第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画 第1回策定委員会会議録

更新日:2021年10月15日

日時

令和3年(2021年)6月29日(火曜日)午後2時から4時30分

場所

湖南市共同福祉施設(サンライフ甲西)2階大ホール

出席者

委員16人、事務局9人

欠席者

委員1人

資料

次第(PDFファイル:65KB)

資料1第四次地域福祉計画策定委員会公開要領(案)(PDFファイル:126.7KB)

資料2第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画の策定に向けて(PDFファイル:1.8MB)

資料3第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画の基本的な考え方(PDFファイル:158.4KB)

資料4策定スケジュール(案)(PDFファイル:493.5KB)

資料5地域共生社会の実現と重層的支援体制整備事業について(PDFファイル:1.6MB)

資料6市町村地域福祉計画策定ガイドライン(抜粋)(PDFファイル:616.8KB)

地域福祉計画策定委員会運営規則(PDFファイル:92.9KB)

地域福祉活動計画策定委員会設置要綱(PDFファイル:108.8KB)

第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画策定委員名簿(PDFファイル:84.6KB)

施策体系の組み替え案(PDFファイル:130.7KB)

 

協議事項

(1)策定委員会公開要領について

(2)第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画の策定に向けて

(3)第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画の基本的な考え方

(4)計画策定スケジュールについて

 

会議内容

事務局

ただ今より、「第1回湖南市第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画策定委員会」を開催いたします。

1.あいさつ

事務局

開会にあたりまして、湖南市長生田邦夫よりごあいさつを申し上げます。

市長

本日は、第1回第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画策定委員会を開催するにあたりまして、ごあいさつ申し上げます。

皆様方におかれましては委員をお引き受けいただきありがとうございます。また、お忙しい中お集まりいただきましたことに対し厚く御礼申し上げるとともに、日ごろから本市の地域福祉の推進にお力添えを賜っておりますこと改めて御礼を申し上げます。

さて、湖南市におきましては、この4月から第2次総合計画の後期基本計画がスタートした訳ですが、地域福祉計画は社会福祉法の改正により、大変重要な計画として位置づけられております。我が国においては高齢化や人口減少が進む状況にある一方、多くの地域社会の担い手の減少、地域社会の存続の危機感が生まれつつある今、いわゆる引きこもりと高齢化があいまった8050問題、格差社会を背景にした生活困窮者の問題、介護と育児のダブルケアを抱える世帯、ゴミ屋敷問題に象徴されるセルフネグレクトなど、対応が困難で制度の狭間となるケースが浮き彫りになっております。地域共生社会の実現とは、このような社会構造や人々の暮らしの変化を踏まえ、制度・分野ごとの縦割りや支え手、受け手という関係を超えて地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超え、つながることで住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域を共に作っていくということです。本市では平成29年3月に策定した「みんなでつくったみらくるプラン」に基づき計画の推進に努めてまいりましたが、本年度この計画が終了を迎えることから、委員の皆様をはじめ、関係の皆様のご意見、ご協力をいただきながら、誰もが住みなれた地域で安心して暮らし続けられるよう地域共生社会を見据えて第四次の計画を策定したいと考えております。またこの度は、市の地域福祉計画や社会福祉協議会の地域福祉活動計画を一体的に策定するとし、同じ理念や方向性のもとで、湖南市の地域福祉をさらに推進していくものと期待しております。

最後になりましたが、本日お集まりの策定委員の皆様におかれましては、本市の地域福祉のあり方や推進方法など幅広い視点からご審議いただき、その方向性をお示しいただきますようよろしくお願い申し上げまして、私からのごあいさつとさせていただきます。

 

2.委員の委嘱

事務局

ありがとうございました。

次に、次第の2番目、委員の委嘱に移らせていただきます。

先にお送りいたしました湖南市地域福祉計画策定委員会運営規則に基づきまして、17名の方々に策定委員の就任をお願いさせていただいております。内1名は一般公募によりまして選定させていただいた方に委嘱をさせていただきました。

また、第四次の計画から、社会福祉協議会の地域福祉活動計画と計画期間を合わせ、一体的な計画の策定をめざすことといたしましたことから、地域福祉活動計画の策定委員についても併せて就任をお願いさせていただいたところです。

