計画的な改修というのは、昨年度外壁と屋根の修繕をしましたけれども、一番肝心な冷暖房設備がいつ壊れても不思議ではない状態ですので、ESCOサービス等を利用して、抜本的な改修が図れたらと。あわせて、照明設備の改修もできましたらと思っております。

5つ目の甲賀市との相互利用やマイナンバーカード連携による利用しやすい図書館づくりというのは、甲賀市との相互利用というのは、6月1日から両市の在住在勤の方は、利用していただけるということで相互利用が図れるようになります。それとマイナンバーカードは、図書館の利用カードを、マイナンバーカードと、一つにすることによって、利用拡大が図れるんではないかなと、そういったことを期待しております。

以上、湖南市教育の取り組み重点事項案を提案させていただきます。

 

市長:説明は終わりました。何かご質問ございましたらお願いいたします。

 

委員:お尋ねします。文化財行政が来年の4月から市長部局に移るということですけども。例えば、甲賀市では歴史文化財課、栗東市では文化財保護課という部署がありますけども、市長部局に新たに文化財行政の部署を設けるという、お考えでいらっしゃいますか。

 

教育部部長:お答えします。文化財行政が市長部局に移っているのは、ウツクシマツ自生地の保護が活用の部分として出ております。この自生地保護の活用計画の国による認定については、今まで通り、文化財行政の窓口は、生涯学習課だったんですけれども、同じ業務を二つの部署で分けてやりますと、連携不足とか、同じ業務を、両方の部局、市長部局と教育委員会部局でやってますと二重行政とかいうことがございますので、できたらそのどちらかに集約をして、やりたいなというところで、具体的には、来年の4月にどのような組織になるのかわかりませんけれども、他の市町では従来の市長部局の業務とは違いますので、他の町では、今、委員が言われたような課としてできておりますけれども、湖南市では、どのような体制にするのかというのは、これからの検討課題です。

 

委員:そのことについて、例えば草津線とか乗車すると、栗東で開発してるところで発掘調査してるのをよく見るんですけども。湖南市内で、埋蔵文化財の発掘調査をされているっていうのがあまりお目にかからないんですけども。もし開発が行われたときに、そこに遺跡地図に、載ってたら発掘の必要が出てくると思うんですけども。湖南市内ではどこが・・・・、それも生涯学習課でされてるんですか。

 

教育部部長:今現在埋蔵文化財の行政については、生涯学習課がしております。そして埋蔵文化財の包蔵地で、開発行為が行われた時には、試掘をするとか、出てきたら、説明会をするとかそういった事務は、必要になってきておりますけれども。湖南市では、そういう専門職員の方も、なかなか他の町に比べたら、充実しているとは言いがたいところです。

 

委員:ぜひ充実させていただきたいなと思います。市民憲章の中にも、歴史的なことも、豊かな文化、歴史っていうところがうたわれているところでもございますので、ぜひ、文化財行政を市長部局へ移管するという機会をとらえていただいて、文化財行政の充実を図っていただけるように、お願いしたいと思います。

 

教育部部長:新しい文化財の発掘ということも大事ですけれども、すでに市が指定しております文化財、そういったものの現状把握とかいったことが十分にできておりませんし、そういったところを文化財保護審議会の方で、十分に議論していただいて、しっかりしていきたいと思っております。

 

委員:よろしくお願いいたします。あと、もう少しよろしいですか。

学校給食費のことについてなんですけども。市長もおられるので、お尋ねしたいんですが、確か無料化のこともおっしゃってたように思われるんですが、無料化については、今、進捗っていうか、計画、どのように市長として、お考えなのかをお尋ねしたいんですけども。

 

