令和6年11月7日市長就任記者会見

更新日:2024年11月08日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見内容】

【発表内容】

司会:定刻となりましたので、松浦加代子市長就任記者会見を始めさせていただきます。本会見のスケジュールでございますが11時30分頃を終了とさせていただきたいと考えております。この後松浦市長より改めて就任のご挨拶を申し上げました後に、記者の皆様にご質問をいただきたいと思います。それでは松浦市長よろしくお願いいたします。

 

市長:記者の皆様お集まりいただきましてありがとうございます。本日、湖南市長に就任いたしました松浦加代子です。選挙期間中には大変丁寧な取材をしていただき、本当にありがとうございました。感謝申し上げます。では着座にて失礼いたします。10月に行われました8年ぶりとなる湖南市長選挙では、私は市民笑顔率世界一をキャッチフレーズに掲げました。選挙期間中、このキャッチフレーズに心から湧き上がる期待感を語ってくださる市民の皆様と多数お出会いすることができました。市民の皆様にお約束した市民笑顔率世界一の実現に向けて示した3つのビジョンと12のゴールについては今後、各部長としっかり話し込み実現に向けて歩み出したいと思っております。谷畑元市長、生田前市長が20年にわたり湖南市を思う熱い気持ちで市政運営に臨まれた、そういったことについて私は継承をしていきたいと考えております。さて、12のゴールのうち中でも最も早く、そして力強く実現したいことは、市役所職員が、3K「機動力」「根拠」「心」でもって働くまち、湖南市役所の職員がまず笑顔でいること、まずここからだと考えています。笑顔を生み出す根源は、ほめて認めて励まして、市役所内の空気感を温かなものにすること、ここから職員が伸びやかに自己の資質能力を十分に発揮することができます。このことにより、機動力をもって、根拠を確かめ、温かな心で市民とともにある市役所となっていきます。その上で、全てをトップダウンで行うのではなく、職員一人一人が生き生きと提案し、実現に向けて取り組める、そんな環境をまず作っていきます。湖南市役所を1歩出たとき、職員に対する厳しい目があることも事実です。しかし、そのことにひるまず、3Kでもって私たちの底力を示し、市民の皆様からの信頼感を得られるようにともに努めて参ります。記者の皆様におかれましても、湖南市の明るい未来を市民の皆様へお届けできるよう、どうかよろしくお願いいたします。就任にあたって一言ごあいさつをさせていただきました。

 

司会:それでは皆様よりご質問を承りたいと思います。ご質問ございますでしょうか。

 

記者A:今おっしゃられた3つのKなんですけども、機動力っていうのは、わかったんですが、根拠というのは、もう少し説明いただけますでしょうか。

 

市長:根拠といいますのは、やはり法的な裏付け、それから、このことはやりたいけれども本当に、例えば予算措置ができているのかとか、そういったことを、特に法的な根拠、これは行政職員としてしっかりと持たねばならないと、そのように考えております。以上です。

 

記者A:それから「市民笑顔率世界一」というフレーズなんですけども、これは何か教育現場で以前使われたフレーズだったりするんでしょうか。

 

市長:このことにつきましては、教育長時代に「校長笑顔率世界一」ということを、これもまたキャッチフレーズにしておりました。やはり、校長が笑顔でいられる職場っていうのは、教職員も安心して働くことができるということで、そういったことをちょっと発展させまして、このようなキャッチフレーズを設定させていただきました。

 

記者A:また先ほどの3Kについても説明いただけますでしょうか。

 

市長:やはり心っていうのが、市民さんを、相手さんを、思う温かな心、やはり、いくら早くやっても、いくら法的な根拠がありましても、そこに人を思う心、これですね、これが私は一番大事じゃないかなと思っています。ちなみにこの3Kといいますのは、私が「発達支援室長」或いは「校長」「課長」と「長」がついたときに、皆さんに示している方針といいますか、そういったものでございます。ずっと継続しております。以上です。

