令和5年5月1日生田市長のよいとこ!湖南

更新日:2023年05月01日

皆さんこんにちは。お元気ですか。

令和5年度がスタートし、4月1日の湖南市さくらまつりには大勢の人が訪れ盛り上がりました。ご来場いただいた皆さんは思い出に残る一日になったでしょうか。また4月9日には滋賀県議会議員一般選挙が行われ、市民の皆さんのご協力のもと滞りなく行うことができ、感謝申し上げるところです。

さて、私が就任当時から申し上げている「小規模多機能自治」について何度かこの場でもお話ししていますが、今年度から本格的に進めていくにあたり市民の皆さんとも意見交換をしていかなければならないと思っています。

小規模多機能自治というと聞こえは難しいように感じますが、この仕組みの目標としているところは「高齢者に対する見守り」と「自然災害が起きたときの対策」です。まちづくりはまちの中心に集中していろいろなものが集まるようになっているものですが、湖南市は野洲川や草津伊賀線(県道4号線)、JRがあり、野洲川を背にしてそれぞれが地域を作ってきたという現状があります。国は小規模多機能自治を小学校区単位と考えているようですが、湖南市を小学校区に分けると、各地域内のサービスに偏りがあり、地域内で必要なサービスが整いません。中学校区単位だと規模は大きすぎるかもしれませんが、おおよそのサービスが整うとの考えから、4つに分ける方針となりました。

高齢者に対する見守りや生活の支援においては地域が支えていく必要があり、今後の人口減少や財政面を考えるとすでにある人的・物的資源を活用していく必要があると考えています。そして何か災害が起きたときに行政としてどう動けるのか、普段から行政としてどれだけ準備ができるのか、また地域の協力は、その人間的なつながりがどこまで維持できているのかが重要であると考えています。

地域は時間帯や曜日によって人の流れや活気も異なりますから、その土地のことをよく知ってくださっている地域の皆さんが頼りです。課題もありますが覚悟を持って小規模多機能自治を進めていくしかないと考えています。準備が整い次第意見交換の場を設けたいと思っていますのでよろしくお願いします。

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