健康診査の内容について

更新日:2023年07月25日

ご意見

後期高齢者(75歳)になり初めて健康診査を受けましたが、74歳までの健診と比べて心電図・血液検査などの検査項目が無くなっているのがわかりました。また、次年度からは通院時に血液検査を受けたものには受診券が発行されないと聞きました。なぜでしょうか。またこれらについて事前に説明されているのでしょうか。

回答

健康診査はご加入の医療保険者(国民健康保険や会社の保険など)ごとに実施するよう定められています。40歳~74歳までの人には、メタボリックシンドロームに着目した検査項目を行う特定健診を、75歳からは、糖尿病などの生活習慣病やその他の疾病を早期に発見し、必要に応じて医療につなげることを目的に健康診査が行われています。

75歳以上の健康診査に詳細な健診項目が無い理由は、75歳以上の人は身体的にも個人差が大きく、ひとくくりに健康診査として行うのではなく、主治医のもとで必要と判断する検査を保険適用のうえ医療として実施する方が、健康管理上望ましいと考えられているためです。また、生活習慣病と診断され通院し血液検査を受けている人は、その人個人に必要な血液検査を受けて主治医のもとで健康管理をしていただいていると考えられるため、受診券の発行は行っておりません。

このことについては、75歳に到達される前年に特定健診受診券に同封するご案内や毎年の健康診査受診券に同封するご案内でお知らせしています。

健康診査として、年1回は身体測定や診察、血液検査を受けて健康チェックをしていただくことはもちろん重要ですが、日頃から気になる自覚症状があれば主治医等にご相談いただき、健康管理にご活用いただければと思います。

後期高齢者医療保険制度に基づく健康診査は、滋賀県後期高齢者医療広域連合が実施主体ですが、実施計画などの見直しなども実施されておりますので、今回お寄せいただいたご意見は後期高齢者医療広域連合にも伝えてまいります。

ご意見をいただきありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 地域包括ケア推進局 健康政策課

電話番号:0748-72-4008

ファックス:0748-72-1481

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