 

司会:他ございますでしょうか。

 

記者B:こちらの市役所東庁舎に関して選挙中に若い人の意見を聞きたいとおっしゃってたんですが、どのような手法でそのような年齢層の人たちを集めご意見を聞くのか、また、いつまでに意見を集約して整備計画に反映させる方針なのか、お聞かせいただければと。

 

市長:ご質問ありがとうございます。これから総務部、それからまちづくりを考える総合政策部に指示することになりますけれども、私の考えとしましては、タウンミーティングに参加してくださった年齢層を見ますと、20代から40代の方の参加は少なく、その方に焦点を当てた集め方といいますかそういったことを考えていきたいと思います。湖南市に住民票がある方だけではなくて、例えば湖南市で生まれて、今は外で暮らしているけれども湖南市に関心がある方とか、そういった方をオンラインでつなぐということも考えられますし。ただ、この集め方についても、方針は部長に伝えますけれども、具体については、職員と協議しながら、決めていきたいと思います。その上で、できるだけ早く3月議会に、私の判断というのか、そういったものをお諮りしたいとこのように考えております。

 

記者B:石部図書館や石部文化ホールについては市の廃止方針を踏襲して、小規模多機能自治センターを設置するとしていますが、住民からの反対意見にどのように向き合うのか、また住民からの声を受けて、センターに図書館機能を持たせる場合に、具体的にどのようにしていくのかお考えをお聞かせください。

 

市長:このことにつきましては、まず、東庁舎のことをしっかりと、私の心というのか、腹を決めてから、住民のお声をちょうだいしていきたいと考えております。東庁舎に西庁舎の行政機能を移し、その後のことになるので、小規模多機能自治センターをどのようなセンターにするのか、石部図書館や石部文化ホールはその間、存続させることはできますので、その間、十分に時間をかけて住民さんのお声をちょうだいしたいと考えております。以上です

 

司会:他ございますでしょうか。

 

記者C:今のと関連してなんですけれども、住民の声を聞きたいということでなんですけれども、今の西庁舎周辺に関しては、石部文化ホールは取り壊して新たに福祉系の新施設を建てるという方針、原案はそうなっていますが、この辺りも住民の声を聞いた上で変わる可能性がある、そういったものも含めて考えられるのか、どこまでの範囲、どういう風にお考えかもう少しお聞かせいただけますか。

 

市長:そうですね。それこそ、そういったお声もたくさん聞いていることも事実ですので。ただ、今私の考えとしましては、石部文化ホール、石部文化総合センターですね、これを取り壊すということの方針に私の考えは、今は変わりはないんですが、ただ、時間がありますので、その中で、どういったお声が出てくるのかということはじっくり聞きたいと思います。

 

記者C:今のお気持ちが変わることもあり得ることなんでしょうか。そうではないんでしょうか。

 

市長:これ、聞いてみないことにはわからないというのが正直なところです。今の時点では、文化総合センターを廃止するという気持ちに変わりはございません。

 

司会:他ございますでしょうか。

 

記者D:選挙のときに掲げられました12のゴールですね。今東庁舎の件とかも話をされましたけれども、その他そろそろ予算編成というところにも関わってくる中で、来年度の予算の中で松浦市長が、今言った話以外で、早急に取り組んでいきたい、自分のカラーを出していきたい、何か政策であったりというものがありましたら、教えてください。

 

市長:来年度予算のところで計上したいなというふうに考えていますのが、まず甲西図書館のリニューアル。このことについては、来年度予算に計上できたらなというふうに考えております。それからもう1つは市の教育方針が教育部から出るわけですけれども、そこを実現できるような予算措置が、何か必要なものがあるのかどうか、そこも踏まえて考えたいなと思っています。まずは甲西図書館です。以上です。

 