本来ならば、委員お一人おひとりに市長および社会福祉協議会会長から委嘱状をお渡しさせていただくべきところですが、時間の都合上、誠に勝手ながら、皆様の机に置かせていただくことをもって交付に代えさせていただくことをお許し願いたいと思います。ご理解のほどよろしくお願いいたします。なお、委員の任期は来年3月の計画完成までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。

 

3.委員の紹介

事務局

続きまして、次第の「3 委員の紹介」に移らせていただきます。

恐れ入りますが、お名前と所属のみを自己紹介の形でお願いします。お配りしております名簿の順にお願いいたします。

(委員自己紹介)

事務局

ありがとうございました。

本日出席の委員は、17名中16名の出席をいただいておりますので、湖南市地域福祉計画策定委員会運営規則第5条第3項、および湖南市地域福祉活動計画策定委員会設置要綱第5条第3項に基づき、本委員会は成立となります。

続きまして、事務局の職員を紹介させていただきます。

(市および社会福祉協議会職員自己紹介)

 

4.委員長・副委員長の選出

事務局

では、次に次第の「4 委員長・副委員長の選出」に移らせていただきます。

市地域福祉計画策定委員会運営規則第4条第2項および市地域福祉活動計画策定委員会設置要綱第4条第2項において「委員長及び副委員長は、委員の互選によって定める」としておりますが、いかがいたしましょうか。

(事務局一任の声)

事務局

ただ今、「事務局一任」のお声をいただきましたので、事務局案を提案させていただきます。

委員長に、龍谷大学の村田委員、副委員長に支援センターこのゆびとまれの金子委員にお願いしたいと思います。いかがでしょうか。

(異議なしの声)

事務局

ありがとうございます。

それでは、委員長を村田委員に、副委員長を金子委員にお願いすることといたします。お二人様、どうぞよろしくお願いいたします。

では、委員長・副委員長の就任にあたり、お二人から一言ずつごあいさつを頂戴したいと思います。

(村田委員長あいさつ)

(金子副委員長あいさつ)

 

5.議事

事務局

ありがとうございました。それでは、次第の「5 議事」に移りたいと思います。

市地域福祉計画策定委員会運営規則第5条第2項および市地域福祉活動計画策定委員会設置要綱第5条第2項に「委員長は、会議の議長となる」とありますので、この後の進行は村田委員長にお願いしたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

(1)策定委員会公開要領について

議長

次第に沿って議事を進めていきます。まず初めに「(1)策定委員会公開要領について」を議題とします。事務局より説明をお願いします。

事務局

資料1により説明

議長

公開に関しまして、事務局の要領案に賛成いただける方は挙手をお願いいたします。いかがでしょうか。

(意見なし)

議長

ありがとうございました。公開要領案は承認されました。

 

(2)第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画の策定に向けて

議長

次に、議事の「(2)第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画の策定に向けて」について、まず「1 地域福祉とは」「2 計画策定の背景」について事務局から説明をお願いします。

事務局

資料2、資料5、資料6により説明

議長

ただいまの説明について、ご質問はいかがでしょうか。前回の策定後に社会福祉法が改定され、新たに「共生」という言葉がキーワードとして出てきています。本委員会でも共生をキーワードとして丁寧に議論していけたらと思っています。

(意見なし)

議長

「3 計画の位置づけ」「4 計画の期間」「5 計画の策定体制」について、事務局から説明をお願いします。

事務局

資料2により説明

議長

ただいま事務局より、この計画そのものの位置づけや計画を推進していく期間、並びにどのように意見集約して作っていくか説明がありました。このことについてご質問やご意見がありましたらお願いします。

今回の計画で一番大きく変化するところは、社協との活動計画を一体化していくところだと思いますが、いかがでしょうか。

よろしいでしょうか。

(意見なし)

議長

次に移ります。「6 統計から見る市の現状」について、事務局から説明をお願いします。

事務局

資料2により説明

議長

ただいま事務局より説明がありましたが、計画を作っていくにあたって、この情報について、またこのようなデータがあれば今後活用できるのではという点も含めいかがでしょうか。

委員

データの内容にもう少し踏み込んだものがあればと思いお話させてもらいます。

まず9ページ、平成27年までの人口の推移がありますが、この先第四次計画が終わる頃にはどのような状況になっているのかが分かれば、もう少し狙いどころが見えてくるのではと感じました。

それから10ページの外国人の住民状況のところで、ベトナムの方が増えているというお話がありましたが、グラフを見ると同じようにブラジルの方も増えており、数が多いという点で同様に考えていかなくてはいけないと感じました。増加の理由が分かればもう少し見えてくると思いました。

