ブロッコリーとカリフラワーのペペロンチーノ
茎まで使ってエコクッキング!
11月から旬の地元野菜としてでまわるブロッコリーとカリフラワーをあますところなく使って、パスタでおなじみのペペロンチーノに。パスタをブロッコリーやカリフラワーに置き換えることで、野菜たっぷりの一品に!ピリ辛が際立つ湖南市特産の弥平とうがらしが味のアクセントです。
【うま!point】
にんにくは、焦がさないようにしましょう!じっくり弱火で加熱する事で、うま味が増します。
【楽!point】
ブロッコリーやカリフラワーは冷凍を使ってもOK!
材料(4人分)
・ブロッコリー 2分の1個(正味150グラム)
・カリフラワー 2分の1個(正味150グラム)
・茹で湯 水1リットルに塩小さじ2(1パーセント)
・ベーコン 2枚
・オリーブオイル 大さじ2
・にんにく 1片
・弥平とうがらし(鷹の爪)※ 1本
・塩 少々
・黒こしょう 少々
・レモン 適宜
※弥平とうがらしがない場合は、他のとうがらしでも代用できます。
(弥平とうがらしの辛さは、一般的な唐辛子の約2倍、タバスコの約3倍といわれています。)
作り方
- にんにくは粗みじん切りに、ベーコンは短冊切りにする。
弥平とうがらしは、1本のままで使用する。
(※弥平とうがらしは、カットしたりタネが入ると辛みが増します。)

- ブロッコリーとカリフラワーは子房に分け一口大に切る。茎の部分も皮を厚くむき、一口大に切る。
(ブロッコリーは茎の方から切り込みを入れて、蕾の部分は手で割くときれいにカットできます。)

- 水1リットルに塩小さじ2を加え混ぜ、沸騰したら茎とカリフラワーを先に加え、1分後にブロッコリーも加えて好みの硬さになったら、ザルにあげて、水気をしっかり切っておく。

- フライパンにオリーブオイル・にんにく・弥平とうがらしを入れてから、ごく弱火でじっくり加熱する(3分~)。にんにくのいい香りがしてきたら、ベーコンを加えさっと炒め、弥平とうがらしは一旦とり出しておく。

- 4に茹でたブロッコリーとカリフラワーを加え、さらに炒める(中火1分~)。

- 塩と黒こしょうを少々振ってで味をととのえ、皿に盛り付け、取り出しておいた弥平とうがらし、レモン(あれば)を添えたら完成!
茎までおいしく栄養満点な「ブロッコリー」
ブロッコリーは、「指定野菜」として2026年4月から追加されるのはご存知ですか?
「指定野菜」とは、私たちの生活にかかせない野菜として農林水産省が定めている野菜で、1974年のばれいしょ(じゃがいも)以来なんと約50年ぶりに指定野菜に追加される今注目の野菜です。
私たちが普段食べているのは、ブロッコリーの主に蕾(つぼみ)の部分です。 大きなドーム状の部分を「花蕾(からい)」と呼びます。
ブロッコリーの茎(芯)は、多くの人が捨てがちですが、ここには甘みがあり、皮をむき大き目にカットしてからしっかり加熱するともちもちとした食感になり、薄切りや粗みじんにするとこりこりとした食感が楽しめます。
また、ブロッコリーの茎(芯)には、花蕾よりも食物繊維やカリウムが多く含まれています。
今回のレシピ(ブロッコリーとカリフラワーのペペロンチーノ)、のように茎(芯)の部分を活用したり、薄切りにして炒め物や和え物にしたり、みじん切りにしてオムレツの具材として使ったり、その美味しさを存分に楽しんでみて下さい。
【ブロッコリーの栄養素と効能】
ブロッコリーには、ビタミンC・カリウム・食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。
特にビタミンCは、1日に必要な摂取量の約1.5倍が100gのブロッコリーに含まれています。これは、オレンジ約1.5個分に匹敵します。
ビタミンCは、風邪予防・免疫力の向上や肌への美容効果等が期待できます。
また、カリウムは、体の余分な塩分を排出して血圧を安定させ、むくみや高血圧の予防に効果的です。
食物繊維は、腸内環境を整える効果があり、便秘の解消や、糖尿病等の生活習慣病の予防に効果的です。
【おいしいブロッコリーの選び方】
蕾がこんもりと硬く締まり、緑色が濃いものを選びます。冬場に紫色がかっているものは、寒さにあたって甘みが増し、栄養価も高まっています。
茎は太くてつやがあり、切り口に空洞がなくみずみずしいものを選びましょう。
栄養価(1食あたり)
・エネルギー 95キロカロリー
・たんぱく質 3.0グラム
・脂質 7.0グラム
・食塩相当量 0.8グラム

















更新日:2025年11月01日