記者D:別の話なんですけども、選挙戦でもかなり積極的にSNSとかWebを使って、市民との距離感を近くした、そういった活動をされてきたと思うんですけども、市長に就任されて、改めてそういった市長という立場から、市民の呼びかけ、或いはそのSNS双方向に何かするというような、そういう予定であったり、したいことというのはあるんでしょうか。

 

市長:このことについては今、秘書広報課ともお話してるんですけども、是非、やっぱり市民さんにとって市長っていうのが、どういう考えを持っているのかとか、親しみやすさだとか、そういったことについては、うまく発信できたらなと思っています。結構、ライブを楽しみにしてくださってた方がいるようで、選挙ロスとか言われて、それぐらい関心を持っていただけたんだなあと思っています。

 

司会:他ございますでしょうか。

 

記者B:今のご質問の関連で甲西図書館についてなんですけれども、このリニューアルについて、かねてからカフェなどを設けてみんなが集まれるような場所をめざすということをおっしゃってたと思うんですが、何かそのカフェ以外で何か具体的な、内容とか考えてらっしゃることがあれば教えてください。リニューアルに関して。

 

市長:今年度も少しずつリニューアルはしています。ただその予算の中で、その家具だとか、設備だとか、そういったことは、予算措置が十分ではございませんでしたので、まずそのあたりを考えたいと思ってます。カフェというのも、どういうイメージなのかっていうこと、これも市民さんの意見も聞きながら、何せ本を借りる返すだけではなくて、集える場所、ちょっと待ち合わせに図書館使おうかとか、そういったことができたらなとそんなふうにイメージをしております。以上です。

 

記者C:これも選挙戦の中でおっしゃっていたところだと思うんですけども、市民人材登録制度、あともう1つは、発達障がいのスタッフで、この2点について、今後取り組みの目途であったり、取り組み方についてお話いただけたらと思います。

 

市長:まず、人材育成制度なんですけれども、市が主催する会議ですね。こういったことについては、どうしても今まで熱心に取り組んでくださった方だとか、どうしてもあの人にっていうことが重なりがちなところもあるんですが、やはり市の中には、たくさんの若者であったり、アクティブシニアであったり、障がいがある方であったり、外国人であったり、文化人であったり、研究者、クリエイター掘り起こせばたくさんの人材がいらっしゃいます。その中で、この会議については、こういった人材に来てもらおうとか、そういった、実は知らない人、たくさん出会う中で、私たちが知らないけれども、人材登録っていうことを了解を得てするわけですけれども、それができたら、これもまた湖南市の活性化に繋がってくるんじゃないかなとそんなふうに考えております。

あとまた、発達支援システムの人材っていうことなんですが、これは例えば私が教育長しておりますときに考えておりましたことが、湖南市のことばの教室の就学前の部分で、4つの中学校区がありますので、そこに今市の正規職員は3人おります。その中で、1人を配置することで、4中学校区に就学前を担当できる正規職員が1人ずつ配置できるかなと、ぼんやりとそんなところまでは考えておりました。それから一番まだこれからやっていかないといけないところは、就労に繋がる人がどんどん増えていきますので、そういった相談について、どのように対応していくのかっていうのは、これはこれからの課題であるなあというふうに考えております。以上です。

 

記者C:追加で、その例えばその人材登録制度ですが、例えばで年度内とか、年度明け早々とか、ちょっと制度ということで、わかんないですけれども、何か、スピード感、時期感、その辺りはどうでしょう。

 

市長:このスピード感については、1度、それこそ担当課が1つだけではございませんので、そういったところで、いろんな人を集めるために、どの課が担当しているのかといったことも、私自身が知りながら、そこからだと思いますので、これは今年度中にといったそういう早急にできることではないなと、そういうふうには考えています。

 

記者C:発達障がいのスタッフの増員についてはいかがでしょうか。

 

市長:これはまた人事の方との相談になりますけれども、是非ことばの教室、これがもう発達支援システムの中核の部分になりますので、そういったことについては来年度実現できたらなあと思っております。