あと22ページ、自治会の参加状況が減っているとありますが、最初に単身世帯が増えてきているということをおっしゃっていましたので、その増え方がもともと市内に住んでいる方が単身となって増えたのか、市外からの単身者が増えたのかで自治会加入のアプローチの仕方が変わってくると感じました。

議長

ありがとうございます。今のご意見に関して事務局からお願いします。

事務局

まず9ページの人口につきましては、将来推計のデータを持ちあわせていますのでグラフの差し替えは可能です。外国人の状況については、ベトナムだけではなく他の国の方も増えているということで、特にベトナムの方に言及するのであれば、どのような背景があるのかといった分析も、とのお話でしたので担当課に確認させていただきます。自治会の加入率については、人の動き自体がどうなっているかということについて地域創生推進課に確認し、次回までご提示させていただけたらと思います。

議長

今日ご提示いただいているデータは現状のものです。そこから踏み込んで、これから地域課題としてこういったことが考えられるという点については、次回意見を出していただければと思います。他にいかがでしょうか。

委員

私も9ページの人口の推移についてですが、最近、高齢者の65歳以上が今の時代の高齢であるのか、ということがいろいろと話題になっています。65歳以上でも現役でバリバリと仕事をされており、そのためにボランティアにも参加できないという方が多い中で、例えばこれが70歳以上、あるいは75歳以上というデータの取り方によって、逆に湖南市が高齢化になっていっても全員が働いているから問題にならない、ということが分かるようになるのではという気がします。高齢化率が50%近い地区のお話もありましたが、高齢化率が高い地域の方が助け合いができているなど、高齢化率が高いから問題という訳ではないと思いました。

議長

貴重なご意見ありがとうございました。9ページの区切りをもう少し細かくすることは可能ですか。

事務局

5歳刻みのデータがありますので、次回までに改善したいと思います。

議長

国でも65歳以上の高齢者という定義も引き上げようという話もされていますので、便宜上の分類というところであると思います。

他にいかがでしょうか。

委員

外国人の比率がグラフに出ていますが、最近、外国人の高齢者が増えてきているように感じています。そのあたりがどう含まれているのかが全然見えないので、特に湖南市は外国人の人口が多いため、そういう観点で見る必要があると思います。年々外国人の子どもたちが多くなっているので、学校ごとの外国人の割合なども必要になってくるのではと思います。今までは比率が少なかったということですが、最近は2割、3割くらいが外国人になっているのではと思います。平成27年度で終わっているデータではなく、新しいデータが欲しいです。

議長

ありがとうございます。新しいデータをぜひお願いしたいのと、外国人の方たちの世代の割合等は市として把握されているものはありますか。

事務局

この資料を作成するにあたり、データは地域創生推進課からもらいましたが、ご指摘の外国人の方の割合については着眼していませんでしたので、そもそもそういった統計をとっているのか地域創生推進課に確認し、ある場合には次回ご提示させていただきたいと思います。

議長

ありがとうございました。地域課題として上がってくるであろうデータについては、担当課のご協力をお願いしていただきたいと思います。

 

(3)第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画の基本的な考え方

議長

次に、「(3)第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画の基本的な考え方」についてに移りたいと思います。事務局から説明をお願いします。

事務局

資料3および施策の体系の組み替え案により説明

議長

ありがとうございます。第四次計画に向けて変更したい点について事務局より説明がありましたが、ご意見等いかがでしょうか。

委員

体系の変更をしたいとお聞きし、二次、三次の計画に関わらせていただきましたので、前回、前々回の意図をお伝えしたいと思います。湖南市では、1点目は、近隣住民同士や住民と事業所・施設との助け合い・支え合いなど実行していることを膨らませた計画にしようというものでした。2点目は、仕組みとしての支え合い・助け合いに加えて、ちょっとした日常的な近隣住民同士の助け合い・支え合いの事例、エピソードなどをもとに計画を作っていこうというものでした。3点目は行政的で専門的な計画ではなく、中学生でも分かる計画にしていこうということで議論してきた結果として出来上がったと記憶しています。結果として足らない部分もある計画となっていますので、他の自治体の事例も含めた計画に仕上げていく必要があると思います。二次、三次にこだわる訳ではありませんが、この意図はぜひご理解いただいて議論していただきたいと思っています。

