令和5年4月1日生田市長のよいとこ!湖南

更新日:2023年04月01日

みなさんこんにちは。お元気ですか。

いよいよ令和5年度がスタートしました。湖南市の明るい未来の実現に向けて挑戦の日々の始まりです。この3年間、新型コロナウイルス感染症の影響で社会や医療環境は大きく変化し、社会・経済だけでなく市民のコミュニティにも先行きの見えない状態が続いていました。このような状況から以前のような社会を取り戻すため、行政に求められる役割をしっかりと担っていきます。

さて、3月議会で今年度の施政方針をお話させていただきました。市が限られた財源の中で何を優先し、何を実現するのかを考える中で、今年度はこども政策の推進のため「中学校給食費負担金の無償化」を実施することになりました。このことに対して、「なぜ中学校だけなのか」、「中学校以外はどうなるのか」という声も直接お聞かせいただいていますが、財源を見つけながら、小学校にも実現できるよう取り組んでいきます。

今後、少子高齢化がいっそう進み税収が減ると、国からの交付金も減少していくことが考えられます。私は常々「行政がすべてのサービスを提供することには限界がある」、「これからは地域や民間事業者の皆さんもサービスの提供事業者となっていただく必要がある」、「さらに地域においては、今まで以上に地域福祉や地域防災を中心に住民自治の活動を積極的に行っていただきたい」といったことをお願いしてまいりました。人々が助け合わなければ生きてゆけない時代に入り、まさに公助、共助、互助が今まで以上に求められ、社会改革と同時に人間改革が求められています。「私たちの地域は、行政だけに任せずにそこに住む私たちで何とかしていく」という考えのもと、行政は地域へのコーディネートとサポートを中心に展開し、地域で助け合いが進み、行政、地域、民間事業者が共にサービスの提供者となれたとき、湖南市版小規模多機能自治が確立するものと考えています。

令和5年度の多くの施策、事業の実現に向けて、迷うことなく、逃げることなく先頭に立って取り組んでまいります。ともに進んでいきましょう。

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