令和2年11月25日定例記者会見

更新日:2020年12月07日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)令和2年12月湖南市議会定例会提出案件

(2)SDGsセミナーの開催について

【発表内容】

司会:ただいまより令和2年12月度の定例記者会見を始めます。それでは市長よろしくお願いします。

 

市長:みなさんありがとうございます。市長にならせていただいて、12月、初めての議会でございますので緊張してると言えば緊張してるのですが、ある面においては楽しみにしております。先ほど全員協議会で説明させていただいたのですが、久しぶりに湖南市議会の本会議場に入らせていただいて、昔ここにいさせてもらったんだなと思って緊張しておりました。いろいろ提案させていただくことは後でまた担当から説明してもらうつもりでおりますが、自分の考えを述べさせていただくと、コロナに対してどういう思いがあるのか、ずっと現場におります。おりましたという過去形で言うべきなのでしょうけど、こういうところにおりましたので、自分なりの思いがございます。きちっと正しく恐れながらいかなければならないのですが、今日も申し上げたんですが、感染者を五つに分けていく発想から言いますけど、今現在第2類の扱いをしておりますが、感染能力から言いますと第5類だということを言い続けております。経済的な面があるかどうかということとは別にして、このウイルスそのものの感染能力としては、第5類の型であるということを、どこの場においてもずっと言い続けております。しかしながら手を抜くことなく感染防止のために、今後とも湖南市としてやっていかなければならないことは当たり前の話である、この思いはございます。次に景気のことですが、10月の最初ぐらいから湖南工業団地の各企業、特に自動車関係の部品のメーカーがございますけれども、勤務体制をコロナの前の状態に戻しつつあります。そんなに早く戻ってるのかなという思いがありましたけども、親会社からいろんな形の生産、指示が出てきてますので、それに合わせて勤務体制を戻しているということであり、自分の感覚から言いますと、意外と早く次の生産体制に移ってるなと思います。感覚的にはまだそこまでいってないのではという思いがあるのですが、ちょっと様子を見ていかなければならないと思っております。早く景気が回復するということを望んでますし、このまちにおられる各企業が、そういう面では次の体制に行かれることは非常にいいことだと思っておりますし、行政として何ができるかなということを考えながら進んでおります。また、この12月に本来は提出すべきでありました湖南市の総合計画後期計画について、これから5年間の計画でこの12月議会に提出するという予定であったんですが、これを少し延ばさせていただくというつもりでおります。議会でこの12月に出すと言ってたのを出さないのかということについても少し話を深めたいと思っており、それはまた議会と話をいたします。もう一つは新庁舎のことでありますが、新庁舎に関しましては前任の谷畑前市長がコロナの関係もあるし、スタート切るのを見合わせるということで止まっております。私もしばらく止めさせてもらおうと思っております。考え方はいろいろあると思いますが、これも議会と考え方について深めていきたいと思います。まあ耐震診断ですね、昭和56年以前と56年以後の基準はあるんですけど、どういうふうに解釈するかということがございます。その辺からもう一度考えてみたいと思いますし、前任者と同じように新庁舎の建設については見合わせます。角度が違うんですが、見合わせます。あと12月議会に提案があってご審議いただく項目あるんですが、それは後でまた詳しく説明を担当からお願いしたいと思いますが、まず皆さん方に私の思いを述べてさせていただきました。以上でございます。

 

 

 

司会:続きまして、本日提供させていただく資料について、担当より説明させていただきます。SDGsセミナーの開催について地域創生推進課よりよろしくお願いします。

 

地域創生推進課課長補佐:「SDGsセミナーの開催」について説明

 

司会:続きまして12月市議会定例会の提出案件について、担当部長より説明をお願いします。

 

総務部長:今回令和2年12月の市議会定例会に提出させていただく議案ですけれども、32議案ございまして、皆様のお手元に提出案件と提出案件概要書をお付けしていますので、そちらをそれぞれご覧いただきたいと思います。以上です。

 

司会:それでは記者のみなさんからのご質問をお受けいたします。

 

記者:議案第113号の間伐材利用体験施設設置条例の廃止というものなんですけれども、具体的にどういったもので、どういった経緯で廃止になったのかというのを教えてください。

