令和5年8月28日定例記者会見

更新日:2023年09月11日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)令和5年9月湖南市議会定例会提出案件

【発表内容】

司会:皆さんこんにちは。時間となりましたのでただいまより9月度の市長定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長の方からよろしくお願いします。

 

市長:来年で20周年を迎えます。いろいろしなければならないことがあります。先送りになっていることもいろいろ多くございますので、一つ一つ解決していかなければと思っております。9月議会の中でも提案します議案に、ずっと引きずってる問題もあるんですけども。もうそれも提案しながら、議会の皆様方にご理解をいただいて前へ前へ進めたいと思っております。また説明をしてもらう中で、ご質問あればお受けするという形にしたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

司会:それでは本日資料提供させていただいております令和5年9月湖南市議会定例会提出案件について説明をお願いいたします。

 

総務部長:令和5年9月湖南市議会定例会提出案件について説明させていただきます。一覧と概要書を資料としております。今回の提出案件については25議案ございます。内訳は、条例の改正が5件。補正予算が6件、工事の変更協定が1件、決算の認定が8件。人事案件が2件、その他の案件が3件の合計25件でございます。

9月議会は決算認定が主でございます。

提出案件で、特徴的な案件については条例改正で議案第53号「湖南市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について」において石部図書館を、令和5年度末で、廃止する内容であります。また議案第54号「湖南市文化ホール条例の一部を改正する条例の制定について」において石部文化ホールを令和5年度末で廃止をする内容としております。

決算の確定によりまして、一般会計は、議案第57号において、令和4年度の繰越金剰余金が確定しますので、剰余金約2分の1に相当する2億6000万円を財政調整基金に積み増しをするという一般会計の補正予算の概要でございます。補正予算全体としては不足額を増額するいうものでございます。資料提供につきましては以上でございます。

 

司会:それでは、只今説明をいたしました資料に関するご質問をお受けさせていただきたいと思います。何か質問ございませんでしょうか。

 

記者A:今説明のあった議案の53号、54号についてですけれども、いずれも石部の図書館と文化ホールを廃止するという話なんですが、どういった理由で廃止となるのでしょうか。

 

総務部長:この石部の図書館と文化ホールが入る石部文化総合センターは、老朽化というよりも、その機能を石部のまちづくりの中心として、ふさわしいものを作ろうということで除却します。除却した後は、小規模多機能自治の拠点となる石部まちづくりセンターを新設したいと考えております。そのために現行の施設を廃止するものです。

 

記者A:細かい話になるのですが、除却はいつされるのですか。

 

総合政策部次長:湖南市版小規模多機能自治構想にあるスケジュールから申し上げますと令和6年度に除却をする方向としております。ただしこれについては先程総務部長も申しました通り廃止(案)の条例を上程いたしまして、除却に対する予算はその後上程をしていくということとしております。基本構想上のスケジュールとしては、このようなとおりでございますが、その辺で確定はしておりません。以上です。

 

記者A:もうひとつ、除却後にまちづくりセンターを作るという話ですが、その中に文化センター的なものを作るとか、図書館的なものを作るとかという構想はないんでしょうか。

 

総合政策部次長:除却の後に、石部地域の(仮称)小規模多機能自治センターを作る想定です。その中にどういった行政機能を入れていくかということをタウンミーティングの中でいろいろとお話をうかがってまいりしましたが、どういった機能を入れていくかということを今年度いっぱいかけて検討することになっています。

 

市長:少しだけしゃべってもいいですか。合併して湖南市になった際にもいろいろあったと思うのですが、合併して来年で20年になりますが先送りとしてきたこともあり、どこの自治体も同じような課題に手を付けられていないと考えています。旧町の状況の中で、それぞれの地域における要望もありますし、そこをなかなか調整できていない市、合併するに当たってこういうまちにしていこうなと言ったことは、なかなか手を付けられなかったと思います。そしてここに小規模多機能自治センターを設置することについては、ここで夢を実現すること、歯を食いしばってでもやらなければならないことがあると思っています。それが石部文化総合センターにある図書館や文化ホールを除却するという総論的な方向性を確認したいし、次の時代に必要なものをここでどうのように展開していくかということは、その次やと思っています。ここに手をつけないことには、東庁舎周辺の整備、西庁舎の周辺整備というところは一体ですので、そこに手を付けられないと考えていますので、まずはここから始めたいという思いでございます。それが今度の議案第53号の図書館と第54号の文化ホールの廃止ということで方向を決めて、次の時代に備えたいという思いで提案させてもらいました。

 

