タウンミーティング会議録(石部文化ホール)

更新日:2023年09月12日

令和5年度第4回タウンミーティング会議録

日時 令和5年8月6日(日曜日)午後1時から午後4時35分まで

場所 石部文化ホール

テーマ「湖南市小規模多機能自治の推進について」

出席者 118名

石部文化ホール

発言については、音声を録音したものをできる限り正確に再現するよう努めておりますが、不明瞭な部分は修正を加えています。また、発言内容のうち個人名や事業所名などが特定できる部分を削除していますのでご了承ください。

会議録

(司会)

皆様こんにちは。

定刻となりましたので、ただいまからタウンミーティングを開催させていただきます。

本日はご多用の中、本タウンミーティングにご参加いただき、厚く御礼申し上げます。

開会に先立ち、1点お願いがございます。

申し訳ございませんが、携帯電話をお持ちの方は、電源を切っていただくか、マナーモードに切り換えていただきますようお願いいたします。

本日の進め方でございますが、初めに、担当職員より湖南市版小規模多機能自治の推進についての概要説明をさせていただきます。そのあと皆様からのご意見やご質問をいただきたいと考えております。

また、本日皆様から頂戴しましたご意見等につきましては、後日、市のホームページで公開する予定をしておりますので、よろしくお願いいたします。そのための録音と会場の様子など、写真撮影をいたしますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

それでは、開会に先立ちまして、湖南市長生田邦夫が開会のごあいさつを申し上げます。

 

(市長)

皆さんご苦労さまでございます。

このタウンミーティング始めまして、今日で4カ所目でございます。4カ所目になりますと、大体どういうこと思ってはるのかなあということも、おおよそ分かって参ります。言葉としては、湖南市版の小規模多機能自治ということでございます。これがようわからんというお言葉は、あっちこっちでいただきます。

それともう1つは、ここ、今日は石部でございますが、このホール、それから隣にあります石部の図書館をどうするんやというご質問が多分、中心になるかなというふうに思っております。

前置きは短い方が良いのは、分かってるんですが、ちょっとだけ話聞いていただきたいと思います。

旧甲西町、旧石部町というものがありました。日本の人口も減っていく、それぞれの町の人口も減っていくでということが推計された時に、国からできるだけ合併していこうという指導というか、いろいろありました。

その中で、甲賀郡は7町ございました。どうするかいうことをそれぞれの町が考えました。石部は石部、甲西は甲西、という方向性。東側の5町は5町で考えておられまして、1つの選択肢として、合併しない。もう1つの選択肢としては、石部と甲西が1つになる。もう1つは、甲賀郡7町が1つになるという、この3つの選択肢がございました。その中で、石部と甲西で一緒になっていこうという形を決めました。決めた理由は今まで通りにはどうやらいかない。

その原因は何か言ったら、やっぱり人口が減っていく。高齢者が増えて、子どもが減っていくということは明らかであるという状況の中で、いろんな担い手が不足していく。それから、財政規模も小さくならざるを得ないということで、平成の大合併が全国的に行われました。三千数百ぐらいあった組織が半分ぐらいになりました。

その中で、それやったらどうしようかという形を平成16年でございましたが合併した後も、ずっと先輩たち、あるいは皆さん方も考えていただいて、ああでもないこうでもないという形をずっと言い続けてきました。

建物的に言うと、だんだんだんだん老朽化していくので、今までの建物をそのままそっくり維持するということすらもう難しい時代になってきてる。やっぱり建物的に言うならば、減らさざるを得ないだろうなということを思いました。

それから、それを担うべき人の問題でありますけど、行政、あるいはその地域の力もやっぱり落ちてくる。これをどう防ぐかということがあったと。その中でいろいろそのあとも考えられました。その担い手として、どうしていこうかというときに、区・自治会の組織、43だったと。さらに違った方面から考えようという形で、まちづくり協議会というものが作られ、これは平成19年、それだけでもまだまだやっぱりいろいろその地域地域で動いてくれる人の数が少ない。自治会の加入者も少ない。なんぼ頑張ってもやっぱりなかなか難しいなというところで、いろんなものを重ねて、できる限り隙間を少なくしようという形で今日来てるというふうに思います。

そういう中で、今回の提案させてもらっている湖南市版の小規模多機能自治という考え方であります。湖南市の理想は、どこか1ヶ所に中心を作って、それが放射線状にずっと広がっていくという、まちづくりがなされてるんだったら、ある意味楽かもわかりませんが、地形見てください。野洲川、1号線、東海道、草津線いろいろあり、南側に山、北側に山という形になって4つの生活圏に大きく分かれます。

これはもう与えられた定めだと思いますし、その中で、今までのまちの形を最大限有効に利用させてもらいながら、やっていかないといけないという状況であります。で、今回の提案させていただいてます。言葉難しいとおっしゃいます。ようわからんという声もお聞きしますが、何となしに分かったで、分かったわと言っていただける意見もございます。その中で、ゆっくりもう1回説明いたします。分からへん分からへんと言うんじゃなしに、どうか

今日は理解していただくチャンスの1つであろうと思いますので、お願い申し上げます。

あとは1番最後に、皆さんのご意見、お考え、アイデアをお聞きした後で、自分なりの何を思っているかということを申し上げます。よろしくお願いいたします。

以上でございます。

 

(司会)

それでは、湖南市総合政策部次長から、湖南市版小規模多機能自治の推進についてご説明をさせていただきます。

 

(総合政策部次長)

皆さんこんにちは。

どうぞよろしくお願いいたします。

(司会)

それではこれより意見交換に入りたいと思いますが、本日は、ただいま説明させていただきました、湖南市版小規模多機能自治について、皆さんのご意見をお聞かせいただきたいと考えております。

また、今後の参考とさせていただきたいので、ご発言の前にお住まいの小学校区のみで結構ですので、教えていただき、ご発言をお願いいたします。

タウンミーティングでは、多くの皆様からご発言いただきたいと考えておりますので、大変申し訳ございませんが、まずはお1人1つ2つ程度で、ご意見ご質問を頂戴したいと思います。皆様からのご質問にはできるだけお答えし、ご意見については、これからの取組みの参考とさせていただきたいので、たくさんご発言お願いしたいと思います。

では、どなたからでも結構でございます。担当の職員がマイクをおまわしさせていただきますので、挙手にてご発言の方、よろしくお願いいたします。

 

(三雲小学校区 参加者A)

こんにちは。

今聞いた中で、少子化問題、これからの問題の中で私が思ったことを、ぜひ聞いていただければと思います。私は現在68歳の人間に見えないと思います。ていうのは、私は健康意識が高くて、62歳からじゅらくの里に走りに行って、もう6年目になります。この中で、走っているところを見たことがある方もいるかもしれません。

今少子化問題なり地域の活性と言ったときに、私が何を言いたいかっていうことは、じゅらくの里最初行った時には、トイレも開放されて、月曜日も定休日ではなかったんですよね。

いつの間にかそういうトイレを、月曜日休み。不審者がいるからっていうそういう書き方をしてありました。だけど今何が言いたいのかって言うと、これっていうのはおかしいんちゃうかなと僕はそう思いました。

みんなで使える憩いの場所でありながら、なんで月曜日は定休日なのか、それだけじゃなくて、私は休みの日も走りに行くというのもありますよ。だけども、子どもさん連れてきてはる時もあるんですよね。だからそれっていうのはちょっとおかしいんじゃないかな。やはりその辺は解放をするべきだと思います。月曜祝日定休とかじゃなくて、開放をしていただきたいということであります。よろしくお願いします。

 

(環境経済部長)

じゅらくの里は、今ご意見いただきましたように、月曜日は定休日ということでございますが、健康増進施設ということでございますので、今のご意見については参考にさせていただいて、今後開放をできるかどうかについて検討させていきたいと思います。

 

(司会)

他にご意見ございませんでしょうか。

 

(石部南小学校区 参加者B)

先ほどの説明資料の15ページなんですが、いろんな組織が書いてあるんですけど、この説明を聞きますと、守山市の体系と非常に良く似てるんですが、守山市の場合は、この部署ですね。地域包括支援センターのほか、市の職員さんが常駐されてるという組織になっております。今度の湖南市版、市の職員さんが常駐されるのかどうかという点ですね。

それから、このセンターの管理運営、これは湖南市が行うのか、まちづくり協議会が行うのかという説明がなかったので、その説明をお願いします。

 

(総合政策部長)

まず小規模多機能自治センターの運営でございますが、運営につきましては、まずは市の方でしっかりとした運営をやっていこうと思っておるところでございます。運営方法につきましては、今後検討していきたいなと思っておるところでございます。

以上です。

 

(健康福祉部長)

先ほどいただきましたが、地域包括支援センターの正規職員常駐ということですが、現在石部の地域包括のみ直営となっております。この石部地域での地域包括支援センターにつきましても、民間委託に切り換えていきたいと考えておりますが、あわせて市の中に、現在も地域包括支援センターを設置しておるわけですが、基幹型、要は各地域包括支援センターをサポートする、そういう機能も基幹型の地域包括として市としては残していきたいというふうに検討をしているところでございます。

以上でございます。

 

(市長)

ちょっとごめんなさい。以前はこの仕組みとしては、保健センターで北と南で2つに分けて、行政が公のところをやってたわけやね。これを4つにしようやんかという形で、先行的に始めたわけです。

時代としては、これはどこのまちもそうですけども、行政でカバーするというのは非常に難しいし、まあ正直言って365日の仕事になりますので、そこのところは民間活力というものを最大有効に使わせてもらうという形で、変えていったわけですね。

それで4ブロックに分けてやってきた。そして相談とか利用者の数からいうたら、今までやってた数から言ったら、2.5倍ほどになってるわけね。いろいろ問題はありながらも、現実に利用者の利用しやすいようにするのと、相談にできるだけ早いとこ応じようという形で今現在、数は増えてきてる。

だから先行的に始めたということについては、私は間違いなかったと思う。将来的にこの小規模の支援センターをどこへ持っていくかいうことありますわね。

しかしながらこれは、それぞれがどういう形で利用者が増えていくか、相談ごとがどういう形で来られるかいうことを見て考えていかなきゃならんのですが。要するにそれを4ブロックの小規模多機能自治センターの機能に持っていくかどうかについては、それぞれの相談事、あるいはそれの利用者の数とか、その地域地域の動きによって考えていかなきゃならんので。

例えば、この形を小規模多機能自治センターに持っていくことが、サービスを展開することに、今まで以上に繋がるところは持ってきます。しかしながら、状況を見て考えていこう

いうことでありますので、利用者さんの動きとか、利用件数を見てそれから考えるという形であります。

以上です。

 

(司会)

他にご質問のある方はお願いいたします。

 

(石部小学校区 参加者C)

三雲の時にも参加させていただきました。石部小学校区です。質問内容は、要するに誰が

今の支援センターで頑張るのかっていうことがよく分からない。例えば別の話なんですけど、消防やったら非常によくわかる。甲賀広域消防本部があって、火事があったらそこが頑張ってる。けれども民間の消防団も十分に訓練されている。なるほど良く分かります。ところが今のこの小規模多機能自治は、自治っていう言葉から受ける私の個人的な印象では、お前ら勝手にせえ、市は知らんぞっていうのが基本に聞こえる。だから国が定めた言葉やから、市がどうしようもないのは分かるんですけれども。そんなふうに聞こえるので、以前、何人包括支援センターに人を配置するんですかって聞いたら、今の市長さんのお話の通りで、要望に応じて考えているんやということだったんですが、そこら辺が小規模多機能自治を言われて、おまえらに任せて知らんぞと言われるような気がしております。