 

市長:他ございますでしょうか。よろしいですか。

 

記者E:最初の挨拶の中で、3つの方針12のゴールというのが出ましたので、政策について幾つか伺いたいと思います。市長のホームページのですね、ショート動画そこで政策をいろいろ言っておられました。その中で幾つか、それはどうなんだということがあったと思います。と私は感じましたのでそこを伺います。まず甲西駅の行き違い設備。精力的に行う、少しでも利便性の高い編成にということを言っておられましたが、そもそも20億円以上の金額が必要だと前市長生田さんが言ってました。庁舎整備が控えてます。これはもうこのままの契約で行ったら多分まだ5年後になりますから、多分100億円突破するというような形です。そもそも財源は一体どこから出てくるかということがまず1点あります。2点目。私も草津線毎日使ってますが、利便性向上ということですけど、石部と三雲の待ち合わせは、せいぜい2、3分なので、ほとんど利便性が上がるということはありえないのじゃなかろうかというふうに思います。そもそも行き違い設備を作るというのは、複線化をめざすというところの最初のゴールですから、そもそもそこが見えてないことにはもう意味がないんじゃなかろうかと、いうこともありますが、その辺のところはどういうふうに考えておられますでしょうか。

 

市長:行き違いができたと仮定して、その中で、ダイヤが、それこそ今1時間に、多くて2本、それが3本になる可能性が出てくるのかなというような、希望というのか、そういったところで。この行き違いっていうところを進めていく必要があるのかなとは思いますが、何せこれはもうJRとの相談でございますので、早急にできるということではないなということは、私自身は感じております。

 

記者E:1時間に2本、それが3本になるという話ですけれども、今の平日の昼間時間帯はですね1時間に1本になってます。みどりの窓口も撤去されたということもありまして、草津線に対するJR西の見方がですね大分腰が引けてるというところがありますが、そもそも3本になるというのは、なかなかないというか、希望的観測でそういうことを考えながら施策を探るというのは、ちょっとかなりまずいのではなかろうかと私は思うんですけどいかがでしょうか。

 

市長:時間によっては今のところ、2本ある時間もあると思うんです。そういったところが、例えば1本でも増えたらなという願いは私自身も、それこそ高校時代、大学時代、草津線を使っておりましたので、ありますけれども現実的ではないということをおっしゃられればそうなんですが、まずはそのために、草津線の本数を増やすためには、そこをピンポイントにというよりも先に、企業誘致、そういったことによって人口を増やす、暮らしたいという人を増やしていかないと、そっちの方が先ではあるなというようには考えております。

 

記者E:次行こうと思います。企業誘致の話です。企業誘致について工業のまちこなんを発展させるために、積極的な企業誘致をするというようなことをおっしゃられました。工業のまちということで、そこそこの工場を誘致するという考え方だと思いますが、そもそもですね、今の湖南市に、そんだけ工場誘致する土地があるのかと、いうのがまず1点、問題があります。2点目として、となりの甲賀市もそうなんですけれども、企業誘致に微妙に足踏みしているところもあります。というのは極めて人材難です。企業誘致されたときに、外国人労働者を使うかどうかという話が出てきます。湖南市も多いですけれども、これ以上増やしていくのかということもありますが、その辺、今のですね、国のデータセンター、今甲賀市もやっていますけど、誘致合戦になっているのですが、特に次の企業誘致っていうのが、なかなかそういう事情で難しいところがあるので、工業人材を含んだ場所を取らないというようなところの背景で、そういうのを皆さん一生懸命やっているというところがあります。少なくとも最初言ったように2点問題点があるかと思うんですけれども、そこをどう考えておられるのか、教えてください。

 

