平成27年度第4回総合教育会議 会議録

更新日:2019年07月01日

第4回 総合教育会議 要点筆記

開催日時

平成27年10月13日(火曜日) 午後1時30分 開議

開催場所

石部まちづくりセンター 2階会議室

会議次第

  1. 議長あいさつ
  2. 報告(説明)
    • 湖南市教育振興基本計画(素案)の概要について
  3. 議題
    • 平成28年度 湖南市教育方針(Ver2)について
  4. その他

会議に出席した委員

5人

会議に出席した事務局職員

7人

会議を傍聴した人

0人

会議内容

議長あいさつ

 今年度から設置された総合教育会議については、今回は4回目ですが、前回8月27日の会議では、「湖南市教育大綱」を策定しました。

 この教育大綱に基づき湖南市の教育を市長部局と教育委員会が一体となって進めていきたい。

 先日も石部中学校の図書室を子ども達と一緒になって改造し、利用しやすい図書室になっていると聞きました。子どもたちが創意工夫できる学校現場づくりをしていきたい。

事務局

 湖南市教育振興基本計画(素案)の概要について報告

教育長

 平成28年度 湖南市教育方針(Ver2)について説明

議長

 湖南市家庭教育システムの構築とありましたが具体的なイメージは。

教育長

 まず、学力保障をどうするかと考えました。学力が二極化している。上のほうの山は大学進学率が高い。滋賀県は全体では下位だが、入学センター試験では全国7~10位にいる。下のほうの山を大事にして伸ばしていけばよいのだが、そこに家庭学習を強化しようと宿題を出してもそれを子どもができない家庭環境が多い。ここに手を入れるべきということで教育委員会部局だけではなく福祉部局と手を結んでいきたい。

委員

 5ページの3 学校と地域の連携の中で「コミュニティスクールが、地域と学校が協働して子どもを育てる仕組みであることから、まちづくり協議会との連携・協働に努め」を「コミュニティスクールが、地域と学校が連携して子どもを育てる仕組みであることから、まちづくり協議会との協働に努め」の方がよいのでは。一緒にというよりは、お互い手を携えて子どもを育てようとの意識の方がよいのではと思います。4の家庭教育支援の充実の「国の先進をゆく」よりも「国よりも先進的な」の方がよいのでは。先取りとしての意味合いに修正した方がよいのでは。

議長

 3ページのキャリア教育については、小学校から取り組むことはいいことだと思います。雇われる仕事だけでなく、雇う側の仕事も体験することが大事です。クリエイティブに創り上げる経験をさせることが大切です。学校の先生だけでなく、外部の人にも入っていただき進めていただきたい。

 義務教育課程が終わった後も子ども達に市の教育委員会がアプローチを伸ばすことを考えていただきたい。

 子ども達は義務教育が終わり、高校に進学したり、就職したりする。卒業後の子ども達にどのようにアプローチするかということも議論する必要があるのではと思います。

教育長

 自尊感情・学びの礎育成プロジェクトでは、中学校区ごとの連携ですが、小中だけでなく、幼保から小中、そして高校へとつないでいかないといけないと考えています。現在も市教委の加配教員が高校訪問を行っており、卒業後の状況を聴きとっているので、それをしっかりと家庭教育支援ができるように、中学のときの担任や少年センターにつないでいきたい。

委員

 卒業して、今、何をしているかわからない子どもをつくらないということで、どこかの機関が関与できるようにしなければならない。

 また、たとえば音楽劇などはつくり終えると達成感を得られ、今まで意見を言わなかった子どもたちも意見を言えるようになる。ひとりではなくみんなでつくりあげるということが大事だと思います。

委員

 1ページの下から4行目「市教委は指針(ベクトル)を示す。実践は各学校が工夫する。」とあります。キャリア教育についてもこういう方向で行くというものを示していく。ある学校では、企業の社長さんに来てもらい子ども達に「自分はどうして今の会社を立ち上げたのか」など話をしてもらう。

委員

 あれもこれもと言うと学校の先生は混乱するので、こういいったおおまかな方針を打ち出し、後は現場に任せる方がいい。

 この教育方針は毎年作られるのでしょうか。

教育長

 毎年度作ります。

議長

 本来は、教育大綱、教育振興基本計画に基づき長期的に目標を定めて進めていくものですが、年度の方針という位置づけになります。

 市長においては、年度予算に基づいてどのような市政を行うのかといった市政方針を作成します。

 教育大綱が基本です。これを実現するために教育方針を作成します。

委員

 この教育方針で一番訴えたいところは、自尊感情だと思います。

子どもたちの自尊感情を大切にし、「生きる力・根っこ」を太くするをもう少し打ち出してもいいのでは。

その自尊感情が根っこにあり、そのために学力向上プロジェクト、こころの教育、地域との協働が必要になってくると思います。

委員

 不登校対応についても先生の中で温度差があるように思います。一人の生徒に対しても共有した対応が必要では。湖南市では、きょういくげんき塾を開催し、先生同士の意見交換を行っていることはよいことだと思います。

教育長

 6ページの6 教職員の業務改善と資質向上につながっていきます。

 また、「きょういくげんき塾」を継続し、資質向上の機会を確保します。

 その中に「チームワーク」「チーム力」などを入れようと思います。

議長

 他の意見はありますでしょうか。ないようですので、第4回湖南市総合教育会議を終了します。

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