 

総務部長:お手元の方に提出案件の概要書がございまして、113号を見ていただきますと、湖南市の間伐材を利用した体験施設に、湖南市じゅらく里に木工の館がございまして、そこの施設につきまして、一定の目的を達成し、利用者も少ないというところもございまして、施設の機能を廃止するということで条例案を提出するものでございます。以上でございます。

 

記者:もう少しちょっと詳しくいつぐらいにできて、利用者がどれぐらい減っていたとかその辺具体的にわかることを教えてください。

 

総務部長:大変申し訳ございません。細かい内容の詳しい内容につきましては担当課にお聞きいただければと思います。

 

記者:補正予算ですけど、減額補正ということでよろしいですかね。

 

総務部長:はい。一般会計補正予算第9号につきましては減額補正となっています。

 

記者:1,234万8,000円の減額補正予算案ということですね。

 

総務部長:はい、その通りです。

 

記者:コロナ関係で新たにこういう事業やるみたいなのは、どこを見ればいいんでしょうか。

 

総務部長:コロナ関連の増額につきましては、特に資料をお渡しさせていただいておりませんけれども、今回の12月補正につきましては、約2,500万円のコロナ関連の経費を上げさせていただいております。新型コロナウィルス感染症対策の基金への積み立てが、約1,500万円ほどを予定しておりまして、それが金額的に一番大きなところでございまして、あと、保育対策、私立の幼稚園の補助金でありますとかそういった経費について計上させていただいております。

 

記者:今の話で、私立保育園と幼稚園の補助は具体的には何をするんですか。

 

総務部長:後ほど説明いたします。

 

記者:SDGsカードゲームなんですけど、もう少し具体的にどんな感じなのか説明ください。

 

地域創生推進課課長補佐:このカードゲームはSDGsの17の項目を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験していただくゲームとなっております。このゲームでなぜSDGsが私たちの世界に必要なのか、そしてそれがあることによってどんな変化や可能性があるのかっていうのを体験的に理解していただくゲームです。SDGsということを言いますと、言葉を聞いたことない人とかあまり興味関心がない方でも、ゲームをすることによって知らず知らずのうちに認知していただこうと考えてるところです。

 

記者:どなたでも参加できるとなっていますが、対象は市民の方なんですか。

 

地域創生推進課課長補佐:フェイスブック等でも発信しておりますので、市民以外の方でも参加いただければと思います。

 

記者:市内外ということですね。市長に伺います。総合計画の後期計画なんですけれども、今後5年間っていうのは要するに来年度からの話になるんですね。これの話なんですね。12月議会に出さないということは、次は3月議会に出すということになるんですか。

 

市長:今言われたように、来年度から後期計画ということになると、それから5年間ですね。ですので手順としたら、今までのスケジュール的なこなし方から言うと、この12月に提案させてもらって同意をいただいて来年度から実施という形になるというスケジュール的なものはあります。ありますが、前期と後期と本当は繋いでいかなければならない。全体計画の中で前期と後期があるからというふうに思いますが、今度議会で中味を掘り下げてもう一回確認をさせてもらおうと思います。前期と後期の空白を作ってはいけないことも思ってます。思ってますが全体計画の中の前期がこれで終わろうとしてるし、この計画がなかったらもう何も計画がないというのではなく、全体を縛る総合計画はあります。だから理解を深めて市民の皆さん方にも理解してもらうということで、努力目標としては来年の3月までに仕上げなければならないということは思ってます。思ってますが、今申し上げましたとおり、全体計画があるのだから、その計画が生きてるわけですから、前期計画と後期計画の間に多少なりとも隙間があったとしても、ということを思っていますが、今の考えは必死の思いで3月までにまとめようというふうに思っております。

 

記者:新庁舎ですけれども、谷畑前市長がスタートを見合わせということで、コロナの関係でということがありました。市長も今、見合わせと言っておりました。考え方としてはちょっと違うけれども、見合わせということについての外形的な話としては継続して見合わせるということですか。

 