市長:私が市長になるにあたっての12項目を、公約として掲げました。その中の一つに、中学校までの給食費を無料化にしたいという思いを入れております。

そこで、まず今現在の給食の仕組みをきちっとしなければいけません。トラブルだらけの給食センターを何とかしたいという思いがございます。それと、やるにあたっては、長期的に、まず資金が欲しい。中学校までの給食費を無料化にするにあたっては大体4億から5億。これの、正直なこと言いますと、お金の工面をどうするかということ。

もう一つは、仕組上から言いますと小学校中学校の給食費を無料化にするというのは、そこの公平性は担保できるのではないかと思っています。要するに学校、義務教育のところについては全員が無償化となりますので、この辺については一律給食センターでやることはできます。しかし、例えば、学校に上がるまでの子どもたち・・・家にいる子、それから、幼稚園や保育所、これについても公平性を担保するということが必要になると考えていますし、保育園等は自園で、給食に関しては、今後とも自分とこでやりたい、あるいはやりますと言う園もあります。そういう法人もありますので、この中における、公平性をどう担保するかいうことがあると思ってます。

例えば私が、こども園の経営者であるならば、やっぱりそれは食育という観点から言うならば、そういうやり方になるんじゃないかな。それで公平性を担保するということと、預けないで家で見ておられる方とか、あるいは、公立園に行っておられる方、民間園に行っておられる方、保育園であったり、こども園だったり幼稚園に通われるようにいろいろな状況があります。この辺を調整するのに時間がかかると思っております。で、まずは小学校中学校から始めようとするならば、それと給食センターの力量、能力から言うたら、これはできると思ってる。大体全部のところをやろうとしたら7,000食ぐらいを給食センターで作らなきゃならんということであります。今の給食センターの能力から言いますと、7,000食はできません。おそらく6,200~6,300食、6,500食を作れるか作れないかぐらいだと思う。そこのところについて実はちょっと悩んでおります。無償化をさせていただくつもりをしておりますが、それならば、小学校中学校のところから給食のところに、取り組みたいという思いでございます。

 

委員:無償化が実現できたら、この案について徴収のこともなくなってくるので、はい。

それでお尋ねした次第です。

 

市長:ウツクシマツのことだけ聞いてもらえますか・・・。もともと私の家は百姓でございまして、山のことは田舎育ちなので、多少わかるつもりです。今まで、ウツクシマツは、文化財の一つとして、3部局3課が担当して携わっておりました。横横の連絡体制は、なかなか難しかったと思っております。

それで、今回、文化財の中においても、ウツクシマツの取り扱い方というものについてはやっぱり考えるべきだと思います。部局において得手不得手があると思いますし、三つのところが絡んでるということが、非常に責任の所在がはっきりしない。責任の所在がはっきりしないということは、枯れた一つの原因だと思います。それがすべてだと思いませんが、これについては、やっぱり山を再生し、活用するという観点で言うならば、普通の文化財の扱いとは少し違うと思っております。生き物であります山は。生き物を守りをして活用していくっていうのに、やっぱり、どうしたらいいかという、最終的には、県の意向、国の意向に従わなきゃならんってことありますが、もう少し言わしていただくならば、学校の先生方、教授の先生方も、それから松の木の専門家の方々、いろいろの考え方だったんです。いろいろだったんですけども。ただ、最後のところになったら、責任とってくれるかいうたらそうではなかったと。県も責任取りません。国も責任取りません。最終的には山は我々の山やと思いますので、自分たちが守りしていかなきゃならないし、この山を活用していきたい。まずは、再生したい。そのあとでの活用ということを考えて、所管を移そうと。最終的には教育部局の方から書類を提出しなければいけません。県、国と絡んでいかなければならない。わかってますが、まずは、そこそこ緑の山にしてからの話。屁理屈こねるのも、活用も、復活してからの話だというふうに思い、そこまで持っていきたいと思う。ちょっと強引な手を使っておりますが、昨年度は30本植えました。今年30本。来年30本植えて、おおよそ100本近くのウツクシマツをあそこに植えて、緑を戻していくところから始め、後の活用については、それぞれのところで考え、この山、教育の山を守りするという思いでどうしたらいいかということについて考えていこう。というふうに思っています。

