タウンミーティング会議録(三雲コミュニティセンター)

更新日:2023年09月07日

令和5年度第1回タウンミーティング会議録

日時 令和5年7月16日(日曜日)午後1時から午後3時10分まで

場所 三雲コミュニティセンター

テーマ「湖南市小規模多機能自治の推進について」

出席者 67名

三雲コミュニティセンター

発言については、音声を録音したものをできる限り正確に再現するよう努めておりますが、不明瞭な部分は修正を加えています。また、発言内容のうち個人名や事業所名などが特定できる部分を削除していますのでご了承ください。

会議録

(司会)

皆さまこんにちは。定刻となりましたので、ただいまからタウンミーティングを開催させていただきます。

本日はご多用の中、本タウンミーティングにご参加いただき厚く御礼申し上げます。

開会に先立ち、1点お願いがございます。申し訳ございませんが、携帯電話をお持ちの方は電源を切っていただくか、マナーモードに切り換えていただきますようお願いいたします。

本日の進め方でございますが、初めに担当職員より湖南市版小規模多機能自治の推進についての概要説明をさせていただきます。そのあと皆さまからのご質問やご意見をいただきたいと考えております。

また、本日皆さまから頂戴いたしましたご意見等につきましては、後日、市のホームページなどで公開させていただく予定をしております。そのため、録音と会場の様子などを写真撮影いたしますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

それでは、開会に先立ちまして、湖南市長生田邦夫が開会のご挨拶を申し上げます。

 

(市長)

皆さん、お暑うございます。

私、田舎の出でございまして、その昔こんな暑い日は仕事をしませんでした。百姓でございまして、昼飯食ったら大体家で裸同然に近いような状態で昼寝しました。寝起きには井戸で冷やしてあったスイカ食べて、涼しくなってからちょっとそこらの仕事しようか。そういう生活でした。それが変わりまして、時代が変わったなというふうに思っております。こんなこと言うても若い人は全然わからへんでしょうけどね。ついこの間までそういう生活しとったんです。

すいません。この暑い中、皆さんお越しいただきましてありがとうございました。御礼申し上げます。市内4か所でタウンミーティングをやらせていただくことになりました。この意味は、ほんまに大事な、極めて大事な皆さん方からのご意見とか、お考えを伺う場だと思います。もちろん行政としての説明もさせていただきますが、そういう場でありますし、非常に皆さん方のご意見があっちからこっちから出ることを期待して参りました。

今申しましたように、私は昭和23年の生まれの団塊の世代でございまして、何にも考えずに、戦後右肩上がりで経済は伸びていき、終身雇用で何も考えなくても定年までいられるという思いで生きてきた世代でございました。

で、このまちも昭和の合併を通りまして、そのあと全国的ないろんな問題と同じような問題を抱えるようになりました。昭和から平成、平成の合併したわけですけれども、

やっぱりなかなか上手くいかないところもございましたし、来年は合併して湖南市になりまして実は20年でございます。来年20年なんです。

この20年間でできたこと、できなかったこといろいろございます。時代も変わりました。終身雇用から変わりました。明らかに経済も伸びが止まりました。だから経済成長は望めない。しかしながら、お互いに、私もそうですけども、懐かしき良き時代を忘れられません。また人口も減少しています。人口が減少すると景気が伸びない、経済が伸びないとうことで耐えられません。

しかしながら現実には人口減って参りますし、さらに湖南市も人口減って参ります。この20年、20年の間にやっておきたかったこと、あるいはやれたこと、今申しましたやれなかったこといっぱい残っております。そこに手をつけざるをえないという思いで、やらせていただいております。

結構厳しい時代に入っておりますが、その中で、ほんまに残さなきゃならんもの。あるいは残さなくてもいいんじゃないかなと思うこと。あるいはみんなに助けてもらってやっていかなきゃならないこととか色々を仕分けしていかなきゃならない時期になったと思っております。

非常に厳しい状況の中で、現実を見たときには、やはり無理なことは無理やと、皆さんがそう思っていただけることについては、やっぱり少し減らしていかざるを得ないかなというふうに思っております。

そういう中で、今日の大きなテーマであります、湖南市版小規模多機能自治を提案させてもらってますが、非常にわかりづらい。非常にこの小規模多機能自治がわかりづらいとおっしゃいます。改めて説明する場というものを今日作らせていただいた次第でございますので、何卒ご質問、どんなことでも結構でございます。全部お答えできるかどうかわかりませんが、持ち帰りまして、後日返事させていただくということもございます。

皆さん方、お願いばっかりで申しわけございませんが、後でまた自分なりのどう思ってるかということも申し上げますので、何卒、最後まで活発なご意見を承りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

長々となりましたが、今日はよろしくお願い申し上げます。

 

(司会)

それでは湖南市版小規模多機能自治の推進についてご説明をさせていただきます。

なお、お手元にお配りさせていただいております資料につきましては、前方のスクリーンにも同じ資料を投影させていただきますので、どちらかをご覧いただきますようよろしくお願いいたします。

 

(事務局)

皆さんこんにちは。どうぞよろしくお願いいたします。

(事務局から湖南市版小規模多機能自治について資料に基づき説明)

(司会)

それでは、これから意見交換に入りたいと思います。

皆さんのご意見を今後の参考とさせていただきたいので、ご発言の前にお住まいの小学校区のみで結構ですので、教えていただきご発言をお願いしたいと思います。

またこのタウンミーティングでのご質問にはできるだけお答えし、ご意見については、これからの取り組みの参考とさせていただきたいので、たくさんお聞かせいただけると幸いです。

では係の者がマイクをお持ちしますので、ご意見、ご質問のある方、挙手をお願いいたします。

 

(三雲東小学校区 参加者A)

その地域の課題を行政、地域、民間事業者が一体となって、探ったり研究したりして、それを解決していくという、この小規模多機能自治の考え方については私は賛成です。

そのうえで3つ質問させてもらいます。

1つは、小規模多機能自治の説明でもありましたように別で湖南市庁舎周辺整備計画というのが、去年、もっと前からありますが、この見直し案をですね、提案を市はしないまま、現在石部文化総合センター、あるいは中央消防署の移転、そういう整備に入ろうとしていると聞いております。果たしてそういうことが許されるのかということはまず私は疑問なんですね。見直し案が出て初めてこういう問題も一緒に考えられていけるんじゃないかというふうに思って。

2つ目は、小規模多機能自治を進める施設のことで今説明がございました。小規模多機能自治センターそれとまちづくりセンター、コミュニティセンター。それと地域包括支援センターそれともう一つ、子ども家庭総合センター、多分こういうのが主なこれを進める上での施設になるんじゃないかと思うんですけど、それの行政機能、あるいは役割ですね。

それと運営形態、そういうものは簡単でいいので、ご説明いただきたいというふうに思います。

もう一つそれに関連して、生活圏域として中学校区ということでご説明ありましたけども。それとこれまでの小学校区との関係ですね。それについて全く関係ないわけじゃないと思いますので、どのように関係して考えられているのか。

最後に、その地域のこの小規模多機能自治を担う中心はまちづくり協議会ということだと思うんですけども、そのまちづくり協議会の体制、権限、予算。そういうものをどのように考えていて、本当にそのまちづくり協議会がこれを担うですね、組織として、機能させていくためにですね。どのようにしたらいいかと考えられてるのか。その辺りを質問をさせていただきます。

以上です。

 

(総合政策部次長)

はいご質問いただきましてありがとうございます。

まず4点ぐらいあったかなと思いますが。まず最初にですね、ご質問いただきました庁舎見直しの部分でございます。

庁舎の見直しの検討につきましては、資料の18ページのところでございます。平成29年11月に湖南市庁舎建設及び周辺整備基本計画ができてございますが、これも今、今年度と来年度にかけて見直しを行います。