 

(市長)

ちょっとだけ。また担当が説明しますけどね。そうぶっきらぼうなこと言ってるわけではないですよ。それから先ほどから言葉のあれとしては、小規模多機能自治というのと、地域包括というのとまた別のサービスの展開ですので、その辺をきっちりと分けて話をさせてもらいたいと思います。

それと、「お前らでやれ」って言ってるわけじゃありませんし。一緒に汗かいていこうっていう話だけですので、今からちょっと説明をさせていただきます。

 

(総合政策部長)

まず小規模多機能自治センターでございますが、今現在7つのまちづくり協議会をサポートするから、当初は地域の実情をよく知った職員の雇用形態によって運営する方向で考えておるところでございます。ただ、将来的には民間活用を実施し、その小規模多機能自治センター施設とともに指定管理制度における制度の構築を考えて、行政のスリム化を行っていくという考えでございます。

 

(健康政策部長)

地域包括支援センターですけれども、こちらが担っておりますのは、相談支援をはじめ、また福祉サイドからのまちづくりということで、皆さんご承知の通り、地域の関係者、それから支え合い推進をはじめですね、皆さん地域住民の方々にもご協力をいただく中で、サロンですとか、高齢者の居場所づくり、こういったことを進めてきたということでございます。この取組みについては今後も変わらず、皆さんのご協力をいただきながら進めて参りたいということです。

先ほど市長が申しましたけれども、令和4年度から、地域包括支援センターを各中学校区に支所という形で現在設けさせていただいておりますが、相談実績につきましては、市長も申されましたけど、2.5倍ということで、非常に大きく伸びております。これはやっぱりその地域の中で、この組織が浸透した結果、認識していただいた結果と思っておりまして、このこと自体は非常に良い展開であったのではないかというふうに考えておりまして、今後もこの地域包括支援センターの機能については、強化していって地域の方々の支援に努めていくということでございます。

以上でございます。

 

(市長)

もう1つ聞いてくださいね。4つのブロックに分けて、地域包括支援センターっていうのを作ってるわけですね。それが今現在相談事とかしておられるのが、今まで行政だけでやっていたころに比べると2.5倍になってるんやから、これはこれでOKだと思ってる。

しかしながら、この地域包括支援センターというものの、これの仕組みがね、介護保険のところから考えてるんですね国は。しかしながら、介護保険の範囲だけではないわけですね。

権利擁護とか、ハラスメントの問題もあるし、生活保護の問題もある人、いっぱいいろいろあるわけですけど、国はこれを介護保険の仕組みの地域包括支援センターでやりゃいいけど無理なことあるわけよ。

これは国に対して言うてるんですが、それをカバーする意味で、実は4つのブロック以外に本部があるわけ。本部がこの4つをきちっと今現在、行政が見とるわけです。そこには社会福祉士もいるしいろんな資格持った人たちも相談ごとに応じると。この元締めは、行政がしっかりやらせてもらっていて、その支配下の中に4ブロックのそれぞれの枝分かれしたところがあるという形をやってるわけで、今現在でもサービスが悪いなと思ったところについてはどんどんどんどん指示は出してますし、ここに支部を置いておくことがあかんというところは、言い方悪いですが早いとこ移さなきゃならんけど。

今現在上手くいって、相談ごとに、ここは上手くいってるっていうところは、押しなべて、来年の4月から移さなきゃならんかと言ったらそうでもない。一番利用者さんにとって利用しやすいところに拠点を置くという形で私は今しばらくかまへんと思ってます。これが私の考えであります。

 

(石部小学校区 参加者D)

ちょっと学校時代あんまり勉強せえへんかったんで、今の各論の難しい話ちょっとついていけません。ちょっとベタな話で申し訳ない。今日私1番言いたかったのは、石部に住んでいる湖南市民の感情を逆撫でするようなこの計画表が今日は出てませんけど、計画表というか案みたいなものはありませんか。

以前にもらってる多機能自治基本構想についてというやつでスケジュール表みたいのありましたね。その資料は出ないんですか。

ちょっと皆さんお聞きします。さっきおっしゃった平成の大合併ありましたよね。石部にお住まいの方で、合併して石部は良くなったという方じゃない方でね。石部合併する前の方がちょっと住みやすかったんちゃうか。合併の効果ないなと思う人ちょっと拍手をしてください。

(拍手)

もう1回拍手お願いします。

(拍手)

感情はこんな感じなんですよ。そこに持ってきてね、このスケジュール表を見てたら、市役所の業務とかの見直し今やってますよね。分散か集約を市役所で決めますから待っててください、それも決まってないのにね、なんでこんな早くにね、文化ホール。ここが小規模多機能自治センターという素晴らしいものができると思うんですけども、帯に短し襷に長しですわ。ちょっと確かに狭いですこのホール。窮屈で使い物にならなかったら潰してもらったら良いと思うんですけども、次どんなものを建てますって何も書いてない。私は以前、湖南市石部のシンボルと言ったら、宿場町石部ですやんか。東海道五十三次。あんたどこや言うて全国行った時に、湖南市ですって言っても全然皆分かってもらえない。東海道の51番目の石部というとこがあったとこやここ。ほな今は何があるって言ったら何にもない。

それをシンボリックにするような、ちょっと菩提寺のまちづくりセンターとは違う、石部独自の特色を生かした石部ならではの建物を建ててみせますと、市長の一言でね、ちょっとリップサービスでもよろしいんで、そんなん言うて欲しいし、それがまだない。

このスケジュール見てると、5月に住民説明会をしましょう。それから6月に市議会へ出しました。で、通りました。いうことで、市議会は通ってないんですわ。要は、前の学習会の時に反対しますと言っても、反対してもらってもこれは決まってる規定と言われる。言うたら悪いけど、経過措置や通過儀礼みたいなもんでね、こんなんやってるという感じのニュアンスを私は受けたんでね。

で、5月にする住民説明会、私が聞いてる範囲では、まち協の総会の開始前半時間ほどで説明してもらっている。これは、4地区でやっておられるんですか、イエスかどうか。

 

(総合政策部次長)

ちょっと1つ区切らせていただいていいですか。

 

(石部小学校区 参加者D)

イエスかノーかで答えて。

 

(市長)

ちょっと待ってくれ。Dさん言われるように分かってんねん。そやけどね、先ほど最初に申しましたように、今これからどういう形になるかいうことを考えたときに、石部町と甲西町が1つになって問題解決していこうやんかと。

湖南市になってね、今までできなかったあるいは今までよりはサービスが落ちていくことについて、ここに今現在生きてる者たちが対応していこうということで意思統一して合併したわけです。それは、平成の16年。その後も、いろいろ迷いながらもこういう形で行こうか、ああいう形でやろうかということで、そういう形で来たわけです。皆さんの意見も聞きながら来たわけです。

 

(石部小学校区 参加者D)

だから前のね、石部町に戻してくれなんて一言も言っていません。もうこれ既成事実ですやんか。

ほんで今度は小規模多機能自治センターを建てるんだったら、石部の特色を生かした、石部住民の感情を汲んだ、地元の意見汲むのが今度の小規模多機能自治のメインテーマですやん。そこらをしっかり捉えながらやります、ついては、こんな早急に事を運びませんということでやっていただきたいなと思います。

ほんで今の業務改革とかそういうのを含めて、検討したのは良く分かります。分散化・集約化。それ決まった時点でもう1回市民に言ってもらって、多機能センターにはこういう機能を持っていきます、一本化するのはこういう機能ですと。

納得できひんのは、東庁舎に集約します、その時点で西庁舎潰します、それが理屈も分からへん。なんかあった時、2つ拠点あった方が良いんちゃいますの。

だから今、生田市長の時にね、もうちょっと10年20年のスパンで、あとの人がなんとかしますって、そう思いませんか。西庁舎を潰す理由と図書館を統一して1つにする理由、それだけ簡単な答えがあったら教えてください。

 

(市長)

まずね、ごめんなさい。今までのような行政運営がなかなかできないという見通しのもとに、湖南市という形で合併したわけです。

で、人口が減っていく中で今までのサービスをできるだけ落とさないために、2町で合併しようという形でいったわけです。その中には、今おっしゃる1つの考え方として、代わりのところ残しとけという意見もあるかもわかりませんけども、市役所は1カ所という形で決めたわけです。

これは湖南市の市役所を作ろうという形で決めたわけです。西庁舎は残そうという考えは、統一した見解の中でルール的に、いろいろ皆さんのチェックもとりながらきて、1つの市役所でいこうということをもうすでに決めたわけです。

 

 

(参加者不明 マイクを通した発言でなかったため内容不鮮明)

 

(市長)

違います。

 

(参加者不明 マイクを通した発言でなかったため内容不鮮明)

西庁舎を置くって書いてますやんか。

 

(市長)

ありません。書いてません。私も持ってます。

 

(参加者不明 マイクを通した発言でなかったため内容不鮮明)

ちゃんと書いてありますよ。

 

(司会)

すいません。マイクをまわしますので、お願いしてよろしいですか。

 

(石部小学校区 参加者D)

1人で長くなって申し訳ないですけど、これは市議会の特別委員会か何かを通ったんですよね。それで8月1日の新聞を楽しみに待ってまして、うちの家にもさわやかジャーナルという市会議員の報告書が届きました。

市議会議員の方も出席されてるようなので、お聞きしたいのですが、なんでこんな構想、というよりまだ構想の基のようなものがですね、まだ中身何もできてないのになぜ市議会を通るのですか。判断基準が私はわかりません。

それからね、嫌味になってしまいますが、さわやかジャーナル、これじゅらくの里やと思うんですけど、全く手入れできてません。草ぼうぼう。剪定全然できてません。これは市議会の自虐の表紙ですか。自分らを戒めるための、湖南市は何もできてませんという私はそう取れます。

最後に市長すいません。いつまでも住みたい石部にしたいと私たちもそう思っている。ほんで微力ながら地域で役立てることがあったら、参画しようと。先ほどおっしゃいましたけど、市役所さん、今回はあんまり言葉入ってませんけども、まちづくりにサポートします、何とかに支援します、財政支援、なんとか支援等一歩引いてはるんですよ。まちづくり協議会の業務とかいうのがあって、こんなんみんな市役所がメインでやってもらう仕事を丸投げされているような気がします。これは市役所がメインでやります、だから住民の皆さん出て手伝ってください、そういうスタンスで言ってくれたら行きますよ。

資料のまちづくり協議会の業務見てください。なんかね、子ども政策から福祉からね、地域の防犯、安全から何もかもが、まちづくり協議会の業務になってます。そこへ市民は、極力参加するように努力してください。市役所はコーディネートします。サポートします。コーディネート言うたらなんかすり合わせとかなんですか。そういうのではなくて、ちょっと市役所のポジティブな姿勢をもっと前面に出したら、構想案で提案してもらったら、もういずれ私らも歳をとりますので、湖南市になって欲しいって作って欲しいんです。ええなぁ市役所一生懸命やってくれはるし。

