令和3年度第3回湖南市総合教育会議会議録

更新日:2022年02月15日

令和3年度 第3回湖南市総合教育会議要点筆記

 

開催日時 令和4年1月31日(月曜日)午後3時30分~午後4時00分

 

開催場所 湖南市役所西庁舎 3階大会議室

 

会議に出席した委員

7人(市長、教育長、教育委員)

会議に出席した事務局職員   

11人

会議を傍聴した人

なし 

 

【会議内容】

事務局:皆さんこんにちは。それでは定刻より若干早いですけれども始めさせていただきま す。本日は令和3年度第3回目の湖南市総合教育会議ということで定例会にお集まりをいただきまして、ありがとうございます。本日委員のお一人はリモートで参加ということでよろしくお願いを申し上げます。それでは最初に、市長よりご挨拶を申し上げます。

 

市長:失礼いたします。皆さんありがとうございます。ご苦労さんでございます。新型コロナウイルス感染症は、まだまだ収まらない状況が続いておりますけれども、言葉としては、正しく恐れよということになるんですけれども、すいません。本音に近いこと言うたらまた、世間から非難浴びますので、言わないようにしております。早速始めていただきたいと思います。今日はご苦労さんでございます。

 

事務局:ありがとうございます。それでは早速ではございますが会議運営規則第3条第1項に、会議の議長は市長が行うと定めておりますので市長の方で議事進行をよろしくお願いいたします。

 

市長:それでは第3回の湖南市の総合教育会議を開きたいと思います。

本日は、一つ目としまして令和3年度市内小中学校におけるいじめに対する取組について、二つ目は、令和4年度湖南市教育方針案について、三つ目は、成人年齢引き下げ後の成人式の名称について。四つ目が、令和3年度総合教育会議の総括について、五つ目が、令和4年度総合教育会議の時期及び議題についての五つの議題について議論いただきたいと思います。よろしくお願いします。

では一つ目の、令和3年度、市内の小中学校におけるいじめに対する取り組みについて、担当より説明をお願いいたします。

 

学校教育課課長:失礼いたします。学校教育課野口と申します。それでは令和3年度、市内小中学校におけるいじめに対する取り組みについてご説明をいたします。いじめは、命、人権に関わる重大な案件であり、決して許されるものではありません。(以下資料の内容に同じ。)

最後になりますが、今後も各校が、児童生徒が主体となった特色ある活動を展開することによって、一人一人がいじめはいけないとの認識や、いじめをなくすために進んで行動しようとする決意を持った児童生徒の育成を目指して、取り組みを進めて参りたいと考えております。以上、報告とさせていただきます。

 

市長:はい。ありがとうございます。それでは質疑に入りたいと思います。何かございましたらお願いいたします。

 

委員:今ご報告いただいた1ページの中の、ここ3年で、件数が増加している形になっているのですが、これは増えたのではなく、学校での調査等が非常に細かく具体的になってきていていや、報告されてくる件数が細かくなってきたと理解すべきだと思うんですけどそういうことでよかったでしょうか。

 

学校教育課長:ありがとうございます。学校教育課の方ではそのように理解をして、取り組みを進めております。

 

委員:これは教育委員会に上がって、この問題行動なんかもいろいろ件数が増えてきている。それで各学校が非常に細かいところまで調査をして、それを教育委員会まであげてきている。それによって細やかな形で対処できているということで、ある意味進歩している。いじめ対策に関しては進歩していると理解したほうがいいんだろうなと思っています。もうひとつは各学校でこの資料のようにいろんな形で協力してそれを防ぐための努力をしていることはよくわかるのですけれども、もう一つやっぱり教育委員会でも話題になってますのは、学校の中で対処しきれないイジメというものが、今現在の問題としては非常に大きな問題となっております。つまり学校を外れたとこのイジメ、子ども同士のイジメではなく、大人による子どもへのイジメ。SNSを介すると、これはなりすましもできるわけですよね。こういうものが今ものすごく大きな問題となっていて、それは湖南市でも決して無縁ではなくていろいろ起こってると思うのですけれども、その点がここには記されてないので気になるところです。それをどういうふうに考えていくかということが非常に大きな問題になっているのではと感じております。

 

学校教育課課長:ありがとうございます。SNSに関連した様々なトラブルにつきましては、この定例教育委員会の中でも、問題行動の中で報告をさせていただいてます。学校外で友達同士で、或いは外部の人というような形でのトラブルも非常にたくさん起こっております。その情報をキャッチしたときに、学校内だけで、やはり解決できないときは、警察であったりとか、いろんな関係機関と連携しながらその事案の解決に向けては、対応対処をさせていただいているところです。