その見直しの中で、ご質問にもございましたが、消防署の問題とか、庁舎の問題をもう一度、一体的に見直していこうというのが、今のこの動きでございます。

これを進めていくにあたってはもちろん、地域住民の皆さんのご意見をお伺いしながらということになりますが、ただ、まずここに集約化するところを決めましてですね、あと先ほど申し上げました、地域に分散する拠点というのをまず一つ考え方として持っておかないと、何もかもが東庁舎に集まってしまいますので、そうでなくて、それを分散しながらということになります。

2問目で質問していただきました小規模多機能自治センターに、それぞれまちづくりセンターとかコミュニティセンター、子ども家庭総合センターとか、どういうふうに関連づけていくんだというところは、まずもってこれからのご意見なんかをお伺いしまして、これからそこにどの機能を集約化したらいいのか、集約化というのは、地域の拠点に置いたらいいのかということを、今、これから検討していくということになってございます。

で、そこの検討の中でですね、何が置かれるかいうのがまだはっきりと全部全体が決まってませんので、置かれた時にその施設をどういうふうに運営していくかということもおのずと決まって参りますので、そういった今段階であるということの答えでございます。

行政機能の役割というのは地域をサポートする役割ももちろんそうですが、地域住民の方がその拠点に来て、行政サービスを受けていただく、で、なんていうのかな。

証明書なんかを取りに行くということは、もうすでにコンビニなんかでも始まっていますけども、それ以外にですね、4つの拠点を設けるということは、そこに行ったら、大抵のことができるというようなことを、まず皆さんのご意見のもとに検討して参ります。

その1つとしては、先ほどご説明を申し上げましたが、オンライン窓口のところでございます。オンライン窓口って、かなり可能性がありまして、いろんなことを本庁舎と繋げてやりとりができたり、そこで手続きができたりいうことを、今のデジタル化時代の技術を使いながら、可能性を探って参ります。

ただ、そこにこられたときに、オンラインの使い方がわからへんやないかというようなこともよく聞く話です。そこはサポートする体制が必要だと思います。

それと三つ目にいただいた中学校区と小学校区とどう関連していくんだというお話ですが、中学校圏域としてというのは、この湖南市版小規模多機能自治の中で、行政機能を分散するということで、それぞれの中学校区が生活圏域として作っていくということですが、小学校区は今までからまちづくり協議会さんが、小学校区単位でいろいろ活動して頂いてますので、そこをその拠点がサポートするような役割というふうに見ていただいたら分かりやすいかなというふうに思います。

それとまちづくり協議会の体制と権限と予算ということで最後おっしゃっていただきましたが、これについては、今までからですね、7つのまちづくり協議会には、市はその地域担当として、いろいろと関わりをさせていただいております。これからますます今ね、何番目かな。先ほど説明をさしていただいた絵の中にも、まちづくり協議会の理想とする、この組織の関わりの絵があったと思うんですが、6ページですが。

6ページの中に、あらゆる団体が関わってということが理想だということでお話申し上げましたが、今は区自治会を中心として、一部の組織が関わっていただいてると、団体さんが関わっていただいてるということですが。

これを理想的な形だとするならば、民間事業者の方も含めて、いろんな方がやっぱり関わりをすることで、課題解決を図っていこうということですので、その形が理想というふうに思っているところでございます。

権限というのは、地域づくりを進めていく権限って別に地域にあるわけですよね。

で、行政がサポートする役割を持っていますが、地域でいろんなことのルールを決められて、地域が地域運営を進めていただくということが、このまちづくり協議会小規模多機能自治の考え方でありますので、そういった地域ルールの中で、いろんな自らの課題解決を行っていただくということが、まちづくり協議会にというか、小規模多機能自治という形に求めていることであります。

予算的なことについても、今地域まちづくり協議会というのは、市からの交付金と、区、自治会からの負担金なんかで運営されてたりしますけども、国が描くこの小規模多機能自治の地域運営組織の理想って、自己収益を確保していくというのが1つ考え方には実はあるんです。

他の地域ではコミュニティビジネスなんかをして収益性を高められてるところもありますが、それは一部の地域だけです。そんな上手くいってる事例はほとんどありません。

ですから、そういったところで予算についてもですね、そう言いながらも、市の交付金だけではなくてですね、お金のかからないような取り組み活動というのも、いろいろと工夫して考えられることでありますので、それは市も一緒になってこれから考えていこうというようなことでございます。すいません。お答えになってないかもわかりませんが、ご質問についてお答えをさせていただきました。

 

(司会)

よろしかったでしょうか。

 

(三雲東小学校区 参加者A)

ちょっとだけいいですか。

東庁舎の整備基本計画ですね。あの時は建て替えするのか、あるいは耐震補強でいこうかっていう、そういうことで、生田市長の方は一応耐震補強でいこうじゃないかみたいなことをおっしゃられたと思いますけども。

それについて、あのとき当然いろんな庁舎を集約して、東庁舎に統合化しようというような、行政機能についても、そういうことをその時には考えていたと思うんですね。それについての答えをやっぱり出さなきゃいけないと思うんです。これは意見です。その上で、例えば西庁舎や今の石部の文化総合センターですとか、消防署の問題ですとか、そういうのもあの時に含まれていた計画でした。

それに対して答え出さずに、何かずるずるとですね。できるところからやっていくっていうのはちょっとおかしいんじゃないかというふうに私は思ってて。もうひとつ、この三雲まちづくりセンターは4月からコミュニティセンターに変わりました。

そこのところの、もう時間ないんであんまり聞きませんけども。まちづくりセンターとはこういうことをするとこやと。あるいはコミュニティセンターはこうなんだと。そして、今度つくるというセンターですね、そういうものはこうなんだっていうのをね、やっぱりもうちょっと具体的なものを市の方が提案していただいたら、その行政機能を含めてですよ。私たちもそれならできるかとか、それは無理やとか、いろいろ言えるんだと思うんですけど。

今のご説明だけでは、やっぱり具体的じゃないんで、ちょっと考えにくいなっていうのがあります。中学校区だというふうに言われてるけども、おっしゃる通り今までの小学校区、やっぱり小学校区でないと、はっきり言って我々高齢者になれば、そこ行くだけでも大変になってきます。ますます。

だから近くに、センター持ってくんだっていうそういう発想だと思うんですけども。この4つだったらとてもじゃないけど行けません。はっきり言って。そういうのがちょっとあります。

で、すいません。三雲で言いましたら、ここにはふれあいセンターがありますよね。水戸はサンヒルズになるようですけども。ここに併設をして、ここはまちづくりセンター従来通りね。その地域によっていろいろ多分特殊性があったと。それで見ていると地域によって違うんですね。置かれる施設が。

そういうのがどこまで検討されてどうなったかってのは、それもやっぱり引っかかっております。

そういう意味で、最後はまちづくり協議会が一番地域の責任を負うみたいな体制になるかと思うんですけど、そこに行政がどういうふうに関わっていつもやっていくかと一緒になってやってくのか。そういうところがまだやっぱり見えてないなというふうには思ってます。

すいません。ありがとうございました。

 

(総合政策部次長)

ご意見ありがとうございます。

1つだけ今、参加者Aさんがおっしゃっていただいた話の中で、最後はまちづくり協議会にというのは、地域の課題についての主体的な取り組みというのはそうなんですけど、当然市は一緒になってやっていかなければならないというふうに思っています。

それは地域にお任せをするということではなくて、地域が今までこう何かこう課題を認識しておられて、取り組んでいこうということに対して、一緒になってやっていこうということでございます。ありがとうございます。

 

(石部小学校区 参加者B)

石部小学校区です。

人口5万人で4つに分けるということですけれども、私は人のことについてちょっと質問です。

要は、今石部の西庁舎に何人か職員がいて、東庁舎にも職員はいる。合計で仮に200人の職員がいたとしてですね。仮にですよ。そのうちの何人ぐらいを小規模多機能自治のスタッフとして、4つなり7つの施設に配置する。どれぐらいなんかなというのが、まず心配というか不安です。質問です。

 

(総合政策部次長)

はい。ありがとうございます。

ただいまご質問いただきました、小規模多機能自治センターを拠点として作るけども、どれだけの職員を配置するんだということですよね。説明を申し上げましたように、まずオンライン窓口、機械化を進めていくのは、これは小規模多機能自治センターだけではなくて、本庁舎もそうです。

