令和5年11月7日定例記者会見

更新日:2023年11月17日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)令和5年11月湖南市議会臨時会提出案件について

(2)湖南市東海道秋の楽市楽座~実りの秋と石部宿~

(3)国宝 湖南三山紅葉めぐり

(4)令和2年度新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の返還について

【発表内容】

司会:定刻となりましたので、令和5年11月の市長定例記者会見を始めさせていただきます。まず初めに市長よりご挨拶をお願いいたします。

 

市長:皆さんご苦労さんでございます。ありがとうございます。非常に普段からおとなしい人間でございますので、今日も無事におとなしく終わりたいと思っております。ありがとうございます。今日もよろしくお願い申し上げます。

 

司会:本日の定例記者会見は4件の資料提供がございます。資料提供の説明をそれぞれさせていただきまして、その後提供した資料ごとに質問を頂戴したいと思いますので、よろしくお願いいたします。それではまず、次第の1件目、令和5年11月湖南市議会臨時会提出案件について説明をお願いいたします。

 

総務部長:令和5年11月市議会臨時会の提出案件について説明をさせていただきます。提出させていただく議案は、補正予算の1件でございます。議案第79号、令和5年度湖南市一般会計補正予算。第6号の補正でございます。補正項目は一つだけでございまして、石部駅周辺整備事業で、令和5年度に7億4,389万5,000円計上してますが、そのうち、南北自由通路新設工事におきまして、想定外の岩盤が出たため、今年度中にこの自由通路の完工が見込めなくなりましたので、西日本旅客鉄道株式会社と結んでいる工事に関する協定。その中の協定期間の延長をする必要がございます。それのために、予算措置として、この南北線自由通路に係る工事、3億4,121万8,000円を来年度に繰り越しするものでございます。

なお、9月に提出した案件のうち、議案第53号、湖南市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第54号湖南市文化ホール条例の一部を改正する条例の制定については、9月定例会において継続審査となっておりましたが、11月の臨時会において審議事件として取り上げられます。11月臨時会において、採決の予定がなされております。以上です。

 

司会:続きまして、湖南市東海道秋の楽市楽座実りの秋と石部宿について、説明をお願いいたします。

 

商工観光労政課長:湖南市東海道秋の楽市楽座実りの秋と石部宿ということで、湖南市の三大祭りの実行委員会の委員長でもあります観光協会の会長、それから観光協会の皆様が来られておられますので、ご説明をしていただきます。

 

観光協会会長:お手元の資料で、今ご案内をいただきました、湖南市東海道秋の楽市楽座というタイトルのもと、実りの秋と石部宿と副題をつけ、11月23日イオンタウン湖南の駐車場の一部をお借りして、このお祭りを実施いたします。先ほどご案内いただきましたように、“三大まつり”ということで春のさくらまつり、夏の花火大会、そしてこの秋のまつりということでこの三つの大きなまつりのひとつということで、開催させていたくだくものです。

時間は10時からということで、皆さんご存知のイオンタウンで。イオンタウンも誕生9周年、そしてJAこうかのここぴあの周年祭と同時開催ということで、市内外からもたくさんの人にお越しいただけるんではないかなというふうに思っております。特に今回の大きな目玉としましては、交流都市4市町が、それぞれブースを出展していただくということで、初めて北海道の比布町、鳥取の北栄町、高知県の室戸市そして東洋町、この4市町さんが来ていただけることになりました。その中でも東洋町さんのマグロの解体、これは以前もやらしていただいたんですけども非常に好評ということで、ただちょっと皆さんの目の前で解体をするということが、許可がおりないということで、調理室を使わせていただいて、マグロの解体を少し見ていただきながら、食べていただこうということが今回の大きな目玉にもなっております。