市長:企業さんと、お話したりする機会もございましたので、企業さんというのか、様々な方と、湖南市の今の課題ってどんなことなのって聞いたときに、1つは、本社が湖南市に工場を持ってきたいというふうな考えがあったとしても湖南市って結構立地的には非常に良いところなんだと。そしてまた、これまでも自然災害というのがこれは油断してはいけませんけれども、これまでのデータによると、今のところ、ここはあまり強くは言ってはいけませんけれどもそういったところの、比較的大きな災害を経験していない土地ではあると。そういうところで、魅力的な土地ではあるんだけども、例えばそういった話を進めるときに、どうしても湖南市に宿泊をして、商談っていうのかなそういうのを進める際に、どうしても今湖南市の泊まるところもいっぱいなんだと、それぐらい、湖南市に足を運んでくださる方がいっぱいなんだけれどもどうしても、草津だとか、大津だとか、市外のところに行ってっていうことがあります。まずは企業誘致をするにも、湖南市内にそういう、話を進めるための宿泊というのかそういったことも一緒に考えていかないといけないのかなあというようなことは、いろんなお声を聞く中で、そういうこともあるんだなということを勉強さしていただきました。ただ企業誘致土地の問題、そういったことも私これから関係部局から、課題は様々あるということも聞いておりますので、今後、しっかりと勉強していかんとあかんなと思っています。

 

記者E:質問としてはですね、場所と人がないだろう。だから企業誘致なんかはっきり言って、今の時代無理なんじゃないかというところなんですけどそこどうなんでしょう。

 

市長:場所と人がない。これもまた、それこそ本当に場所と人がないのかということも、今の私に、そのことがすぐ答えられることができませんので、それも、今から職員の提案もあると思いますので、そういったことも、ともにやっていきたいと考えております。

 

記者E:政策についてはもう1個。政策ってできるようなことを上げるのが当たり前ですので、それが非常に不透明だとか、実現可能性が低いっていうのはあるのはいかがなものかと私は思いますが、もう一点、これを本当にできるのかということがあります。国道1号の4車線化です。これを聞いていると、国道1号の4車線化をするために、周辺環境のまちづくり構造、これを国交省とかに訴えた上で、実現していくんだと、粘り強くやっていくんだという話ではありました。ご存じの通り湖南市の国道1号線の周辺っていうのはほとんど農地です。農業振興地域じゃないかと思っているんですけれども、そもそも転用できるのかと。あそこはですね見ての通り、多分80年代だと思うんでうけれども、かなりのほ場整備が入ってます。耕作地として稼動してますので、これは水口の4車線している泉から東の方とは全然意味合いが違うかと思います。ほ場整備はご存じの通り9割がた補助金入ってますので、あれだけ大規模になるとかなりの補助金が入っているわけで、これを潰すというのは、ちょっとなかなか考えられないかというふうに思いますけど、そこはどう考えますか。

 

市長:国道1号の4車線化。この実現については、それこそ、今まで生田市長が、国と県のパイプと言ったものをつないでくださっていますので、ここに乗って、私は進めていく、今の時点ではそれしか言えないなというふうに考えております。

 

記者E:その周辺整備、まちづくり構造というのも含めて、これまでの2つの質問もそうなんですけども、これも政策としてですね、言ってることですからそれはきちんと責任を持ってもらわないと困るかなと思います。これにはもうね、回答いりません。とりあえず以上です。

 

司会:他ございますでしょうか。

 

記者E:政策のことについて先ほど聞きましたので、聞きたいことはまたいろいろありますが、また定例記者会見もありますので、そっちで聞きたいと思います。次に聞きたいのは、選挙中の言動について、矛盾があるところがあると思いますので伺います。私9月の半ばぐらいから、当時教育長だった松浦市長のとこに行って、どうすんだという話を3度伺いました。そのときの説明が「出ない」ということで、出る出ないっていうのは、情勢によって変わりますので、こういことは別にあるんじゃないかなと思ってるんですけれども、その時に、教育というのはずっと同じ形で続けていくものだと、教育長は市長が変わっても続けると。やめろと言われない限りは続けようと思っているということをおっしゃっていました。ところが、囲み取材では、生田市長とともにやめようと思っていたっていう話に、話が変わりました。これは明確に違ってますが、どっちが誤りなんでしょうか。

