熱中症

更新日:2024年04月01日

熱中症は、炎天下に長時間屋外にいる場合や、真夏の暑い中で運動などをしていた場合を想像するかもしれませんが、実際は梅雨の合間に突然気温が上がった時や、暑さに慣れていない時期にかかりやすい病気です。

室内でも室温と湿度の高さから熱中症にかかることもあり、最近ではこの様な室内型熱中症が注目されています。

一般的に熱中症は、最高気温が25度を超えると患者が発生し、30度を超えると熱中症で死亡する人の数が増えはじめるといわれています。また、気温が25度以下でも、湿度が80%以上あるときは注意が必要です。

「自分は大丈夫」と過信せず、熱中症を正しく理解し予防に努めてください。

 

熱中症予防のポイント

暑さに備えた体づくり

・暑さに備え、暑くなり始めの時期から無理のない範囲で適度に運動を行いましょう。

・1日3回、栄養バランスの良い食事と十分な睡眠をとり、体調を整えましょう。

のどが渇いていなくても、こまめに水分補給

・1日に飲料として必要な水分は1.2L程度が目安となります。1日に8回くらい、1回にコップ1杯程度の水分補給を目安にしましょう。

・スポーツや炎天下での作業はたくさんの汗をかくので、塩分なども失われます。その時はイオン飲料なども上手に使いましょう。

暑さをさけましょう

・涼しい服装をし、外出時には日傘、帽子を着脱しましょう。

・部屋の温湿度を測り、部屋の風通しを良くする、エアコンや扇風機を上手に使用しましょう。

こんな症状があったら、熱中症を疑いましょう

・めまい、たちくらみ、筋肉痛、汗が止まらない、吐き気、頭痛、体がだるいなど体の変化があれば、無理をせず、日陰や涼しい室内に入り、水分補給をしましょう。

・症状がひどい場合はがまんせず、受診をしましょう。

 

特に子どもや高齢者は熱中症になりやすいです。

軽く考えず、みんなで気をつけましょう。

 

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 地域包括ケア推進局 健康政策課

電話番号:0748-72-4008

ファックス:0748-72-1481

メールフォームでのお問い合わせ