議長

ありがとうございます。前回、前々回と委員としてご参加いただいている方の貴重なご意見でした。計画というものはその都度切るのではなく、積み上げていくからこその計画の意義があると思います。行政の計画と民間の活動計画と、そういう意味では組み立てながらも前計画をきちんと踏襲する部分も見定めていきたいと思っています。

市長

市長になり7か月ですが、行政を変えたいと思い市長になりました。私も医療と介護、福祉と毎日休むことなくその現場におり、そのしんどさ、苦しさはよく分かっています。この計画が作られたところで、どれだけ現場につながるのか心配しています。国は、医療、介護の現場、障がい者のこともすべて地方に押し付けてきますがさばけていません。我々はいろいろなサービスや法律や人的資源、いろいろな人たちと関わってきて今まで重層的にやってきましたが、サービスを受ける側の人たちはそこまでのことを知りません。行政ができていなかったから、問題は起きているのです。そこのところを考えて、今回、現場とつながる計画を作りたいと考えています。地域においてどれだけサービスを展開できるか、具体的に現場においてプラスになるということを求めているのであり、計画だけを求めているのではありません。顔の見えるところでサービスをどう展開するか、そこにある人的な資源を使ってみんなで支え合い、助け合うためにはどうするかということを考えていただきたいと思います。このままこの会議を終わらせるのではなく、本音をぶつけ、意識を変えなければいけないのです。意識を変えるために私は市長になりました。この会議に加わらせていただいた一人として意見を言わせてもらいます。

議長

ありがとうございます。市長から貴重なご意見をいただきました。

事務局から具体的な数値目標や担当を明確にしていくというお話があり、計画を動かしていく決意表明だと捉えております。今回さらに、社会福祉協議会が活動計画として計画に関わって共に取り組むというところが、次の四次計画の大きな変化ではないかと期待しております。今回は、今までの三次計画の進め方とこれから四次計画に向けての進め方の説明になり、次から四次計画の具体的な中身の討議になるかと思います。その際にはぜひ今の市長の思いを汲み取っていただきたいと思います。

地域福祉計画は、住民の方の意見を直接いただき、民間の方の日々の活動を知っていくことによって共に成長していくプロセスを重視した計画と言われています。ですので、市長に計画策定後にここまで成長したのかと言っていただけるような計画ができれば良いと思います。

委員

今後どうしたら弱者を助けられるのかということについて、お話をさせていただきます。資料2の22ページに自治会加入率の推移とありますが、地域住民全員が自治会に加入していただかないとなかなか情報が届かない、弱者も救えない、支え合いもできないと考えています。常に100%自治会加入ということで考えており、住民登録をする時点で自治会に加入していただくような条例等ができないものかと考えています。市長やこういったメンバーの声も、弱者には情報が届きません。そこをどう救い出すのかとなると、弱者にも声が届くような方法、そこには必ず自治会員であるということが大前提になると思います。自治会員であれば、回覧板等必ず何らかの方法で情報が届いていきます。福祉の成果を求めるのであれば、まず自治会加入100%というのが私の希望です。自治会に入会していろいろな情報を手に入れ、隣近所で支え合い、隣近所が分かり合うことが福祉の原点だと考えています。

自治会に入らない理由として自治会費が高いという声があります。調べてみると蓄積された財政が膨れ上がり、一戸当たりの入会金が高くて入れないというのです。私が区長になって自治会入会費を0円にしています。しかし、地域の維持費はかかります。そういう状況を踏まえて、行政も住民登録をした時には自治会入会を必須とすることで、市長の考えやこういった会議の考えもみんなに届き、成果が出てくると考えています。みなさんにも隣近所に自治会の入会を勧めていただくようお願いして、私の意見とさせていただきます。

議長

ありがとうございます。地域で共に活動に取り組むには意図的に何かを仕掛けないと増えていかないという状況にあり、今現在どこまで行政として把握して関われているのか、逆にここから先は行政が関われないということを含め、四次計画作成の際には見ていく必要があるかと思います。担当課に今日の意見として地域の基礎となる自治会についてのご意見があったということ、また提出できるような資料があれば次に提出いただくようお願いいたします。時間も超過していますが、他にいかがでしょうか。