記者A:除却をした後には、小規模多機能自治センターを建てるが、そこにどのような機能を持たせるかは、今後考えていくということですか。

 

市長:多分、他の自治体でも、ここについては、迷ってはるのでは。そのあとにね、例えばですよ。また皆さんと相談しなければならないのですが、複合的な施設になるんやろうなと思ってるんですけど、それは時代もそういう形で求めてるじゃないですかというふうに思っています。

 

記者A:湖南市の人口は55,000人くらいで、文化ホールが二つあり、同じ規模の図書館が二つあるというのは、これからの人口減を考えると、結構重たいかなとも思うのですが、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。

 

市長:あの、最初に、合併すると言うことは、いろんなサービスが落ちるということを覚悟して、湖南市になったと思っています。二つあるものを一つにしようということを、腹くくって湖南市になった。さあ現実に迫ってくると、なかなかあるものについては、たとえサービス利用頻度が少なかったとしても、やっぱりそのサービスがなくなるということについてはかなんという思いは私もものすごくわかるんです。で、今あるサービスをたとえ利用者が少なかったとしても残して欲しいという要望と、さらにそれを残しながら、次の時代に準備をして欲しいという気持ちものすごくわかるんですが、ある面においたら心を鬼にせざるをえないんちゃうかなと思っています。それと特に石部につきましては、文化ホールと図書館のところに、まちセンとして、小規模多機能自治センターを兼ねるまちセンへ間借りして、入らせてもらってるわけですね。

石部のこのエリアだけが、そこの施設がないので、間借りという状態でずっときてますので、これは早急に手を打たなきゃならんという思いで提案させてもらうということであります。

 

記者B:除却をして新しい施設を建てるということですが、これは建て替えるということでいいですか。

 

市長:はい

 

記者B:その中に図書館機能は、規模は別にして、新たに出来るのですか。

 

市長:そこは決まってません。二つあるの一つということならば、こっちにあります。

旧甲西の図書館から湖南市の全体の図書館という形になるやろ。ここまでは、心を鬼にしていこうと。しかしながら、それでいいのかどうかっていうところはありますわね。

 

記者B:地域の声とかあるを思うのですが。市長の方針としては一本化はするんだけれども、中身決定しているのではなくて弾力的に考えていく中で、規模をぐっと縮めて・・・・・

 

市長:もうそれを言ったら心を鬼にしてへんわ。まずは一つになろうやんかというところで意思統一したい。その後は、また考える。

 

記者B:今日の段階では一本化することには間違えないということでしょうか。

 

総合政策部次長:すみません。今のご質問でございますが、図書館としては1館にしていくというような方向での提案でございます。ただ、図書機能をどういうふうに残すのか、残さないのか、残すならどれぐらいの規模で考えるのか、ご意見としてあれば図書機能としてどうなるかっていうところは、検討の余地があるということでございます。改めて館としては1館にしていくということでございます。

 

記者B:もう少し図書機能というと、館と機能というのは別なんですけども、機能限りなく大きくしていけば館に近くなるわけで、玉虫色な表現にしていくのかどちらですか。

 

総合政策部次長:はい。先ほど終わりましたタウンミーティングの中では、市民の皆さんにお伝えをさせていただいたのが、図書機能としては、石部だけではなく市内4つに各センターに置きますので、各拠点で図書の貸し借りができるような機能は、まずは考えているという機能の一つでございます。

 

記者B:蔵書を新しいセンターに設けるとかっていうことではなくて、巡回車のようなものが貸し出しについては石部でもやりますよという仕組みのような。

 

総合政策部次長:はい、おっしゃる通りです。DX化でどういった貸し借りの関係等を整理していくか。今おっしゃるように、移動図書館は市で持っていますので、それを組み合わせながらというようなことの、図書機能の展開を考えております。

 

記者B:今現在も移動図書館は展開しているのですか。

 

総合政策部次長:石部まちづくりセンターではなく違う施設を巡回しております。

 

市長:蔵書の数を言いますと、石部図書館に10万冊、甲西図書館には35万冊あります。また貸出冊数にも差があります。それがすべてと言いませんがそういう状況です。滋賀県においても三日月知事が「こどもとしょかん」って言うてますが、中身何も決まっていません。これからです。ですから、図書機能という形の中で、あるいは図書館機能、こどもとしょかんという表現も今滋賀県においてされています。具体的に時代に合った形、デジタル化のこともあります。しかしこれは、なかなか図書においては、デジタル化は遅れてるところもあるんですが、だからそこのところ迷いながらですが、どういう時代が来るのかもわかりませんので、時代に合わせた対応をしていかなきゃならんという思いです。正直申しまして、ここのところ質問されると、きちっと隅々まで答えられる回答を持ち合わせてるわけではない。時代は読めません。しかしそれでも、抱える荷が重たいです。利用頻度とか言うたら怒られますし、

