令和5年5月9日定例記者会見

更新日:2023年05月19日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

【発表内容】

司会 定刻となりましたので令和5年5月の市長定例記者会見を開催いたします。はじめに市長よりあいさつ申し上げます。

 

市長 昨日、市に大雨警報が発令されました。雨の降り方気にはなってたのですが、大事には至らなかって、ここ湖南市にとりましてはよかったなと思ってます。しかしながら、地震と雨を重なって受けられたところについては大変やなと思っており、何かできることがあるのかなという思いがあります。

それから、5月8日からコロナの扱いが、5類に変わりました。行政としてやらなきゃならんことはありますが、とりあえずは注意しながらやっていかなきゃならんのですが、一つは、コロナのワクチン、早急に、準備をしており、やっていこうと思っております。これが二つ目でございます。

それからゴールデンウィークが終わりましたので、令和5年が、いよいよ本格的に始まりました。スピード感、スピードを求め、行政も動かしていこうと思います。残された任期というものが1年半ぐらいでございます。できる限り、できる限り、必死の思いで約束果たすべく頑張っていきたいと思います。

この後は皆さんよりご質問をお受けする形でお答えさせていただきたいと思います。自分が今何を考えてるかいうことについては、本音に近いところで申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

 

司会 それでは、これからは記者の皆様からご質問ありましたら、承らせていただきたいと思いますが、何かございませんでしょうか。

 

記者(A社) 少し時間が経ちましたが、県議選があり湖南市では自民党と維新の候補が当選されました。一方で現職の塚本さんが落選されました。これについてどのように受けとめられているかお伺いいたします。特に維新が強かったということと、それと市長は、無投票ではあったのですが、市長選の時に大きな支援を受けられた塚本さんが落選されたという、ここを中心に教えていただければと思います。

 

市長 正直言って本音に近いところ申し上げます。全体に県議選。投票率見てもわかりますように、非常に低調であったというふうに思ってます。言葉は非常にきついかもわかりませんけども。今度の県議選というのは非常にしらけていたと思ってます。その責任はどこにあるかということは、それはそれとして、投票率が低かったということが気になります。自分が県議会にいさせてもらった時、そこで昔やってきたことから言いますと、時代が変わったのかなと思います。それは、言葉は問題になるかもわかりませんけど。たくさん人が集まってくれました。面白かったです。言葉は問題かもしれませんが、選挙面白かったです。人がたくさん集まってワーッとなってね。非常に楽しかったです。苦しい選挙ばかりでしたけども、でも苦しさの中に、楽しい選挙をずっとやらせてもらいました。それに比べると、人の寄りが少なくなりました。で、私どもの後援会も高齢化がきたなあというふうに思ってます。ただね、選挙というものは、私は地上戦っていうんですかね。地上戦と空中戦というふうに、みなさんは表現されますけども。私自身空中戦をやったことはありません。地べたを這いずった毎日毎日毎日の繰り返しの中でやってきた思いがあります。それに比べて、最近の選挙というものは、ふわっとした雰囲気で、特にあるグループを中心に、ふわっとした空中戦をやっておられたと思います。地域との繋がりとか、関わり方っていうものは、もう関係ないんだなという思いがします。そういうふわっとした空中戦でもって、選んでいかれた。1票には違いないと思いますが、果たしてそれで、いいのかなと思いはあります。自分を応援してくださっているグループも先ほど言ってますように高齢の方も多いですし、いつまでもいつまでもそういう時代じゃないっちゅうことはわかってますが、今申しましたように、何か地域との関わりの少ないところで、何かふわっとした形が投票に繋がったと感じています。逆に皆さんに聞きたいのですが、今後こういう形で選挙は行くんやろか。ほんまにこれでいいやろか、昔がよかったと言うつもりはありませんけども。これでいいのかなという思いです。地元のこと、もうちょっとわかって欲しいなと思います。というのが自分の思いです。これ以上言うと、また問題発言になりますので。すいませんけれども、まあ、それで、自分が思ってた予想とは違いました。それは自分が、それを感じる能力がなかったのと同時に、見誤りました。改めて、当選された方、おめでとうございます。落ちられた方残念であったと思いますし、引き続き地元の問題点を一つ一つ、確認しながら、拾い上げながら、行動していただきたいと思っております。以上です。

 

司会 よろしかったでしょうか。

 

記者(A社) 質問の一つは市長選を支えた塚本さんが落ちたというところなんですけど、そこは。

 