 

市長:私はもう多分9月の半ばぐらいまでは、教育長を続けようという答えを、回答というのかしていたと思います。その後、やっぱり、お1人の方が立候補されていた状況だったと思うんです。その時に、発信されていることだとか思ったときに、やっぱりこれは私は、この方が市長さんになられたら、一緒にできるかなあと思ったときには、やっぱりこれは辞表を出さないといけないなと思った次第です。その後もそうですね。やっぱりこれは、どうかなあ同じように、生田市長は、私に教育は任すと言ってくださって、やれたけれども、どうかなあと思うようになってそこは心変わったっていうことはありました。

 

記者E:そこの説明とか全然なかったですよね。そもそも市長が変わっても教育長は続けるというふうに言っていたのが、もう明確に市長とともに辞めるというふうな言い方に変わったんですよ。それはもう端的に言ったら、どっちかうそで、記者会見っていうのは公式の場ですし、私も正式に取材として行っていますので、あれは。そういうのはどうかと思うんですけれども、特にですね、選挙中松浦市長は、多分他の候補のことを念頭に言ったかと思うんですけれども、悪口は言わないというふうに言ってましたが、うそを言っていいのかというふうに私はずっと思ってたんですけど、そこはどういうふうに考えてらっしゃいますか。

 

市長:いやどちらもその時点では真実です。辞めないなと言ってたのもその時点ではそう考えてました。でも、やっぱりやめるって決めたのもその時点では真実ですので、どちらもうそはついておりません。

 

記者E:囲みの中では元国会議員さんから要請されなかったのかということで、何か酒の席でとか何とかごちゃごちゃ言ったあげく、されていませんという話がありましたが、私の取材ではちゃんと要請してたというふうなこともあります。そもそもこれ、松浦さんを擁立しようという話というのは、その中心の中に、元国会議員さんがいてますので、要請しないってことはありえないはずです。それについての過去の取材の発言はいかがでしょうか。

 

市長:市長にっていうお声は、もう各所から。実は6月ぐらいからですかね、いただいておりました。それこそ、様々な方からいただいておりましたので、どの方に偏っていただいたということではございません。ただ、一番この時、9月29日でしたかね、生田市長から後継にっていう、そこのが、しっかりと考えるきっかけというのか、本当に、本当に市長選にっていうところは9月の29日であります。

 

記者E:聞いてるのはそうではなくて、要するに言動が違うことについて、確認してます。元国会議員さんからは要請されたということのはずですが、ちょっと僕の取材では、要請したということなんですけれども。囲み取材では要請されていないとはっきり言っております。それはおかしいでしょうということを言ってるんです。先ほどの話も、教育長を続けるっていう話も、その時点ではという話なんですがそこの説明も一切なしで、あれ、そうじゃないんだというのは、市長となるのは非常にそれはおかしいのではなかろうかと、私は今正してるわけですけど、改めて聞きますが、元国会議員さんから要請ありましたよね。

 

市長:それを聞いてどうされるんですかね。私いろんな人から要請いただきました。ですから、元国会議員さんという声も出てますけれども、すべての方の名前を挙げるつもりはございませんし、この方だけというお名前を挙げるつもりはございません。

 

記者E:いや、あのときは明確にないって言ってたのが、私の取材でもありますので、それはうそだからおかしいでしょっていうことを言ってるんです。別に全員聞こうなんていうことは、もうそもそも考えておりません。市長となるものが、なろうとしている人が、そういう話が食い違うことがあっていいのかどうか、そこを問うてるわけです。

 

市長:話は食い違ってはいないと思います。

 