そこに対するいろんな人件費も含めて、どれだけ経費がかかるのかと言うたら、それがすべてじゃないよという批判を受けてるんですけども。それでも、ある面においたら、心を鬼にしなければならない。そういう時代がそこまできてると思っています。ただ、いろんな意味で電子化という形が、発行物、図書の中にもおいてもされてますし、この間、どこかの新聞の紙面にも載ってましたけども。全体の発行部数から見て、電子化されてる部門が幾らお金つぎ込んでるかいうの、日本全国の統計も出てましたけど。そういう時代がすぐそこまで来てるんやなと思っています。それに合わせて、湖南市としましても、それに合わせてやっていこうという思いであります。

 

記者B:すみません。抱える荷が重たいとおっしゃったんですが、その運用状況等数字があるのならば教えてほしいんですが。

 

市長:図書の貸し出し件数とかの資料については持っておりますが、後程お渡しします。でもそれを強調したらね、それがすべてではないと指摘を受けます。一人でも利用される人がいるんだから、そこのサービスを無しにするのかとお叱りを受けます。私、その気持ちもよくよく解るんです。嫌われているのもよくよくわかっているんです。それでもやらなきゃならない。

 

記者A:今の話で追加なんですが、基本的には文化ホールも一本化するということでいいですか。

 

総合政策部次長:はい。そうでございます。

 

市長:文化ホールは建物がメインではなく、表現の仕方ですよね。文化芸術っていうのは。そこについては、かつての指定管理者の湖南市文化体育振興事業団は解散しましたので、市の直営で預かるという形になっておりますので、いろんな形の見せ方示し方については、私が預かるといいましたので、現実には自分なりにどう表現したらいいのかを考えながら、必死の思いでやらせてもらいます。

 

記者C:議案第57号一般会計補正予算において、木造住宅耐診断員派遣業務委託費を増額するとありますが、当初想定がどれくらいで、現在どういう状況となって増額となったのか、少し具体的な数字を教えていただければ。

 

土木建設部長:毎年約10件の耐震診断を想定して予算を計上しております。今回能登半島において地震がございまして、それが起因し「自分の家を耐震診断して耐えられるのか、耐えられないのか」という気持ちを持たれた方がいらっしゃいまして、毎年10件あるかないかという状況であったのですが、この地震以降増えましたので、予算の増額を要求することとなりました。

 

記者C:何件ぐらい。

 

土木建設部長:今、具体的な数字をお示しする資料がございませんので、後程ご説明させていただきます。

 

司会:他にご質問ございませんでしょうか。よろしいでしょうか。それでは、資料提供についての質疑を終わらせていただきます。説明員は退室していただいて結構です。

は、引き続きまして、その他ご質問がございましたらお願いいたします。

 

記者D:よろしくお願いします。この間記事に書いたのですが、甲賀消防について9月末までで12人の職員が中途退職するということなんですが、全職員の5%の職員が退職することについて、管理者としてどのようにお考えでしょうか。

 

市長:聞かはると思っておりました。現段階においては、各署の職員で勤務体制や勤務時間を調整し、不足する勤務日を対象として、スポット的に、本部の各課の職員を応援人員として支障のない状態で勤務していると報告を受けています。当面9月中は現体制で勤務ということであるが、10月からの体制については、本部員の配置転換や、初任科修了者の新たな配置も含め、早急に市民の安心安全を、守る観点からも、現有の消防力を維持するように指示しています。先日報告を受けまして、当面、まずやらなきゃならんことを、問題を生じないように体制を組むことと、10月からは、研修から戻ってくる職員もいるし、それで体制を組みますという説明を聞いております。

 

記者D:こんなに退職されることに関して、どのように受け止められていますか。

 

市長:今申しましたように何人辞められるかということの報告は聞きました。それに対してどういうふうに対応するかということも聞きました。それから10月になってからの体制というもの、それと新たに採用するにあたっての、人数。今までと違って、それなりの体制でいかなければならないという説明は、先週の終わりに担当より説明を受けました。

正直言って、乗り切っていかなきゃならない。多少、しんどいとは思いますけれども、それでもやっぱり乗り切っていかなきゃならんと思ってます。これ漠然とした答えとして悪いのですけどそういう思いです。あと細々したことについては、その都度その都度説明を受けるようにしております。

 

記者D:12人という全職員の5%辞めるっていうのは異例の事態だと思うのですが、これについてはどうお考えですか。

 