また、保護者に向けても、そうしたスマートフォン等を今持たせておられる保護者も大変増えておりますが、その使い方、また家庭でのご指導についても、学校の方からは、保護者の方に向けて啓発等進めているというところです。以上です。

 

市長:素人っぽいこと言います。62件の件数が、2年間で124件になって倍になっとるわけですね。要するにそんだけ数が増えるというのは、認知件数が増えたということを、評価する方向で考えてますが、倍になったというものを、そういうふうに単純に捉えてよろしいのかっちゅうのと、いじめに対する定義というものをそんだけ広げなきゃならなかったのかどうか。私が思うのは、その結果として良くなったということの成果がないことには、数が増えてそれは認識が深まったんや。拾い出しが増えたんやということだけでよろしいか。聞いたらあかんのかなこういう話は、でも聞きたいです。

 

教育長:まずカウントの方法につきましては、問題行動の中で例えば対人の暴力、これは今まで暴力事案だけで報告してたんですけれども、そこはいじめとしてダブルカウントをするようにっていうところで、案件報告が増えているというのも一つあります。ですので、単純に、案件が増えているかっていうと、カウントの問題もあるということです。で、いじめの理解について広げてええんかっていう市長の個人的な見解であると思うんですが、これはやはりいじめ防止対策推進法で定義されていますので、やはりここは法にも基づいて、認識をしております。

 

委員:学校側がちゃんと把握して、それを親との話し合いもより具体的になってその場で解決するようになってきている。そうしないと、いじめというのは隠れたところで起きているので、それをなるべく防ぐためにはそれぐらいの努力はしなきゃならない。湖南市の学校はよくやっていると思います。

 

市長:他何かございますか。よろしいですか。はい。それでは、すんません。

二つ目に行かせていただきます。令和4年度湖南市の教育方針案について、お願いします。

 

教育長:こちらにつきましては、教育委員会の方でお認めいただきましたので、総合教育会議の方に、改めて案として提案をさせていただきます。

来年度の教育方針につきましては、3年度から変更した点について、少しお話をさせていただきます。子どもの持つ力を信じ、夢と志を育て生きる力の根っこを太くするというスローガンに、変わりはございません。

令和4年度につきましては、教育委員会部局の組織変更について述べております。それにつきましては、第6章に述べているんですけれども、現時点で決定していますこと、スポーツ振興、文化振興、文化財保護事業に関することを、市長部局へ移管することのみ。現在決まっていることのみ書いております。あとは、学校教育における取り組みの3本柱、1番最初のページに書いてありますけれども、学びの保障、それから仲間づくりふるさと意識の醸成というこの中の仲間づくりを真ん中に据えて、安心して通える学校、さっきの、いじめがはびこるような学校では困ります。子どもたちが、安心して通える学校、学びあえる教室、それがコロナにおいて、やはり学校に来て集う機能というのが非常に大事やということがわかりましたので、そこを真ん中に据えての方針であります。根っこの中でも、たてよこななめすきまなく、どの子ももらさない支援体制づくり、これは、発達支援室長を経験した私ならではの、重点取り組み項目として提案をし、皆様にもご承諾をいただきました。命あってこそ取り組めることですので、安全安心な教育環境づくり、これを、令和3年度に比べまして先に、述べることといたしました。

この方針につきましては、すべての教職員から意見を求めまして、教育長が最終決定をし、今回市議会に提案し、提出しますことを申し添えます。このことによって湖南市教育に、全教職員が一丸となって取り組む気構えができていることを確信をしております。以上です。

 

市長:はい。ご質問ございましたら、お願いいたします。よろしいでしょうか。よろしいですね。

それでは三つ目に行きます。成人年齢引き下げ後の成人式における名称についてでございます。担当より説明をお願いいたします。

 

生涯学習課課長:成人年齢の引き下げ後の湖南市成人式、来年令和5年1月以降の名称についてでございます。今年の4月から改正民法がスタートいたしまして、成人の年齢が20歳から18歳に引き下げられます。そこで令和5年、来年度の1月以降の成人式の名称について、以下の名称案の中で決定していただきたいというふうに思います。