市長 市議会の会派のことですか。びっくりしてます。9人という大きな集団を作られたということは、それはそれなりの思いがあったというふうに思いますが。そこのメンバーの、中身見てますと、ワッと思ってますが、それはそれなりの思いがあって一緒になられたのだと思います。それはそれなりに会派というのは政治的な会派ですので、仲良しグループではありませんので、それはそれなりの方向性というか、政治的な意味も込めて、方向性が定まったんだと思いますし、共通する部分がおありだと思いますし、私は私なりの考えでやらせてもらいますし。議会とも、今まで以上に、それぞれ意見を述べられながら、方向を見いだしていきたいと思いますので、協力していただきたいと思いますし、こちらもまたいろんなご意見を聞きながら進んでいこうと思いますが、とりあえずは、お手並みを拝見させていただきます。びっくりしました。

 

記者(B社) 何に対してびっくりされたのですか。

 

市長 いや今までね。水と油とは言いませんけれども、それぞれ国会議員がおられて、県会議員がおられて、市議会議員がおられ、わかりやすかった。徳永さんが、向こうの北のほうの選挙に移られますわね、塚本さんが今回落選され、短期間で決められたのかな。その意味するところはどういうふうやったんやろなということが自分としては想像しますけれどもお聞きしてません。一緒にならはることに正直びっくりしました。それだけです。

 

記者(A社) 市長も今おっしゃいましたけれども。自民党系の人、公認が付いていた人、立憲系の人等かなりユニークな状況かと思うのですが、この二つがくっついていることについてはどのように捉えておられますか。それは藤川さんもいっしょなんですが、先の県議選で戦っておられた3陣営がくっつくというのも、なかなかユニークだなと感じるのですが。感想だけでもお聞かせください。

 

市長 感想だけ。正直さっきから言ってますが、びっくりしましたっていうことだけしか申し上げられません。それが、滋賀県の政治的な力関係を変えていくのか。或いはやっぱり前の形でいくのか。新しい方向なのか或いは維新も加えて、どういう形になるかということは今後の皆さんがたの動き次第じゃないですか。注目してます。私にコメントを求めないでください。新しい会派の人たちがどういうふうに考えておられるかと、どう進まれるかっていうのは、それはそれなり。聞きたいです私も。はい。

 

記者(B社) 市長がびっくりしてるって言ったのは会派の形成に対してだと思うんですけれども、塚本さんが落選したことに対してはどのように捉えられていらっしゃいますか。

 

市長 先にびっくりしましたっていう話の中には、塚本さんが落選されたことは思ってなかったということもあるんです私。選挙で借りがあるから返そうと思って、あそこの選挙のやり方も覗きましたし、選挙の周りにお集まりだったという人たちもメンバーも意気込みも見ましたので、正直言ってよもやという思いもあったんです。長いこと県会議員をいっしょにやらせてもらった相方、相方といったら言い過ぎかもしれませんが、うん。ちょっと寂しいです。ただし、議員でいてるときのみが政治活動ではありませんので、引き続き頑張ってもらいたいと思いますし、これで関係が終わるわけないので、自分としては、ずっと彼との関係は変わらないと思っております。

 

記者(B社) あの塚本県議が落ちるとは思ってなかったということですが、湖南市選挙区でなぜ維新が、今回議席を獲得できたと考えておられますか。

 

市長 そんなん聞きますか。皆さんが作らはったんだと思いますよ。マスコミがムードを。大阪のムードを。ずっとね。やっぱり中心は松井氏、吉村氏ですわ。あとはマスコミが、ある部分作られたんです。そう思ってます。

 

記者(B社) 大阪の流れが湖南市にも来たということですか。

 

市長 そうですよ、そう思ってます。だから先ほど言いましたように、投票行動というものは、空中戦で決まるのかな。

 

記者(B社) 先程市長の発言でもう少し地元のことをわかってほしいということがありましたが、これの主語はなんでしょうか。

 

市長 きついこと聞くなあ。何回もいいますけども私としては、地べた這うような、ところで、いろんな地域の問題点を把握しております。そこそこ把握してると思ってます。私は。それから地域における息遣い、ここで住んでる人たちの息遣いとか、呼吸っていうか、しんどさも、私は私なりに知ってると思ってます。だから、やっぱり誰にというんじゃないけども、当選された方も、今回当選できなかった方も、もう少し地域の問題点を知って欲しいと思います。私から見たら、言葉が悪いのですが、まだまだです。

 

記者(B社) 候補者全員ですか。

 

市長 はい。

 

記者(C社) 空中戦など選挙に関わるお話がありましたが、空中戦が戦果を分ける中で1年半後の、市長の決意等ありましたら。

 

市長 それはもう聞かんといてください。私75歳を超えておりますから。それはそれなりに体力が落ちるという状態は、皆さんがよくご存知の通りであります。ですが与えられた任期をまずは精一杯やります。12項目の約束事もございますので、精一杯やります。

 

司会 他のご質問ございませんでしょうか。

 