それから文化財のことについてもいろいろあります。文化財っていうのは、お金がかかりますが、市だけの財政だけではとてもじゃないけど・・・・、県の支援や、国の支援を少し頼りにしております。完全に、教育のところから手を離せるわけにいかんと思います。それは、来年にかけて枠組みを進めたいというのが私の思いです。

 

委員:今のウツクシマツの件なんですけど、各学校にも、ウツクシマツがあって、日枝中学校で言いますと枯れてきてるという状況です。学校の、松もやっぱり、直すとして、それは各学校の予算の中で直さないけないのか。市として直していただけるのか。お聞きしたいです。

 

教育総務課長:各学校の中庭などにたくさんの日本庭園があったりとか、池とかあったり、当然ウツクシマツも各校開校時に植えております。で、中には枯れたり、落雷で傷んでしまったりということが過去にもありましてその都度、植栽替えとか、修繕というのは、教育委員会の予算、学校に配布してる予算の範疇で、修繕させていただいておりますので、もし枯れてしまったら、別の木を植え替えるような、手だてをとりたいと思います。

 

市長:次に二つ目の地域学校協働活動の取り組み報告・市内全小中学校コミュニティ・スクール化への状況報告について。説明お願いいたします。

 

学校教育課長:湖南市内の小中学校における学校運営協議会制度の運営の状況についてご説明いたします。説明につきましては、担当しております教育研究所所長より説明します。

 

教育研究所所長:地域と学校の協働活動については、国県補助事業を受けておりますので、その事務局をしておりますし、CS、いわゆるコミュニティ・スクールについても、中学校長をしておりましたので、その経験を踏まえながら説明をいたします。

コミュニティ・スクール関係のことを窓口にしながら、そこに含まれる地域学校協働活動についても、触れながら説明をさせていただこうと思います。

特に教育委員さんについては、十分ご承知のことが多いと思うんですけれども、はしょりながらになりますが、概略も含めて、20分間という枠をいただいてますその中で収まるように、説明をさせていただこうと思います。

まず、本当の基礎的なところからになります。資料4枚つくらせていただきました。コミュニティ・スクールというのは基本的に学校運営協議会を設置した学校を呼びます。市内では、すでに昨年までに7小学校3中学校に設置がされておりました。

特に岩根小学校は、平成19年に設置された学校でして、県下で1番校、全国でも、まだ100校に足らない中での開設だと聞いております。今年度より、甲西中学校区、設置がまだであった2小学校、三雲小と三雲東小学校と甲西中学校に、校区での学校運営協議会、一体化した学校運営協議会を設置し、市内は全小中学校に設置したことになります。

ではその学校運営協議会とはどういったものかということになるんですけれども。保護者や地域住民が、一定の権限と責任、ここが大きいんですけれども、権限を持ち、責任を持って、学校運営に参画すると。そのことを通して、教育に関心を寄せていただき、地域とともにある学校への転換を図るというのがこの仕組みの趣旨でございます。

そして、その委員さんには、保護者、地域住民、学識経験者、地域学校協働活動推進員等が、規則の中に規定をされておりまして、そうした方を中心に、現在湖南市では6人から14人。これちょっと学校によって、ばらつきがあるんですけれども、学校の教員以外の委員さんが任命され、大体年間4回から5回の運営協議会、あるいはそれに付随するような諸活動をしていただいてるという状況でございます。

その前身には、地域に開かれた学校というのも、しばらく前から言われておりまして、前身には湖南市でも、学校評議員という形で、校長の要請に応じて、意見助言をするというような仕組みがありました。さらにそれを発展させた形が、学校運営協議会です。次に、学校運営協議会の機能として校長が作成する学校運営の基本方針を承認すること。