市長:あのね、今、検討してるわけですね。第3者委員会で。その結論は、早くしながらというふうに思ってますし、それに対する対応策も考えなきゃならん。とりあえず先ほど1回終わりました。その後のことについても、やっていかなきゃならんということは思ってますけれども、とりあえずここにおいて検討を始めていただいてる、検証をしていただいてるわけですから。そこにお願いしてるわけですから、今たちまち管理・責任者といえども、そこに対して横からああや、こうやと余計なこと言わない方がいいやろうと思っています。だから自分らしくないですが、これ文章にしてお伝えしました。これ以上のことについては、それぞれの現場においての、説明をそっちの方に求めてもらって。自分としては、今現在申しましたように、管理・責任者としての責任を感じて次のその穴を埋め、体制に不備のないようにするということ。同時に、今そういう形でやってもらってる最中なので、あんまり検証いただいている方が脱線するようなことを言わない方がいいやろというのが私の思いであります。

 

記者D:違う質問をしますが、2018年から昨年度の5年間の退職者は26人にのぼっているのですが、2013年から17年度の5年間では計9人となっていることについてどう感じられますか。

 

市長:まだ追っかけるかなあ。そこのところについてもどうこうということ、ここについては、どうなんやろうなということについての発言は、ちょっと控えさせてほしい。ここでそれを自分が個人的な考えや、自分の思いというものを言える立場では今現在はないと思うんで。そこのところについては発言を控えさせてもらいたい。

 

記者D:それは第3者委員会で検証中ということでしょうか。

 

市長:そうじゃなしにね。そうじゃなしに。ただ統計的に言うてどうやこうやということをもって、どう思っているんやと迫られても、その答えについては、現在今のところ持ち合わせてません。

 

記者D:持ち合わせないっていう問題が、明らかにしなければいけないんじゃないのでしょうか。管理者なんだから。

 

市長:いずれね。

 

記者D:どのようにされるのでしょうか。

 

市長:まだ決まってません。そこについての答えは今できません。それはなあ。気持ちもわからんでもないけどそれをここで迫るかなあ。過去の人数と比べてどうやこうやって言われてもあかんって、それはもうよう答えん。いずれ答えることにします。今、ここでよう答えん。

 

市長公室長:失礼します。ちょっとよろしいでしょうか。過去の話がどうかとか、令和5年度がどうとかという話があったのですが、基本的には、その退職理由は報道にもありましたような内容であったと聞いております。しかし、何が事実であって、何が事実じゃないのかということは現在わかりません。現段階では、この方々にも、アンケートという形でしっかりと答えてもらいたいというふうに思っておりまして、まずは退職理由ですね、こういったものをしっかりと事実確認をさせていただいて、その上で検証させていただく必要があるんじゃないかなというふうに思っておりますので、今管理者が申し上げましたように、現段階で各々の退職理由の事実関係も含めて考えると、そこをお答えさせていただく段階ではないというふうに思っております。以上です。

 

記者D:今のお話であれば、第3者委員会で調査しているから言えませんっていう話なんでよね。そうすると、さっきの話と違うんですが、管理者としての見解を伺いたいのですが、今公室長が言われたようなことでよろしいですか。

 

市長:はい。結構です。今は答えません。

 

記者D:第三者委員会の調査を待ってということでしょうかね。

 

市長:この事実関係について答えられるだけの調査結果を現在私は持ってない。

 

記者D:ただ2018年度に何があったかと言いますと、※※※※※※※※※しています。

 

市長:ちょっと待ってくれ。個人名を出して言うのか。

 

記者D:大事なことだからです。2018年度に7人が中途退職していて、それ以降、退職者が急増していることについてはどう思われていますか。

 

市長:個人名を出して質問をされるのか。新聞記者さんとはいえ、実名を出して私に答えを迫るのか。今それをすべき立場か。私はそうは思わん。これについては一切ノーコメントでいく。どんな記事になっても構わないけど、だからと言って、記者さんと言えども実名を出してこの場において、そういう発言をするというのはいかがなものかと思う。ある程度節度をもってやってほしい。

 

記者D:いや。全然節度を越えていると思わないです。

 

市長:それは、あなたの考えや。

 

記者D:それは市長の考えでしょう。

 

市長:そうや。お互い様やないですか。何を言ってはるんや。ここで実名を出してどうするんや。責任持つんかいな。

 

市長公室長:他にご質問があるということなので、どうぞ。

 

記者A:今の話の関連なのですが、退職者が増えました。消防力については、落とさないようにしていきます。そういう話でしたが、それは構わないのですが、一方で、福利厚生のことを考えると休みが取れなくなる可能性がでてくるのですが、同時に事務的なものが滞る可能性もでてくるのですが、この辺のことがどうなっているのかわからないのですが、9月末で退職されるのであれば、もしかすると10月からも辞める人が出てくるかもわからない。そうなった時に、甲賀市や湖南市で事務をする人間を派遣するようなことはありえるのでしょうか。

 

市長:一般職?