最後に言うときます。北の十二坊温泉、南の雨山温泉、いずれできたら良いなと思ってます。作って欲しいんです。

私の意見は以上です。

 

(総合政策部次長)

すいませんちょっと、今ご意見があった中で、基本構想の部分だけちょっとお話をさせていただきます。市議会に通ったか通ってないかというようなお話の中で6月議会とかいろいろおっしゃっていただきましたが、今回説明をさせていただいた湖南市版小規模多機能自治基本構想というのは、令和5年3月の市議会の方でご承認をいただいたということでございます。

そこには、先ほどの何か資料が出ないかとおっしゃられたんですが、これを進めていく順序でスケジュールが載ってございます。これからまずもって、この文化ホールと図書館の、この機能を廃止して集約していく手続きを進めるために、今スケジュールとして進んでいるところということでございます。

あと、もう1つ肝心なことを大事なことおっしゃっていただきました。先ほどね、今日もお配りさせていただいてるんですが、湖南市の総合計画の中の第1章の中には、市民主体のまちづくりというのがございます。行政主導のまちづくりではなくて、市民主体となってやっていこうというのは、一緒になってやっていこうということなので、行政が市民に丸投げするという意味ではないんです。ただ、当然まちづくりは、行政も市民の方と一緒になってやってることですので。ただ、そこには市民があくまで主体やということが書かれています。

ですから、それを地域の構成団体として、まちづくり協議会という協議会の中に、皆さんが集っていただいて、いろんなその地域住民の皆さんのご意見をお伺いして、目標を定めてやっていこうと。ただ、そこは地域だけでやってねということではなくて、そこにはもちろん、行政も一緒になってやらせていただくという部分がございます。

ちょっとそこだけを説明させていただきます。

 

 

(石部小学校区 参加者D)

行政に引っ張って欲しいんですよ。採用試験を受けて、のほほんとして給料もらってやってはることですやん。地域の住民、まちづくり協議会のメンバーはボランティアですよ。ぼうっとじっとしていたいが、地域のためやし頑張ってる。なんでそんなに対等になってほしいとおっしゃるのか。

(総合政策部次長)

はい、ありがとうございます。ご意見をお伺いしておきます。

ちょっとまた他の方のご意見もいただきたいので、すいません。ありがとうございます。

 

(石部小学校区 参加者D)

それが回答なんですか。廃止するということも出てますし。

 

(総合政策部次長)

はい、すいません。今の廃止にするというのはまだ決まっていません。

この機能については計画の中では、スケジュールとしてはあるんですが、個別にその文化ホールとか図書館の機能を廃止するというのは、それぞれの湖南市の中の条例で決まっておりますので、それも議会に上程をして、廃止を決めていただくということになってきます。

以上です。

 

(小学校区不明 参加者E)

まずは、基本的にですね、僕ら石部地区におるので、甲西地区なんかと全然違う形で生活しておるんですけど。何かあった時にやっぱり西庁舎に行ってですね、いろんな行政の関係の書類をもらうとか、それから税金の相談をするとか、そんなことをやっとったんですが、2年ぐらい前にですね、ちょっと税金の相談に行ったら、東庁舎に行ってくださいと担当者に言われました。えっなんで今から東庁舎行かないとあかんのという話をしたことがあるんです。

よく考えたら地域的に見ても僕らはやっぱり西庁舎を中心に、行政に対して動いてますんで。東庁舎までわざわざ遠い思いして行って、なんで同じ行政のサービスができないのか

いう話です。ましてや僕らの税金を使って、あんたらの給料を払ってるんやからいう話をしたんですよ。そしたら慌てて電話して、それで一応対応されたんですけど。

だからそのぐらいもう以前から、そういう東と西で差別があるわけやね。僕らから言わせたら。僕らははっきり言って住民なんですけど。だからもう東が中心だという考えみたいですけど、私はやっぱりもちろん西もね。ていうのもこれは地域的な問題がある。西なら歩いてもすぐ行けます。東まで行くってなったら結構ね年寄りにしたらもうしんどいことになりますよね。

そういうことを考えてやっていかないと、全く今機能がどうのこうのいろいろ言われてるけど、そういうサービスを本当にまず分散されてできるのか。

それともう1つ先ほどもおっしゃってましたけど。図書館も無くすと、1つにすると。

ここらの地域ですね、小学生とか中学生とか、ここへ来て勉強して、本を借りてきて読んだりする。そういった本当に教養を高めるための1つの大きな施設だと思うんですけど、それを全く無視してるのかというふうに思いますよね。だからそういったことを全く検討してないし、ここをつぶしてと言うんだったら、やっぱり1番関係のあるのはもちろん、この地域のですね、住民のやっぱり意見を聞いてから計画を策定するのは当たり前だと思います。

僕は初めてで、今回お話を聞いてですね、ほんまになくなるのっていう感じで、なんかこう、僕らも知らんとこで、勝手に物事が進んでるように思えてならない。だから、その辺が先ほど参加者Dさんもおっしゃってたんですけど、行政がやっぱり主導になって、それに市民が協力して頑張ってくんだと、そういった姿勢が見えてこないと。今はもう隠れてなんやかんややって、急に話が進んでいってて、そのようなイメージがないんで。その辺はどのように感じられていますか。

私の意見はそれだけです。お願いします。

 

(教育部長)

はい。ありがとうございます。

まずは図書館に関してなんですけれども、図書館につきましてはですね、図書館に移動図書館というのがございます。マツゾウくんという名前があるんですけども、そちらの方で地域につきましても移動図書ということで、巡回をさせていただいておりますので、石部地域の方につきましても、そういう形で対応させていただこうというふうに考えているところでございます。

それから学校につきましては、学校図書館法で必ず学校図書館を置かなければならないということになってございますので、そちらの方で、学校間の図書の連携であったりとか、学校図書でない部分につきましては、公共図書館の方から本を持って行ったりというようなこともさせていただいておりますので、そういうふうな形で対応させていただこうというふうに考えているところでございます。

また予約していただいた本で、それぞれの4つの小規模多機能自治センターの方で受け取っていただけるような、サービスの展開も考えておりますので、そういう形で対応させていただこうということで、現在のところ考えているところでございます。

以上でございます。

 

(小学校区不明 参加者E)

よろしいですか。今の話ですけど、実際に利用される方のご意見はしっかり聞いておられるんですよね。それなら良いんですけど。

 

(教育部長)

ありがとうございます。こちらの方の内容でございますけれども、図書館の方には、図書館協議会という協議会もございまして、そちらの方で市民さんを代表していただいて、図書館の運営につきまして、いろいろご協議をいただいております。

そちらの方でもいろんな意見がございまして、それをまとめさせていただいた上で、今後湖南市立図書館のサービスをどのように展開していくかということも十分に検討を進めたいというふうに考えているところでございます。

 

(総務部長)

施設とか庁舎のことについて補足説明をさせていただきます。資料の18ページの方ご覧ください。

今現在、東庁舎の耐震改修の結果を受けて、早急に整備を進めなければならないということで、湖南市庁舎整備基本計画、これは令和5年度から6年度にかけて策定予定でございます。

平成29年11月に策定した、前の基本計画は主に東庁舎だけのことで、西庁舎周辺のところは、何も計画ができておりませんでした。

今度策定する基本計画では、東庁舎のところはもちろん、西庁舎周辺の6施設をどうするかという部分については、その基本計画の中できちっと書いていきたいと思っております。その中で先行して、石部の小規模多機能自治センターを建設するというところでございますけれども、この基になった石部図書館、それと文化ホールについては、平成28年3月に策定した湖南市公共施設等総合管理計画の中で、利用の実態とか、老朽化の実態によって、統廃合という方向性が出ております。

で、令和3年3月に策定した、その実施計画である個別施設計画では、令和5年度から9年度にかけて、統廃合を進めていくと、そういう計画になってございます。その計画の方は、策定の時にパブリックコメントとかで、皆さんの意見を伺ったところでございますし、今現在は、両計画はホームページの方に載っておりますので、決して勝手にとか、あるいは隠れてとか、そういったことで事を進めようと思ってはおりません。

以上です。

 

(石部もしくは石部南小学校区 参加者F)

石部で生まれ育ちました。石部は他と比べても人口が少なくて、良いまちです。それから、建物が増えてきました。

甲西との合併後は、今までの状況を見ると、全く昔とは変わらないんですね、昔のままのイメージです。これはどうなのかなと思うと思います。また市民の生活、市民のまちづくりのために、何を利用すればいいのか。市長の立場としてその見方を少し変えて欲しいと思っております。

私の家の周りなんですけれど、大雨が降った時など川の水がひざ下まで溢れてくることもあります。その状況も全く昔と変わりません。それはなぜでしょうか。

今は甲賀市は岩永市長ですね。岩永市長は良いまちづくりをしてると思うんです。甲賀市の場合は。それと比べて湖南市はどうなんでしょうか。人口が減っているという問題なんですけれども、市民のことも少し考えて欲しいと思います。

今までの経験として、バス停があると思います。そこに屋根がないんですね。それだと雨が降った時にバスに乗る瞬間に濡れてしまうんです。バス停に屋根をつけて欲しいです。

市民の状況を見て、そのあたりを変えていただければ良いかなと思います。

今おっしゃる通り、西庁舎潰すという話は、今初めて聞いてびっくりしています。石部の西庁舎をつぶされたら私は困ります。これからだんだん歳もとりますし、東庁舎に行けるのかという心配も出てきます。できれば、そのまま使って欲しいと思っております。

以上です。

 

(総合政策部長)

まず、大雨のお話があったと思います。

特に石部西地域では、野洲川へ最終流れるわけでございますが、野洲川へ流れる前に宮川という川がございます。宮川も、県において河川改修をしていただきました。もともとは天井川がございました。

その中で、宮川へ流れる部分の中で、やはりJR草津線のところが狭小だということが分かっておるところでございます。その辺りしっかり直していきたいと思います。

また、石部地域では村井川という農業用水も兼ねた水路がございますが、そちらの方はちょうど石部西地域から、県道石部草津のところまで整備してきたところでございます。これによって、今まで石部の御旅の方では大雨が降ってると、農地の方まで水がついていたんですが、そこは解消されていたところでございます。

ただ近年、雨の降り方が変わってきております。集中豪雨という部分の中では、耐えられないところも実際には、あるところでございます。雨の関係は、以上です。

 

(小学校区不明 参加者G)

石部地域にはたくさん知人、親戚がおります。それから三雲学区、水戸学区にもおります。そういった中で、今回、非常に将来を悩んで生田市長が、全国での実例もありますし、国が推しているこの法案を3月議会に提案してきたんで、ところが大変残念ながら、この3月議会に出されたにも関わらず、議会の議員がどこまでそれを熟知し、市民の声を聞いてきたか、こういったところにも今回、このような問題点が出てきてるというふうに私は思います。