今回なぜイオンタウンで実施するかと言いますと、今まで石部の雨山でやらせていただいたんですけど、駐車場の関係等や、ちょっと場所がわかりにくいというようなこともございました。当然のことながら石部宿でやるというのが本筋だったんですけども、なかなか旧道沿いでできないということがありましたので、何とか東海道沿線でというふうに考えておりましたが、ご存知の通り、夏見の里というのはご存知だというふうに思うんですけど、夏見の里というのは、石部宿と水口宿を結ぶ、ちょうど中間地点で、休憩場となる立場がありました。新しく国道一号線ができて、そこで立ち寄る場所がイオンタウン湖南ということで、気持ちは東海道沿線の一つということで考えさしていただいたんで、ちょうどこの楽市楽座というような部分も、この日に開催をさしていただきたい。特にこの11月23日は、今日お越しいただいておりますけれども、湖南三山の紅葉が本当に一番良い時期かなというようなところで、三山めぐりそしてまた、ここに立ち寄っていただいて、楽しんでいただく。そういった他市町村から来ていただく方にも非常に楽しんでいただけるイベントということで、イベントステージの中にも石部太鼓からスタートさせていただいて、お手元に書いておりますように、ずっとイベントをさせていただくんで、来ていただいた所に楽しんでいただけると思います。

そしてまた、先ほど申し上げましたように、イオンタウンさんの方でもいろんなイベントをされておられますし、またお買い物もしていただけるというところ、また、恐竜のイベントを少し楽しんでいただくというような楽しいイベントもさせていただいておりますので、ぜひ湖南三山を含めここ湖南市にお越しいただきますようによろしくお願いしたいと思います。以上です。

 

司会:それでは次に、国宝湖南市三山紅葉めぐりについて、説明をお願いいたします。

 

商工観光労政課長:湖南三山紅葉めぐりということで本日は、湖南三山の常楽寺、善水寺。長壽寺のご住職に来ていただいておりますので、まずはご説明をよろしくお願いいたします。

 

 

観光協会会長:先ほどもお話をさせていただいたように本当に三山とも非常にもみじの綺麗な時期でございますので、しっかりと楽しんでいただくためにも、三山とも行っていただきたいなと思っております。湖南三山は値上げもせず600円で頑張っていただいてます。お得感から言うと、湖南三山はかなりお得ですし、中身も充実しております。ということで、三山の住職にそれぞれPRをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

 

常楽寺:湖南三山を立ち上げましたのは平成17年でございますが、その頃はなかなかPRもうまくできず、市の皆様の、お力によりまして、ようやく何とか、“湖南市には湖南三山があるぞ”と言われるような感じで、お参りされますかたの9割が初めて来られる方です。リピーターはまだ少のうございます。順番に設備を整えようと頑張ってる次第でございます。特に常楽寺では、国宝の本堂、国宝の三重の塔の周辺に、もみじを植樹いたしました。17年かけまして380本。8種類の紅葉がございますので、いろんな色の紅葉を楽しめるようにいたしました。よろしくお願いいたします。

 

善水寺:先ほども常楽寺ご住職からお話ありましたように平成17年に、湖南三山を開催しまして、今年で18年目。開催当時どういう形になるのかなと思いましたが、大分周知されてきたのかなと思っております。しかし、まだまだ知名度的には弱いですので、どうか皆様のお力をお借りしながら、湖南三山をさらに湖南市とともに盛り上げていきたいと思います。

湖南三山紅葉めぐりにつきましては、全国で大変ブームでございます切り絵の御朱印。初めてご覧なるかもしれませんが、善水寺も初めてこの切り絵の御朱印をお作りさせていただきます。もうすでに、いろいろ開始しております事業もございますので、また善水寺の方にお越しいただきましたら、お手に取って見ていただけたらと思います。本日はどうもありがとうございます。よろしくどうぞお願いいたします。

 

