文化財の活用について

更新日:2023年11月22日

ご意見

湖南市の文化財政策についてお尋ねします。石部の雨山公園にある宿場の里、東海道石部歴史民俗資料館は建設から40年以上経過しており、経年劣化はあるもののその目的を達するための努力がされていると思います。旧石部町と旧甲西町が合併して19年。行政上の合併は出来たものの、互いは自然・歴史・文化・気性も違い一体化は難しいですが、その努力なしには真の意味の合併にはならないと思います。

旧甲西町には甲西町博物館基本計画があります。旧甲西町と旧石部町には貴重な文化財や民俗資料があります。これらが日常的に市民に提供される博物館を計画していただきたい。良い意味で観光資源としてこの文化財の利活用を考えていただきたい。これらは今調査、研究、保存管理が必要ではないかと思います。

回答

市内の文化財の調査・研究、保存管理については、湖南市文化財保護審議会や滋賀県の助言をいただき、適切に対応しているところです。このような文化財の中には地域を象徴する文化財もあるわけですが、お手紙にてご提案いただいく新たに博物館を建設するということについては、趣旨を同じくする東海道石部宿歴史民俗資料館があることから計画の予定はございません。ご指摘いただいておりますとおり、市内には旧石部町の他にもたくさんの文化財がありますが、十分に活用することができてはいないことから、現在市では、「文化財保存活用地域計画」の策定に向け準備をしているところであり、この中で地域の貴重な文化財の保存と活用について総合的に検討してまいりたいと考えております。ご意見をいただきありがとうございました

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