今年度こんなことを重点に、今もありましたような、市の方針と同様に、学校はこういうことに力を入れていく、あるいは昨今の状況でしたら、コロナ対策のために、学校行事等の工夫であるとか、場合によっては制限等々いろいろありますが、「そうしたことをこんな形でやっていきたいという」提案をしまして、それを学校運営協議会、地域の皆さんであるとか保護者の皆さんにご意見をいただいて、多少修正をしながら、最後に承認をしていただいて学校の、1年間の運営がスタートするという形になります。

また、そうした活動の中で、今後の本校の学校運営に関わって、こんな点を教育委員会、或いは市も含めまして、要請したいということは、学校運営協議会から、校長を通じて教育委員会に、意見を述べるという機能も持たされております。

もうちょっと進みますと、教職員の任用に関わりましても、教育委員会に意見を述べるということを通しまして、個別の人事案件ではないんですが、こんな学校づくりのために、こんな教職員を配置、重点配置して欲しい等を要請することができる形になっております。

2ページ目にいきまして、地域と学校との、今回の一つのテーマである、連携、協働関係はどうなっておるのかということですが、平成24年から28年までは、湖南市では、学校支援地域本部という形で、名前の通りなんですが学校を支援する体制、地域住民が学校の何か子どもたちの役に立ちたいということで、いろんな教育活動に参画支援をしてくださってます。そうした取り組みが、その枠組みの中でなされてきました。そのために、地域コーディネーターと言われる地域住民の方が、地域とのつなぎ役となるような仕事をしていただいて、ご活躍いただいております。これは現在も続いておりまして、現在市内に27人。少ない学校で1人、多い学校でしたら、3人4人の地域コーディネーターの方が、勤務もいただいてまして、地域とのつなぎ役をしていただいてます。ただ、学校支援だけではおかしいんではないか、おかしいという言い方は変ですけれども、本来は単に学校を応援するだけでなくて、学校が地域の核になったようなまちづくりに発展せないかんということです。支援から協働へという、名前のもとに、先ほど言いましたAの方には、学校支援地域本部と書いてますが、Bの方に改名されたのは、地域学校協働本部という形で、支援から協働へというキャッチフレーズのもとになっています。地域から学校へ来ていただくのはこれまで通り、支援を受けていただいてるんですが、子どもたちも、地域へ出ていって、今後の地域の担い手となるような地域活動に参画していこうという取り組みを進めるよう現在取り組んでおります。

具体的にそんなことあるのかということですが、子どもたちの地域行事への参画は、ここ近年、本当に膨らんだように思います。また、教育は学校でということは、基本ではあるとは思うんですけれども、最近では、家庭学習支援という形で、子どもたちが家に帰ってからの学習も、地域のいわゆるセンター等で、地域の方が見守りをしてくださってる中で取り組まれている、湖南市らくらく勉強会をはじめ、そうした取り組みが進んできたところであります。

資料は3枚目です。コミュニティ・スクールのメリット、あるいは今後はどんなことが予想されるのかということですが、コミュニティ・スクールになって、一番大きなポイントは、組織的、継続的な体制づくりができることです。学校の教員、特に校長あたりは、短年度、短いスパンで異動があることが多いです。2年もしくは3年という形で異動がありますので、校長方針、と銘打って学校の体制をこうしたい、ああしたいというのを、次また校長が変わったら、大きな変化をもたらすことになります。それはそれで大事な側面もありつつ、地域との、皆さんと一緒に学校づくりをしてる中で、校長が変わるごとにコロコロ方針が変わるということもどうかということで、コミュニティ・スクールの一つのメリットは、地域の方と積み上げてきたものが、校長が変わっても、路線のぶれが少ないいうことです。

二つ目は、先ほど、一定の権限と責任ということがキーワードだということ申し上げましたが、当事者意識を持っていただいて、本当に子どもたちの活動、あるいは教育課題に向き合っていただく一つの手段となるということです。

