平成27年度第1回総合教育会議 会議録
第1回 総合教育会議 要点筆記
1、市長あいさつ
2、委員及び事務局紹介
湖南市総合教育会議構成員名簿
- 市長 谷畑 英吾
- 教育委員長 野呂 昶
- 教育委員長職務代理者 前田 由香
- 教育委員 上西 千秋
- 教育委員 岩城 見一
- 教育長 谷口 茂雄
事務局
- 政策調整部 秘書広報課
- 教育部 教育総務課
傍聴者
2名
3、湖南市総合教育会議運営規則について
事務局説明(資料2)
- 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1条の4の規定に基づき、湖南市総合教育会議の組織、運営その他必要な事項について定める。
- 会議の議長は、市長が行う。
- 定例会は原則として5月、8月、11月、2月(議会の前月に開催)
-全員承諾-
4、湖南市総合教育会議傍聴人規則について
事務局説明(資料3)
- 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1条の4の規定に基づき、傍聴に関し必要な事項を定めるものとする。
- 総合教育会議の会議を傍聴しようとする者は、自己の氏名及び住所を総合教育会議傍聴受付書に記入し、係員の指示に従って傍聴席に入らなければならない。
-全員承諾-
5、総合教育会議の法規定に基づく内容説明について
事務局説明(資料4)
教育大綱に関する法令解釈
- 教育振興基本法第17条第1項に規定する基本的な方針を参酌し、地域の実情に応じた大綱を定める。
- 大綱を定め、又はこれを変更しようとするときは、総合教育会議において協議する。
総合教育会議に関する法令解釈
- 大綱の策定に関する協議、構成員の事務の調整等を行うために設ける。
- 首長と教育委員会が、相互の連携を図りつつ、より一層民意を反映した教育行政を推進する。(文部科学省の見解)
-全員承諾-
6、議題
総合教育会議の開催等について
-事務局説明(資料5-1、5-2)-
平成27年度総合教育会議スケジュール
第1回 平成27年4月20日(月曜日) 午後2時30分~
場所
東庁舎3階大会議室
内容
- 総合教育会議の開催等について
- 教育大綱及び市教育振興基本計画について
- 湖南市教育大綱(骨子案)について
第2回 平成27年5月28日(木曜日) 午後1時30分~
場所
西庁舎3階大会議室
内容
- 「教育大綱」における政策項目等の詳細についての素案を提示
- その他
第3回 平成27年8月定例教育委員会の前時間に実施予定
場所
西庁舎3階大会議室
内容
- 「教育大綱」案の提示
- その他
第4回 平成27年11月定例教育委員会の前時間に実施予定
場所
西庁舎3階大会議室
内容
未定
第5回 平成27年2月定例教育委員会の前時間に実施予定
場所
西庁舎3階大会議室
内容
未定
- 教育大綱は総合教育会議で協議し、市長が定め、教育振興基本計画は教育委員会内で定め、双方を同時進行で作成する。
教育大綱及び市教育振興基本計画について
-事務局説明(資料6-1~6-4)-
- 湖南市教育大綱:「目標・理想像」及び「基本的方向(政策)」を大綱として位置づけ、湖南市において教育に対する重要な課題等への方向性を示す。具体的には子どもに対する教育、学校教育に重点を置いた内容とする。
- 湖南市教育振興基本計画:「施策の柱(大項目)」及び「施策(中項目)」並びに「事業(具体的な取組)」を振興基本計画と位置付け、平成22年2月に策定した計画と現在の情勢を分析し、平成27年度の教育方針を盛り込む形で策定する。具体的には学校教育や社会教育等の教育全般について盛り込む。
- 「教育大綱」と「教育振興基本計画」を併せて、全体を「(仮称)湖南市教育振興プラン」とする。
湖南市教育大綱(骨子案)について
-事務局説明(資料7)-
目標・理想像
~学校・家庭・地域が連携し、それぞれが責任を持つ教育の創造~
子どもの育つ力を信じ、夢を育て未来を拓く「生きる力」の育成
協議
市長(議長)
「1 社会の変化と教育の使命」については市長・教育長案とし、「2 湖南市教育の基本的方向」は、国の教育振興基本計画を参酌しています。
湖南市の様々な課題を踏まえ、以下の3点を湖南市教育の基本的方向として定めようと考えています。
- 社会全体で教育力の向上に取り組む
- 子どもたちの生きる力を育てる
- 安全・安心で質の高い教育環境を整備する
委員長
子どもたちの企画力を伸ばし、そこから実行力に繋げるための取組が必要だと考えます。
市長(議長)