記者(A社) 市長に再度伺います。全然別件ですが、私が市長の選挙での政治資金の問題を書いてから2ヶ月半ぐらいなりました。この間4月20日のですね、全協では議員さんからも、どう考えてんだと、どうするんだと責任を問う声が多少上がったというふうに聞いてます。市長も責任はあるということなんで、責任を取るということだと思うんですけれども、その後、その辺をどういうふうに考えてらっしゃるのか。前回の1ヶ月前は検討してってことでしたけれども、これについて伺えればと思います。

 

市長 あの、この前記者会見の席上でも言いましたが、自分なりに責任を感じてますし、もう少し時間をくださいという話をしておりました。その後、4月13日木曜日。あんまり記事にはしてほしくないんですが甲賀警察に行きました。本件について、自分はこういう形であって、こういうところに問題点があったということは認識してますということを言いに行って、警察に相談するっていうのはおかしい話でありますが、こういう形で、選挙法についての違反というものがあったということと、自分としては責任を感じてますということを申し上げて、できることならば、この罪というものはどれぐらいといいますか、教えてくださいっていうことを聞きに行きました。

警察から返事くるわけがないとは思いますけども。一応自分としてはそういう形で相談を持ちかけたんですよ。そんなもん知るかという話にはなりませんでした。一応聞いておきますという返事であったので帰ってきました。その後、警察に、あれはどうでしたかなあということは、問うてはおりません。今日5月9日であります。本来は自分で決めなきゃならんと思います。もう一つ思うのはね。あかなんだということは、あかなんだと思います。

そしたら、まずはそこのところの、特に気になってるのは、いろんな選挙を通じていろいろ認識しなきゃならなかったこと、これは自分の落ち度でありますし、もう一つは、指摘のありましたように、会計責任者のところについては、きちっとしなきゃならないとしたけども、それをもう一回名前を変えて出し直すというのも、それで許されるのかということもありますし、それは、もうそのままにしてあります。この件につきましては、すいません。もうちょっと時間いただけませんか。あかなんだことはあかんのですし、その責任を取らなあかんなと思ってます。すいません。もうちょっと時間ください。すみません。申し訳ない。

 

記者(A社) わかりました。本来自身で決められるという認識でいらっしゃるということはよくわかりました。まさにコラムに書きましたけど、同じようなことが国であって、国の政治家は更迭されましたが、首長を更迭する人は誰もいないのであって、政治家の責任は自分でとられることと、市長、多分ご自身でわかってらっしゃると思いますんで、もう少し待とうかと思います。ありがとうございました。

 

司会 他にご質問ございませんでしょうか。

 

記者(A社) 教育長に伺います。コロナが5類になりまして、以前の生活に戻りましょうと、いうふうな流れになりました。今日もここに来る時に子どもらがいて何か庁舎の前で記念撮影してたのですが、終わった後に先生が、マスクある人マスクしてみたいなことがありました。マスクが自由っていうふうには言っておりますが、ほとんどなかなか外す子がいないんではなかろうかと。これは、やっぱり先生が着けてると、なかなか子どもも外しにくいんじゃなかろうかという気がしてます。先生が着けてるのは何だっていうふうに考えると、先生が着けたいからっていうこともあるかもしれませんけど、これはもう管理職が着けてたら着けざるをえないだろうなっていうのがあったりとか、管理職何で着けるんだって言ったら教育長が着けたんじゃないかとか、先ほども着けておられましたけど。ていうことを考えると、もうそれは教育長から積極的に外してくのがいいんじゃないかなと私は思うんですけどいかがですか。

 

教育長 ご質問いただいたことでお答えさせていただきます。まさしく今おっしゃった通り、マスクは外しましょうということは、学校の方には、行き渡っているはずではあるんですが、やはりどうしても例えば先ほども子どもたち集まっていましたけれども、あの後バスに乗るとかいったときに、どうしてもなんかまだ心配やなとか言うんだけどもそれはもういいですと。5月8日をもって新型コロナウィルス感染症が感染法上5類になったんですから、そこでそれ以前の令和2年2月27日以前の生活様式に戻しましょうっていうことは、何度も繰り返し伝えていきたいと思っています。ですが、登下校の様子を見ていましても、やっぱりマスクしているんですよね。ですけれどもおそらく、今後どうでしょうひと月以内にはもう、熱中症の心配が高まってきますので、そういったことも踏まえて、マスクを外しましょうと、まず、担任が理由がない限り外すっていうことをしていきたいと考えています。やはりこの顔も人間の一部ですので、そういったことが、お互いに認識できての仲間づくりっていうところも大事だと思いますので、今後そのようにしていきたいと考えております。ただ今日の庁舎見学においては、お客様がおられますので、庁舎内ではマスクをしましょうということになっていました。以上です。

 

司会 他にご質問ございませんでしょうか。よろしいですか。そうしましたら市長定例記者会見を閉じさせていただきたいと思います。次回の記者会見6月5日の月曜日を予定しておりますので、またご案内させていただきたいと思います。ありがとうございました。