三つ目は、これは先ほどの地域学校協働活動とも関わるんですが、コミュニティ・スクールの、いわゆる学校運営協議会で、熟議したこと、検討したことを地域活動にどのように反映させていくかということにつなげる取り組みがやっていけるということが、大きなメリットとして挙げられています。細かいことはいろいろありますが、そのあと列挙しておきましたが、またご一読いただければと思います。

このページの下に、全国的に見たコミュニティ・スクールの今の導入状況と湖南市の比較ですけれども。現在コミュニティ・スクールは、令和2年の7月調査の段階ですけれども、30.7%と言われています。湖南市は、令和3年度、先ほど言いましたように、今年度から全小・中学校導入しましたので、100%となっております。地域と学校が手を携えて、教育、子どもたちの教育に関わっていこうという、協働本部事業も、湖南市は100%の導入を、すでに何年も前に達成をしております。全国的にはそちらの方も60%程度というデータが出ております。

最後のページいかせていただきまして、学校運営協議会の委員については、先ほど言いましたような、地域住民ではどういう方かと言いますと、地域の役員さん、特にまち協の役員さんであるとか、保護者OBで地域行事の、中心、担い手となって活動してくださってる方です。保護者代表は誰になっていただくかという基準が非常に難しいこともあると思うんですけど、概ねPTAの役員の方です。何かしら、学校等でルール、PTAの方でルールが作られた結果、充て職でなっておられることが多いです。

地域学校協働活動推進員は、先ほど言いました地域コーディネーターのことなのですが、社会教育法では、地域学校協働活動推進員という形で位置付けられておりますので、この方にも入ってもらうよう、今時代の要請がありますので、現在、13校の中の10校は、入っていただいた形で、学校運営協議会のメンバーが、任命されております。

具体的な活動については、先程ちょっと触れましたが、年に4回から5回の学校運営協議会、湖南市では多くの学校で、理事会という名前で、呼ばれていることが多いんですが、開催されています。そこに4点ほど挙げさせていただいたことを中心に、熟議協議の場を持たれています。

それと、やっぱり地域とともにある学校ということを、「こんなことしてるあんなことをしてるという。」アピールも大事だということで、学校運営協議会で、CS便りとか、のぼり旗を作って、地域にアピールしています。啓発のリーフレットを発行されて、周知に努めておられる状況もあります。

最新の湖南市、甲西中校区の学校運営協議会が作られ、今春から設置されるにあたって作られたリーフレットを資料として添付させていただいたところです。

学校と地域をつなぐことについては、やっぱり、実働としては、地域学校協働本部という、いろんな事業を実質行ってるところと連携をしながらしているということになろうかなというふうに思います。

次に課題となっていることについて触れさせていただきますと、私も今、5つの学校運営協議会に、一緒に参加させていただいてるんですけれども、みなさんおっしゃるのは、特に岩根小は15年目を迎えてるんですけど、15年前から委員になっていると言ってくださってる方もおられまして、なかなか人の交代が難しいことです。当初からの方がご高齢にもなっておられますが、逆によく知ってもおられるし、意欲も持っていてくださってるんですが、なかなか人の交代が進まないということはやっぱり各校で聞きます。

あわせて、それぞれの学校で学校運営協議会を設置しておりますので、人(人材)が、言い方は変ですけど取り合いになる。例えばまちづくりに関わったまち協の役員さんも、言い方変ですけど、どこからやってもらうのか、小学校の委員になってもらうのか中学校の委員になってもらうのかというような、取り合いになるような状況です。逆に分散されて、せっかくまとまって活動されてきたことが、一気に生かせないというようなことがあるかと・・・。

また、活動資金については、設置までは、市の支援をいただいて、いろいろ勉強会やら、予算組みをしていただきましたが、いざ始まると、それぞれの活動の中で予算捻出ということが原則にと言われてますので、活動資金がなくて、各地域では賛助金を地域住民の方に求められたりしていて、長いこと続けるには難しいということを言われています。他にも子どもたちの思いを踏まえた取り組みをしていかなあかんという反省も含めながら最近は各校で、子どもたちとの懇談会をしながら、方向を模索されている取り組みもあります。