もうこれからの時代は、市民さんも少なくなりゃ、当然職員も少なくしていかないけませんので、施設も集約化をしていかなあかんという中で、いかにそのサービスを維持していくかという考え方で考えていきます。

で、窓口をオンライン化しても、先ほど私も申し上げましたが、オンラインの操作すら難しいと言われる方もちろんおられます。そこをサポートする力が絶対要るというふうに思っています。今、具体的に仮に職員が200人だとしたら何人をそこに配置していくんだというお話でしたが、そこはこれからの検討ということになります。

そこの小規模多機能自治センターに、どんな機能かによって、人がつくか使うかということが変わりますので、そういった意味で今ちょっとお答えが曖昧になってしまうのですが、それに応じて人の検討をしていくということになります。

ありがとうございます。

 

(石部小学校区 参加者C)

石部小学校区です。もうシンプルに質問します。

16ページでは石部の図書館がなくなるって書いてましたね。それで15ページを見ますと、その他地域で役立つ機能の中に図書館の貸し出し返却機能をつけていただくということを考えていていただけるのかどうかということをお聞きします。

 

(総合政策部次長)

はい。ありがとうございます。

説明の中で、まず図書館を1つにしていくということは、計画の中で決まっております。

ですから、石部図書館がなくなりはしますが、甲西図書館ではなくて、湖南市の図書館として将来的に残していこうということでございます。

それとあとおっしゃっていただきました、図書機能については、まずはそのオンラインという部分でその本の予約ができたり、予約ができることは、あそこで受け渡しができたりということは、考えているところでございます。

ありがとうございます。

 

(三雲小学校区 参加者D)

4点ほどお聞きしたいんですけど、1つはですね市長が先ほど挨拶された中に、この小規模多機能自治の1つの目的の中に、少子高齢化で人口が減っていくっていう。

そのことを事前に言われました。特殊出生率もですね、湖南市は滋賀県で非常に悪いです。

しかし滋賀県でも、例えば草津、栗東なんかは非常に高い。

それはやっぱり市の努力、いわゆるその若い世代にきちっと影響したまちづくりがやられてるっていうことの反映だと思いますし、今後人口が減るということを前提にされてるのが1つはちょっと違うんじゃないかなと。

例えばヨーロッパなんか見ますとフランスはどんどん人口増えてますよね。減ってるのは日本。日本が極端に減っている。

そこにはそれ以外に問題があると思いますし、そのことによって自治体がそれに踊らされるようなことでまちづくりをするっていうのはちょっと違うんじゃないかなというふうに私は思います。そういう意味では人口が減る前提でこれをやるっていうのについて少し疑問を感じます。

それから、2番目には先ほども出てますけども小学校区、本来この計画っていうのは、小学校区で過疎地に、過疎債を受けてるような自治体を中心にして、国が提案してきた。それが小規模多機能自治っていうと私は認識してるんですけど、湖南市は過疎地でもないし過疎債を受けてるわけでもないですよね。そこにどうしてこういうまちづくりを持ってくるのか。なぜこの小規模多機能自治なのか。しかも中学校区ということで考えますと、先ほどから利便性の問題も言われてますが、私、柑子袋に住んでいます。学区としては、三雲小は三雲コミュニティセンターになりますよね。ただ柑子袋から三雲も、先ほどの説明では、分散するってことですけども、そういう意味で言いますと西庁舎や東庁舎に行くのが早いんですよね。

ここの1つは矛盾がある問題。これをどう考えておられるのか。

それと自助公助共助ということが書かれてますけども、これは誰が責任を持つ公助、いわゆる公助は何をするのかっていうのが非常に明らかになっていないっていうか非常に不安定だなと思います。

最後ですけども、言われましたようにもう少しね、この4つの拠点で何が具体的にどういう形で、事業が進められようとしてるのかが非常に見えにくい。その中で石部だけがですね、文化総合センターの除却と、図書館とそれから文化ホールの除却が、これはこれまでの公共施設のマネジメントの中で、計画があったということですが、しかし、全体として、例えば今問題になっている、例えば消防庁が発表している、公共施設のいわゆる耐震化の問題、非常にこの湖南市は滋賀県でも非常に悪い結果が出てますよね。

その中に市庁舎東庁舎の耐震Is値が非常に低い問題、ところが文化総合センターは、新耐震基準をクリアしている建物でありながら、除却をしないといけない。除却をするっていう計画なんですけど、なぜそうなるのか。

それと先ほどの説明では、いわゆる県道長寿寺本堂線の右折だまりを確保するっていうことの前提として、除却っていうことを言われましたけど。じゃあこれは県道ですよね。県は具体的な計画を何年に、ここの右折だまりの工事をしようとしてるのか、計画が現に進んでいるのかどうか。そのことの説明もなくですね、それが1つの理由にされている。ここはもう少しはっきりしていただきたいなというふうに思います。

最後に、先ほど、20年、もう来年20年ということですが、19年前の甲西町と石部町が合併した協定書の中に、図書館とそれから文化ホール。そのほかにもいろいろな施設についてですね、新しい市がそれを受け継いで発展させていくということが書かれています。

これについてね、それはもう過去のものっていうことで、石部の方に対してどういう説明をされてきたのか。また今後どういうふうにこのことについて、説明しようとされているのか。その点についてお願いします。

 

(総合政策部次長)

はい。ありがとうございます。

大きく4点ご質問、ご意見、ありがとうございます。

まず、この小規模多機能自治を進めていくのに、人口減少を前提として考えるのはおかしいとおっしゃっていただきました。おかしい。これはご意見かなというふうには受けとめさせていただいてるんですけども、ここでちょっと説明をさせていただいているように、人口減少社会はもう始まっています。これは数字ではっきり出ているのは2010年から人口減少社会に入ったと。これは全国的な話です。

湖南市においては、人口がそこまで減っていません。実は。5万5000人が5万4000何人ということでございますが、ただ、これは一時的な背景があって人口が減っていないという部分ありますが、先ほどもご意見としてあったように、合計特殊出生率から言いますと、明らかに人口減少はもう進んで参ります。

その中で、それを前提にして今から考えていかないとですね、冒頭市長の挨拶にもありましたように、合併して20年が経過し、20周年を迎えます。もう10数年前から人口減少の傾向というか、人口減少社会が始まっているという中ですので、この人口減少を将来的に見据えて、市もそれぞれの計画を策定して、また施設なんかも、どういうふうに最低限維持していくのかということ。それと大前提は、市民サービスをいかに維持をしていくのかということで考えますと、この前提ということではおかしいというふうにおっしゃっていただきましたが、それは意見としてお伺いをさせていただいておきますが、その前提のもとに、この計画もですね、総合計画も全てですね、考えられているというところのご回答でございます。

それと、この小規模多機能自治の始まりは、国が提唱したことに始まりますが、今ご質問でも言うていただきましたが、この過疎地域ですね、山村地域とか過疎地域の集落維持の考え方からこれが始まったというものでは、確かにそうでございます。

ただそうなんですが、この小規模多機能自治を平成19年度から順番に地域まちづくり協議会を設置をいただいて取り組んできたのは、中山間地域は中山間地域で深刻な課題があります。もう人がおられないとか、消滅地域とか、いうふうなことを言われてますけども。湖南市においても人はおられるんですが、区、自治会の加入率が低下してきているとか、区、自治会の身近なそういう地域組織の運営がなり手不足なんかも、今もたくさんお聞かせをいただいています。

そういったことに対応していくにはこの小規模多機能自治という考え方の中で、その地域運営という考え方を、何か湖南市においても、それぞれの学区で考えていくということから、これは必要なこととして進んできたことでございます。

それと東西庁舎が今、柑子袋っておっしゃって、東西庁舎が近いというふうにおっしゃられました。この話はね、拠点の話をすると他の学区でも、実は聞かしていただいてる話です。