なお令和元年度から成人式の取り扱いについて検討を進めておりまして、湖南市につきましては、例年通り20歳に達する人を対象として、1月に開催をするということを令和2年8月に公表しております。近隣では伊賀市が3学年を同時に来年1月に日程をずらして一気にするというところもありますけれども、県内はすべて20歳でするということでございます。名称につきましては、成人式実行委員にもお諮りをいたしまして、二つの案が出てきております。

一つ目は、「湖南市二十歳のつどい」または「湖南市はたちのつどい」

二つ目は、「湖南市二十歳を祝う会」または「湖南市はたちを祝う会」

ということでございます。新名称をもうすでに公開しているところが4市ございまして、草津、大津、米原については「二十歳の集い」で東近江は「成人式」という名前をそのまま残しております。残りは今検討中ということでございます。

ついては、この2案の中で選んでいただきたいんですけれども、成人式実行委員の希望の中でもう一つ条件がありまして、「湖南市はたちのつどい」というように全てひらがなでなくて、どっかに漢字は、入れていただきたいという一つの希望がございました。以上でございます。

 

市長:最後の方がちょっとわからなかったので、もう少し

 

生涯学習課課長:はい。1.の二つ目、「湖南市はたちのつどい」というと、全て平仮名になってしまうんですけれども、そうではなくて、どこかに「二十歳」とか、「集い」という漢字を一つ入れて欲しいということです。

 

教育長:「二十歳」と書いてんのは「ハタチ」って読むという案なんですよね?

 

生涯学習課課長:はい。

 

市長:皆さんのご意見を聞きます。

 

教育長:私から言うていいですか。1.で漢字の「二十歳のつどい」

 

委員:もう従来通りの「成人式」という案はないんですね。

 

生涯学習課課長:東近江市は成人式という名前を使おうとされてますけれども、一応、うちの実行委員会に諮ったところが、1.と2.という名称で、成人式を使うと、ちょっと今までその年齢の部分が民法改正されたことで違うんで、そこはちょっとやっぱり避けた方がよいというご意見でこのようになりました。

 

委員:なるほど。では1.で漢字の「二十歳のつどい」がいいかなって私も思います。

 

委員:私も、20歳になった子に全部が平仮名というのは不要かなと思うので、1.の漢字の案がよいと思います。

 

委員: 僕はどちらでもいいですけれども。実行委員会が主体となってやっていることなんで、若い実行委員会の人がやることを、僕のような高齢のものがどうこうって言わなくてもいいんじゃないかなって最初に思いました。お任せします。

 

委員:私は、1.か2.どっちかと言えば1.です。これは実行委員会が主催者となっており、実行委員会の人も二十歳なんですから、二十歳の人が二十歳の人を祝うという意味と捉えるとどうかなと思います。大人が子ども(二十歳の人)を祝うというのはわかるのですけれども。そういう意味で2.じゃなくて1.がよいかと思います。そしてハタチは漢字の「二十歳」がよいかと思います。

 

市長:4人が1.の「二十歳のつどい」といことになりましたが、多数決が民主主義との全てではないけど、まあまあそういうことですね。よろしいか。

 

生涯学習課課長:それでは、ハタチが漢字「二十歳」で、ツドイが平仮名「つどい」ということで、決定していただきました。名称につきましては、4月以降に広報でこの民法改正と合わせたことを載せますのでその時にも、開催日と名称について公表したいと思いますのでよろしくお願いします。

 

市長:と言う事ですね。はい。これはこのように決まりましたので、次四つ目に行きます。令和3年度の総合教育会議の総括について説明をお願いいたします。

 

教育部部長:資料の方は、「令和3年度総合教育会議の総括について」をご覧いただきたいと思います。今までに臨時会を8回、定例会を2回開催いたしました。議題については資料のとおりでございます。

4月27日は臨時第1回ということで、この頃は、コロナの第4波だったと思います。学校の学級閉鎖等の基準の変更を決めていただきました。

5月31日には、定例の第1回ということで、令和3年度の教育部及び各課の取り組み重点事項についてを含めた3議題について協議をいたしました。

臨時の第2回は8月26日ということで、この頃はコロナ感染の第5波ということで、本県にも、8月7日からまん延防止等重点措置、続いて8月26日には、緊急事態宣言というのが出ましたので、それについて学校等の対応を含めて、2議題について協議をいただきました。