長壽寺:お寺って今維持が大変難しくなってます。昔のシステムがもう完全に崩壊しつつありますので、大変維持が難しい中で、今こうやって三山とも国宝ですけれども、何とか維持してるのは観光の力だと思っているという状態です。そんな中で報道関係の皆様新聞とかテレビとか取り上げていただくと、覿面に効果が現れるんです。来ていただく方もどんどん増えますので、お寺の維持の目的もありますのでね、いろんなところで取り上げていただけたら大変ありがたいと思っております。

まず一つ目なんですけれども、ごめんなさい資料手元にいってない方もいらっしゃるかもしれません。資料提供という形でお渡ししてますが、一つはまず、長壽寺初のライトアップを今年させていただこうかと思っております。私はライトアップには詳しくないので、県内のインスタグラムのインフルエンサーさん。写真撮っておられる方ですが、これは60万人持ってるようなすごい方がいらっしゃるんですが、その方2人に入っていただいて、カメラで写真撮らはる人に最適の形のライトっていう設置の仕方で、ライトアップをしたいと思っております。11月25日、26日の土曜日、日曜日にさせていただくつもりをしておりますのでよろしくお願いします。それが1点目です。

次に、紅葉めぐりです。11月10日からのイベントに合わせて御朱印とか、オリジナルのものを用意させていただいてます。先ほど言いました杉の木のデザインについても、この期間販売させていただきますし、あと同じく切り絵作家の早川哲平さんとのコラボで、来年の干支龍のデザインですね、これ早川さんのオリジナルのデザインになるんですが、龍のデザインの切り絵を用意しています。で、後うちのお寺なんですけれども、陶板地蔵曼荼羅といいまして、目の不自由な方に曼荼羅を感じていただこうということで、触れる曼荼羅を作ってます。ちょっと立体になってまして、目の不自由な方も触った時に何か感じてもらえれるようにという取り組みをしてるんですが。その一環として、同じく御朱印も触って感じていただけないかなというあたりで、刺繍御朱印というんですけれども、小さいのですが御朱印の下のところに刺繍がついてます、絵面がね非常にやってるんです。ちょっと立体になってまして。絵を細かくわかっていただけるかどうかはちょっとわからんとこですが、何か書いてあるなっていうのは感じていただけるだろうなと思いますのでね。これもう、11月10日から販売させていただこうと思っておりますので。よろしければ、取り上げていただけると大変ありがたいです。以上です。ありがとうございます。

 

善水寺:申し上げます。一言言いそびれました。善水寺では、湖南三山めぐり10日から30日の同期間でライトアップを計画しております。湖南三山のチラシに、その日程等書いてありますのでご覧いただけたらと思います。岩根東区と地元自治会の協力を得まして、器具等をお借りし、またお寺の一部を使う。100灯ちかくの照明で手づくりのライトアップです。10日から始めさせていただきますので、一言申し上げます。よろしくどうぞ。

 

観光協会事務局:湖南三山紅葉めぐりについていろいろとお話いただきましたけども、追加の情報といたしましてお話させていただきます。

一つは、今年初めてスタンプラリーを開催させていただきます。今年のスタンプラリーは特にアプリをダウンロードすることなく、スマホで各お寺さんに置いてますQRコードを読んでいただきますと、ご住職が直接お迎えの言葉を話されて、そこでそのままスタンプを取るということができますので、あとでこのQRコードを読んでいただいて、見ていただいたら結構ですけども、ARスタンプラリーというのも開催いたします。これは今までアンケート取れてなかったんですけども、湖南三山にどの方面から、どういったお客さんがどういった方法で来られてるかということをちょっと調査といいますか、アンケートをとってみたいということで始めさせていただきます。

それともう一つ、湖南市は竜王町それから甲賀市信楽町とですね。結んだこにゃん街道というのをやってますけども、信楽町にお越しになったお客さん、それから竜王町にお越しになったお客さんにも、湖南三山の方に足を運んでいただきたいということで、それぞれ少しちょっぴりプレゼントとか、拝観料の割引とかをしていただいたトライアングルクーポンというのを今回初めて設定をさせていただきました。少しでも多くの方にお越しいただけるようにということで、こういった内容のものを今年初めて実施させていただくことになりましたので、追加の情報としてお知らせさせていただきます。以上です。