オンラインでできるような窓口サービスというのは、その近いところに行っていただいたらいいと思うんです。

行政機能としてのサポートセンターという役割は、それぞれそこに拠点を置いていきますけども、このオンラインサービス、オンライン窓口なんかは、別に柑子袋の方が西庁舎でしていただいても、それは一向に構いませんし、地域単位でいろいろ考えていかなあかん課題とか、あとはその他のもので、そこに行けば何でもできる。ひと通りのことができるようなことを、この分散化の中では考えていくことでございます。

この三雲のコミュニティセンターを拠点にした場合に、確かに東庁舎に行かれる方が近い甲西中学校区の方もおられると思います。それは、そういう窓口としては、東庁舎にも置くことも検討しますし、これはまだ決まっていないので、はっきりと申し上げませんが、そういったところでございます。

あと、自助、共助、公助の役割がはっきりしていないというご質問でございましたが、それは先ほどご説明の中で、11ページなんか見ていただきますと、はっきりしていないのではなくて、ゴミステーションの例でお話をさせていただきましたが、まずこの考え方の中で、地域防災で考えるならば、いざという時の避難行動というのは、まず自分自身です。

自分自身が自分自身の身を守るというところが自助でありますし、ただ、そこに手助けが必要な人は、地域の皆さんでカバーをしていこうという考え方が共助でありますし、そこに公、行政としてサポートしていく体制を作っていく、それぞれが補完し合っていろいろなことを取り組みをしていくというのが、自助共助公助というものの仕組みでありますので、そういったところであります。

それと最後に、進め方が見えないというふうなことをおっしゃっていただきました。

文化総合センターの除却はするんですけど、これも資料に説明をさせていただきました。

まず、文化総合センターですね、文化ホールと図書館を除却する必要性というのは、道路の交差点改良という部分ももちろんそうですが、まず第1に新石部まちづくりセンターというお話をさせていただいたんですが、今文化ホールは500人ホールに入ります。で、今日お越しの皆さん大体、70~80人か100人前後の皆さんがここにお集まりをいただいてます。

で、今の石部文化ホールの上に2階に、石部まちづくりセンターございますが、あそこの広い中会議室には、これほどのたくさんの人が入るのが結構いっぱいでございます。200人入ろうと思ったら、その200人入る規模の施設が、石部地域にはありません。

ですから、新しい石部まちづくりセンターをイコール小規模多機能自治センターですがちょっとややこしいですが、それを建て替えること、今その地域にない機能を早く作り込むために、石部文化総合センターを除却するということと、あとその除却によって、前の交差点、両方とも県道なんですが、どっちも右折だまりがありません。

それによって通勤時間帯なんか多少渋滞することを避けるために、生活道路に車が進入したりということから、たくさん見られます。そういった地域課題を合わせて解決していくために進めるということであります。で、これは県の道路整備プログラムですね。いわゆるアクションプランというのに実施の位置付けがされておりまして、2023年にちょうど改定になったんですが、令和5年から令和9年の間に、向こう5年間で着手をしていくという計画も、県でできていますので、それに合わせて、市の公共施設の見直しもタイミングを計って進めていこうというふうなことでございます。

ご意見としてもいただいた部分もございますので。ありがとうございます。

 

(三雲小学校区 参加者E)

今の説明会ですね、いろいろな意見が交わされたことはとてもいいことだなと思います。

課題があれば、課題があるからということで終わるのではなくて、それを取り組む、みんなで議論する。また、市民が理解できるまで、続けて欲しいと思います。

前にも、多分4年5年ほど前だから、知らない間に公共施設が幾つかつぶされたというふうに話を聞いてびっくりしております。つまり、これらの関係なのか、利用者が少ないのか。また、人口の減少の問題なのかっていろいろ想像しております。

私はそのことにとても納得できません。市民のみんな使いたい施設だけど、人が少ない、利用者が増えないからつぶれたのではないかというふうに思っております。

最初はまちづくりセンターがあちらこちらにできておりますが、そしてまた、あそこの施設で学習会をさせていただいてます。パソコンをその施設で使おうと思ってもWi-Fiがなくて使えません。それで、要望を出したんですが、なかなか回答もいただいていません。

今もそのような状況です。

あるまちづくりセンターには、Wi-Fiがついているという施設もあります。

何かどうもグループの団体が1回500円払わなければならない。それによってWi-Fiもつけてできるような感じ。私たちは税金も払ってるのに、そちらの施設を使うのにわざわざまた500円を払わなければならない。それはおかしいかなって思います。

参加者Aさんからもご質問されたように、この間から不思議だなと思いながら今日まで私は疑問は残しております。ぜひ、課題を解決していただきたい。つぶさないで継続していただきたいと思ってます。

 

(司会)

ご意見ありがとうございます。

他にご意見等ございませんでしょうか。

 

(三雲東小学校区 参加者F)

まず国から奨励があるDX化という、これは結構な取り組みだと思います。今のところは、コミュニティセンターと市をつなぐというだけですよね。私以前あるテレビ番組で見たのは、家とコミュニティセンターを結んで、診察ができる。血圧だとか、普通の内診して、お薬を処方して家まで送ってもらえると。そこまで考えていただけたら嬉しいと思います。

それからお年寄りの施設ね。これも湖南市結構空いてる土地があるんで、市として作って介護の人員を湖南市に呼び込んだら、またこれも人口増加、それから収益増加にはなると思いますし、お年寄りは子どもと違って20年も30年もかかりませんし、これからお金を使うだけなんで市の収益には十分だとは思います。

それから本題の方に入りますと、6ページ。まちづくりセンターていうのは、学校の行政区と考えてよろしいですね。そこでいうと自治会、それからー住民、PTA、老人クラブ、ボランティア、いろいろ出ていますけど。今現在はまちづくりセンターで、これらとのやりとりは一切ないんですね。

私、三雲東小学校と今揉めております。喧嘩しております。その内容というのは、ボランティアの人はなぜ小学校の下校時の立ち当番。昔始まりました見守り隊ってやつですね。湖南市では、いくつか立ち上がったみたいやけど、生き残ってる見守り隊は数少なくなってると聞きます。

これは何で少なくなったんでしょ。やっぱり管理するとこがないんですよね。三雲東小学校では自治会が管理して当たり前だということなんですわ。

ボランティア活動なんやから、小学校で管理してもいいんじゃないかなと。なぜできないんですかっていう答えはないんです。このまんまでいうと、うちの泉ケ丘のね、ボランティアグループが宙に浮いた状態になります。これを早く小学校、また教育委員会で管理してもらえるように、また、小学校とか教育委員会の方から依頼があればね。自治会の方で人集めとかは、協力はできますけど。そこのところのね管理運営というのは、同じ学校の行政区として必ず行っていただきたいと思います。

それからあと自助、共助、公助っていうもの。私、泉ケ丘の自治会長今年になりまして、あまりにも非自治会員が多すぎます。辞めていく人も多いです。

辞めてく人も多いけど、本来、うちの泉ケ丘に転居されてきた人は入りません。なぜなんでしょう。自治会に入ってても、意味がないからと言われます。考えてみます。ゴミは普通に出せます。自治会入ったら、自治会費年間1万2000円取られます。で、こういうことをしてると、自治会はもう消滅しますよ。ということで私は市役所の危機管理・防災課と、それからまちづくり協議会かな、なんかそんなようなとこと相談したんですけど、何とか共助ということ今ちらっとこの思いが出てますけど。共助ってもっと軽くて考えたら、ついこの間も菩提寺で水道管が破裂して給水車を出すの出さんのっていうことになりますよね。

去年は去年で石部の方で給水車出してると思うんですわ。このお手伝いぐらいから始めれば十分だと思うんです。家がつぶれたところでね、私らが入っていって何ができますっていうことなんです。その自治会に入ってたら、助けてもらえますよ。でも、困ってる人がおったら助けなければいけないんですけど。ていう紹介をして、自治会を残してもらえるようにお願いしたいと思います。

このDX云々、また西庁舎統合とかね、いろいろ話出てるけど、もっともっと足元のね、自治会が崩れかかっております。こっちの方を考えていただきたい。まちづくり協議会が、助けてくれるんやったら、まずまちづくり協議会はこっちの方からお願いしたいと思います。市長、お願いします。