現在行われている取組として、小中学校の仕事体験(店長修行・チャレンジウィーク)等で自ら業を起こす力を育てられると思います。
委員長
湖南市では以前から市長と教育委員会の連携が密でしたが、総合教育会議によって更に湖南市の教育に大きな力を注ぎたいです。
教育長
企画力や実行力は目標として掲げる「生きる力」にも繋がると思います。
委員長
教育は家庭との連携も大切だと考えます。帰宅後の子どもと今日の出来事を話し合う、といったことなども大切だと思います。具体的に家庭との連携とは何か、家庭では何をすればいいのか、といった親の教育も必要だと思います。
委員
教育長が「子どもの夢を育て」ということを大切にされていて、とてもうれしく思います。子どもたちの夢を育てるために、子どもたちが夢を持つことが大切だと思います。貧困問題によって夢を語ることができない子どももいます。また、家庭での読み聞かせなどの読書活動は学力向上に繋がると思います。
委員
小・中学生に湖南市特産の農作物の栽培を体験させる、といったことも良いと思います。食の安全など食に対する意識が高まり、また、湖南市のために自分たちは何ができるかを考えてもらえる機会になると思います。ふるさとを大切にする意識も生まれるのではないかと思います。
市長(議長)
学校の動物の飼育も大切な経験になると思います。
委員
県の動物保護管理センターに社会見学として訪れるだけでも、子どもたちの命に対する意識が変わります。
教育長
ある中学校では学校敷地内の畑を地域に貸し出し、手入れをしに来られる方を子どもたちが手伝う場面もあるそうです。地域との関わりも大切なことだと思います。
委員
湖南市内の小学校でも地域の人に農作業を教えていただく取組をされていますね。
市長(議長)
コミュニティ・スクールや、学校地域本部事業を活用し、更に地域との関わりを強くしていくと良いと思います。「まち・ひと・しごと創生」の中でも、湖南市では特に「ひとづくり」を大切にし、福祉・教育に力を入れています。
委員
湖南市は不登校・障がいのある子どもたちに対して手厚い対応をされていると思います。
教育大綱に関しては方針を示し、現場に自由に取組をさせることが良いと思うので、教育方針はあまり細かくない方が良いと思います。「生きる力」とは自分の表現を他人に理解・評価してもらう力だと考えますので、「表現」という文言を入れていただきたいと思いました。家庭教育について、市・教育委員会と家庭が連携した取組が大切だと考えますが、どのような取組を行うべきか難しいところだと思います。
市長(議長)
PTAの教育に対する活動を活発にし、各家庭に拡散していただくことが良いと思います。平成26年度より学校教育課に社会福祉士を配置し、障がいのある子どもたちへのアプローチが可能になりました。このように何か家庭にアプローチをかける方法があると良いと思います。
教育長
家庭学習やスマートフォンの使い方など、PTAと連携できればと思います。
学校教育課の社会福祉士と発達支援室が連携することで、家庭の不安要素を軽減することができています。
スマートフォンの問題に関しては「いじめをなくそうサミット」で取り上げることも良いと考えます。
委員
大学と連携してはどうですか。大学としては単位を与える対象とし、市としては実習学生の受け入れをしていただくようなことも良いと思います。
市長(議長)
湖南市の取組をパッケージ化し、大学にアピールしていくのはどうでしょうか。
教育長
大学との連携は以前から考えているのですが、学生の交通費等の問題があり難しいです。
委員長
退職された教員の方々に依頼してはどうですか。
教育長
すでに土曜日教室等でご支援いただいています。
市長(議長)
高等学校との連携はどうですか。
教育長
市内の高校生に中学生の勉強を見ていただく、受験指導をしていただく取組を行っています。
授業改善ワーキンググループ授業研究会について、高等学校にも案内を送っています。甲西高等学校、石部高等学校だけでなく、草津高等高校も参加していただけることになりました。
湖南三山案内を市内の高校生が行っていますが、中学生や小学生にも体験させていきたいと考えています。
市長(議長)
他に、何かございませんか。なければこれで第1回の湖南市総合教育会議を終了させていただきます。
7、その他
事務局
ご苦労様でした。第2回の湖南市総合教育会議は、5月28日木曜日の午後1時30分から、西庁舎3階の大会議室で行います。よろしくお願いします。
8、第2回開催日
平成27年5月28日(木曜日) 午後1時30分から
湖南市役所西庁舎 3階大会議室
更新日:2019年07月01日