定例の第2回、9月27日ということで、GIGAスクール構想の進捗状況を含めて2議案について協議いただきました。

年が明けまして、臨時第3回から、今日の第8回まで臨時会が続いております。年明けからはコロナ感染の第6波オミクロン株による感染拡大ということで、濃厚接触者の定義とか、自宅待機期間とか国の方が基準を変えましたので、それによる基準の変更を1月15日に。1月24日以降は、水戸小学校および三雲小学校で学級閉鎖の方があいつぎましたので、それに対応するべく、臨時会を開かしていただいたというところでございます。以上でございます。

 

市長:何かご質問ございますでしょうか。

 

教育長:今ですけれども、第9回の臨時総合教育会議ということで、新たに水戸小学校の1クラスを学級閉鎖とし6日までということで、これも臨時で扱わせていただきましたのでご了解ください。ちなみに、水戸小学校の2クラスの学級閉鎖をしていたのですが、これは功を奏したと言いますか、感染が広がっているということはありませんので、よい手が打てたなというふうに、考えています。以上です。

 

市長:何かご質問ございますか。よろしいですか。いいですね、はい。ではこれはこれまでとします。それでは、最後に五つ目でございますが、令和4年度の総合教育会議の時期及び議題について、説明をお願いいたします。

 

教育長:資料の19ページをご覧ください。来年度も、本会議ですね、定例会は3回開かせていただきます。

1回目は、5月末に、まず教育部の組織改編がございますので、どういったふうに改編したのかということを部長から、そして、各課の取り組み重点事項について、各課長から、来年度、組織の改編がございますので、社会教育、青少年育成、家庭教育事業、これの進捗については、定例総合教育会議の方で報告が必要やなというふうに思っていますので、ここに挙げさせていただいています。確認につきましてはこういう作業が必要であるということで、書いてありますので、またご覧いただきたいと思います。

2回目、10月の末には、GIGAスクール構想の進捗についてということで、これも今年度、もう1人1台パソコン配置をしてもらいましたけども、それがどういうふうに活用されているのかっていうことを、委員の皆様にもお知らせをさせていただきます。

そして、小学校における外国語活動、これ私たちも本当に小学校で行われてる英語、もうびっくりしますよどんなふうな授業か。私たちが中学校の時に習っていたような英語と全然違います。本当にこれ受けてたら英語しゃべれそうやなっていうふうに思うような内容ですのでぜひ、またご紹介させていただきたいと思います。

そして、第3回、1月末は、いじめに対する取り組みということでこれは報告が必要です。重大案件になってから報告をせなあかんというような状況にならないように、そういった意味も含めて、ここでいじめに対する取り組みを報告させていただきます。

2番については、進捗状況を確認するということです。

3番4番について、それから、教育方針については本日行っている内容と同じですので、こういった形で来年度また議案議題として提案をさせていただきますのでよろしくお願いします。以上です。

 

市長:ありがとうございます。ご質問ございましたらお願いいたします。

 

委員:第2回目のところで小学校における外国語の授業が、びっくりするぐらいっておっしゃってたんですけども、一度その授業を見させていただくということはできないでしょうか。

 

教育長:できます。また一度そしたら、ご案内をさせていただくように、計画をさせていただきます。百聞は一見にしかずですので、それとICTを活用した授業についても、教育委員の方に、またチャンスがありますので、見に行っていただけたらなと思いますので、ご案内させていただきます。よろしくお願いします。

 

市長:よろしいでしょうか。

 

委員:はい。ありがとうございます。

 

市長:私も見させて欲しいです。

 

教育長:一緒に授業を受けるとかいかがですか。何て言ったらいいのかな。もうオールイングリッシュです。

 

市長:授業についていけるかな。よろしかったら皆さんもどうぞ一緒にいかがでしょうか。これで全てが終わりとなるのですが、全体を通じまして何かございますでしょうか。ありませんか。

 

委員:第3回の1月末にはいつも総合教育会議でいじめに対する年度内の取り組みについて報告があると思うんですけど、年度は3月末が終わりとなるじゃないですか。1月2月3月のいじめの分は翌年度に総括して報告されるんですか。

 

教育長:そうですね。案件については、すべて定例教育委員会の方で、細かに報告をさせていただきますので、いじめに対する取り組みですね、学校としてどういうふうに取り組んだかっていう、活動報告ということで1月に報告をさせていただきたいと思います。

 

市長:よろしいでしょうか。他に何かございますか。ありがとうございます。そうすると、本日の議事は以上でございます。

 

事務局:それでは、これをもちまして令和3年度第3回湖南市総合教育会議の方を閉会とさせていただきます。皆さんありどうございました。

 

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