 

(総合政策部次長)

ご意見ありがとうございました。

 

(司会)

他にご意見ございますか。

 

(三雲小学校区 参加者G)

ちょっとお聞きしたいんですけども。先ほどからずっと個々具体的な意見とかそういうもの出とるんですけど、湖南市の小規模多機能自治の推進についてですよ。ここへ来てる人は今日聞いてますからわかりますけども。それを一般市民に対してね、どの辺まで説明が浸透としたのかね。それは広報がないですけどね。これ広報で特集を組んで、市長やらはその分を言われてますけどね。その辺はどうなんですか。

それともう1つは、これ具体の話が最初からずっと出てますけど、この多機能自治をすることによって、今までと一般の人はそんな個々具体的なことはあんまり関係ないですね。

だから、どう変わるのかと。今までとどう変わるかということをもっとPRすべき違いますか。これ今は構想段階ですか。いや、今説明されてる構想の段階ですか。もう具体的にほとんど決まってるわけですか。

 

(総合政策部次長)

はい。お答えをさせていただきます。

他の市民さんについてのPRをというようなご意見は今お伺いをさせていただきました。

これは構想段階かっていうふうにおっしゃいましたが、基本構想というのを作らせていただいて、今からこれを進めようとしている段階でございます。

 

(三雲小学校区 参加者G)

そやけど。これどうなんですかなあ。一般の人これ聞いてわかるかな。先ほどの学校区の4つ、4つの学校区ですね。これについては理解してますけど。要は地域完結型の社会を作るいうのが、この基本のもとなんですよ。ねえ。これそこの地域にいたら、先ほどから言われてますけども、高齢化の問題もありますしね。できるだけその地域で、買い物なりいろいろ医療機関の問題もあるし、そういうものを完結してこういうので始まったもんや思ってるんです。これ国がどういう指示をされとるのは知りませんけどね。もうちょっとこれ、わかりづらいんやな。これやっぱり。これ大津市がやってるような連合自治体組織みたいなもんですよ。大きいですねあれ4千から五、六千が学校区によってやっておりますけどね。

今後これミーティングして、どういうふうに進めていこうとされとるのかちょっと教えて欲しいんです。

 

(総合政策部次長)

はい。ありがとうございます。

ただいまのご質問ですが、この基本構想というのは、概ね方向性の話なので、こういう形で進めていきたいということですが、それぞれ個別具体の事業を進めていくにあたっては、いろいろとご意見を伺いたいなというふうには思っております。

ただ、これから進めていくこの構想の中でね、まず進めていくのは、第1弾としては、東庁舎、西庁舎の全体の話は、これから議論を深めていくということですが、まずもって、石部文化ホールのところについて、先ほど申しましたように、まず新しい石部まちづくりセンターを作っていくということと、それと道路の問題を合わせて解消していくということは、これからも具体的に進んでいくこということでございます。

 

(三雲小学校区 参加者G)

これを進めることによって一般住民にはどういうメリットがある。デメリットはこういうことですよ。そういうことをね、具体的に言っていかないと何が無くなるとかそういう問題ではないと思う。

ありがとうございます。はい。

 

(司会)

他にご意見。はい。

 

(三雲小学校区 参加者E)

3年か4年前に、ちょっと心配なことがありました。心肺蘇生。AED公共施設にありますよね。使おうと思ったら私は耳が聞こえません。音声だけで、皆さんはAEDの使い方を教えてもらいますが、私は耳が聞こえません。その代わりに、音声変換文字変換という機能がついているものを自治会がそれを要望しました。全会一致で賛成を示してもらいましたがそれが進んでいない状態。うん。進んでいない。行政側は何をしているのかそこをちょっとお聞きしたい。議会で決まったことが、無視されてるのかという回答をもらってないんですよね。

改めて担当課に言ったら、まず調べてみますと言われたままで具体的な答えをもらっていないと、どうなってるのかという。早く文字変換システムをつけて欲しいというふうに考えております。

以上です。

 

(総合政策部次長)

はい。ありがとうございます。

ちょっと今この場ではお答えは保留させていただいておきまして、個別のお話になりますので必ず返事を後日させていただきます。

その他にご意見等ございましたら。

 

(三雲小学校区 参加者H)

三雲小学校区です。最初に市長が今、地域で皆さんがいろいろ助け合いとかいろいろやってやることに変わりありませんと、これを維持していっていただきたいんですっていうこともおっしゃったと思うんですけれども、そうなれば、特に今やってることをこれから現状維持していくのであれば、別に今更小規模多機能自治とかそんなにする。早急にする必要があるのかなあというのが率直な感想で。

やはり私もね、そのまちづくりに関しては、これから私たちも長生きをして、長生きしてよかったなというふうに思えるような湖南市にしていく。やっぱりそうなれば、もっともっときめ細やかなサービスが必要だと思うし、まちづくりも必要だと思うんです。

先ほど説明を聞いておりましたら、この小規模多機能自治をすればすべて地域の課題が解決するようなふうに私は感じたので、ちょっとそれはどうかなあっていうふうに思いまして。非常に疑問を抱いています。

それともう1つ、1番ちょっと首をかしげたのは、やはりこういうふうな基本構想っていうからには、その中身が非常に重要であって、その中身を決めるのには、本当に現状分析っていうのが非常に重要になってきてると思うんです。

その現状分析が構想に非常に大きく関わってくると思うんですが、この現状分析にどれだけの時間をね、かけられたのかっていうこと。

先ほども皆さんから質問されていると思うんですけども、こっちの方からそちらの方から、行政の方からの説明においては、何ら具体的にね、先ほどもおっしゃいましたけど、それを進めていくのでどうなるのか地域がどうなるのか住民はどうするのかとか、そこら辺が全然こう見えてこないっていうこともありますし、何か本当に言い方悪いんですけれどもきついかもしれませんけども、中身が全然わからないと、私たちもタウンミーティングだけれども、どういう質問していいのかね本当にここに来るまで、あまりわからないと、やはり本当に私、順番がね逆なんじゃないかなと思うんです。

いろんな形で現状分析をして市民の皆さんからこういうふうに進めて、まちづくりを進めていきたいんですけれども、皆さんの意見を聞かしていただきたいということで、こんな4ヶ所だけじゃなくって、本当に極端に言えば、各自治会ごとに行政が出向いていって皆さん意見を聞かせてくださいという形で行ってそんな意見をいろいろ集約をしながらね、じっくりと時間をかけてまちづくりっていうのは進めていくべきだと思います。

この場で質問してもなかなか答えていただけないと思うんですけど、ちょっとこれだけはね、言いたかったし、それにごめんなさい。ついでですけれども、やはりこの本当にこのタウンミーティングでも中身が本当にわかりにくい状態。それを議会でね、何て言う基本構想が議決っていうかね決めたっていうことがね、どうもちょっと私には、腑に落ちないっていうのか、そういうものを提案された市長のちょっとあれも理解できないし、それに賛成をされた議員の皆さんのことも、ちょっと理解できないんです。

 

(総合政策部次長)

はい。ありがとうございます。

 

(三雲小学校区 参加者I)

三雲小学校区です。ずっと説明を聞いても正直言ってちょっと不安です。不安になりました。聞けば聞くほど。というのが、その市の行政のあり方っていうのが大きく変わるんやろうなというのは何となくわかりましたが、肝心な地域でどんなことが振られるのか、誰が責任を最後とるのか、市の職員さんですね公務員が、どれだけ配置されるのかとか、そういう何か一番肝心なとこがなんか全然これから検討されるということやったので、とっても不安です。

そういういろんなことがこれから検討されるのに、何で石部の図書館と文化ホールを潰すっていうことだけがなんか先行してるみたいな気がして。私もよく利用するので、つぶさないで欲しいなあということを思います。