委員

資料3のSDGsの目標で貧困をなくそうというものがありますが、みなさんもこれには同意されると思います。資料2で困窮者の今の状況で令和2年をみると爆発的に相談件数が増えていますが、貧困をなくそうということと相談件数が増えていることに対して、具体的にどのような改善を図るのか、計画の実効性を高めるためにどのようにするのかまで計画に盛り込まないと意味がないと思います。個人情報の壁があって、具体的な水面下のところは我々にも見えません。そこは情報を持っている行政あるいは社協が中心となって何か示していただき、それに対する協力ということも社会福祉法人、我々も含めて共にやっていく流れを作らないと無理かと思います。

議長

ありがとうございます。担当の明確化や数値目標の設定につながるご意見でもあったと思います。事務局として意見に対して何かありますか。

事務局

自治会加入については、私自身も市民の方との会議等で必ず聞く課題で、地域の方からも以前から聞いているお話です。直接の担当課は地域創生推進課になりますが、全庁的な課題として庁内で議論していかなければならないと思っています。

SDGsの目標を達成するために、市や社協、事業所それぞれに何ができるのか具体的に示していくことが必要かと思います。どこまでそれぞれが議論することができ、計画に書き込むことができるかということが問われることになると思いますので、みんなで頑張っていかなくてはという認識をさせていただきました。

議長

社協の方から何か意見はありますでしょうか。

委員

これまでは内々で活動計画を作ってきましたが、今回、社会福祉協議会が地域福祉計画を一緒に考えさせていただくということで、市民の方のご意見をいただきながら、私たちが実際できること、つなぐ役割としてどんなことができるかということを直に聞かせていただきながら進めていきたいと思います。

昨年はコロナ渦の中で派遣切りや仕事が減ったというお話の中で、フードドライブのお声が民間の方からあり、母子家庭の方に連絡をしたところ3分の1からお返事をいただきました。このような事態、現実があるということで、私たち職員もどう対応していかなければいけないかということを確認した次第です。地味な活動ではありますが、市や民間の協力も得て、これが市民に広がっていくこと、みなさんをつなげていく機会になればと思っています。

議長

ありがとうございます。計画を作ることが目的ではなく、みんなでこれをきっかけに動いていきましょうということを含め、この委員会全員が意見を出し合い、地域福祉を盛り上げていく取り組みができたらと思っています。二次、三次と引き継ぐ部分、変えていく部分も含め計画を策定していきたいと思っています。

時間も押しておりますが、絶対ここだけは、ということがありましたらお願いします。

委員

担当課から計画の背景や基本的な方針、スケジュールを出していただきましたが、実際我々が何かをやろうとしたときにはそれぞれの問題があります。

例えば14ページの特別支援教育について、我々は外国人の方の相談を受けていますが、ブラジルには特別支援学級というものはありません。日本で子どもを育てていくには、保護者が日本の学校はどういうものなのか、地域ではどういうことをやっているのか、隣近所に相談できる人をいかに作っていくか、交流ということに力を入れてやってきました。この件数だけをみると多い、少ないはあると思いますが、逆に制度として充実してきたから増えてきているという側面もありますので、それぞれ専門家であるみなさんの意見を聞いて、本当に力を入れていくべき課題や方向性を見出していかなければと思っています。災害時を想定すると、自治会とか普段から顔の見える関係を構築することが大切と感じております。そのあたりも協議をしていただけたらと思います。

議長

ありがとうございます。今回様々な分野のご専門の方が委員として入っていただいていますので、それぞれの立場で気づくこと、ご意見をいただき、全員で検討していけるよう取り組んでいきたいと思っています。

 

(4)計画策定スケジュールについて

議長

最後に「(4)計画策定スケジュールについて」、事務局から説明をお願いします。

事務局

資料4により説明

(意見なし)

議長

ありがとうございます。議事としては以上になります。

事務局へ進行をお返ししたいと思います。

 

6.その他

事務局

村田委員長、議事の進行ありがとうございました。村田委員長からもお話がありましたように「ご意見シート」をお手元にお配りしております。限られた時間内での会議となるため委員お一人おひとりの十分な意見を頂戴することがかないませんので、そのシートにご意見を書いて提出いただけたらと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

それでは閉会にあたりまして、健康福祉部長よりごあいさついたします。

(部長閉会あいさつ)

事務局

ありがとうございました。

これをもちまして、第1回湖南市第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画策定委員会を閉会とさせていただきます。みなさん、長時間ありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 福祉政策課

電話番号:0748-71-2370

ファックス:0748-72-3788

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