市長:これも議会の皆さん方も特別委員会を作ってやっておられますし、それはそれなりに慎重にやっておられたというふうに思います。思いますが、建て替えるという考え方で首長が行かれたら、例えば地震の災害とか、耐震ですね、それから防災のところで川の氾濫、特に野洲川の氾濫とかいうことが中心に議論され、しかしながら最終的には耐震基準を満たす方法としては、補強する方法と建て替えるという両方あるわけです。で、どっちを強調するかというのは、最終的には首長の判断という要素がものすごく大きいと思うんです。ですから、それはそれにどう首長が思ってるかいうことの要素も加えて建て替えという方向にずっと行ってきたことは確かだと思います。思いがあったと思います。もちろん思いというものは重要だと思いますよ。ただ、補強して耐震基準をクリアするという方法について、深く検討されたかと言えばされてないと思います。言葉は悪いですけども、あるところからは耐震補強に対するいろんな調査とか研究とか、あるいはいくらかかるかということを精密に精査しようというところをせずに、新庁舎建設ありきでずっと来たということは否定できないと思います。私はその辺までさかのぼってお聞きしたい。すなわち、例えば平成27年から28年にかけてのいろんな動きの中で決まっていったということがあるのですが、さらにさかのぼって言いますと、平成20年から21年にかけて検討されたということもあるし、議会の皆さん方にもその話を加えて申し上げて、もう一度考えてみたいと思います。ここのところについては、もう率直に素直にどうかということを議会の皆さんにも諮って決めていこうと思います。だから今申し上げた耐震、それから防災、いろんなことを考えると同時に、どういう思いで進んできたかということも重要な要素ですが、もう一度戻って考えようと思います。これは議会とゆっくりゆっくり時間かけて話してみたい。今たちまちは新築のところには行きません。進めません。

 

記者:そういうふうに議会と話をしなければならないので、見合わせると考えていいですよね。

 

市長:はい。

 

記者:もう一つ市長になられて2週間ちょっとですけれども、ここまでいかがですか、大変だと思いますけども。

 

市長:最初の挨拶で申し上げましたように、おしかりは受けておるんですけども、大変ですね。

 

記者:何が大変ですか。

 

市長:そうですね、スピード感、やっぱり計画があって予算の裏付けがあって同意を得てそれから進むというこの行政の手順、もちろん先立つものがなかったらだめですが、やっぱり今言った手順を踏んでいかなければならないので、即動きだすということではないということかなと思います。この仕組みは。

 

記者:それを含めていろいろ勉強しなければならないから大変ということですか。

 

市長:大変ですね。まあいろいろとあります。今までは議員という立場でいろいろ言ってましたが、こちらの立場にならせてもらうと、それもありかなというふうに思うところも出てきますが、言わせてもらうとやっぱりもうちょっとスピードが欲しいと思います。さっきから言っているSDGsについても、今まで滋賀県においては三方よしという言葉があります。それが私の基本的な考え方で、伝統的に近江商人から言うならば三方よしというこの考えと、SDGsとは一致するという考えを持っています。できる限り、皆さん方のこの時代についていこうと思っています。

 

司会:先ほどの回答について総務部長お願いします。

 

総務部長:先ほど新型コロナウイルス感染症対策の中で、まず保育対策の関係なんですけれども、これもお手元に令和2年度一般会計補正予算第9号の説明資料をお渡しさせていただいてると思うんですが、その中の54ページに一部記載はさせていただいておりますけれども、延長保育でありますとか一時預かり保育に対する補助金の交付ということで挙げさせていただいてますのと、もう一つは57ページの方にもですね、幼稚園ということで、新型コロナウィルス感染症の補助金を交付するということで計上させていただいておりまして、これ以上詳細についてはまた担当課に聞いていただければと思います。

 

司会:他はいかがですか。

 

記者:副市長と教育長の人事を今どうお考えですか。

 

市長:今考え中です。

 

記者:いつをめどにとかございますでしょうか。

 

市長:時期的なものも含めて考え中です、私の中で決まって議会に報告したうえでマスコミの皆さんに公表させていただきたいと思っております。

 

記者:ありがとうございます。

 

司会:他よろしいでしょうか。ないようでしたら、市長の定例記者会見を閉じさせていただきます。ありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

電話番号:0748-71-2314

ファックス:0748-72-1467

メールフォームでのお問い合わせ