やっぱり少子高齢化の問題はあると思いますが、やっぱりこの湖南市が住みよいまち、

子どもを育てやすいまち、文化的にも高いまち、文化の豊かなまちで、そういう魅力のあるまちであればそこへ人は来るんやな、なんかようテレビで他の自治体とかの努力しておられることも聞きますけど。図書館とか活用の仕方とか、そういうことを、もっと考えてもいいん違うかなと思います。別に2つあったらあかんというわけではないので、それぞれのもっとどういうふうにしていったら、魅力的なことになるのかっていうことを、そんなに急いで潰すことばっかり考えないで、考えて欲しいなあというふうに思います。

だからこの交通のことやらもあると思うんですけど、別の方法がないのかとか、次のまちづくりのセンターもどんなものができるのかわからないし、その跡地に建てなあかんのかっていうとこもあるし、もうちょっとしっかり住民の声も聞きながら、そんなに急いでつぶさないで欲しいなと思います。以上です。

 

(総合政策部次長)

はい。ご意見ありがとうございます。

 

(司会)

他にご意見ございませんでしょうか。

はい。どうぞ。

 

(三雲小学校区 参加者J)

今の先に潰すっていう話。私もちょっと今日の説明を聞いて、やっぱりこんなそれぞれ中学校区でこんな行政機能をおいてくというか、こういう役割をしていくんだっていうのが、これから作っていくっていうかあんまり具体的にお話がない中で、石部の文化総合センターは、広い場所がないからとか、そういう理由を言っていただいたんですけど、まずどういう中身を、それぞれの中学校区の拠点になるところがどんな機能を果たせるようにしていくのかっていう、そういうものがあって、それに対して、それを作っていった上で、今の例えば石部文化総合センターがこういう点でそぐわないから、こんなふうにしていきましょうとか、図書館についても、なくすんだから、一本化にしたらいいみたいになんか単純にそうやって聞こえてきますし。

こないだの特別委員会の傍聴させていただいたときに、もうあの石部図書館の蔵書をどんなふうに、何万冊もある本を県の図書館の方に何冊移動して、学校にも何冊移動するってもうそっちの方だけ具体化が先行していってるお話を聞いて、やっぱり考えていく順番が今日みたいに、皆さんのご意見を聞くんだっていうふうな姿勢すごくありがたいし、やっぱりみんなの意見を聞きながら、その上で石部文化総合センターをどうしていくのかだったら納得はいくんですけど、そこだけ先にもう除却するということだけが先行するのが、納得いかないです。

そしてちょっと図書館のことで言わせてもらうと、学校にも図書館がありますが、自分もちょっと学校の方に勤めていた経験から、やっぱり図書館に本があって、そういうシステムがあっただけでは、図書機能は生かされない。絶対図書館には人がいなきゃいけないっていうのはもう実証済みなんです。

人がいて本当にいろんな子どもたちにどんな本を用意したらいいとか、図書館の本の並べ方をどうしたら子どもたちが興味持って来てくれるかなとか、結局それは別に子どもだけじゃなくて、市民の皆さんに、今こんな本がありますよっていうのは、やっぱり人がいて、充実した図書館、図書機能っていうのを果たしていただけるのかなって思うと、今おられる図書館の司書さんたちも削っていただきたくないぐらい、いろんな地域にそういう分散化していただくのはいいんですけど、それに伴ってやっぱり人っていうのは大事かな。

図書館だけじゃなくっていろんなシステムに本当に何か先ほど責任は誰がとるんやっていう質問の中にも、やっぱり人がいるっていうことで責任、それも市職員の方がおられるということが、とっても私たち市民にとっては安心なんやなって改めて思いましたので、その点もまた、ご検討していただけたらなと思いました。

 

(総合政策部次長)

はい。ありがとうございます。

 

(司会)

他にご意見は。はい、どうぞ。

 

(三雲小学校区 参加者K)

今回このタウンミーティングなんていうのがあるのを知って、すごいなと思って参加させていただいたんですけれども、今日こんなにたくさんの方が来られてるのにさらにびっくりして、私あんまり市政とかにも数年前まで興味がなかったので、今、来られてる皆さんがちょっと上の年齢層の方なので、皆さんがこうやって熱心にこれまで湖南市を作ってきてくださったんだなと思いました。ありがとうございます。

それで、今までのお話聞いてて思ったんですけれども、先ほど少子高齢化が進んでいるということだけを見て、こういう対策を考えるのはちょっとおかしいんじゃないかっていうご意見が出て私もそうだなと思ったんです。

先ほどの回答ではもう国として以前から言われていることで、もう現実に進んでることだから、これに対しては早急に手を打っていかなければ間に合いませんっていうこと、それもごもっともやなと思ったんです。

ただ、この少子高齢化や若者の流出っていうことが、現在起こってしまっているということの根本的な原因っていうのはどういうことだとお考えなのかなっていうことと、そこの部分に対応するための対策みたいなのは進められているかなっていうのが1つ疑問でした。

そういう少子高齢化に向けて、負担が少なくなるようなまちづくりっていうのと同時に、やっぱり若い世代の人が安心して子どもたちを育てることができる、そして根本的な原因、少子化になる原因っていうのを押さえて、今も子育てのいろいろなことをしてくださってるのでそこかなとは思うんですけど、その辺も何かよく見えるような形でアピールしていただいて、みんなで作っていきましょうっていうことを言っていただけるともっといいのかなというふうに思いました。

あと、小規模多機能自治を進めるっていうことの意義として、現在の行政サービスをこれからも維持するためっていうふうに伺いましたけれども、その維持するべき行政サービスっていうのが、具体的にどういうものかなのかをちょっとご質問です。お願いします。

 

(総合政策部次長)

はい。ありがとうございます。

大きく2点いただいたかなと思います。

若者離れの原因っていうのは、結局地域の魅力だというふうに思っています。地域というのは、湖南市がまだまだ魅力ある地域であることのために、皆さんと一緒に地域を、というか湖南市を作っていきましょうというような話なんですけど。

ただ、そのためには、今ご意見にもあったように、小さい時からこの地域に愛着を持っていただくかというところが非常に重要だというふうに思っています。ですから、今からそういった魅力ある地域を作るために、維持していくために何か手だてを考えていかないといけない。それが住んでてよかったなと思える地域だと思うんです。

で、地域づくりは市の方ではなくて、地域を中心にはやっていただきますが、市も一緒になってこれをやっていきます。それぞれの先ほどからもご意見ありますように、中学校区で地域づくりしようと思ったらやっぱり難しいんですよね。区・自治会が、先ほどもご意見あったように、加入率が下がってきて、区・自治会の活動にすら関わらなくなっている地域がたくさんあります。そんな中で地域づくりをもう一度見直していこうとしたときには、最低広くても小学校区域やなというふうに思いますので、一つ、それはいろんなあらゆる人がその地域づくりに関わって、もう一度、今後のそれぞれの地域の魅力を高めていっていただきたいなというふうに思います。そのために市も今からですね、地域と一緒にやっていこうということであります。

もう一つ、先ほどからもいろいろと具体的なものが見えてないっておっしゃるんですが、確かにそうなんです。ていうのは、こういった場で、ちょっと言い忘れたかもわかりませんが、それぞれの小規模の拠点みたいなところで、何を皆さんが求めてはりますかという意見もたくさんいただきたかったんです。で、そのためにこれだけの多い人が集まっていただいたり、また他の地域でもそうですし、先ほどもおっしゃられましたけど、この4回だけでは足りませんので、4回だけではなくてですね、今後、この説明資料をですね、もっと市のホームページに載せまして、ご意見もお伺いしたいなというふうに思っています。

今日4つの拠点で、実はこの会場でさせていただいてる意味というのは、この拠点を置いていくということもありまして、ここでさせていただいてるんですが、そこに何を求めはるかっていうところは、まだまだ今日のアンケートもつけさせていただいておりますが、そういったところに、たくさんご意見いただきたいと思います。

何を求めてはるかというところ、でも求めてるばっかりで、せなあかんことが増えると、それを維持するまたお金もかかります。で、先ほどの施設を整理していくというところは一つ見えないところで、できるだけ維持はしたいんですが、残すことによって、その残すお金がかかります。残していくための経費がかかります。それでしたらそこを上手に効率化して集約化をしながら、いろんなサービスに置き換えていくという今まさに考え直す時期なのかなというふうに思っていますので、そのためのタウンミーティングをたくさんさせていただきます。