また、最近では傍聴希望が出てきたり、会議録の開示を要請されたりすることもありますので、それが悪いことでは全然ないんですけれども、一定、思想信条とは言いませんが教育的な思いを持った方がおられるということについては、きちっとしたものをそろえていかなあかんなということで、先般の校長会でも、会議録のきちっとした保管であるとか、傍聴規定の設置であるとかを指示したような現状であります。

最後に、今年から、設置されました甲西中学校区での設置に係ることについて触れさせていただきます。一般の中学校区での設置は、滋賀県初の校区設置になります。全国的にもまだ事例が少なく、その多くは、小中一貫校化された、合同設置になっておりまして、県内でいうと、例えば虎姫学園のように、小中一貫校で、義務教育学校として設置されているところについては、小中での設置がありますが、一般の中での設置は県内では初めてなのかなというふうに思います。そのねらいとしては、先ほど言いました人材の集中ということです。

今、甲西中学校区はまち協さんが一つですので、そうしたまち協に関わってくださった方、あるいは民生委員さん主任児童委員さん等々の人材を固めて一つにしておられます。校区で統一した教育実践を模索していこうという方向性も出ております。これは各校では、せめて小中連携しなければあかんなと。他校区ではよく話が出てますので、そうしたモデルになると良いなと、一緒に私も参画させていただいてやっているところでございます。

他の校区にない、スタートからの特徴的なところは、非常に若い世代で年少の方が21歳の方が、参画していただきましたが、20代、30代の委員さんも、地域で活動されている方を中心に人選が進んでおりまして、活性化された運営協議会のスタートになったかなというふうに考えております。

もう1枚資料をつけておりまして、地域と学校の協働活動はどんなことを具体的にしてるのかということですが、これは令和2年度に発行したもので、令和元年度の実績が書いておりますので、もう非常に細かいですが、あくまでも参考に、学校支援でもこんなことがある、地域で子どもたちはこんなことしている・・・ということについてご一読いただけたらと思います。以上です。

 

市長:ご質問ございましたらお願いします。

 

委員:私ちょっと長いこと、この教育委員させていただいてて、学校評議員制度の時代から、このCSになり変化した辺りをずっと参加させていただき、皆さんの活動見せていただいてるんですけど、やはり学校運営協議会、CSになって、地域の方の学校に対する、関わり方が非常に積極的になって、学校にとって非常に良い方向に向かっているんだろうというふうに思いますね。だから学校の先生方にとっては非常にいろんな形で助けてもらう機会が増えて、その分やっぱり働き方改革、という点でも、地域の方もいろんなサポートによって、かなりの面が解決されてきているということが言えて、この制度は、学校にとって非常にありがたい制度だったというふうに思います。

そして、同時に地域の皆さんも積極的に学校に関わって学校のことを知ることによって、子どもたちへの愛がですね、ますます深くなってきていることを感じる。ただやっぱりさっきお話にもありましたけど、理事会の人たちあるいは学校に関わる人たちの、年齢がかなり上に上がってきて、次の世代に新たに入れ替えることが今後の、今大きな課題になってるんじゃないかなと思いますね。

これは単なるCS理事会のメンバーだけではなくて、学校からずっとサポートしてこられた皆さん、例えば、道にたって子どもたちの交通の面倒見ておられた皆さん、結構年取ってきてて、それに代わる人たちがなかなか出てきてない。今後だからなるべくそういう若い人たちに、そういう中にこうやってもらうようなことを、全体で考えて進めていかないと。