 

司会:それでは最後にちょっと追加で提供させていただいております令和2年度新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金の返還についてということで、担当の方から説明をお願いいたします。

 

総合政策部次長:私から令和2年度の新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金の返還というところで、皆さんにご報告を申し上げるところでございます。

この件につきましては2~3社からすでにもう問い合わせをいただいてるというところですが、本日、ここで皆さんに情報を提供させていただくものでございます。この件につきましては、今お手元資料にもありますが、令和2年度から、新型コロナウイルスの感染症に対応する地方創生交付金というのが、国から3ケ年にわたって各自治体に事業実施、事業対応の交付金が交付されてきました。そのうち、本市におきまして令和2年度の湖南市の水道事業会計、水道使用料の減免事業というのを実施いたしております。その実施した際にですねこの交付金対象事業が3100万円。これに対して水道事業会計における消費税の取り扱いにおいて、国の方が、この消費税分が水道事業所に滞留をしているという、会計検査の判断がなされて、国費を返還することということになってきました。で、詳細はそこに書かせていただいておりますが、本年5月23日に会計検査が追加調査しまして、本市の方に、調査に入られた結果、そういう結論を出されたということで返還金については190万2,340円を国費として返還することになったという事案でございます。

このことについては対象事業として令和2年7月の請求分から10月の請求分までの湖南市内全水道使用料を減免するという事業でございましたが、この点については国との見解の違いという部分で、結果として、返還するということになったということであります。概要について、以上でございますよろしくお願いいたします。

 

司会:では、今説明のありました提供資料についてそれぞれ1件ずつ案件ごとに質問の方をちょうだいしたいと思います。

まず1件目、令和5年11月湖南市議会臨時会提出案件について、ご質問ございましたらどうぞ。

 

記者A:1件だけ、自由通路の工事が延びて協定期間が延長となったというご説明だと思うんですけれども、いつまでがいつに延びたんでしょうか。

 

都市建設部長:これにつきましては、令和2年6月23日から令和6年の3月31日までJRと協定を結んでおりました。この工事が延長なったことで、令和6年8月31日まで協定を延長して、その間に工事を完了させるということでございます。以上でございます。

 

司会:他に。ご質問ございませんでしょうか。よろしいですか。では続きまして、湖南市東海道、秋の楽市楽座実りの秋と石部宿について先ほど説明させていただきました。このことにご質問ございましたら、挙手にてお願いいたします。

 

記者A:いくつかあります。今回雨山の公園からこちらに移したっていうのは、理由としてさっきの話だと駐車場と場所がわかりにくい。この2点でよかったんですかね。

 

観光協会会長:はい。その通りです。

 

記者A:私も去年行ったんですけど、駐車場は、午前中と昼間に2度ほど行きましたけど、結構空いてましたし、場所がわかりにくいとは言え大体市内の人が来てますから、あそこはもう毎年やってると思うので、あんまり理由にならないような気もするんですけれども。駐車場がいっぱいだとか、場所がわかりにくいとかという苦情があったのでしょうか。

 

観光協会会長:やっぱり、去年やらせていただいて集客力が非常に悪かったというのが一番大きいです。駐車場も無理にグラウンドを開けていただくように了解をいただいたんですけど。雨が降ったりすると、グラウンドがぐちゃぐちゃになって使えなくなると。そう考えると、たくさん来ていただいたときにはもう駐車場が満杯になるという可能性が高い。さらには先ほどからお話さしていただいてるようにちょっと場所がどうしても湖南市市民の方ですらわかりにくいというようなことがあったんで、今回、わかりやすい場所にということで変更させていただきました。

 

記者A:それ移転することがわかったんですけれども、そのネーミングなんですが、石部宿となってますが、さっきのお話にもあった通り、どちらかというと石部宿というよりも水口宿の方が近いような気もするんですけどこれはどうなんでしょうかね。