記者E:感想はわかりました。もう1つ、要するに私ね話があまりに食い違いすぎて、言ってることと私の取材してることの。もう極めて怒ってます。囲み取材の中で、家族も応援していますという話もありました。これも取材しました。息子さんはですね、関わらないようにしていると言ってるだとか、娘さんはわからないうちに10月5日に議会に連れていかれたと。相当家族間でもめたと。10月5日に議員に要請されましたよね。8人の議員に要請されたと思うのですが、それもなんかわからないうちに連れて行かれたと、大分もめましたと。大分疲れましたというような話してまして、そのわりには家族が応援するって話だったんですけど、それはいったいなんだったんでしょうか。

 

市長:そもそも10月5日の話だとか、これはどなたから聞かれてるんですかね。

 

記者E:そんなこと新聞記者が言えるわけないでしょう。要するに私言いたいのは市長なんですから、もう言えないこともあるでしょう。ごまかすこともあると思いますが、ごまかすならごまかすで結構なんですけど、うそはやめてくれってことです。

 

市長:うそをついてるつもりはまったくございません。

 

記者E:認識の違い、その気持ちの違うということですけれども、明らかに事実として違ってますので、それは一般的にうそだと思います。ただそれがうそではないということであるんだったら松浦市長というのはそういうことだというそういう方だということは認識しました。以上です。

 

司会:終了予定の時間がまいりましたので、もうあと、1つ2つご質問ございましたら承ります。

 

記者A:教育長として、文化行政とかもされてきたと思うんですけども、広く薄く滋賀県内を取材してるものとしてはですね、あんまりこう湖南市というと湖南三山とか石部宿ぐらいまでしか、観光とか文化のことで言うと思い浮かばないっていう、それはこっちの不勉強っていうのもあるんですけども、何か就任、4年なり8年なりの、その期間中に打ち出していきたい、もっと湖南市でこんなのがあるよっていうのを、市外の人に発信したいのっていうのを具体的に何か、2点3点いただけたらと思います。

 

市長:そうですね。これはもともとなんですけれども、湖南市の発達支援システム、これは全国からも注目を受けておりまして、視察にも各地から来てくださっています。このことについては、子供たちを障がいがあるなしにかかわらず、就学前から小学校中学校、そしてまた、卒業後もしっかりとつないでいくという、こういったことが機能しておりますので、このことについてはますます、市民さんの方にも、この良さっていうところも周知していきたいし、また、ますます、ここのところについては力を入れたいと、このように考えております。そしてまた、子育てを楽しめるまち、ていうところで甲西図書館のリニューアルもそうですけれども、延長保育とかそれから病児保育だとかそういったことの充実、これも図っていけたらな。子育てが楽しめるという、そういうまちにしていきたいなと考えております。

 

記者A:文化資源というか、観光にもこういった県外の人も来てくれるような、そういった実は隠れたこんなものがあるっていうものがあれば教えていただきたいなと。

 

市長:先ほどおっしゃった「湖南三山」もそうですけれども。そうですね。ちょっと待ってくださいね。湖南市の良さっていうのもまとめておりますので。実は「湖南三山」だけではなくて「石部宿」だとか「三雲城跡」それから「天保義民の碑」この「天保義民の碑」っていうのが、案外知られてない、歴史遺産であります。それから「天然記念物ウツクシマツの自生地」そしてまた、お祭りというか地域行事が結構ありまして、「ぼんのこへんのこ」だとか「鬼ばしり」だとか、それから「御田植祭」だとか、そういう結構地域行事もございます。隠れているかなあとは思っています。「下田焼」だとか「下田なす」「弥平唐辛子」伝統野菜も湖南市独自の野菜がございますので、そういったところのポテンシャルは高いかなあというふうにとらえております。

 

記者A:ありがとうございます。

 

司会:それでは時間となりましたので、市長就任記者会見を閉じさせていただきます。なお、次回市長定例記者会見を11月28日木曜日午前11時から開催を予定しております。また改めてご案内をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。

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