平成27年度第2回総合教育会議 会議録
第2回 総合教育会議 要点筆記
開催日時
平成27年5月28日(木曜日) 午後1時30分 開議
開催場所
湖南市役所 西庁舎大会議室
会議次第
- 議長あいさつ
- 議題
- 湖南市教育大綱(案)について
- その他
会議に出席した委員
5人
会議に出席した事務局職員
6人
会議を傍聴した人
2人
会議内容
1 議長あいさつ
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴い、総合教育会議を開催し、教育委員さんと意見交換を行っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。今回は第2回目ですが、活発な意見をお願いします。
2 議題
・湖南市教育大綱(案)について
事務局
前回は、湖南市教育大綱(骨子案)を提案しましたが、今回は文章化し、項目ごとにまとめさせていただきました。
議長
まずは、意見をお願いします。
委員
第1章の18行目に「子どもたち一人ひとりが、思いやりのある豊かな心を持ちながら、夢を持ち、自ら考え自ら行動し、たくましく未来を切り拓くことができるように、あらゆる場面において「生きる力」を引き出すことができるための教育環境を整備していく必要がある」とあります。まさしくその通りだと思います。また、第2章の5の少子高齢化の進行に対応した教育では、社会性を培う場が少なくなってきているが、自然と触れ合う場も少なくなってきています。また、6の生活意識の変化や価値観の多様化に対応した教育では、主体的に大人が積極的に関わっていくことが大事だと思います。
議長
第2章の5の少子高齢化の進行に対応した教育では、社会性を培う場が少なくなってきていますが、自然と触れ合う場も少なくなってきています、と意見がありましたので事務局の方で加筆等お願いします。
委員
第1章の「 」は、引用でしょうか。また、素材・人材の表記は違う表記ができないか。自ら輝く素材ではなく、自ら輝く存在という表現はどうでしょうか。
第2章はよくまとまっているように思います。
また、きらめき学校事業計画については、先生方は実践しようとしているので、こちらとしてはしっかりサポートをしていきたいと思います。
議長
第2章で社会全体の教育の課題を挙げさせていただき、第5章で教育の基本的方向を示していけたらと思います。
委員
子どもが自然と触れ合う場が減ったように思います。
大学生の人と会って話をすると自分の良いとこころが分からない人が多いです。
小さい時から自分の良さに気付かせることも大切なことです。
委員
第2章の3の情報化の進展に対応した教育では、インターネットや携帯電話の普及で、新しい情報を得ることができますが、間違った使用をしないように指導していくことも必要では。
議長
リテラシーですね。
リテラシー…何らかの表現されたものを適切に理解・解釈・分析・記述し、改めて表現する読み書き能力。また、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。
委員
メディアリテラシーが大事で、先生方の教育も必要です。
メディアリテラシー…情報を主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと。
教育長
第2章の6が少し長いように思います。
6の4行目の「その反面、~現れてきています。」を削ってはどうか。
議長
第3章の本市の重要課題について何か意見はありますでしょうか。
委員
6の地域と協働した取組の推進について、先日も石部中のコミュニティスクール推進委員会に出席し、運動会・音楽会に保護者が支援、一緒に企画・参加しています。非常にいいことです。
委員
第2章と第3章の関係について、どちらも7つ項目がありますが、対比していますか。
教育長
対比との意識はしていない。
2章…現代社会が抱える大きな課題
3章…2章を踏まえた上での本市の課題
委員
第3章どうやって絞ったのか、もう少し説明があってもいいのでは。また、湖南市で特に取り組んでいることを入れてはどうか。
議長
第2・3章タイトルの下に追記する。
何を基に考えた章立てなのか、もう少し文章を加筆します。
教育長
第3章の5の就学前教育の充実の文章ですが、こういった文章がいいのか、または、就学時前の豊かな教育が豊かな心を育てるような言葉を入れた方がよいのか。
委員
就学前教育の充実は、小学校以降の教育の充実に繋がります。
見えない教育・学習のめばえ、人格の基礎をつくっていく。
委員
相手の気持ちが分かる人に育つ。感性を豊かにする教育。感性教育が大切。
例えば、日本の昔話についても1回だけではなく、何回も読み聞かせる。それが、子どもたちの感性を育てることになります。人間の生き方を教えることにもなります。
議長
第3章の5の最初の2行を就学前の教育の必要性について書いてはどうか。
教育長
第3章の3の特殊教育、6のコミュニティスクールなどの文言の整理をする必要があるのでは。また、具体的な表記が必要では。
議長
第3章は、今までの意見を集約して、文言の整理をする。
第4章は、基本理念が書かれています。
第5章は、今後何をしていくのかを示していくものです。
その中で、基本的な方向を3つ示していますが、何かご意見をお願いします。
教育長
基本的方向1の政策2の「市民との協働による文化・芸術の振興を図ります」と上記の文章を一緒にしてはどうでしょうか。
議長
基本的方向1の政策2の「市民との協働による文化・芸術の振興を図ります」と上記の文章を一緒に。
委員
郷土のことを勉強する場が必要では。学校だけではなく、様々な学習をする機会が必要では。そういった学習を通して郷土愛が出てきます。
委員
あるまちづくりセンターでは、地区の郷土資料を子どもに見てもらい、勉強をしてもらうようにしています。
議長
続いて基本的方向2の子どもたちの生きる力を育てるについての意見をお願いします。
委員
豊かな心を育む。自尊感情が大切。自分を大切にすることが、他人を大切にすることになります。
委員
外国籍の子どもたちへのアプローチが大切です。以前、ブラジルの郷土料理を作って交流を行っていました。体験によって交流が深まります。また一緒に何かをすることが大切です。
本で勉強するだけではだめ。外国籍の子が日本のことを学ぶだけではなく、日本人も外国のことを学ぶことが必要です。
議長
最初の●に「学ぶだけではなく、体験する」等を追記した方がいいのでは。
政策5の「計画的な購入」の表記はどうでしょうか。
教育長
政策5の「多文化共生教育」を「体験を大切にした多文化共生教育」にしてはどうですか。
政策4の○の1つ目が長い。「就学指導~努めます。」の部分は既に行っているので削除してはどうですか。
議長
政策4の○の1つ目は、「重要となっており、特別支援~」に修正。
続いて、基本的方向3の安全・安心で質の高い教育環境を整備するについて意見をお願いします。
委員
現在、校庭の整理など地域の方々が積極的にされています。
議長
基本的方向3は、市長部局と教育委員会が現場をどのように支えていくかという話であり、具体的なことは教育振興基本計画、予算措置の中で示されていくことになります。
また、地域の方が学校に入り、先生の学力向上を図っていただきたい。
教育大綱(案)を再度精査し次回最終決定をしていきたいと思います。
委員
政策9で示している教職員の資質向上を図るの中に「教職員が自ら学ぶ時間が確保できるように」を入れた方がよいのでは。
議長
その意見も追記させていただきます。
3 その他
議長
その他で意見ありますか。
委員
教育大綱ができたときには、多くの人に見ていただきたい。
湖南市教育の素晴らしさ、歴史を伝えていきたい。
地域の中でも限られた人たちが教育に関わっている。関わり方が分からない人もいるので、関わり方を示す冊子ができたらと思います。
議長
もう少し分かりやすい文章にしていきたいと思います。
教育大綱の策定と同時並行で教育振興計画も策定していきますので、よろしくお願いします。
他、何かございませんか。なければ第2回の湖南市総合教育会議を終了させていただきます。
事務局
第3回開催日は、平成27年8月にさせていただきます。日程調整し、また連絡させていただきますので、よろしくお願いします。
更新日:2019年07月01日