令和5年1月10日定例記者会見

更新日:2023年01月18日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)令和7年(2025年)4月湖南市立甲西中学校に「夜間学級」を設置予定

【発表内容】

司会 皆さんこんにちは。あけましておめでとうございます。ただいまより今年初めての市長定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長の方から挨拶、よろしくお願います。

 

市長 あけましておめでとうございます。旧年中ははいろいろご迷惑をお掛けいたしました。本年もどうかよろしくお願いいたします。ありがとうございます。

すいません、気になることが1つございます。湖南市も来年度の予算をどういう形で編成するかというところが気になって、いろいろ始まっておるんですが。滋賀県でも先週の末から、少し始まってるようでございます。その中で気になりますのは、国の動きも気になるんですが、その国の動きで気になりますのは、例の子ども家庭庁の中身であります。国は、どういう考えで、どう予算をつけていかれるのかというのを国の動きが気になります。滋賀県の方も、三日月知事が3期目に入りましたので、3期目の頭のところで子ども子ども子どもということが1つ目に言うてますのと、2つ目は北部振興と滋賀県の北部振興ということ、この2つを言うておられます。

今申しましたように子ども、子ども、子どもという形を言うておりますが、滋賀県がどういう形で子ども対応を考えておられるかということは気になります。具体的に言いますと、滋賀県が言葉濁しておられますところの福祉医療費の中学校までの医療費を、それぞれの負担分をなしにするという提案をずっとしておるんですが、令和5年度から、このそれぞれの医療費のところの中学校までの無料化にするということの、お約束がなされておりません。どうやら、県の予算編成の中身をちょっと見させていただきますと、この部分が、滋賀県の予算の中にありません。ありません。

皆さんに聞いてみると、どうやら令和5年度はなし。令和6年度からできる限り取り組みたいというふうに言っておられますが、果たして、滋賀県が、子どもを中心に子ども、子ども、子どもと言ってておられる中身が果たしてどういう形で編成されていくのかいうことが気になります。

1月の16日に実は昼から首長会議が滋賀県の首長が集まりまして三日月知事と会って話す機会がありますので、そこにおいても、令和5年度から、この具体的なものを1つでもしてくれということを、さらに申し上げてきたいというふうに思います。

令和5年度は、どうやらできないみたいでございますが、まだ県との交渉の余地はあると思います。ここのところにおいて、湖南市においても、医療費を中学校までやらせてもらってますが、できる限り県がやって欲しいし、そこのところにおいての費用負担というものを、できれば、その次の湖南市の計画にあります給食費の負担というとこら辺を少しでも軽くするという形に、そのお金をまわしたいというのが本音でございますので。今申しました1月16日の首長会議においては積極的に物を申し上げたいというふうに思っております。

これが気になるところでございますが、全般的には、令和5年度の予算編成のところが、湖南市としても、準備に入っておりますので、また皆さん方に、説明させていただける時が来ましたら、説明させていただこうと思います。そういうことでございます。

あと、夜間中学校に関しては、教育長の方からお願いしたいと思います。

 

教育長 改めましてあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。昨年12月28日にプレスリリースをさせていただいたところ、皆様には記事としてご掲載いただきまして、誠にありがとうございます。本来本日の記者会見で発表しようと考えておりましたが、年末に甲西中学校に設置することが決まりましたので、先に発表をさせていただきました。概要はプレスリリースで発表させていただいた通りでございます。甲西中学校に、令和7年4月に夜間学級を設置する。そのために、これから令和5年度、6年度の2年間に県と協議し準備を進めて参ります。

遡りますと、立候補について市長にご相談をさせていただき、何度かお話もさせていただいた中で、湖南市も設置に向けて手を挙げる。それから設置は、既存の校舎内に併設する夜間学級でということ。そして、JR甲西駅前で、なおかつ旧国道1号線沿いの甲西中学校という方向性となりました。今回この方向性の通り、甲西中学校において、既存の学校に学級を開設する夜間学級として、夜間学校を設置し、1人でも多くの人に学習の機会を提供できればと思っております。ご質問がございましたら、担当から説明をさせていただきます。以上でございます。

 

司会 資料提供につきましては今教育長が説明していただいた通りでございます。また広報1月号をお手元に配付させていただいておりますのでよろしくお願いします。それではご質問をここでお受けしたいと思いますので、挙手いただきましたら、ご指名させてだきますのでよろしくお願いしたいと思います。

 

記者 まず夜間中学について伺います。生徒さんの募集についはどのくらいの規模でお考えになられているのかということと、あと教育課程なんですけれども、いろんな人が来ると思うのですが、特に滋賀県の場合外国人人口の割合が高いこともありますので、その辺も考えていると言うことも聞いてますけれども、教育課程も一つの課程でやろうとされているのか、ちょっと教えてください。

 

教育長 はい。そのことにつきましても、令和5年度、令和6年度の準備期間でとは考えているんですけれども、すでに開設されている。茨城県の水海道中学校だとかそういったところが参考になるのかなということで考えております。教育課程につきましても柔軟に編成するということで取り組んでおられますので、全国的にもすでに開設されておられる学校等を参考にしながら、丁寧に進めて参りたいと考えております。

 

記者 定員とかもこれからだと思うのですが、1クラスぐらい納まればいいと思うんですけど、それ以上来た場合とかはどう考えていらっしゃいますか。

 