ただ石部の皆さん、ご心配なく。議案で3人の方が反対されました。2人は石部を代表する議員さんですよ。石部は立派な議員さんを選んでおられる。私はこんな思いをしたわけであります。同時に市長、この問題ちょっと早め過ぎたかな。もっともっとこのタウンミーティング、あるいはパブリックコメントを利用しながら、もう少し熟した中で出してきたならば、私はこんなことなかったなと思っています。大変苦労されてるとは思いますよ。ただ、4つの中学校区に分かれてますけど全部違います。いろいろ事情が違います。だからそういった細かい配慮の基にこういう問題を提案して欲しかったな。このように思います。

自助、公助、共助。公助というのは、職員の皆さん、市、それから議員の皆さんに当てはまる。一体あなた方は、どのようにしようと思っているんですかこの問題を。市民に丸投げして、どうしようと思っているかということが見えない。これは非常に安全でない。市民に押し付けるような感じを、やはり与えてるんじゃないかなと私は思っております。その辺について市長のご意見をよろしくお願いします。

 

(市長)

どんな形にしろね、今まであったサービスが、ひょっとしたら無くなってしまうんちゃうかという、やっぱりそれはかなんという思いはやっぱり皆あると思うんですね。

石部における小規模多機能自治センターは、正直言うて、ここだけがまだないわけですよ。あるやんか言われますけど、これは間借りです。ここを大至急石部のこのエリアにおける小規模多機能自治センターを造らなきゃならん。それがまず最初やと思ってます。そのためにどうするかということを考え、その時に皆さん方がその中には、こういうサービス展開できるもの入れとけよとおっしゃる。それは意見を聞きます。

しかしながら大至急、ここのエリアにおける小規模多機能自治センターを造らなきゃならない。ここです。今の状態から見たら、耐震基準でまだ満たされてるとこを潰すんかとおっしゃる。ただし、時代に合わなかったらどうするか。使い勝手の問題はありますやん。

例えば別の話で悪いですが、消防のところありますやん。耐震基準にまだ合ってるからと言って外しましたやん。しかしながらね、女子用のトイレがないとか、女子用のシャワールームがないとか、女子用の仮眠室がないとかいう現実は、これは、新しい耐震基準を満たしてるか満たしてないかという違った面で、もっと根本的なことでしょ。使い勝手の問題とかいうのも含めて。

 

(参加者不明 マイクを通した発言でなかったため内容不鮮明)

消防署の建て替えは大賛成です。

 

(市長)

まず聞いてください。1つの基準として、耐震基準を満たしてるかどうかじゃなしに、そこの使い勝手が時代に合ってるか、そのサービスを展開するにあたって、ハード面において満たされてるかどうかということも考える1つでしょう。私はそれも非常に大事な判断の基準やと思ってます。

だから、平成元年やから確かに新耐震基準には合致してるやろうし、まだ20~30年持つやんかというご意見ございますな。ここと図書館。

しかしながら、今言うたように、他のところもやり直さなきゃならんということは目の前に迫ってきたときに、新しい耐震基準に合致してるから、20年30年先で良いのかということを考えるということも大事であります。時代に合った形でやり直すのは当然だと思ってます。

それから、ここの石部の文化ホールは、1年間に何回使われてますか。言うて悪いけど、10回そこそこですよ。

 

(参加者不明 マイクを通した発言でなかったため内容不鮮明)

利用料金が高いからや。

 

(市長)

何を安くするんですか。維持管理するのに。365日のうち10回そこそこの利用しかないんですよ。この現実を見てください。もうこれ以上はもう突っかかっていく話になってしまうから申しませんけども。

それから先ほどおっしゃいました、知らんところで動いてるのかとおっしゃいました。そんなことありません。できるだけオープンにして皆さんの意見も聞こうとしております。

それから、非常に微妙な発言もされましたけども、聞き流します。あえて聞き流さなきゃならん言葉も使われましたけど。

でもしかしながら現実には、合併する前から問題があったから、合併したんです。ずーっと問題を抱えて、来年は20年であります。怒られるのは承知で言いますけど、もうこれを何年か先に先送りすることはできません。この気持ちでおります。

やらなきゃならんこと、今まで先輩たちがずっと行政も共に進んできました。いろんな計画、総論的なところ、あるいは各論的なところを作ってやってきました。しかしながら、時代はさらにその先行ってしまってます。

今生きてる者たちが、このまちをどう創っていくか。これから将来子どもたち、孫たちにどういう地域を残すかということが迫られております。それに応えようとしてるだけじゃない。

今あるサービスがなくなるのは、どんなサービスの利用率が低かったとしてもですよ。かなん。私もかなん。そんなん言いたくない。今あるサービスは利用率が悪くても残した上で、次の時代のサービスを展開できるものを上乗せしたい。そうなってきたときに、余りにも費用がかかりすぎる。言葉悪いですけど、どっかで切り詰めなきゃならんものが出てきております。

議員さんたちは、良く考えて意見も言われますよ。肩持つわけじゃないけど、ボロクソに言わない方が良いと思います。頑張ってはります。私らも頑張りますし、汗かいてます。

しかしながら20年、あるいは合併する前から言ったら、この地域が抱えてる問題はたくさん残っております。ここで解決する以外に、私はないと思ってます。スケジュールありきとおっしゃいます。スケジュールありきにしないようにしようと思ってますが、スケジュールも考えます。もちろんちゃんとしたルールに則って、皆さん方に諮りながらやっていきたいと思います。

いろんなところでいろんな機会に、皆さん方のご意見を承っていこうと思いますが、そこまで来てるんだと思っております。それから言葉を荒げてすいませんでした。まことに品のない言い方して悪かったんですけど。

もう一度、私も今現在のいろんな書類を読み込んでずっと、どう説明させてもろたらええかなというふうに考えて、やってるんです。

もう一度お読みください。お願いいたします。

以上です。

 

(石部南小学校区 参加者H)

石部南小学校区です。説明聞きますと、結局この石部ではですね、この文化ホールを潰します。それから同時に図書館をなくします。西庁舎もなくします。こういう話だったというふうに思うんです。

私はこのまちに住んで、ほぼ50年近くなるんですけども、そのまちに住んでいろんなことがありました。住民の要望に基づいてですね、図書館ができました。できた時には、良かったなあ。

それから雨山文化運動公園。めぐるくんが町内走りました。これは石部の老人クラブの皆さんが請願を出して、議会で採択されて数年かかって実現したものです。

こうして石部におるとですね。日を追うごとにだんだんと皆さんの要求が、行政の方で受け入れて、進むようになってきました。

ところがですね、今回のこの小規模多機能自治っていうのは図書館なくすよ、文化ホール無くすよ、市役所無くすよ。

これから高齢化社会を迎えて、図書館に通う年寄りがいるわけじゃない。何か対策を考えてるかと言うと、何もない。役所に用事がある。なくなったらどうしてくれるねん。対策あるか、何もないよ。とにかく潰すんや。こんなやり方ではね、石部に住んでる私どもだけでなくて、湖南市に全体の人が納得できないと思う。お金に困るのはね、合併したら地方交付税が減らされる。こんなの分かってたことなんです、もともと。億の金が減らされてますよね。

そやけど、それでどうしてやっていくかということだけど、ここはまだ耐用年数もあるし、

置いておいたら図書館は子どもたちもお年寄りも安心して使える。市役所についてはね、耐震の問題で、建て直さないといけないかもわかりませんけども、どうしてこの地域に住んでる人が安心して役所の皆さんのお世話になれるか、これを考えるべきなんです。潰したら済むという問題とは違うと思います。

例えばお隣の甲賀市、新しい庁舎ができました。信楽の支所、甲賀の支所、土山の支所を全部潰してないです。残ってるはずです。

そういうことを考えるとね、やっぱ湖南市で市長にお願いしたい。もう少し時間をかけて動く。残せるものはどうやって、いつまで延ばすか考えて欲しい。市役所については建替えて役所の機能をしっかり持たせていく。

こうしてね、甲西に住む人も石部に住む人も、もっともっと交わって、仲良く一緒に暮らしていける。役所でももっともっとね、短いつき合いができる。こういうまちづくりをして欲しいと思います。

今、突然この3つを潰してね。このまちが上手くいくわけやない。みんながね、図書館ができると喜んだ人、めぐるくんが走って喜んだお年寄り、今でも多くのお年寄りがお世話になってます。そういう、このまちに住んでありがたい、こういうまちをつくって欲しいと思います。

以上です。

 

(市長)

ちょっと、すいません。ちょっと聞いてくださいね。

潰して次の案が何もないやんかとおっしゃいましたが、この3つ潰してね。そんなことありません。今から説明いたします。今までからね、説明してきてます。

次どういう形のものを準備してるかということも説明してきてますし、何もないんやんか、ただただ潰す案を3つ持ってるだけやないかとおっしゃらないでいただきたいし、担当の者から、どこまで納得していただけるか別にして説明しますから、もう1回話を聞いていただきたい。

ちょっと待って、説明させて。

 

(参加者不明 マイクを通した発言でなかったため内容不鮮明)

なぜ石部図書館は廃止なのですか。

 

(教育部長)

図書館に関しましては、2館を1館に集約するということでございます。

先ほどもちょっと説明させていただきましたが、他の地域もそうなんですけども、それぞれの小規模多機能自治センターには、移動図書館車という車の方で、3000冊からの本を積んでですね、そちらの方に巡回させていただくというような内容のサービスを展開したいと考えております。

 

(参加者不明 マイクを通した発言でなかったため内容不鮮明)

図書館と図書機能は違うでしょ。

 

(教育部長)

そうです。違います。

図書館は1館に集約するということの計画でございます。

その中でですね、図書館協議会の方でも出ている意見としましては、例えばその新しくできる小規模多機能自治センターに、図書館の本をリサイクル本という形で利用していただいて、そちらの方に地域の方が寄っていただくような、そういうふうな図書コーナーなどを地域の方で作っていただくということも可能であろうというようなご意見もいただいております。

例えば公立図書館ですと、やはりカフェコーナーとかそういうふうなこともできてこなかったわけですけれども、地域の方でしたら、例えば今、既にカフェをやっておられるまちづくりセンターがございますので、カフェでお茶を飲みながら、みんなが集えるような場所に、図書館の本をツールとして使っていただいてっていう皆さんの憩いの場という形で、こんな形のことができるのではないだろうかというようなご意見をいただいているところでございます。

ただ、先ほども申し上げましたが、図書館と図書機能は違います。図書館は2館を1館にという方向で、その上でですね、図書機能をどのようにサービスをつけていくのか、先ほどからも説明させていただいております移動図書館もそうですけど、もっと地域の方に予約した本を受け渡しができるような機能と、あとは例えば、残ります湖南市立図書館の方の開館時間であったりとか、開館曜日の問題ももっと皆さんの利便性が高まるような形でそちらの方を充実していきたいと考えているところでございます。

 

(総務部長)

西庁舎のことですけれども、今現在西庁舎は市民課分室と、それと2階には教育委員会があって、教育委員会関係の手続きを進めております。

あと市民課分室でできるのは、諸証明の発行と若干の市民課関係の手続きの一部です。

西庁舎を最終、東庁舎の方が整備できた暁には、西庁舎を潰したいと思っております。

その代わり、資料の17ページをご覧いただきたいんですけども、窓口サービスのDX化というものを考えています。これは各種の窓口支援、オンライン窓口というので、広く業務の範囲を特定せずに考えております。従来あった出張所機能ではないです。出張所は諸証明の発行と、税金の収納とかあるいは、東庁舎との事務の取次が主でしたけれども、くみ取り券の販売ですとか。そういった限定的なものではなくって、オンラインを使った対面テレビ電話形式で東庁舎とつないで、各種手続きや相談とかをしたいと思っております。