 

観光協会会長:先ほどご案内させていただきましたように東海道沿線という形の延長上で、この場所を選定させていただきました。今回のイベントの中にもタイムスリップをしていただいて石部宿を楽しんでいただけるようなコーナーを作らしていただいて、そのあとまた石部宿の方に歩いていっていただくというようなご案内にしていきたいというふうに思ってます。ただし、石部宿については、今後、宿としてのお祭り、今のこの切り離した形で観光協会としても、石部宿まつりという単体の祭りを今後していきたいなというふうには、計画はいたしております。

 

記者A:今の話で単体の祭りでやりたいということは、3大まつり、他プラス1でやるということでいいんでしょうか。

 

観光協会会長:そうですね。まだ具体的に三大まつり実行委員会の方でも話し合いはしてませんけれども、できれば東海道、先般も川崎で東海道シンポジウムがあったんで私も出させていただいたんですけど、やっぱりそれぞれの宿がしっかりやっておられるんで、特に言いだしっぺが土山宿さんなんで、そういった意味では、水口宿、そして石部宿、この旧甲賀郡の3宿と合わせた形のお祭りにできればというふうに思っておりますけどまだ具体的なところはお話できませんので、お楽しみにしていただきたいと思います。

 

司会:他にご質問よろしいでしょうか。では3点目に提供させていただきました。国宝湖南三山紅葉めぐりについてご質問の方ございましたら挙手にて、よろしくお願いいたします。

よろしいですか。では、ここで本日湖南三山の住職の皆様が、この会場にお揃いでございますので、一旦ここで説明いただいた関係者の方にはご退席いただくんですが、その前に、せっかくの機会ですので、お時間いただきまして、ちょっと写真撮影のお時間をいただきます。住職の皆様恐れ入りますけども、正面の方に移動をよろしくお願いいたします。

~写真撮影~

それでは一旦ここでご説明いただいた関係者の皆様、ご退席の方よろしくお願いいたします。最後に説明させていただきました令和2年度新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金の返還について、ご質問等ございましたら挙手にてよろしくお願いいたします。よろしいですか。はい。では資料提供での質問につきましては以上で終わらせていただきたいと思います。続きましてその他に移らせていただきたいと思います。何かご質問等ございましたら挙手にてよろしくお願いいたします。

 

記者A:今日は幾つか聞きたいことがあります。まずですね、前回9月議会に出てましたコミュニティバス。子ども無料化ということで、部長が答弁してました。議員の質問だったと思います。その中で、結構ですね、議員も言ってましたが、かなり太っ腹な施策だと、いうふうに言ってました。私も、もしやるのであれば、そう思います。小学校と中学校のコミュニティバスが無料で、通勤通学だけじゃなくて、他のところに行くときでも無料にするという話でした。ただ聞きながらですね、多少違和感があったのは、何でこんな大事なこと部長級がしゃべるんだということと、そもそもこれできるのかと。特に通勤通学時間帯なんかは、小学生、中学生、少子化とはいえ結構いますから、小さなコミュニティバスに入りきれるのかとかということもあります。そもそも大前提として、この時に市長もそこまで言うのみたいなことを言ってたと思うんですが、受益者負担ということが、行政サービスにはあるのではないかと思います。そういう中で、この無料化ということが、市長も最後答弁時に、「偉いこと約束してしまったな」というようなことをおっしゃっておられました。実際に本当にやれるのかというところからまず伺いたいと思います。

 