ちょっと高齢化が大分全体に行き渡ってしまってるんじゃないかという。例えば、私は甲西北中学校区でなんですけど、それぞれによって、年齢層も、それから対応の仕方も違う。そういう意味では個性的で、むしろ一律化しなくいいと思うんですけどね。その中で例えば菩提寺小学校では最近「菩っこを育てる会」っていうのは、菩提寺地域の子どもたちを育てる会の人たちのメンバー年齢も高くなってしまって、ちょっと育てることができなくなりつつあるんですかね。それでその「菩っこを育てる会」の人たちがいろいろ努力されて、若い人たちに呼びかけてそういう「菩っこを育てる会」に入っていただくという呼びかけに非常に努力されて、それでそれなら私たちも助けていいという人がかなり増えてきてます。ですからそういうのを学校と、理事会も合わせて今後の努力目標として、どうしてもしなきゃならないなというふうに思います。ただ、非常にうまくいってるじゃないかと思います。

 

教育長:今、委員がおっしゃった通り、それこそ、本当にもうスーパーシニアボランティアが、たくさんいてくださって、もう次の年代をもういかにこう見つけていくかこれ本当に校長に課せられた課題っていうので、校長の同級生あたりに声をかけて、開拓しているというのが、私校長時代はそうやったんですけども本当にそのあたりの、50後半で退職後には、ぜひ学校に力を貸してねっていうところで、校長先生には、そこの活動を、今、繰り広げてもらっているところです。

 

教育研究所所長:その点で、先ほど触れました、甲西中学校区の今スタートしたメンバーの中には、本当21歳で地域でボランティア活動、それを子どもたち対象に特化している方が、地域で目につきますので、お誘いしたらもう喜んで来てくださって、本当に積極的な意見を言ってくださってます。

あわせて、市内でも有名な30代の方は本当に今の情報発信をしておられる方で、これも、得意の分野を生かした、このパンフレット、リーフレットも、その方のデザインをもとに作られたような、そうした持ち場を生かした取り組みをしてくださってる例もありますので、また他校区でも参考になるように私も事務局としては発信していきながら、そういう若い方の参画を進めていきたいなというふうに思います。

 

市長:三つ目に行きます。

地域づくり型の市民大学について、現状と課題についてお願いいたします。

 

生涯学習課長:資料は11ページです。まず、この市民大学の経過からご説明させていただきます。

令和2年度の実績といたしまして、県から3年間地域づくり型生涯カレッジの補助金をいただきまして去年が3年目で75,000円の補助金をいただきました。令和3年度につきましては、補助事業が終了しましたけれども、市の実情に応じて、事業を見直すために淡海生涯ガレッジという名前をつけ、事業は実施をしております。

実行委員会につきましては、講座、教室情報の広報や今後の方向性につきまして、協議をしていただきました。広報につきましては今年の4月から、情報誌から、広報こなんに情報一元化しております。

昨年度までは4月、7月、10月、1月と年4回、広報紙を出しておりました。令和3年度以降の進め方につきましては先ほども申しましたけれども、県が推進する、地域づくり型生涯カレッジの形にはこだわらず、湖南市の実情に合った形を目指していこうということで、今年度につきましては事業の見直しということで、生涯学習課が中心となって庁内や関係機関と調整しながら、今後の進め方や、令和4年度事業の計画を検討していくということで、一つは、人材育成を目的にした講座の開設、現在もやっております子育てサポーター養成講座、家庭教育講座というのは今年度も、予算計上してやっておりますけれども、こういうふうなものをもっとやっていきたいとに思っております。

また社会教育施設や社会体育施設、まちづくりセンターなどで開催しております趣味や生きがいの講座の体系化を目指していきたいと思います。

以下に挙げておりますのは、主に生涯学習という意味ですが教育部で把握している事業を実際に今年されている事業を挙げております。実行委員会形式の見直しということで、各課の業務は、複雑多様化する中から、各課からの実行委員を中心に事業を運営することが、難しくなってきておりますので、必要な課と臨機応変に連携調整できる仕組みを見直していきたいと思っております。