一例を申しますと昨年の4月からすでにオンラインで、各種の手続き、申請ができるようになってございます。

例えば、国民健康保険の資格喪失、あるいは、こちらは国の政策でございますけれども、転入、転居、転出を窓口に行かずに、マイナンバーカードをお持ちの方は、家で手続きができる。他の予約とかそういったことも、家でできるようになっております。転出届に限りますと、この4月5月6月で711件の件数ありましたけれども、そのうち68件、約1割がオンラインを使っての窓口来ずの手続きをされたという。私が考えるのは、高齢者だから東庁舎に行くのではなくて、石部の自治センターの窓口で端末を設置して、東庁舎とつないで各種の手続きをしたり、その時にはマイナンバーカードがあるとかないとか、あるいはスマホとかパソコンが使えない、キーボードがたたけないとか、そういったことはできない方を前提に考えております。

以上でございます。

 

(石部中学校区 参加者I)

石部中学校区です。

私一市民ですので、市民がものを言おうと思ったら、このタウンミーティングに行かないと言えないと思って、これで4回目でございます。

で、1回目に7月16日にも三雲に行った時に、これは確認ですけど、もしもこの小規模多機能自治センターを4つの中学校区に置かれるのなら、図書館の貸し出し機能、それから返却機能を置かれますかって聞いたら置きますっていうことですよね。一応その方向で考えてるよって言っていただけたので安心しました。

この前8月2日に行きました時には、そこにはね、子ども支援センターとか、それから高齢者見守りとかというようなとことタイアップして、そしてなんか憩いのコーナー的なものもしていただいて、そして石部の図書館の本をそこに置いていただくことを検討していただきたいというふうにお願いしたら、それを前向きに考えようということでございました。

何が言いたいかと言うと、やっぱりそこでこういう意見を持ってるってことは言わないといけないというのは私つくづく思っておりまして、今日思ってるのは何を思っているかというと、今日これでタウンミーティングは終わりですね。もうこれ聞いたら、ここで終わりではなく、やっぱり例えば、小規模多機能自治が実施されたとしても、やっぱり、使い勝手みたいなものが出てきて、やっぱりここ直した方が良いなとか、そういった市民の意見とか、利用者の意見とかが聞いてもらえたら、今日のタウンミーティングこれで終わりやというのではなくて、前向きの姿勢を示していただけると嬉しいと思います。

1つ質問なんですが、私の母親が介護申請をした時に、西庁舎ではできなかったんですよ。

だから、そういう業務もこの4つの拠点のところに、おりてくると良いなと思ってます。

 

(総合政策部長)

タウンミーティング終わった後の結果を踏まえて、議会の方でも議論していただこうと思っておるところでございます。議会の方でも、小規模多機能自治特別委員会というのを立ち上げていただいておりまして、その中でいろいろな議論をしていただいておるところでございます。

4つのタウンミーティング、4カ所させていただいて、これが終わりますと17日に議会の方と、この結果をもとに議論して参りたいと思っておるところでございます。

もう1点、石部地区の小規模多機能自治センターを建設するにあたっては、石部地域、市民の皆様のご意見も聞きながら、こういうところがやっぱり必要だよね、こういうところは、やはりどうしても欲しいなということを聞きながら、地域の小規模多機能自治センターが、施設を利用してやっているところでございます。

そうした部分を踏まえまして、議論を踏まえた上でやっていきたいと思っておるところでございます。

以上です。

 

(小学校区不明 参加者J)

資料12ページですね、小規模多機能自治の地域をエリア内人口1万から1万5千人を理想とするという部分、どうかなということなんですが、これは何を理由に理想としているのかっていうのが1点。

それから7つのまちづくり協議会が機能してるわけですけども、これはあえて4つに絞るっていうのは、多分小規模多機能自治っていうのは、分散して一人一人の市民のニーズに応えるのが、もしこの小規模多機能自治を実施するのであれば、その辺をしっかり押さえていかないといけないんじゃないかと思っています。その1点ですね。

それから石部の文化ホールですね。文化ホールを潰すのは私は賛成です。ただし、図書館と文化ホールを一体と考えるのが間違い。ただ、図書館はやっぱり潰すべきではない。

なんか先日市長は、利用者が少ないから、潰しても良いんだというような発言をされたと

聞いておりますけども、やっぱり1人でも利用者があったら、その利用者を大切にしていくというのが、支援者としての市の役割じゃないかと思いますし。

だから移動図書があるから、そういうものを利用したら良いんじゃないかというのは、これは机上の空論ですね。本が好きな人はやっぱり読みたい時に読みたいんですよ。どうしても石部の図書館や甲西の図書館にないものは、県立図書館で借りるといったこともあると思いますが。

やっぱり近くの図書館に行って読みたい。それがないと特にですね、少子高齢化社会と言われているわけですが、高齢者が現実的に石部から甲西図書館に歩いていけるのか疑問ですね。移動図書館という形で非常にごまかした説明になっていると私は思います。

やっぱり本を読みたい時に読めるというのが図書館の役割で、そこをしっかり押さえていかないと、何か違うと思う。ただセットでね、文化ホールを潰すついでに図書館も潰すというのは違うと思う。   

それと先ほど言いましたように、7つのブロックを4つにするっていうのは、どういうふうなことなのか。せっかくまち協だったのに、また小規模多機能自治をするので、改めて建て直して1からやり直すっていうのは、ちょっと私は疑問に思います。

それともう1つ大きなことは、合併してから20年で、確かに湖南市は中心のないまちですね。中心になるところないというか、昔宿場町ということはありますけど、宿場町のいろんなものもほとんど残ってないですし、名前だけが残ってるという状態ですから、改めて20年経って、どういうまちにしたいのかということを、改めて全体に帰って考え直して、行政、また議会が運営をして、イメージを持って、その上で小規模多機能施設を造るなりというのが、私はその方が良いように思うのですけども、今求められるのはそういうことなんではないかと思います。

以上です。

 

(市長)

私から説明いたしますが、湖南市版の小規模多機能自治という言い方してるのは、小規模多機能自治というのは、今現在やっていただいてる1番近いのは、7つのまち協ぐらいで5000人から7000人ぐらいの規模を想定してると思います。

しかしながら、よう考えてください。例えば石部と石部南比べた時に、いろんなお店や医療機関介護施設とかいろんな形で見てみると、やっぱり偏ってる。

先ほど話ありましたように、1ヶ所で全部を放射線状にいろんなサービスが展開できる道路網もできてるというまちの形でありません。旧来の住んでるところは、合併する前さらに言わしていただくとその前、旧村の状況がまだいまだにそれぞれの地域に残ってて、新しい団地はそれぞれの、湖南市の端っこの方に集中してるわけですね。これを何とか真ん中1つになろうとしたけども、これはもう現実には無理やし、そんなことするだけのエネルギーがもうないという判断なんです。

現実に即して、今あるものの資源を最大有効に利用しようとしたときには、中学校区単位の人数、人口構成が1番現実に合ってるんちゃうかなということであります。それが証拠に、石部中学校区、甲西中学校区、甲西北中学校区、日枝中学校区、4つ分けると全体で5万4千4,5百です。その中で1番人口が多いのはどこか言うたら甲西北中学校区、その次は甲西中学校区、3番目は日枝中学校区、4番目が石部中学校区であります。人口が全てだとは言いませんが、これしかもうないやろな。さらに細かく分けたときに、なかなかサービスを展開するということは無理やから、とりあえず小学校区でなしに中学校区にまとめて行かしてもらおう。その中でやってるよ。

もちろん先ほど言いましたように、区・自治会で43で、いろんなことをやっていただいてます。まちづくり協議会も7つに分けてやっていただいてます。さらにその拠点として4つのブロックにおいて、小規模多機能自治センターとしての位置付けでもって動いていただこうという形であります。

それから、お叱りを受けるのを承知で申します。市役所の位置付け、今、東庁舎と言ってますが、それとの距離であります。1番近いところは柑子袋のまちづくりセンター、1.9キロ、2番目が岩根まちづくりセンター3.1キロ、3番目が石部まちづくりセンター、ここでありますが3.2キロ。ずーっと見ていきまして、1番遠いのが下田のまちづくりセンター7.5キロ。これが現実でございます。距離が全てだとは言いません。石部の皆さん方が残せと言われる気持ちもよく分かってますし。距離だけじゃない、人口だけではないという気持ちもよう分かってますが、現実は現実だというふうに思っております。

それと、先ほど話ありましたが、石部の文化ホールは、文化体育興事業団がやっておられましたが、私が預からせてもらいました。これは文化芸術というものは、ソフト面が大事だよ。私が分かるという人間ではないですけど、少なくとも精一杯いろんな文化活動、芸術活動というものを展開したい。今まで以上に地域に1つの見せ方を示したいという思いでありましたので、預からせてもらっております。

そうすると皆さん方は、石部のこの文化ホールについては、石部の図書館を甲西図書館を新たに組織替えして、湖南市図書館という形にしていこうという形よりは、石部の文化ホールは、言葉悪い、やむを得ないのかな。利用率、それから文化活動芸術活動について、やむを得ないかな。

維持費から見たら、ここが次の時代の小規模多機能自治センター、石部エリアの拠点になるという形を示す方が、子どもたちに、孫たちの時代に合うんやということを認めていただいてるとは思わないんですが、心のどっかでやっぱり認めていただきたいという思い。 これ私のお願い。

それから、何回も申します。スケジュールありきと何も説明ないんだという極端なお言葉は、すいません、堪忍してください。いろんな機会を通じて、私市長にならせていただいてから、3年近くかけましたけども、ことあるごとに説明しております。合併前の問題からずっと関わらせてもらってた人間の1人でございますし、引き続き皆さん方のご意見は承ってやっていくつもりでありますが、しんどいですね、お互い。どんなサービスが低下してても、あるものがなくなるという形。次の時代が準備をしますし、さらに違った面の時代が来てる。コロナが終わって、時代が変わった、あるいはデジタル化と言われて、いろんな行政サービスも変わってきた。どういう時代が来るかということは分からんので、見えないところあります。

先ほどおっしゃいましたね、図書館というと、図書機能と違うと思ってます。皆さんにとって、どれが時代に合ってるのか、どれが1番便利なのかということも十分考えながらやっていくことには間違いありません。問答無用という形でやっていこうと思っておりません。

しかしながら、もう待ったなし、そこまで時代が来てるということもお考えいただきたい。

これ私のお願いでございます。

スケジュールありきではないです。意見はお聞きしますが。そういう時代になってるというふうに思いますし、覚悟しております。子どもたち、孫たちに、何を残すかということを考えながら、生き方として非常に窮屈になってきておりますが、それでも次の時代の準備をしたいという思いに変わりございません。機会あるごとに説明させてもらいますので、お力添えをお願いしたい。

 

(参加者不明 マイクを通した発言でなかったため内容不鮮明)