市長:おっしゃってる通りなんです。ただ、ああいう答弁でしたんで。本会議場での答弁ですし、私の代わりに言ってる。これはそれなりに、自分の部下が、しゃべった内容は私がしゃべった内容と同じだという解釈でおります。先ほどおっしゃったような思いはあるんですけども。それはそれとして自分は受けとめております。そこまで言うたんやから自分としてはその方向でほんまに中身について、検討しなきゃならんという思いはあります。ただ一つはね。コミュニティバスの運行計画について見直しを今かけてるわけですね。で、新しい路線も決めて、これで今お願いしますわなあと検討してくださいいろいろありますけど何て言うて皆まだ周知徹底しなきゃならん段階なんですね。これが最初で。同時に今言われたことを進めるってことは非常に難しいやろうと。ただし検討すると言った限りはやらなきゃならんという思いでおりますので、検討させていただきます。とにかく検討させてもらう。まずは今現在来年の春からの運行スケジュール変更になりますが、これを周知徹底することと、それと今言われた、9月議会で、こういう方向で検討させてもらいますって言ったことについては、重いと思ってますので、その方向でいきます。これは自分の思いであります。

 

記者A:今の話を受けてです。市長おっしゃっていただいたんで、市長が就任のときに、最初12月議会だったと思うんですけれども、共産党さんの質問も含めて大分太っ腹ななことを言って、その後いろいろ修正もかかりました。3月議会であったと思います。できないこともそれなりにあったと思いますので。この前の答弁を聞いてると、検討するというふうに言ったものの、もはややるというようなニュアンスだったととれます。なので、当然私もそう受けとめましたし、当然議員もそういうふうに受けとめたようで。議会だより出てますけど、大きく「コミュニティバス子ども無料」と書いてあります。検討すると市長おっしゃるので検討されるとは思うんですが、ちょっとかなりいろいろ課題があるかなと他のことについてもちょっとこれについてまた質問しようかと思うんですけども。もうこんなことを言っちゃなんですが、あまり無理しないほうがよろしいんじゃないかと思うんですけど、どうなんですか。やっぱり検討されますか。

 

市長:検討します。今日の皆さん方からご質問については、とにかく検討を進めるというところで、止めさせてもらいたいと思っております。すいません。

 

記者A:どうしてもやるというわけじゃなくて検討するということですね。関連なんですけれども、同じ一般質問で、別の議員の件。小学生の特に低学年あたりだと思う想定したと思うんですけれども。やっぱ遠い子が結構、特に岩根小学校区なんか遠い子がいますんで。歩いて3キロぐらいあるんですかね。そこにバスを使わして欲しいということで、どうぞというような話がありました。現在教育委員会に伺っていると、三雲小学校かな、実際に使ってる子もいるそうです。実施されるということでよろしいかと思うんですけれども、ただその三雲の方は小学校のすぐ近くまでバス停があるんですかね。一方で岩根はないということで、公平性ということを考えると、いささかどうかなということを考えます。特に今の子どもの安全て、強く言われてる時ですので、JRに合わせて運行計画を立てているという言葉もありましたが、こんなこと言ってなんですが、田舎なので岩根小学校の近くまで行ってもそんなに、時間はロスすることはないんじゃなかろうかと思います。ということで他の小学校近くにも、これを見直す際にバス停を小学校の近くまで置いたらどうかと思うんですけれども、そこはいかがでしょうか。

 

市長:別の議員からの質問、岩根の小学校の話であります。それが正福寺の奥という言い方が適当かどうかわかりませんが奥の方の地域から来ている今年の小学校1年生は1人でね。来年の新1年生はゼロになるんです。このエリアね。ですので少しほんまに考えて検討してどうするかということについての時間はいただいた。これも併せて、ごめんなさい。ずるい言い方やけども検討しようという思いであります。それから今言われたようなバス停の問題もありますしね。そういうことですので、すいません、時間をください。検討します。

 

司会:他にご質問ございませんでしょうか。どうぞ。

 

記者B:東近江市長のフリースクールの発言でいろいろ言われてますけども、市長のお考えをちょっとお聞かせいただきたい。

 

