令和元年11月26日定例記者会見

更新日:2020年11月07日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)令和元年12月湖南市議会定例会提出案件

(2)2019湖南市政策形成パートナー発掘事業「こなん政策アカデミー」最終発表について

(3)(祝)三雲駅開業130周年 三雲駅周辺整備事業完成記念式典の開催について

(4)学校行事予定

【発表内容】

司会:これから令和元年12月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

 

市長:市内では、今月16日から湖南三山の一斉公開が始まり、多くの参詣客で賑わっております。また、23日には三雲城址での中世山城のろし駅伝、24日には東海道ウォークみちくさコンパスと地域の観光資源を活かした取り組みで秋を満喫していただけたことと思います。

さて、12月2日に湖南市議会12月定例会を招集しましたので、12月度の定例記者会見が前倒しでの開催となりました。

12月定例会には、条例制定改正6件、補正予算4件、変更契約や指定管理者の指定、その他9件の19件を提案してまいります。

条例につきましては、まず、議案第88号の湖南市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例および議案第89号の地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行を受けまして、これまで各自治体で様々な法的根拠で任用されてきた非常勤職員等を会計年度任用職員として全国統一の制度に移行するため、給与および費用弁償に関して必要な事項を定めるとともに、関係条例の整理を行うものです。議案第90号の湖南市社会体育施設条例の一部改正は、社会体育施設のうち、開業から30年以上が経過した湖南市雨山市民プールを、施設等の老朽化に伴い利用者の安全確保ができないことから、令和2年3月31日をもって用途廃止するために所要の条例改正を行うものです。議案第91号の湖南市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正は、災害弔慰金の支給等に関する法律等の一部改正を受けて、償還金の支払い猶予や償還免除などについて所要の条例改正を行うものです。議案第92号の湖南市介護保険条例の一部改正は、消費税率引き上げに伴う低所得者の保険料軽減が次年度から完全実施されることから介護保険料額や納期などについて所要の条例改正を行うものです。議案第93号の湖南市水道事業給水条例の一部改正は、水道法の一部改正に伴い、指定給水装置工事事業者の指定更新手数料について所要の条例改正を行うものです。

次に、補正予算につきましては、議案第94号は一般会計補正予算(第4号)で、昨年末の出入国難民認定法等の改正に伴う外国人受入環境整備交付金の交付を受け、所要の対策を行うなどするものです。議案第95号後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第96号介護保険特別会計補正予算(第3号)、議案第97号下水道事業会計補正予算(第1号)は、それぞれ負担金や国庫支出金などの額の確定などにより補正を行うものです。

条例や補正予算の他に、議案第98号は消費税率引き上げに伴い市道甲西駅美松線道路新設工事請負契約の契約金額を変更するものであり、議案第99号から議案第103号までは、それぞれ指定管理者を指定するものです。議案第104号の財産の減額貸付については、公立保育園の民間移管に伴い、民間事業者の安定的な保育運営事業に資するため、公立保育園の土地を減額して貸し付けようとするものです。議案第105号の字の区域および名称の変更については、甲西南部2地区夏見工区のほ場整備事業に伴う換地処分に必要な字の区域および名称の変更を行うものです。議案第106号については、現在進めております住居表示事業に伴い、大字柑子袋の一部について、街区方式で住居表示を行うことを定めるものです。

以上、19件を上程してまいりますが、公務員給与等の関係で追加提案を予定しております。

それから、12月15日(日曜日)に三雲駅周辺整備事業完成記念式典を開催いたします。ちょうど明治22年のこの日、前年に創業したばかりの関西鉄道株式会社が最初の路線として草津三雲間の鉄路を整備しておりますので、その終着駅として設置された三雲駅の開業130周年も併せて記念することとしています。

三雲駅周辺整備事業は、昭和の終わりの頃からその必要性が指摘されてまいりましたが、駅南側の工場の移転に絡む第3セクターの破綻や周辺の土地区画整理事業計画のとん挫など、整備計画を幾度となく立ち上げながら容易に進んでこなかったものでもありました。