石部の文化ホールと図書館は分けて考えないといけませんよ。

 

(市長)

全てがそうだとは言いませんが、本貸し出し冊数、甲西の図書館は1日600冊ぐらい。石部の本の貸し出しは200冊ぐらい。

 

(参加者不明 マイクを通した発言でなかったため内容不鮮明)

貴重じゃないですか。多いやん。

 

(市長)

いやだから聞いてください。1つの基準ですって。

だから、どういう形でね、サービスを展開するということを考えるのであって、そこを考えますと言ってる。

 

(石部もしくは石部南小学校区 参加者F)

説明を伺いました。私の立場としてはちょっと違和感があります。

その理由としては、甲西の東庁舎と石部の西庁舎、一緒というのは困ります。東庁舎と西庁舎を平等に残して欲しいです。西庁舎も大切だと思っております。石部の側の人口が少ないということは問題ないと思います。これから良いまちづくりを進めるためにもまちづくりをしたら、人口も増えるだろうと思います。

時々図書館の本を利用してます。本を探して本を見つけて読むという、そういう使い方をしています。ですが、今の説明では、移動図書館は冊数が少ないので、私の希望の本が探せるとは思えない。なので図書館も残して欲しいと思っております。

それから石部の文化ホール、ここもなくなったら困ります。何か起こった時に、例えば地震が起こった時に避難する場所が無くなるのではないかなと思います。そういう機能がここでも使えるということも、考えても欲しいと思います。

また、聞こえない者、障がい者にどのような機能が必要なのかも考えて欲しいと思っております。聞こえない人も対等な人間として気持ちを考えていただきたいと思っております。

ここの文化ホールの場合は、聞こえない人にも情報が分かるアイ・ドラゴンを置いて欲しいと思います。それから共通の情報を得ることができます。

先ほど申し上げましたが、バス停に屋根をつけて欲しいとお願いしました。その辺に対してのお答えをまだ聞いてないので、その辺りはいかがでしょうか。

 

(健康福祉部長)

今ご指摘いただきましたアイ・ドラゴン。アイ・ドラゴンって皆さんご存知ないと思うんですけども、テレビにですね、文字放送とか、あるいは手話がつくとかいうようなこういうものなんですが、目で見るテレビと俗に言いますけれども、こちらの方、今年度予算化しております。今年中に4ヶ所に整備できるように、今現在進めているところです。

以上です。

 

(都市建設部次長)

バス停の屋根でございますが、市のコミュニティバスのバス停はかなりの数があります。当然雨の日とかはご不便をおかけしてるということで、それは申し訳ないと思いますが、バス停のその屋根につきましては用地の問題等ありますので、場所によって作れる場所、広いバス停等ございますので、その辺りまた場所も含めて聞かせていただいて、検討できる範囲は、検討していきたいなというふうに考えております。

 

 

(総務部長)

西庁舎の存続のことです。ご要望の方お伺いしましたので、ご意見として受けて参りたいと思います。

 

(三雲小学校区もしくは三雲東小学校区 参加者K)

三雲学区から参りました。

私は、議会の小規模多機能自治の特別委員会を傍聴させていただきました。その時にはっきり言いまして、具体的な中身はほとんど説明がなかったように思います。それはその基本構想に賛成をされた委員さんからも、もうちょっと詳しく説明してくれっていうような発言があったことの、証明になるんじゃないかなというふうに思います。

その中で唯一具体的な説明があったのは、この文化ホールを潰すっていうことと、それに伴う石部図書館の閉館についての説明がありました。

何でこれだけ具体的なのかなと不思議に思ったんですが、その中で、先ほど図書館の図書についての説明がありましたけれども、その時にも、その時にはですね、今、石部図書館にある蔵書については、県に行くのと、甲賀の方に行くのと、そして学校に行くのと、そしてリサイクル本としても利用しますと、そういうふうな説明がありました。

先ほどの説明の中には、県とか甲賀市とか学校とかあったかな。それがね、なかったので、一応リサイクル本として、地域の皆さんに利用してもらって、マツゾウくんですか、巡回して回るということをお聞きしたんですが。

もう1つ聞きたいのは、石部図書館の蔵書の数ですね。幾らあるか、それと最初に言いました、特別委員会で説明をされた時の件とか、甲賀とか学校に行く、それについては、何か変更があったのかどうか。それについて説明していただきたいと思います。

 

(教育部長)

ご質問ありがとうございます。

今回、小規模多機能自治というようなことのテーマでご説明をさせていただいておりますので、先ほどから申しております通り、2館が1館になった時にどういうふうなサービスで展開していくのか、また地域の方でそういうふうな本を使って、居場所づくりというような形でさせていただくというようなことができるんではないかというようなお話を中心にさせていただきましたが、基本的には県立図書館、それから石部図書館の本の中で甲西図書館に、ないものにつきましては、湖南市図書館の蔵書として残させていただきます。

それから、児童書、児童の方が学習等で活用できるような場合につきましては、学校図書館ですね、13校ございます。そちらの方への移管も考えているところでございます。

それから石部図書館の蔵書はどれだけあるのかというようなご質問をいただいております。この数につきましてはですね、今現在児童書が1万2千冊、絵本が9千冊、一般書が5万冊の合計7万1千冊が石部図書館の配架室にございます。

それから石部図書館の裏のスペースですね、書庫というんですけども、そちらの方にあと3万冊を収納しているようなところでございます。

 

(石部小学校区 参加者L)

石部小学校区です。

私は小規模多機能自治センターができることは、もうこれからの時代、必要だと思っています。ただこの進められているスケジュールで、やっぱりここに来ておられない、若い世代の方とかご存知ない方がいっぱいいらっしゃるので、もう少し細かな説明をして、それからこのスケジュールを進めていっていただきたいです。

図書館に関しても、先ほど部長がおっしゃいましたように、マツゾウくんとかで本を貸し出しするだけじゃなくって、やっぱり子どもの居場所づくり、高齢者の居場所づくりにも利用していただきたいし、こういう猛暑の日が続いていたら、24時間エアコンをつけられないうちの子どもさんや高齢者の方がやっぱり一時的に少しそこで避難できるような、そういう場所も一緒に併設されたら良いなと思っております。

それと、私は20年間健康推進員をしてるんですね。それで今年県の事業で、石部西区は子どもの食育問題を取り扱うように言われまして、子ども会の役員さんと健康推進員で話しまして、10月21日土曜日に子どもの食育事業することを決め、センターに予約を入れに行ったら出来ませんと言われました。条例ができましたので、それで私は夏見の保健センターに電話して、行政の方から予約を入れて欲しいですってお願いしました。

そしたら、その返事は規則を破ってまでそれはすることですかって言われましたので、県の事業で保健センターの方からしてくださいって言われたのに、そんなことどうして言うんですかと言ったら、高齢者の方でしたら交通手段がないけど、子ども会のお母さんは車乗れるでしょ。それは柑子袋や三雲や菩提寺の方を使えということですかって言ったら、そうだと言われました。

石部にはまちづくりセンターがないし、調理室もないです。保健センターを使わせていただけるんでしたら、すごい広い調理室があるんですけど、それも使わせていただけません。

小規模多機能自治って、地域で地域でっておっしゃってるのに、この地域でずっと頑張って、高齢者や子どもと一緒にいろんな取り組みしてたのに、急に7月1日の条例から使わせませんっていうのは、ひど過ぎると思うんですね。スケジュールできましたら、来年から潰して、使えるのは令和9年から、その間の子どもの3年間、やっぱりここを利用していた方が不便になると思うので、住民にもう少し寄り添って、使わせていただけるとかそういうような気持ちを持っていただきたいと思います。

お願いします。

 

(総合政策部長)

まず若い世代という形で、今説明しました小規模多機能推進資料でございますが、ネットの方にも掲載させていただいておるところでございます。またアンケートの方からご意見をいただくよう、必要なところでございますので、その辺の周知をしていきたいと思っておるところでございます。

 

(健康福祉部長)

先ほどいただきました子どもの関係ですけども、詳細なお話は初めてお聞かせいただきましたので、1度ちょっと検討したいと思いますので改めて、ご回答させていただきたいと思います。

 

(石部小学校もしくは石部南小学校区 参加者M)

新しい小規模多機能自治構想ですね。これからますます地域の自治会、それからまち協の皆さんの役割が大きくなってきたと思うんですよね。だけど今、地域自治会に入られない、また抜けていかれると。どんどん地域自治会の役員さんも高齢化してる。私は早晩地域自治会が機能しなくなるんじゃないかなと思うんです。

その辺を市としてはどういうふうにお考えになっているのかご意見をお伺いしたいです。

 

(総合政策部長)

ただいまご意見いただきました、地域自治会の加入率がかなり悪いところでございます。特に石部地域は悪いです。30%台あるかないかというところでございます。

地域自治会ですが、現在まちづくり協議会を立ち上げて、様々な事業をしていただいております。そうした中で、まちづくり協議会の中で自治会に入っておられる方、入っておられない方も踏まえて、まちづくりがあると思っております。

その中には、やはり地域の事業者のまず地域社会を形成する上で、まちづくりの主要なメンバーだと思ってます。この辺りも踏まえまして、地域の事業者とも協力いたしまして、地域のまちづくりをしていきたいと思います。その7つの地域まちづくり協議会の中で事業を行って、自治センターにつきましてはその地域の7つのまちづくりセンターをサポートする機能という形で、先ほど市長も言いましたように、ひとつの地域のまちづくり協議会ではライフライン等の関係で解決しない問題等もありますので、その辺り中学校区でしっかり機能を果たしていきたいと思っておるところでございます。

以上です。

 

(司会)

すいません予定してた終了時間が大分過ぎてはいるんですけども、ちょっとこのまま続けさせていただきたいと思います。今日受付の時に、アンケート用紙を資料と一緒にお渡しさせていただいてます。

なかなかこういった大勢の場で発言するのは苦手な方とかもいらっしゃるかと思いますので、そういったアンケートの用紙とかも利用していただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。

すいません。続けさせていただきたいと思います。

 

(石部小学校区 参加者N)

石部小学校区です。石部の文化ホールのことで。

私、湖南市の文化祭、毎年参加させていただいております。湖南市の文化祭の会議はそこの石部の文化ホールですね。先ほど市長さんから、文化ホールの気持ちというのは先ほどお聞かせ願ったわけなんですけれども、これは甲西の方へ統廃合されるということになってくると、これよかったなあというふうに正直思ってるところです。

平成23年までは湖南市の文化祭は甲西の文化ホールと石部の文化ホールと毎年交代で何年かやってたわけなんですけれども、それから石部の文化ホールになってしまったんですよね。その理由は、甲西の文化ホールの方は、ステージは素晴らしい設備なんですけども、

展示の方のスペースがいかにも少ないんですよ。

ですから展示の方の参加の皆さんにはお断りしてたというような状態がありましたもんで、この石部のホールですと、もちろんステージがあって、展示の施設もさらに十分にありましたんで。こちらの方を開催場所に定めさせていただいて、そのような状況はあったわけです。その辺ちょっとご存知なのか、どなたからお聞きになってるのか、なってないのか。