さっきもっと区単位で説明したらどうやという話は、今後8月6日が最終の石部地域なんですが、それまでにホームページのYouTubeで今日の説明も含めて、アップさせていただきます。それを見ていただいてまたご意見もいただきたいということで、集約をしていくようなことで考えていますので。ご理解をいただきたいと思います。ありがとうございます。

 

(司会)

はい。どうぞ。

 

(三雲東小学校区 参加者L)

市の職員さんにまずお願いしたいんですが、私ども三雲区の役員させていただいており、一生懸命汗を流しております。生田市長が当選した時に、「市民の奉仕者であれ、もっと汗をかけ。」と就任の挨拶で言われました。今頃汗をかいてることと思いますが、皆さんもっと汗をかいてください。と申しますのは、昨日私ども自治会長会がありました。そこで生田市長のことも私は言いました、その中で。今日タウンミーティングがあるねっていう話で、議題は何ですかって言うたら、うちの区長は、区長会で聞いておるのかおらんかわかりませんが、また言うていいのかどうかわからなかったと思いますが、わからないと答えました。議題がね、どういう議題にするんですかと。小規模多機能自治ならどういう内容でするんですかということを言うたらわからないと、それやったら、うちら先に毎週毎月第3土曜日は、うちの自治会の会合してると思うんですわ。先にやっぱり前もって、もっともっと皆さんに知ってもらって、このタウンミーティングを使ったら、あなた方汗をかいて、区民の皆さんに伝えてよと。それやったらもっともっと来てくれるはずなんですよ。この場で言うて。また8月出すと。で出したらまたこれ日にちかかるわけですよね。

だから、もっともっと事前に、私どもにはいいとして、うちの区の区長にこういうことあるからこういう内容でするから、徹底的に知らせて欲しいということを伝えて欲しいなと願うばかりです。それやったらもっともっと来てくれると思うんですわ。

でもっと来てくれるということは、広く広く皆さんに伝わるわけですよね。先ほどどなたかおっしゃいましたけど。今日来たメンバーはこれは何やこうやってことわかるでしょうけども、わからん人が多いと思うんです。

それともう1点、さっき妙感寺の人が何か話してたけど、自治会に入るメンバーが少ないんですよ。それを市としては、進めるっちゅうことはできないかなあと。というのは、うち1400軒ぐらいあって、700軒ぐらいが入ってないんですよ。自治会に三雲区に。その人がどんな人かと言うとアパートとかマンションに住んでる人なんです、ほとんどが。

だから、まだまだマンションが建ったら、加入者が少なくなると思うんですよ。で、建築確認申請とかするときに、必ず市の方に許可をもらいに行くんやろうから。その時に区に入ったってよというご提案っちゅうのはできないもんなんでしょうかね。

以上です。

 

(総合政策部次長)

はいありがとうございます。

このタウンミーティングについての周知の部分で、まだまだ市は足りないんじゃないかというようなお話いただきました。ご意見としてお伺いしておきます。

市の広報をどんだけ見られるかいう話と、ホームページどんだけ見ておられるか、またホームページがどんだけ見やすいかとか見にくいかとかいうことは、たくさん今までから意見もいただいてます。

なかなか市民の皆さんに、市がこういうふうに考えているということをお届けするのが非常に難しくなってきてる時代です。いろんな発信手段があるもんですから、それも一番効率的にいいことを、今後も考えていかなあかんというふうに思います。ありがとうございます。

それと加入率のお話は言っていただきましたが、それは市に引っ越してこられたときに、あなたの地域は三雲区ですよ、吉永区ですよということは、ご案内させていただいて、加入に対しては、区長さんのお名前と電話番号をお伝えしています。ただし、住んでから手続きをされないところもたくさん聞いてます。ていうのは、やっぱり今時代が変わりつつあるのか、いろんなことをやっぱり区・自治会に入ることのデメリットが見えてくるのかなというふうにも思えたりもします。

ですからそういったことも、まず区・自治会の課題、そういったものを地域の皆さんと一緒に考えていって、それをまた学区の問題として共通課題があるんやったら、三雲東小学校区と三雲小学校区として、三雲のまち協の範囲として共通課題を、また皆さんで考えていくということで解決を図らないと難しいかなというふうに思いました。ありがとうございます。

 

(司会)

市長。どうぞ。

 

(市長)

私の話を聞いてもらいたいと思います。正直な気持ちを申します。お叱りを受けるのを承知で言います。私は現実主義者であります。その中でやらなきゃならんことをやろうとしております。

何を言いたいかといいますと、人口減少というものは、子どもさんが生まれるのが今70何万、切りましたね。なんぼ努力しても人口が減ります。これが現実だと思っております。人口減らさないように努力しようとして、みなどこも努力している。

しかしながら現実は、行政を預かるものとして余計言いますけれども、現実は現実として認めざるをえないというところに立ち至っております。

それから、甲賀7町は1つという形でありましたが、2町で合併しました。湖南市になるにあたって、甲西町と石部町になりました。やっぱり中心が、要するに水口に取られたくないという思いもありましたし、とりあえず2町で合併しようという。人口が減っていく、サービスが落ちるということを承知の上で合併しました。その中で20年経ちました。

しかしながらできてないこと、やっぱり人口減少の局面人口減ってないように見えますが、人口減っていないように見える。何でか言うたら3500人、外国の方が減っていくのカバーしておられます。この現実があるわけですね。

そうすると、できる限り行政サービスを落ちないようにしようとしてます今。耐用年数から見ると先ほどご意見出ましたけども、平成元年に例えばね、ちょっと石部の方、ここで質問がよく出ましたけど、それはまた向こうでお答えしますが、1つの話として聞いていただきたいんですが、平成元年に作ってありますね。そしたら、昭和56年以前と違うからまだもつやんかとおっしゃいます。しかしながら考えてください。機能性とか、あるいは総合的に考えて他のことも考えたら、要するに使い勝手の問題とか、他の建物他のサービスをどう展開するかということも考えた場合、どういう形で手順として手つけなきゃならんかということもございます。耐用年数だけに頼ったらサービス落ちます。私は耐用年数だけじゃなしに、利用しやすさということ。他の施設も考えての話をしております。

ですからこれについては、まだまだ奥が深いと思いますし、もっと説明を聞いていただきたいと思いますが、私はその現実を見たときには、やはり現実に即して準備をしなきゃならんことがあるやろと。そのためには、あえて申しますが、いろんな面を考えた場合は、サービス落ちないようにするためどうするかということに目を向けていただきたい。

要するにこうしたサービスが落ちるってことは絶対しないでいこうと思ってますが、それでも、それでも乗り越えなきゃならん状況になりつつあると、そういうふうに思ってます。

そこのところをですね、またの機会に私はお話させてもらうと思いますが、現実は現実として受け入れざるをえないところにございます。こういうふうになった方がいいやんか。こういうふうにサービス落ちないようにしようやんかということは十分考えていきますが、やはり非常に厳しい局面になりつつあるということもご理解いただきたいというふうに思います。

以上であります。

 

(総合政策部次長)

はい。ありがとうございます。

それからもう1つだけ。区・自治会にお願いしてますことは、今まで通りお願いしていかざるを得ないと思います。皆さんとともに、行政としての役割も果たします。それから、地域におけるまち協が役割を果たしていただいてるところはそれはそれなりに、今後ともお願いしていくという形になります。

ですからすべてが今度作ろうとしておりますとこの小規模多機能自治センターでするっていう形じゃなしに、今までと同様ですね、皆さん方の汗かいていただくということには変わりないと思いますし、いろんな形のサービスを展開するっちゅうのが重なっていくと。さらに充実させていこうと、サービス落ちないようにしようというための一つの手だてだと思っていただきたいと。

 

