胃がん検診(バリウム検査または胃カメラ検査)
胃がん検診のご案内
日本では50歳代以降に罹患する人が多く、がんによる死亡原因の上位に位置するがんです。胃がん検診で早期に発見して治療することにより、胃がんで亡くなることを防ぐことができます。
検診は自覚症状がないうちに受けることが大事です。胃がん検診は50歳になったら2年に1度、バリウム検査もしくは胃カメラ検査のどちらかを選択して受けてください。70歳以上の人はバリウム検査のみが受けられます。ただし、胃の痛み、不快感、食欲不振、食事がつかえるなどの症状がある場合は、次の検診を待たずに医療機関を受診してください。
胃がん検診で「要精密検査」となった場合は胃がんの疑いがありますので、必ず精密検査を受けてください。精密検査は胃内視鏡検査です。
胃がん検診(バリウム)
対象
50歳以上の人(昭和51年(1976年)3月31日までに生まれた人)で西暦偶数年生まれの人
※令和7年度から、胃がん検診の対象者が50歳以上2年に一回になっています。
実施場所
受診方法
予約ののち、注意事項・持ち物の案内を後日郵送により案内します。
受診料
1,000円 ※70歳以上無料
69歳以下で非課税世帯などに該当する人については受診料免除の制度があります。受診日の1週間前までに申請が必要です。
注意事項
1. 以下にあてはまる人は胃がん検診(バリウム)を受診できません。
・妊娠中・妊娠の可能性がある人
・胃を切除された人
・消化管の狭窄またはその疑いのある人
・バリウムに対して過敏症(アレルギー症状)の既往歴のある人
・胃になんらかの自覚症状のある人
2. 病院などにかかられている人は、かかりつけ医の承諾を得てください。
胃がん検診(胃カメラ)
内視鏡(胃カメラ)で胃を観察します。
今年度この検診を受診した場合は、バリウム検査を受診できません。
この検診は2年に1度受診できます。受診した翌年度にバリウム検査を含む胃がん検診を受診することはできません。
対象
50歳以上69歳以下(昭和31年4月1日から昭和51年3月31日までに生まれた人)で西暦偶数年生まれの人(対象者には4月中に受診券はがきを送付)
※対象者で受診券はがきが届いていない人、紛失された人はお問い合わせください。
一部、検診の対象外の人もいます。下記対象者判定表または注意事項を確認ください。
実施場所
下記指定医療機関(検診日時などは直接お確かめください)
公立甲賀病院 電話番号0748-62-1612
甲南病院 電話番号0748-86-3415※令和7年5月から開始
石部診療所 電話番号0748-77-4100※令和7年5月から開始
栗東内科・内視鏡クリニック 電話番号077-552-7211
実施期間
受診券はがき到着後(4月中に送付予定)~令和8年3月31日(火曜日)まで
甲南病院、石部診療所は令和7年5月から開始
申込方法
直接医療機関に申込みください。(予約開始日は、受診券はがきにてご確認ください。対象者には4月中に受診券はがきを送付します。)
持ち物
受診券はがき、健康保険証またはマイナ保険証など保険資格が証明できるもの
受診料
3,200円
非課税世帯などに該当する人については受診料免除の制度があります。受診日の1週間前までに申請が必要です。
注意事項
受診券はがきが無い場合は、検診が受けられません。
市の胃がん検診では鎮痛薬・鎮静薬は使用しません。食道や胃、十二指腸の疾患(がんを含む)の既往や治療中、経過観察中の人、のどなどに内視鏡が挿入できないような病気がある人、抗血栓薬(血液サラサラになる薬)を内服中の人、心臓の病気がある人、高血圧の人、呼吸が不安定な人、妊娠中(可能性がある)の人は対象になりませんのでご注意ください。
更新日:2025年04月01日