湖南市には今石部と甲西2つある。それを便利の勝手の悪い方に1つになってしまうというのは、ちょっと困ったなあというふうに思ってるんですけれども、統合するにあたって、そういったものの改修をしていこうというような気持ちはおありなんですか。ちょっとその辺を聞きたいな。

 

(総合政策部管理監)

文化祭のことにつきましては、展示のことを考えるとやはり石部の方がというところで、ここ数年は石部の文化ホールを使用してきたというのが実態でございます。

ここ数年、展示の方の出展者が少なくなっておりまして、昨年度は5団体の出展になっておりました。今後、甲西でやっていくにあたりまして、こちらの方は近隣の甲西の図書館であったり、そういったところも展示スペースとして検討していく必要はあろうかなと思います。今後、協議は必要かなと思っております。

 

(石部小学校区 参加者N)

今のはわかったんですけれども、今現状少ない参加者だと思うんですけれども、今言った平成の23年度はそんな感じじゃなかったですよね。それと図書館で展示の方をお借りしたこともあったと思うんですけれども。やはり場所が違うとなってくると、ちっちゃいところでも、お客さんの流れはすごく悪い。もうほぼ一定のことは無理ですね。

近隣の甲賀市にしても守山にしても、栗東、草津にしても全部1つのホールで設備が整ってますよね。

その辺を踏まえてやっぱちょっと何とかその辺ができないかなというふうなお願いというか思いはありますけど、いかがですか。

 

(総合政策部管理監)

ありがとうございます。文化総合センターがなくなったとして、他の教室等を活用するという方法を検討していくことにはなろうかと思います。例えば講演の部と展示の部は違う時期にするとか、違う場所でするとか、様々なことが検討できるかと考えておりますので、今後検討を進めていきたいと考えております。

 

(司会)

他にご意見ございませんでしょうか。

 

(石部南小学区 参加者O)

デジタル化について聞きたいのですが、団塊の世代ですので、私仕事上パソコンとかいろいろやってますんで、いろんな言葉出てきても大体理解できるんですけど、最近やっとスマホとかでLINEというのを覚えました。アホみたいなことなんですけど、これは経験上わかってきて、非常にいいんですが、例えばテレビ会議をやるとき、テレビ会議どうやってしたらいいとか。例えばチャットとかいう言葉が出てきたらこれ何やねん。電話したときに、画面で話できるっていうけど、どうやったら良いんだろう。団塊の世代はどっちかというとそういうのに慣れてない。どっちかというと、紙の世界とか、頭の世界か、技能の世界でやってる。

そういったことの新規の導入の際に、皆さんがどれぐらいついていけるかという問題がありますけど。例えばそういう新規導入の際に、便利は便利なんですけど、皆さん方にも使えるかということと、例えばそれが有料化されますと多分利用しない。

当然車なりで市へ行って直接話をするとかいう方向にならないかと心配してます。まあ、良いものが入った時、無用の長物にならないようにしたいと思いますので、ここが当然使いやすい、わかりやすいというような形で考えていただければ、非常に便利なものになりますけど、逆に難しい、利用できない、いろいろ打たなあかんとかいうことになってくると非常に難しい課題ではないかなと思います。若い方は1回聞けばすぐ理解できると思いますけど。そういったところだけ、対応を考えいただければありがたい。

 

(総務部長)

ご意見いただきましてありがとうございます。

小規模多機能自治センターに限らず、公共施設、今までの映像とか音声だけではなくて、Wi-Fiの環境とか、あるいはいわゆるテレビ会議室。そういった新しいもの、当然利用頻度のことも踏まえまして、積極的に導入の検討をしていきたいと思います。

あと個人的にスマホとか、そういったもののLINEとか、SNSの利用については、公費で委託という形で、スマホ教室をやっておりますので、ぜひお申し込みいただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

(参加者 不明)

先ほどの話。1つは、テレビでも熱中症の避難場所に図書館を指定して行くように言っています。マツゾウくんですか。マツゾウくんではそれは可能ではないと思います。だから、私は図書館は必要だと思います。避難場所としても必要だと思います。

それからもう1つ。7ページのごみの問題なんですけど、実は私は石部地区におりますが、年間ごみステーションにごみを置くだけで、年間3万6千円払っております。それは自治会を出たからです。主人も私も80歳を超えて大病を患っておりまして、自治会の仕事ができない。これはちょっと申し訳ないので、脱会いたしました。その途端、年間3万6千円支払うよう請求されました。

調べてみたら、地域によって無料のところもあり、また何千円かとられるとこもあるんですけど、私はこのように3万6千円も取られるところは、私が聞いた範囲ではありませんでした。

何が言いたいかと言いますと、湖南市に10年住むのに、36万円用意しなくちゃいけないんです。別途ですね。みんな税金を払っていて、自治会さんがごみの収集をしてるわけじゃないです。それで私の住んでるところは川沿いにごみステーションがございます。ちゃんと、規定の場所に入れてちゃんと置いてるんですけど、それでも年間3万6千円ということで、どこかこの小規模多機能自治というのは、湖南市に住む人がみんな平等にこんな思いをしなくて良いようになればなと思っています。

 

(教育部長)

ありがとうございます。

ただいまの熱中症予防というようなことで、図書館をご利用いただいてるということで、ありがたいと思っております。

ただ大津市においては、あらゆる公共施設で熱中症予防でどうぞ気兼ねなく、涼みに来てくださいというような周知もされました。

公共施設だけではなく、例えばこの石部のエリアでしたら平和堂さんがあったりとか、いろんなところあるかと思います。そういうふうな地域で小規模多機能自治というのは、公共だけではなく、住民、それから民間事業者も一緒になりながら、皆さんの安全を守っていくというような考え方ですので、その辺も、あと皆さまの方で、ぜひ事業者として協力しようというところがあれば、是非ともご協力をお願いしたいというふうに思います。

それから大変申し訳ないです。図書館は、防災の指定避難所には指定されておりませんので、それぞれの指定避難所を調べていただきまして、災害時にはお近くの指定避難所に避難をしていただくようよろしくお願いしたいと思います。

 

(環境経済部長)

ごみ収集の問題でございます。近年ですね、自治会の加入・未加入のことで、ごみの収集が地域の方と、あまり意思疎通が上手いこといかないというようなご意見もいただいております。そういった課題も湖南市になって、だいぶ顕著になってまいりました。

この件についてはですね、昨年度から地域代表者会議の中で、課題として取り上げまして、各地域の状況などをお伺いさせていただきながら、今後どのように解決していくかを現在検討中でございます。

先月からですね、県内の各市町のそういったごみの収集の状況を確認させていただくようなアンケートを取ったんですけども、県内の他市町も同じような状況を抱えておりまして、この課題解決に向けては、かなりその地域の実情もございますので、大変なことではございますが、もうしばらくいたしますと、地域代表者会議の中で、自治会の加入者・未加入者それぞれが負担のないようなごみの収集ができるようにしていただくように、一度啓発をしたいと考えております。

当然ですね、市民の方がごみを排出していただいて、市としては収集の責務がございますけれども、市といたしましては拠点回収ということで、各ステーションに回収するという制度をとっておりますので、そのステーションの利用にあたって、各地域でですね、自治会の加入者・未加入者がそれぞれ負担のないように取り組めるように啓発して参りますので、またよろしくお願いしたいと思っております。

 

(石部小学校区 参加者P)

石部小学校区です。

この前の勉強会も参加させてもらったんですけど、勉強会で私何度か確認させていただいたのは、この小規模多機能自治構想というのは、いろんな質問をした中で、まだ決まってません、まだ決まってません。それはまだ決まってません。

どういった自治機能を降ろしてくるのか、どういった行政機能、行政サービスを降ろしてくるのか、行政の職員がどれだけ配置されるのか。何も決まっていない。これを住民の皆さんと一緒になって作っていくんですっていうことでお話をしてくださいました。それは終わってからももう1度確認をしました。

我々と話をしていく中で何が必要か、建て替えになった場合、どういった建物が必要か、そういったものを協議していって、本当に必要なものを作っていきましょう、お互いに住みよいまちをつくっていきましょうということで、おっしゃっていただいたので、少し安心してたんですけれども、どうも先ほどから皆さん質問されてることの回答を聞いていると、あまりそのような雰囲気ではなくて、何かもう決まったことがスタートしてるんだぐらいのイメージになってます。

小規模多機能自治構想そのものは、冒頭お話がありましたように、コミュニティは小さい方がまとまりやすい。わがまちはわがまちでつくっていこうというところは大いに賛成ですし、皆さん1番最初に言われた、合併する前の方が石部町まとまってたよねと言われたのは、多分そういうとこやと思うんですけど、小さい雰囲気の方がおそらくまとまりのあるまちづくりができるんだと思うんですが、分散することによって魅力のあるまちづくりをして、少子化を少しでも遅らせたいというふうに説明があったと思うんですけど。

図書館をなくしたり、文化ホールをなくしたり、そういう文化施設をなくすっていうのが魅力のあるまちづくりに思えない。冒頭お話された魅力のあるまちづくりというところから、離れて行ってる。図書館がせっかくあるから、この近辺に住みたいという方も当然おられる。で、滋賀県って図書の貸し出し、人口あたりの図書の貸し出しが確か全国でも上位で、先ほど石部は1日200冊になっておりますけれども石部も人口あたりの高さっていうのは滋賀県の中でも高い位置にあったと思います。

それは石部の住民、ここにお住まいの方っていうのはそれだけたくさん図書を借りられてるわけで。まあ、先ほどから皆さん言われますけど、マツゾウくんでそれが補えるかというと、そんなことはないし。

果たして何がしたいのか、魅力のあるまちづくりがこれでできるのか、あと、先ほど全市民、住民に対して周知がされていないということに対して、やってますって言われども、実際そういう声が上がってて、実際ことが動いてから、えっ、こんなんできたんっていう声が、非常にたくさんありますよね、湖南市特に。何でこんなとこに建て替えたん、何でこうしたんということが後から皆さんありますよね。今みたいに、パブリックコメントしましたと言われるんですが、パブコメを集める会議に出席してもあんまり来られない。興味がないんじゃなくてやっぱり周知されてない。

皆さんにちゃんと周知してますって言うけれども、知らない人がこれだけいるんであれば、それは周知じゃないですね。周知の方ももう1度考え直さないといけないですし、おそらくここに来られてない方で知らない方がたくさんおられると思います。

あとは事の進め方ですけれども、この構想そのものは前回の勉強会でも、先ほど質問したように、これからも毎月のようにでも、住民と話をして決めていくんやと、作っていくんやという話をしてくださったんですけれども、そこにスケジュール感等が何も表示されない。毎月例えば第何曜日に意見交換会をしますんでとか、そういうのがあってもいいはずなのにそういったものもない。本当にしてくれるんだろうかという疑いの気持ちもあります。

あと、この文化ホールについて、市長も利用が非常に少ないとお話しをされましたけども、年に10回ぐらい、これはそもそも文化ホールが1つになるよって話は、前から話が出てたと思いますが、その時も利用が少ないからみたいな話があったので、何で利用が少ないんかって、皆さんはちゃんとその理由も調べられたんでしょうか。