その後、平成19年度から市道三雲駅南線の整備に取り掛かり、平成26年度から駅舎の橋上化と南北広場の整備を進め、橋上駅は平成29年4月8日に、駅前自転車駐車場については平成30年6月1日に供用開始したものの、南北広場について整備が概成したため、12月15日に完成記念式典を挙行することといたしました。

式典は市民参加型とし、第1部の式典と第2部の記念イベントで構成されますが、当日は三雲駅の歴史写真パネル展や模擬店も出店し、来場者300名には三雲駅オリジナルキーホルダーや忍びトレインのクリアファイルをプレゼントすることとしています。特別来賓として、こにゃん市のジャック市長もお見えになります。

市民のみなさんもさることながら、市民以外の鉄ヲタのみなさんも、ぜひ、草津線に乗ってお越しになり、ともに祝っていただけるとありがたく思います。

 

司会:では資料提供について担当の方から説明をさせていただきます。(1)2019湖南市政策形成パートナー発掘事業「こなん政策アカデミー」最終発表について、地域創生推進課長森村より説明させていただきます。

 

地域創生推進課長:『2019湖南市政策形成パートナー発掘事業「こなん政策アカデミー」最終発表』について説明

 

司会:続きまして(2)(祝)三雲駅開業130周年三雲駅周辺整備事業完成記念式典の開催について、都市政策課長竹内から説明させていただきます。

 

都市政策課長:『(祝)三雲駅開業130周年三雲駅周辺整備事業完成記念式典の開催』について説明

 

司会:その他お手元に12月の学校行事予定を配布させていただいております。それではただいま発表させていただいたことについてご質問をお受けいたします。

 

記者:三雲駅周辺整備事業完成記念式典について、パネル展をされるとのことですがこれはその日のみの展示でしょうか、もしくはしばらく掲示されたりするんでしょうか。

 

都市政策課長:現在のところは当日のみとなります。

 

記者:当日配布されるキーホルダーについて、デザイン等決まっていればどんなものか教えていただきたいのですが。

 

都市政策課課長補佐:キーホルダーについては三雲駅舎のパースと駅銘板をデザインしたものになっております。

 

記者:これはその日に配布するだけで、その後グッズ化して販売するなどはないんですか。

 

都市政策課課長補佐:今のところは当日配布限定となっておりますが、ご要望などあればグッズ化も検討していきたいと考えております

 

記者:一般会計補正予算について特徴的なところがあれば教えていただきたいのと、来年の市長選挙がありますが、現段階での市長のお考えをお聞かせいただければと思います。

 

市長:選挙についてはまだ何も考えておりません。補正予算につきましては先ほど申しましたように多文化共生にからむ施策について、この4月1日から法務省の中の出入国在留管理庁が設置されまして、外国人受入環境整備交付金の制度ができたということでありましたけれども、この交付金制度がスタートしたときには、都道府県、政令市、大規模集住市だけが対象になっておりましたが、全国市長会を通じまして国に「実情に合っていない」と何度も申し上げましたところ、9月から全自治体を対象に交付されることになりましたので、これに対応していこうというものであります。そのほかは特にないと思います。

 

司会:すみません、ここで学校行事につきまして学校教育課の青木指導主事より補足説明させていただきます。

 

学校教育課指導主事:『学校行事』について説明

 

司会:ありがとうございます。それでは引き続きご質問等ありましたら挙手をお願いいたします。

 

記者:外国籍中学生進路交流に来られる外国籍の若者は県内の方ですか。

 

学校教育課指導主事:はい、国外で生まれ幼いころに日本にやってきて言葉の壁などを乗り越えながら通訳や一般の仕事に就いている県内の方々です。

 

記者:ホームページを見ていたらセアカゴケグモに関する注意喚起の文書が出ていましたが、そんなにたくさん出ているのでしょうか。

 