教育長 そういったことにつきましても、例えばホームページで他の学校見てみますと、例えば定員が30のところに36人来ておられますし、どういったふうにやっておられるのかなあということも今後考えていきたいと思っており、県と協議しながら考えていきたいと考えております。

 

司会 他どうでしょうか。

 

記者 今の挨拶でですね、滋賀県では、中学校まで医療費の無料化が、来年度はなさそうだという話がありました。

一方では、前の会見で中学校給食費無料化を湖南市の場合はやるというお話がありまして、その財源は、県が医療費無償化にするからという前提があったかと思うんですけれども、中学生の給食費無料化は問題なくやる予定ですかね。

 

市長 はい。ほんまは県も令和5年度から始めるということを検討しておられました。今も県議会の方から、議員さんたちを通じて、もっぺん、何とか令和5年度からやってくれやということをずーっと県の方の行政の方の人たちに言い続けてます。言い続けてますがどうやら、前もっての予算の書類を見ると、入ってないなあと。そうするとどうやら漏れてくる話から言うと、令和6年度には何とかするから、令和5年度は悪いけども、我慢してくれよという雰囲気の話が伝わってきてます。

もうそれは無理かなというふうに思ってます。厚かましい話なんですけども、自分としての考えは、県がやろうが、やるまいが、予定通りと言うてますので、市議会の議員さんたちも、もうすでに、まだできてへんけれども、何とかこれだけやりたいやりたいので、これは何とかするしなあというふうに言うてるのが、今申しました中学生の給食費ぐらいはというのは言い方悪いですけど、そこのところについては、何とかしようという形で言ってますので、担当の人たちにも、うちとこの内部においてはここのところは、自分の約束事やから、何とか今度令和5年度から実行に移すしなと言ってます。だから、県が医療費を負担してくれようが、くれまいが、給食費の中学校の給食に関してはやります。やろうと思ってますんで、そこをやらない限り自分が約束したことの1つですので。それもまだ完璧な状態ではないですけども、やらしてもらうというふうに思います。本当は小学校と中学校一遍にやれたらええねんけども。先立つもんとの関係がありますから、結論としては、医療費については予定通り続けてやります。それから、中学校の給食に関しては、歯を食いしばってでも行政が負担するという形をやらせてもらう。小学校もやりたいんですが、そこのところは懐具合と考えながらやらせてもらうのでごめんなさい。完璧な形で約束を実行できへんけれども、令和5年度からは、湖南市はやります。いうことです。

 

司会 他どうでしょうか。

 

記者 新年度予算の関連なんですけれども。昨年からのエネルギーとか物価高騰の関係での、2月にまた詳細な説明あるかと思うんですけども今のこの市内の企業の、業績見通しですとか、法人税の関係とか今どのように見ていらっしゃるか教えてください。

 

市長 燃料費の高騰に関しては、その前の年に比べると、思ってた以上の値上がりで2割から3割。光熱費というか電気代ですね、主に電気代が高うなってるなということを思いますし、そこのところについては、できる限り行政としては手当できるところは手当しなきゃならんというふうに思ってます。そこしかない。ただ、公平性をどう担保していくのかなということも非常に問題であると思っていますが、何かこう根本的にやらなきゃならんこと国はやって欲しいなというふうに思いますね。根本的にというのが何かと言うたら、要するに感染症の2類のところから感染者の5類相当のところに下げて、安定、安心という形をみんなに与えるということが、やっぱりすべきことやろうと。こういう形の何か小手先のばらまきじゃなしに根本的な部分をして欲しいなという思いはあるんですけども、来年の4月になったら5類相当にするしなあという話は聞いてるんですけども。

司会 他はどうでしょうか。

 

記者 もう一つ伺います。市長というより自民党支部長としての質問なんですけれども。県議選が春に迫ってます。以前聞かせてもらったんですけれども。湖南市の自民党から2人出すというお話がありました。

一方で、なかなか自民党の方からは推薦とか公認とかの人については出てこないので、どうなってるのかということを伺えればと思います。

 

市長 基本的には湖南市の枠が2人ある限りは、そこに自民党系で3人立てるっちゅうのはそれは失礼な話やけども、2人という枠組みある限りは、その最後の最後まで2人ということを準備していくというのが本来の筋だろうなあと。それで何も、あかんわけじゃないだろうなというふうに思ってます。

しかしながら現実には、おっしゃってるように、本音としてはまだまだ2人立てたいという思いがあります。あります。ありますけれども、どうやろなあと思って、年明けて声が出てこないというふうに思ってはるから。皆さんもお前どうしとるんやということでありますし、いろんな作戦考える上で、公認、推薦或いはいろんな形のやり方あると思いますが他の市においては、まあ大体もうメンバーも決まっていってるというのを横目で見ていると、非常に湖南市において2人目を立てるということは非常に難しい状況になってきてんのかなということは腹の中では思ってます。思ってますが、すいません、あんまり言い訳になりたくないので、最後の最後まで何とかならんかなあという気持ちは持ち続けようかなというふうに思ってます。

 

記者 要するに出たいという話が、ないということでいいですかね。

 

市長 止めはしません。どっと出たらいいねん。みんなで。

 

司会 よろしいでしょうか。それでは他に質問もないようですので市長定例記者会見を閉じさせていただきます。また次回は2月7日を予定しておりますので、ありがとうございました。

 

市長 ありがとうございます。