裏のページになりまして、今年の4月から3月までの、今年度4月から3月までの予定をあげさせていただいております。

上半期には、庁内関係機関との連絡調整を図って、後半に予算計上も含めながら、次年度の事業の準備を進めていきたいというふうに思っております。以上でございます。

 

市長:説明ありがとうございます。それでは、ご質問ございましたらお願いします。

ありがとうございます。

それでは、まとめということで、少し私が。

小学校がございまして、中学校区がございます。中学校区は4つという形になるかなと思います。これから、総合計画を進めていく中で、まちづくり協議会というもの、それぞれ頑張っていただいてるんですけど。それぞれの生活圏を見ますと、小学校区でもいいんだと思います。それぞれ特徴ある状態でやっていただいてるんですが、ゆくゆくは4中学校区ぐらいが落ち着くところかなというふうに思います。それともう一つは、それぞれの学校、学校入る前の、子育てのところに、地域がそれぞれ協力をしていただきたい。

それから、今以上に、小学校中学校の中においても地域の人たちが、それぞれご協力願わなきゃならんというふうに思っており、それが、もう少しうまく、日々のこういう、動き方についても、もう少しお願いできたらなというふうに思っております。行政の力としてはよく言われているように弱ってきてるのも事実でございますし、行政のマンパワーとしても、少し問題あるかなと思ってます。そうなると地域における地域づくりと、人づくり、それから子育てのところ、もう一つ言うならば、それぞれのお年寄りのところにも、地域が絡んでいってもらって、ご協力を願わなきゃならんという時代に入ってるというふうに思いますので、お願いばっかりで申しわけないんですけども、今まで以上に、地域の人々の、ご支援がなかったら、何もできない状況になってると思います。引き続きそういうところについてお願いしたいと思ってる。

私市長にならしていただきましてまだ、少ししか経ってないんですけども、一応の方向としてはそういう方向で、それから、どこまで進んだかなというのはそれぞれ節目節目で、チェックをしております。皆さんよく使われる言葉のPDCAのCチェックという、これのチェックの後に、もう一回見直しをかけながら、修正しなければいけないところは修正し、またその次の段階に行きたいというふうに思います。引き続きご協力をお願いしたいと思っています。なにか他にございますか。

 

教育長:委員の皆様ありがとうございます。

前回の定例教育委員会で、委員から、市役所の職員の仕事を見るような機会があったらいいですねっていうことをおっしゃっていただきました。本日は石部南小学校の6年生が市役所に行かせてもらうこととなりました。最初、市長と私に質問形式のやりとりをするという方法で話しまして、「何で市長になったんですか」という子どもらしい質問等がありました。市長も、もう本当に本音でしゃべってくださっていました。その次に議場に入らしていただいて、マイクを使いながら、議長に質問したり、議長より教育長が答弁を求められるような、本当の議会のようなやりとりをやらしていただきました。その後はこういう大会議室に5つぐらいブースを作って、各課の担当者がそこに来まして、各課に質問をするという形で市役所の仕事について、各担当者からお話をいただきました。それこそこういうことが主権者教育に繋がっていくんじゃないかなと思いました。自分が住んでいる町の市役所のことを知るというのは、とても素敵なことだなと思いましたのでまた市内の小学校、中学校に広げていきたいと考えております。

 

市長:他何かございますか。皆さま、ご協力いただきましてありがとうございます。皆様方については、今後もずっと、エンドレスでこの地域の教育や、人づくり、まちづくりにご協力のほどお願いしたい。エンドレスでよろしくお願いします。

 

事務局:それでは皆さん長時間にわたりまして熱心にご議論いただきまして誠にありがとうございました。

これをもちまして令和3年度第1回目の湖南市総合教育会議を閉会させていただきます。

本日は大変お疲れ様でございます。

ありがとうございました。

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電話番号:0748-71-2314

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