終了予定時間は過ぎていますが、この場で意見がございますと、この場を打ち切らないというふうに、今日は決めています。

ですから、ご意見をお伺いするようにしますが、今日この場で皆さん発言できる方ばっかりじゃないと思います。

今日はアンケートもつけさせていただいてますし、アンケートのところにQRコードも貼っています。そこからまたアクセスしてできる方は、そこでご意見をいただきたいと思います。

個別のご意見なんかは、またお答えを個別にさせていただきますが、是非ともこの場でご発言がある方について、はい。どうぞ。

 

(三雲東小学校区 参加者F)

これ、小規模多機能自治の推進いうのは、国から言われてやってるもんだとは思います。

そこのとこで、湖南市市長さんの苦しいこともわかります。なら、それならそれでもうちょっと私らの希望をかなえた三雲まちづくりセンターとかね。そっちの方向で向かっていただきたいと思います。

それに先ほど言われました。私らの頑張りが少ないから、自治会員が入らないんだとかね。市としては、住民票移した時点で、ここの自治会は、区長は誰ですとかね、自治会長誰ですかって紹介してると。そんな紹介してもね、私のとこ1人も来ませんでしょ。でも、班長さんから聞いて、あそこの家、誰が入ったらしいで。訪ねていって、自治会入りませんか。自治会入ったら助け助けられて、助ける喜びもあるし、助けられる喜びもあるんですよ。お金はちょっとかかります。それから時間も取られます。役員もせなあかん。大変です。やってみませんか。そうやって、私ら頑張ってやってるんです。

それをね、自治会の中身の仕事が、何て言うのかな。多過ぎるからとかね見直しをしないからとかね。言われたらちょっと私ら納得できません。

なら、市はどうなんですか。私先ほど夕方の立ち当番のことで、話したんですけどね。

夕方の立ち当番。うちの泉ヶ丘は、毎日立ってます。でも三雲の駅の近辺とかはもうほとんどないらしいですわ。

これ小学校の教頭先生に聞いてます。なぜですか。自治会だけに任してるからなんですか。違うでしょう。教育委員会何やってるんですか。子どもが危ないのは朝も危ないけど、帰りも危ないでしょう。教育委員会学校がなぜ立番しない。

20年前私の子どもがね、小学校行ってたときは、私らが立番してるのをちゃんとしてるかな。ありがとうございますって声かけて先生が来たんですわ。今それもないでしょう。

それからもう1つ、役場で自治会長なんで役場で話をします。そうすると役場は協力できませんって。私が言うたことをお願いしてもできません。なぜか。例に挙げていうと、三雲区では人が集まらないんで。私らでは、泉ヶ丘では人が集まってる、泉ヶ丘を中心にして活動を広げていったら、三雲の人が、迷惑をこうむると。

だから市としては、個別の自治会の案件に対しては、協力はできませんと言われてます。

そんなもんなんですわ。市は。

ここに来て一番最初に感動した言葉があります。甲賀は1つです。

甲賀7区の中、53家ありますけどね、甲賀の忍者。針も夏見もそれから岩根も皆甲賀忍者の里ですわ。甲賀は1つっていうのはどこから来たのか。この53家が全部話し合って助け合った。甲賀は1つです。

市もそれをちゃんと考えてね。みんなの行政をしてください。我々は我々で頑張ってるんやけど、知恵が足りません。それを市が補って欲しいんですわ。お願いします。

 

(司会)

はい。ありがとうございます。

この場で、是非ともという方は挙手をお願いしたいと思います。

はい。どうぞ。

 

(三雲小学校区 参加者M)

こんにちは。いつもお世話様です。

簡単な質問なんですけどね。国の進めているのは小学校区っていうことだと思うんですけど、どういうわけで、中学校区にするのかなというのと、中学校区になった場合、今回ですけどね。三雲の方が中心って言うのかなってなると、柑子袋の人たちが遠いとこ行けへんしっていう心配の声が聞こえてくるんですけどね。

中学校区で決める場合、柑子袋じゃなくて三雲になった理由をちょっと聞きたいなと思いまして。基本的な質問ですけど。

 

(総合政策部次長)

はい。ありがとうございます。

ご質問にありました国が言いかけたのは小学校区で今も湖南市では小学校区でやっていただいてます。それがそれぞれのまちづくり協議会なんですけど。中学校区で、まちづくり協議会を1つにするいうわけじゃないんです。今までからのまちづくり協議会という小学校区単位はそのままに、行政が地域サポートをしたりする拠点を中学校区で作っていくということだけなんです。ですから、そこは違います。国が言うてる通り小学校区で、今後もそれぞれのまちづくり協議会のこういう形の中でやっていくというようなことは変わりません。それと何でこの甲西中学校区内でここやという話ですけども。そこがちょっとね説明不足だったかもわかりません。すいません。

ここが行政が地域をサポートするセンターということは変わりませんので、そういう意味で、市民の皆さんが必ず手続きにここに来ていただくわけではないです。それは一般的な手続きであれば、柑子袋の人だったら石部に行ってできることもありますでしょうし、今までと同じように東庁舎にいて、近いとこが必ずあると思いますので。ちょっとその辺が説明がややこしかったかもしれません。そこはまた違いますので、よろしくお願いします。

 

(三雲東小学校区 参加者F)

何回も申し訳ありません。

公共施設の総合管理計画につきまして、廃止をするところの中に、ちょっと聞きたいことがありまして、事業手法の検討の中に4つあります。岩根、そして夏見、石部、下田。この4つの検討するってなってますが、その内容はつぶすのか。ちょっとその辺りの内容を知りたいです。皆さんどう思われますか。地域でなぜ事業の検討の中にそういうのが、その中身はどうなってるのかちょっと知りたいです。診療所のことです。

 

(健康福祉部長)

診療所の話ですよね。

(参加者)

診療所のことです。

 

(健康福祉部長)

市の診療所ですけども4つあります。ご指摘の通り、石部、それから岩根、夏見、それともう1つは水戸です。

この4つの診療所については継続です。なくすという予定はございません。

以上でございます。

 

(参加者)

はい。わかりました。

 

(司会)

他によろしいですか。

そしたら、もう他にご意見ないようですので、ご意見は今日この場限りではないです。

書いていただくのももちろん結構です。それから、後日でも結構ですので、どしどしご意見はお寄せをいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。

たくさんのご意見、大変ありがとうございました。

それでは閉会に当たりまして、湖南市教育長がご挨拶申し上げます。

 

(教育長)

ご参加の皆さま、長時間ありがとうございました。

実はこの資料を用意するに当たりまして、私たち行政職員も何度も対話をいたしました。

本当にこれでいいのか、私たち自身がしっかり理解し合わないとあかんの違うかということで、市長からは、目の色を変えてこれに当たれという指示をいただいておりました。

今日は皆さま方から大変貴重なご質問、そしてご意見をいただくことができました。中には不安やっていう声もいただきました。私たちはその声こそが聞きたかったということであります。これから具体策を地域の皆さまとどうやって形にしていくのか、このことが今後本当に大事なことだと考えております。

小学校中学校を預かる私の立場から言いますと、今日皆さまがこのように、ご意見ご質問を活発に出してくださったこの姿。小学生にも、中学生にも見せたかったなあと思います。みんなの住んでいる湖南市を、ここにご参加いただいている方はこんなに真剣に考えてくださっているよと。こんな姿を本当に見せたかったなとそんなふうに思いました。

まだまだ皆さまにご説明するには足りない内容だと、これは自覚をしております。しかしながら、今後もご意見いただきますことを参考にしながら、ますます皆さまと一緒にこの小規模多機能自治を一緒に考えていきたいと、このように考えております。

本日はご参加いただきまして、ありがとうございました。

 

(司会)

先ほどありましたように、本日、アンケート用紙をお配りさせていただいております。今後の参考とさせていただくためにご記入のご協力よろしくお願いいたします。

またQRコードも付けさせていただいておりますので、スマートフォンで読み取っていただいて、回答いただくことも可能ですので、よろしくお願いいたします。

それでは湖南市タウンミーティングを終了させていただきます。お帰りの際は、お忘れ物などございませんよう、よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

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