総務部長:以前にセアカゴケグモが出た際に掲示し、引き続き掲載しているものです。特に最近大量発生したということではありません。

 

記者:こなん政策アカデミーは何年目の事業になりますか。また、先ほどおっしゃられた総合計画審議会について教えてください。

 

地域創生推進課長:湖南市政策アカデミーは今年で3年目の事業です。2年目から少し形態を変えまして、同志社大学政策学部政策科学研究科とパートナー連携を結びまして進めさせていただいております。昨年までは大学生以上が中心でしたが、今年度からは高校生も入りフィールドワークにより課題を探り、政策立案を行っております。また、昨年市民チームが提案した中学生アイデアキャンプを今年度に事業化し、実際に開発したニュースポーツを最終発表の場で発表していただく予定をしています。また、総合計画審議会ですが、後期計画の策定ということで、外部委員さんにお集まりいただき委嘱式や議題について議論いただく場になっております。

 

記者:大津市長が2期で退任を表明されましたが、同じ首長としてどのように思われますか。また、次の選挙について何も考えていないとおっしゃいましたが、新庁舎整備や石部駅整備など課題がたくさんある中で、どのような思いで新年度の予算編成を進められているかお聞かせください。

 

市長:大津市長につきましては私と同じ36歳で首長になられたということで、非常に大変な中で職務をこなしてこられたのかなと思います。とりわけ首長というのは孤独な立場におかれ、さまざまな意思決定を自分だけの責任で行わなければならないということがありますので、8年間非常に大変だったんだろうなと思います。ただ、私たちの仕事は他の人の共感を得ながら合意を形成して進めていくということが非常に大事なところであり、そういった面で市長会の中でもいろいろお話をさせていただきましたけれども、8年間の評価はご自身でなさるものですので、外からどういう評価するかということは差し控えさせていただきたいと思います。それから来年度の予算編成につきましては、今、各部から方針を出しまして各所管で編成作業を進めておりますけれども、ご指摘のような大型のインフラ整備もございますし、その一方で社会保障の充実という部分もございますので、どこかで立ち止まって期間を決めるようなものでもなく、行政というのは永続してまいりますので、そういった流れの中で考えていくものではないかなと思っています。ですから、石部駅や庁舎整備など大きなものもございますけれども、それだけではなく例えばこれからの行政のAI化や、これから激甚化、恒常化、広域化してくる防災への対応であるとかさまざまな対応については今までもしておりますけれども、当然行政としては対峙していかなければならない課題だと思っておりますので、この時点で力を、ということではなくて常に自然体で臨ませていただいております。

 

記者:知事が全国知事会の次世代育成プロジェクトチームリーダーになられたそうですが、全国市長会と連携して取り組まれるようなことはありますか。

 

市長:そのような職に就かれたことを承知しておりませんでしたが、地方6団体もしくは地方3団体ということで、全国市長会は全国知事会と連携していろいろなことを進めておりますけれども、知事会と市長会が違うところもございますので、そういったところは県市行政会議でも指摘させていただいておりますけれども、全国市長会と全国知事会で連携できるところはしていると思います。

 

記者:養育費不払いについてまた明石市が新しい取り組みをされていますけれども、ご所見がありましたらお願いします。

 

市長:明石市はかなり先を走られており、本市はやりやすいプロトタイプを作らせていただいたと、どこの自治体でもやろうと思えば簡単に取り組めるモデルを提供させていただいたと思っておりますので、明石市はその先の非常に困難な、国政レベルで法整備をしていただかなければならないようなところについて、法的な対応も含めて条例で対応していこうということだと思いますので、非常に難しいところを進んでおられるなと。そして泉市長も手堅く来年度からではなく再来年度からということで、その間に市民の皆様の理解を十分に得ていこうということだと思います。先ほど申しましたように共感を得ながら合意を形成していくというプロセスを今大事にしておられるなと認識させていただいております。

 

司会:他にご質問はありませんか。なければこれで令和元年12月度市長定例記者会見を終わります。

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