市長:聞かはるやろうなと思ってました。まず聞かれた場合はこういう答え方をしようと思ってる部分だけ。ごめんなさいね。

その前にね。私実はね、今日11月7日でしょ。ちょうどね3年前の今日なんです。今日から市長になった。皆さんにとってはどうでもいい日でしょうけど、自分にとっては一応ねそいうことで登庁させてもらった。

この日10月17日の首長会は私休ませてもらいました。当日の本来のテーマは、不登校児童をどう支援するかがテーマであったと思っております。教育機会確保法においても、学校現場の環境確保が求められてるように、不登校対策はまずもって義務教育の現場で手を尽くさなければならないと考えております。その上で、学校で教育を受けることが難しければ、多様な手段を講じる。それが例えばフリースクールや夜間中学校。湖南市でも、甲西中学校でやろうとしてます。それですね。

言い方悪いんですけども。東近江の小椋市長の発言についてスポットライトがあてられておりますが、フリースクールの是非を問うみたいなものになっておりますが、本題はそういうことじゃなかった。多様な支援を模索する前提には、学校環境の充実が求められているというふうに思います。これがテーマだったと思います。今申しましたように、湖南市でもやっておりますし、現実にまた、令和7年には甲西中学校に夜間学級の開設や、フリースクールに子どもを通わせてる保護者への支援の検討しております。でフリースクールの必要性は十分理解しております。ただ、安易に他の選択ができるような仕組みとならないように注意深く見ていきたいと思います。児童や保護者の期待にこたえられる学校環境にしていけるように努めるべきであります。

ただね、皆さんがたの報道とかいろいろ見てみると、それぞれの考えがあるんだと思ってます。人それぞれの考え方がありますが、それについて否定したり、言葉悪いんですけどすぐに撤回を求めたりする風潮ね、国でもそうでしょう。すぐ辞職性とか言いますけど。そういう風潮は、正直言いまして、何か、いいんやろかこの時代。こっからはね、言い方悪いんですけど私75ですねん。75は75の考えありますわな。それを撤回せいと言われたら・・・と思いますので、それ以上申し上げません。それぞれに生きてきた環境、時代があるし、そうだと思います。私一つの色にならなきゃならんのかなと思って世の中。全面的にね。これでなきゃならんとかいう考え方はみんなもうそれぞれ持って生きてると思いますが。この社会が一つの色にならなきゃならんのかなと思ったらそうではないんじゃないかなと思います。それの失敗した過去の例ありますやん。私はそう思います。いろんな考え方を、認め合う。その中で、お互いが譲り合いながら、一つの方向を見いだすという形で私はいいんじゃないかなと思っております。

 

司会:他の質問ございましたら挙手にてよろしくお願いいたします。

 

記者A:もう一つ伺います。さっきも簡単な説明、議会の中で説明がありました。石部の図書館と石部の文化ホール。これの件です。連合審査が10月の半ばにありまして。委員会としては否決ということでした。ということはおそらく本会議でも否決になるであろうという見通しです。これについて、市長の受けとめをまず伺えればと思います。

 

市長:総論的なところについては、否定されたわけじゃない。粛々と進めなきゃならんというふうに思いますが。具体的には今おっしゃったように、文化総合センターね石部の。文化ホール、図書館。特に石部文化ホールは委細質疑することなく、いきなりバツやと言われましたが、まあまあそれは受け入れていかなきゃならんと思います。それから図書館についてのお考えがいろいろあるっていうことわかりました。わかりました。あせってはいないんですが、いろんなところでいろんなご意見があるなということは思っております。しかしながら、時代は時代として進めなきゃならんところがあります。特に、小規模多機能自治というものの大枠、ソフト面っていうんでしょうかね、どういう形でお互いが生きていくかいうとこらへん。それとおっしゃるように、西庁舎周辺、それからこっちの東庁舎周辺というものをどう整備していくかという形を、やっぱりこれも含めてやっていかなきゃならんと思ってますので。十分皆さんと話し合いながらいきたいと思います。ただいま申しましたようにやっていかなきゃな。地域における見守り、それから災害対策というそういう面での行政として準備しなきゃならんことはいっぱいあります。現実には非常に待ってくれませんので、そういう面においては、もう現実にはそれぞれの災害対策というとこら辺も遅れておりますので、必死の思いで進めていこうと思います。その中で、状況見ながら、地域地域を見ながら、その中にハードも加えて、どうするかということ、また相談していきたいというふうに思っております。これが自分の思いでございます。全面否定されたわけじゃなしに、正直言うて、上手に進めるべきだなということは反省しております。以上です。

