第1回湖南市文化芸術振興会議

更新日:2024年05月22日

第1回湖南市文化芸術振興会議会議録(要約)

令和6年(2024年)3月25日(月曜日)に第1回湖南市文化芸術振興会議を開催しました。

(事務局)
委員の皆様方におかれましては、年度末何かとご多用のところ会議にご出席いただきまして誠にありがとうございます。ただ今から、令和5年度第1回湖南市文化芸術振興会議を開催させていただきます。開会にあたりまして、市長からご挨拶申し上げます。

(市長あいさつ)

(事務局)
続きまして、事務局を代表し総合政策部長がご挨拶申し上げます。

(総合政策部長あいさつ)

(事務局)
第1回目の会議ですので、委員の皆様を紹介いたします。簡単に自己紹介をお願いいたします。

(委員の紹介、自己紹介)

(事務局)
続きまして事務局から自己紹介させていただきます。

(事務局)
では、座長の選出に移ります。どなたか推薦がございますでしょうか。

(推薦なし)

(事務局)
ないようでしたら事務局から推薦させていただいてもよろしいでしょうか。

(委員同意)
では、A委員に座長をお願いしたいと存じます。いかがでしょうか。

(委員拍手)

(事務局)
では、座長、一言ご挨拶をお願いいたします。

(座長あいさつ)

(事務局)
座長が万一会議に出席できない場合に備えて座長代理をおいてはいかがでしょうか。

(座長)
私が指名させていただいていいですか。

(委員同意)

(座長)
では、B委員にお願いします。皆さん、賛成いただけますか。

(委員拍手)

(事務局)
では、ここで資料の確認をさせていただきます。

(配布資料確認)

(事務局)
それでは、ここからの進行は要綱第3条に基づき、座長にお願いしたいと存じます。

(座長)
では、まず報告事項として湖南市文化芸術振興会議はどういうものなのか事務局から説明をお願いします。

(事務局)
(「湖南市文化芸術振興会議設置要綱」に基づき説明)

(座長)
質問があればお願いします。滋賀県の文化振興基本方針を理解する必要もあるので、県の文化審議会委員でもある座長代理から説明いただけますか。

(委員)
(「滋賀県文化振興基本方針(第3次)」について説明)

(座長)
では報告事項の「会議のスケジュール」について事務局から説明をお願いします。

(事務局)
(「湖南市文化芸術振興会議スケジュールについて」に基づき説明)

(座長)
第2回からは事務局から示された素案をもとに委員が意見を言う形になるということですね。この会議でどの文化について考えたらよいのか、湖南市の過去からの地域の文化とこの会議の関係が気になります。この会議で何をどう扱うのか事務局はどのようにお考えか説明をお願いします。

(事務局)
計画の対象とする文化の範囲としては、滋賀県文化振興基本方針等も踏まえる必要がありますが、芸術のほかに文化財や食文化、伝統行事や風景なども対象にするかは議論が必要です。別の計画で取り上げられているものはそちらに委ねるという方法もあるかと考えています。

(委員)
前提として文化芸術基本法や国の基本計画の範囲は押させておくべきです。文化芸術というと美術や音楽、演劇といったものをイメージしがちですが、食文化や生活文化なども含めて文化であることを前提としたうえで、本計画のなかで扱うか別計画で扱うかといった整理でどうでしょうか。

(事務局)
委員の意見を踏まえて、計画対象分野は広くもつこととし、書き込み方や数値目標で絞込をする形で素案を作らせていただきます。ここで、湖南市の文化芸術振興の現状について説明させていただいてよろしいでしょうか。

(座長)
どうぞ。

(事務局)
(湖南市の文化芸術振興の現状について資料に基づき説明)

(座長)
それでは委員の皆さんは文化芸術に何らかの形で関わっておられますので、ご意見やご質問も含めて、それぞれお話しください。

(委員)
教員の一人としては文化振興は地域の歴史との関係が大きいと感じます。また、湖南市の特徴として学校間の繋がりが強く、一つのことに向かっての取組が計画しやすいと感じています。

(委員)
文化事業のひとつにコーラスグループと吹奏楽部の子どもたちとで続けてきた早春コンサートがあります。コーラスグループの高齢化は課題です。子どもたちも高齢者まで楽しめる企画が増えると文化ホールに足を運ぶ人も増えると思います。

(委員)
計画や法案ができても、中心となって動かす人がいなければ実働しません。文化事業は指名業者や競争入札制度になじまない分野です。直営の文化ホールの課題は決定権が企画側にないことで、独立して運営できる主体がないと運営は難しいと考えています。また、よい計画を作って先に進めるためには特権的なものが必要であり、自由度のある部署がないと文化振興は厳しいと思います。あともうひとつ、全国的にホールの懸案事項として、来館者の大半が高齢者のかたであり、若年層をいかにして呼び込むかということがあります。対象者や対象分野の中核になるところと一緒に動き、ネットワークを作って文化振興を推進できる形ができれば理想的だと思っています。また、文化にはお金が必要です。私どもは指定管理で文化事業90事業を行っていますが、相当の予算が必要です。湖南市さんも一定の予算がないと文化振興はできないと思います。

(座長)
教育との関係では、図書館や文化ホールには子ども時代から関わる体制をとっていかないといけませんね。子ども時代に利用した記憶が学校とは違った勉強になるし、施設自体の発展につながります。文化芸術について議論していく必要はありますね。

(委員)
参加したいという意識を地域に根付かせていくことが大切だと思います。また、計画は予算の裏付けがないと成り立ちませんので、両輪で進めていく必要があります。企業の協力を得る活動もしていけばよいと思います。会場についても地域に出向いていくことをしていけば子どもたちも足を運ぶと思います。

(委員)
子どもたちの参加が少ないことについては、社会教育委員会議(生涯学習審議会)で「子どもたちへの働きかけが少ない」という意見が出たことがあります。ちらしを工夫するなど考えていくとよいと思いました。また、コロナを契機に見えづらい格差を感じています。お金がある人だけが楽しめる文化ではなく、誰もが広く楽しめる文化芸術振興も盛り込んでいただきたい視点だと思っております。

(委員)
青少年美術展には親子連れのかたなどが沢山来場されます。子どもたちが誇らしい機会でもあり、次に繋がるつながるものだと思います。早春コンサートについては、働き方改革のなかで教員の関わり方に難しさを感じています。小さい頃にホールに通うという点では、習い事に付き添う保護者の熱量は大きいのでうまく絡めていけないだろうかと感じました。

(座長)
皆さんから、今後を考えていくうえでいろいろなヒントをいただきました。文化事業へ企業支援をいただく努力も必要であろうし、大人に褒められた子どもは勉強したくなるので教育とひとつになった形での文化振興もテーマになってくると思います。他になければ、その他で事務局から何かありますか。

(事務局)
(定期人事異動に伴う担当者の変更について告知)

(座長)
では、進行を事務局にお返しします。

(事務局)
座長におかれましては、会議の円滑な進行に努めていただきありがとうございました。
今日いただいた意見はまとめさせていただき、どのように対処あるいは解決できるのか伝えさせていただきます。
委員の皆様には貴重なご意見を頂戴いたしまして、ありがとうございました。本日の会議録につきましては委員の皆様に送付させていただきます。以上で本日の会議は終了させていただきます。お気をつけてお帰りください。

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