 

記者A:そうです。難しいんでしょうか。

 

市長:難しい。

 

記者A:わかりました。

 

市長:例えばですよ。救急車に乗る人数も最低限決められた人数3人ですかね。3人を2人にして、そんなことできません。決められた形守らなきゃなりません。そうすると、今現在の現場にいる人たち、あるいは事務職も含めて、本部にいる人達も含めてまずは頑張ってもらう。だからそういったところで今とりあえず頑張りますっていう現場の人たちが言うてるんやから。そこで頑張ってもらうしかないし、長期的に見ると10月以降について、また辞表が出てくる可能性はないわけじゃないです。言うてはる通りであります。しかしながら、それであっても対応していかざるをえない、緊急事態だというふうに思って現場の空気も、気合入れてやっていくと言うてる。そこのところ見てもらうしかないなと思います。

 

記者A:とりあえずはだから、現場で考えてもらうと。

 

市長:はい。そうです。

 

記者B:ちょっと市長の言葉の中で、大事なことおっしゃったように思うのですが。10月1日から、体制を組み替えるということですが。

 

市長:これは現場の人達が勤務表を作って、いろいろやってるので聞いたってくれへんかな。もうその体制を組んどるから聞いて欲しい。聞いたってほしい。

 

記者B:わかりました、後、入ってくる職員がいるということでしたが。

 

市長公室長:この4月から消防学校の方に半年間の初任科研修に出ていた職員が研修を終える7名が、配属予定となっております。

 

記者B:新任職員さんということですか。

 

市長公室長:はい。

 

記者C:今の関連で、その新任職員の7名の方は当初から配属予定の職員であったのか、足りないと言うことでお願いして配属となるのか。配置予定になかった人を配置されると言うことなのでしょうか。

 

市長公室長:昨年度の募集で採用された新規採用職員でございます。まず消防学校に入校され、研修を受け、10月1日から正式に配属という形になります。急に退職者が出たから採用された職員ではございません。

 

記者D:既にアンケートを始められ、返送されてきていると思うのですが、これまで本部はハラスメントの訴えはあがっていないと会見等で説明をされているのですが、アンケートにたくさんの内容が寄せられているのであれば、それは本部に声を上げられない深刻な状況だと読み取れると思うのですけれども、アンケートの内容を見て事態が申告であるとお考えはないでしょうか。

 

市長公室長:市長には、アンケートがどれだけ、どのような内容で届いているかは、現段階で一切報告しておりません。私が第3者委員会の事務局としてお預かりしております。アンケートの内容については第3者委員会の委員にも未だ見ていただいておりませんので、それまでは甲賀市の市長公室長と私以外は知り得ませんので、ここでの発言はできません。

 

記者D:というか、たくさんのアンケートが届いているのですから、早く調査をしなければとか、そういう認識はないのでしょうか。

 

市長公室長:すいません。甲賀消防の第3者委員会の記者会見ではありませんので‥‥

 

市長:もうそのへんで止めとこ。あのね。さっきも言いましたが記者Dさんの思いがあって言うておられ、実名が出たけども、本来出すべきではないと思っている。実名まで出さはったけど、私、それはあかんと思っているねん。自分の思い通りにならないことがあったとしても、それはそれなりの持っていきかたやと思うんや。実名を出すと言うことは。これはあかんでよ。私は思うで。あかん。

 

記者D:ただ事実関係を述べただけで、そこまで言われるのはどうなんでしょうか。

 

市長:この段階で実名出してやな、あんたがた何を言うてもいいという立場にあるわけじゃないでな。それなりにわきまえてほしい。もう止めよこの話は。

 

記者D:市長にお伺いしたかったのは、これだけ退職者が出ている深刻な事態なので、個人の責任を問うお考えがありますかという質問をしたかったんです。

 

市長:そこはあかん。そこのところをここで問うのは若干意味が違う。これで終わろう。

 

司会:他にご質問はございますでしょうか。よろしかったですか。ありがとうございます。そうしましたら以上で令和5年9月度の市長定例記者会見を終わらせていただきたいと思います。次回は10月3日を予定しておりますので、またご案内をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。ありがとうございました。