 

記者A:今の話を受けまして、私も最後の討論部分は聞いてなかったんですが、ほとんど聞いてました。確かに執行部側の説明に、不明瞭であっただとか、職員間で情報共有されたのかというのは確かに課題があったかなという気はします。ただ、私今回の委員会での否決で特に問題だと思ってることがありまして、今市長からもおっしゃられましたが、文化ホール。これ討論ないどころか、もう質疑さえないとっていうのは、これはちょっと。それで否決するということは要は、端的に言ったら理由をなしに否決してるということであります。もうこれというのはもう議会としての役目を放棄したと言っても、よいくらいの出来事であったのではなかろうか。要するにもう最初っから文化ホールも含めて否決すると、図書館も含めて否決するというのを決めてやったんではないかというふうにしか思えません。市長受け入れていかなきゃならないというようなことをおっしゃっておられましたが、これはもう受け入れがたいことではなかろうかと、普通に考えたらと思うんですけれども、いかがでしょうか。

 

市長:それを私に聞く。まずね。特別委員会解散しはったわな。いろいろ思いがあったんやろし、いろいろ考え方もおありだったなと思います。それから今、お話の石部文化ホールについては討論なしでということになりました。ただそれを私に聞くんじゃなくて、議会の主なメンバーに聞いてくれへん。私がコメントしたらまた角が立つしな。

 

 

記者A:いやそりゃそうなんですけど、角は立ちますけれども、しかし言うことは言っておかないと。おかしいことは間違いなくおかしいのでこれ。多分否決されると思うんですけれども、ご挨拶の時にも市長の方からも一言言った方がいいんではなかろうかと。

 

市長:やっぱり。別に収めていかなきゃならないし。この立場はね。だから、収めていこうと思ってる。もうこれ以上言わない。ごめん。聞いて議会に。今の質問は。

 

記者A:もう一つだけ。似たような話ですけれども、特別委員会を解散した上での連合審査になりました。ところが質疑を聞いていると、小規模多機能自治。小規模多機能自治構想に石部文化総合センターを除却解体しようかって話になってますので、これを切り離して考えることはできません。なので審議についても、本来は図書館と文化ホールを廃止するのは、どうなのかというような話でその後どうするんだというようなことになるのかなと思ったら全然そんなことならなくて、図書館は多少ありましたけれども。むしろ小規模多機能自治、新しいセンターがどうなるんだというようなところに、大分話が集中したと思います。ということであるんだったら本来特別委員会を解散するべきでなかったと。元委員長の話にありましたが、東庁舎の建て替えの計画も中間のまとめが、次の1月ですか。出てくるのでそれまで審議することはないというようなこともありましたが、言ってもすぐ出てきますので。本来だったら置いとくべきじゃなかろうかと思います。その辺について市長はどういうふうにお考えでしょうか。

 

市長:同じ質問されたんかなと思います。これもやっぱり議会はどういうつもりだったんかいうこと聞いてみてくれへん。生田も聞きたいと思っとったでって言ってくれへん。しかしながら、まだ努力が足りんのやと思っています。努力足りないので、頑張れっていう形の励ましやというふうに解釈しております。

 

司会:他にご質問ございませんでしょうか。ありがとうございます。よろしいですか。では以上をもちまして、令和5年11月の市長定例記者会見の方、閉じさせていただきたいと思います。次回は11月22日を予定しておりますのでよろしくお願いいたします。

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