ここの文化ホールって皆さん座られてる後ろに反響板がないんですよ。映写機もない。ここでいったい何をしろと言うんですか。それは作った時が悪かったと思うんですよ。お金がないのに、こんな大層なものを造ってというのはあるんですけど。反響版がなければ音楽イベントができない。映写機がなければ、例えば子ども相手に映画観賞会もできない。じゃあ借りてこようかというと80万円します。じゃあ置いてよって言ったら利用の少ない文化ホールにそんな予算つきませんと言われました。どっちが先かですよね。利用できないホールを野放しにしてたのも確かなんで。

果たして何で利用が少ないのか本当に追及しようとしたのかとそこも疑問に思いますし、ただ利用が少ないから予算をつけない。ロビーにあるソファーもボロいですよね。予算がつかないんで。もう潰すこと前提で、活用するっていう気持ちは一切考えてませんよね。反響板については、何とか民間でできないかと思って、当時の教育部長のところにも話に行きましたし、中学校の先生とか、音楽の先生とかいろんな人にも相談して。碧水ホールには割と簡易な反響板がついているので、それを見学しに行ったりしましたが、結局それも叶いませんでした。

最初入ってきた時に、なんやこの席狭いなっていう声がございましたけども、この席を500席詰めたのに利用が進まない。イベックさんに施設の活性化ということで委託されてますけれども、イベックさんに数年前に話を聞いたときも、500人入れるホールでイベントしようと思っても、100人やそこらでは空席が目立つから、ちょっと集めにくいんやと。

利用が少ないから潰そうというのは、やることやってないんですよね。先ほど言われてました指定管理を文体振さんがやられてましたけども、文体振さんがここで何か使用されましたか。甲西の文化ホールは、たまにですけれども、コンサートしたりとか有名人呼んできたりとかされてましたけれども、ここで何かされたっていうのは、あまり記憶がない。やろうと思えばできたはずなのに、その駐車場の問題とかがあるのかもしれませんが、土日になれば庁舎も休みで、駐車場も使えますんで、やり方があったはずなのに、使おうともせず潰すの前提で今まで野放しにしてきたのが実情だと思います。

建て替えが本当に必要なのか。皆さん、先ほどからも話し出てましたけども、耐用年数まだ30年で残ってると。で、それを例えば本当にいるのかいらないのかっていうのは、先ほど言ったように住民との会話の中で、決めていって欲しいです。

何でこんなそう急いで4月から解体するんやとか、このスケジュール感がもう不信感しか持てない。もっと話して、やっぱりほな潰さなあかんね。次こういうものつくろうと思うんや、みんなどう思う?、あれもいるやろ、これもいるやろ、こういう形でやってきたらどうやろ、やっぱり潰しましょうかとなるんであれば、みんな納得すると思うんですけど、いやいやもう4月に潰すんですよ。次どんなものできるんですかって聞くと、まだ決まってません、これから皆さんと話して決めていきます。

いやそれはどう考えても順番おかしいですし、湖南市ってお金全然ないはずやのに、ほんまに耐用年数30年残ってるのに潰すのか。何か特例債があるのかわからないんですけれども、先ほどから言われてる東庁舎なんていうのは、取り壊しがなくなって、改修しようかとなりましたけれども、耐震測りなおしたら、非常に危うい庁舎である。どう考えても急ぐのは東庁舎なのに。今年度から庁舎の検討委員会みたいなのがあるみたいですけれども、多分そっちにお金がかかるわけですね。そっちにもお金かかる。これだけの建物30年も耐用年数残っているのに潰すだけで億はかかりますよね。そういったものも提示されてない。我々は何を判断基準にしたら良いのか。じゃあ建て直したら良いとはならないんですよね。今提示されてる資料では。

例えば、もうどうせ潰すぐらいだったら、もう30年使おうか。ほなホールもうちょっと改装して、反響板入れて、映写機入れて、座席数減らして3000万かかるけど、これでどやろ。でもそれもひょっとしたら市民の皆さんからはそんなん無駄金やと。使わない施設やったらやっぱり潰そうとなるかもしれないんですけども、それはやっぱり話合いやと思うんですよ。

よりよいまちづくりをしていって、人口減少を緩やかにするというお話をされましたけども、今のスケジュール感と説明でそのままやられると、そこの住民はそれに賛同しないというか不信感を持ったまま突入するというか、この小規模多機能自治の構想に突入してしまうと、おそらくギスギスした魅力のないまちになります。

もう1度しっかり考え直していただきたいのと、やっぱりこれだけの今ここに集まってる方だけでもこれだけ紛糾してるのに、本当にこのままで良いのかというのは、おそらくもう今の時点で皆さん思われてると思うんですが、もう1度考え直していただきたいっていうのが、気持ちであります。

潰すのであれば、納得する形で潰す。全員が賛成するっていうのは無理ですが、やっぱりそこは今の状況ではいけないというのがここにいる誰もが思っていることだと思うので、お願したいと思います。

 

(司会)

ご意見ありがとうございます。

他にご意見ご質問とかございませんでしょうか。

 

(石部南小学校区 参加者Q)

石部南小学校区でございます。

私は今、市会議員をやらせてもらっています。小規模多機能自治の特別委員でございます。

先ほど元議員が言われました小規模多機能自治構想。私は賛成した側でございます。

賛成した我々が無能で反対した3人が有能ですか。それにものすごい憤りを感じております。小規模多機能自治構想に関しては、あくまで構想には賛成しました。それからの具体的な基本計画、実施計画、実施設計、そこまで話できておりません。

今、前に座っておられる市長のいろんな構想を聞いた時には、今この7つのまちづくり協議会では駄目やと、やっぱり中学校区単位でやりたいと。その理由として真ん中に野洲川がある。先ほど言われましたよね、1号線、草津線。これは東西で分断されてるわけです。

それが昔からの歴史でございます。そういった中で我々は基本構想には賛成しました。ただし、基本計画、うん。そこまで話しできておりません。これに関しては何ら賛成しておりません。

今度17日に皆さんの意見を集約して、そこで話が出ます。それを勘違いしないでください。賛成した議員の立場で物を申しております。真に腹が立っております。これほど怒ったのは久しぶりでございます。我々何もこの市のこと考えてないことない、一生懸命考えてる。

ただし、ここに座ってる人に言わせてください。前に座ってる皆さん方は、何1つこの計画はもうこういう計画を持っている、こういうふうに進めていく、それが何も出てこなくて、ただ意見に答えているだけ。これをすることによって、費用対効果、利用効果、これが住民の皆さんに還元するんだと、そういうことが何1つ出てこない。

それは皆さん何度も質問しますよ。質問ですよ。何も答えがない。それぐらいのことを考えてると思います。こうすることによってこうなる。今、基本構想だけでしょ。基本計画何1つ出てこない。

私は2回目の小規模多機能自治の委員会でも言いました。図書機能は補償できるのか。こういう話をしております。今日それに関して、質問がありましたが、具体的にどうなの、何も返ってこない。こういうことは、あなた方の中で何ら計画がないということなんでしょうかね。

これは石部に住んでる住民の皆さん、石部を利用される方は、それは皆さん反発しますよ。具体的にこうしていく、ああしていく、そのぐらいが良いと思います。

 

(司会)

ありがとうございます。他にご質問ございませんでしょうか。

 

(小学校区不明 参加者R)

私達には情報が少ないんです。この情報が少ない中で、本当に市民と行政が二人三脚でこのまちづくりをしようという時に、なかなか小規模多機能自治の構想に「うん」と言って、賛同して心からいっしょにやりましょうということがなかなか見えないんです。もうちょっと情報をいただきたいと思います。

私はこれで3回目に、こういうふうなタウンミーティング参加しましたけど、前の2回の時もおっしゃいましたが、数字が出ていない。これは大きいと思います。ぜひ、今回それが出てくるかなと思って楽しみにしてたんですけども、出てきませんでした。ぜひ明らかにしていただいて、市民が判断する基準の1つにしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

(司会)

すいません。では次、その上の方お願いします。

 

(石部南小学校区 参加者S)

石部南小学校区の人間です。大分時間押して参りましたので、ちょっと要望と質問を混ぜて発言をさせてもらいます。

まず1つ目なんですけれども、今日の課題になっております小規模多機能自治の件なんですけれども、やはり現状での課題についてですね、やはり課題に対して改善が必要や、改革が必要やというものに関しては、無くすとか無くなるとかいうのではなくって、良くなるという方向でですね、きちんと進めていただければ、改善が可能なんじゃないかな。やはり市民としては、それは望むべきことやと私は思っております。

次に区とかまち協についてなんですけど、特にまち協についてはですね、行政の評価と一般の市民の方々との評価との間で、相当開きがあると私は感じてます。

今回の小規模多機能自治の中核となっているのが、7つのまちづくり協議会というのがベースになるんではないでしょうか。自治会が支えて、まち協は何かと。でもその自治会が、地域性はあるけれども、いろいろ何がないとか、なんやかんや課題を抱えていて、解決策が見当たらないというのが、正直言って現状じゃないでしょうか。

行政がいろんな仕組みを構築していただいております。

例えば、支え合いというのもですね、国から県から、県は市に、湖南市は、市がどうしたんでしょうか。社会福祉協議会に丸投げをしたんではなかったのですか。社会福祉協議会さんに質問すると、いや、これは市の方からこういうふうに言われてます。市の方に言えば、これは社会福祉協議会さんにお願いをしてます、全額お金も渡しています。民間企業ではそれを丸投げと言います。

先ほど言いましたまち協への評価っていうのが、やはりそこら辺にあるのではないのかなと。市長が何回も災害時のことをを想定してですね、見守ってください、アンテナを張ってくださいっていうふうに、高齢者の方に対して要請をされました。行政は、やはりまちづくり協議会を設立したときに、おっしゃった言葉が、行政サービスの低下をみんなで補ってくれませんか。共に汗をかきましょうよ。車の両輪として一緒にやりましょうよということでした。

でも、最近の感じとしてはですね、予算をつけて渡したから勝手にやってくれるやろというふうな会計処理だけの業務をやってるように、感じる時が全てじゃないんですけれども、そういう時があります。その辺をですね、改善していただきまして、共に汗をかくっていう原点に戻り提案をいただければありがたいなと思います。

最後に1つだけちょっと質問なんですが、たぶん回答がもらえないとは思うんですが、湖南市には文化財っていうのがあります。湖南三山っていうので、一生懸命PRをされているというふうに思うんですが、各市にはですね、文化財審議委員会というのがあろうかと思うんですね。市の方で審議委員会は市民の代表というような形でですね、各団体の長が、そうであったり、団体の代表の方が参画されてると思うんですけれども、文化財審議委員会の委員のメンバーはですね、やはり文化財の専門職の方が確認されるわけですから、ほとんどの方が各市のですね、兼任をされてます。大津市も彦根市も兼任してるんですっていうふうな方が多いです。

湖南市は、文化財審議委員会をどういうふうなペースで開催されていらっしゃるんでしょうか。審議委員のメンバーの方、フルネームを言ってくれというつもりはございませんが、存在をですね、教育長ご存知でしょうか。

なぜそんなことを言うかといいますと、ある他の市の審議委員の方の話なんですが、

私、湖南市の審議委員なんですが、もうここ十数年審議会ないんですけど、私審議会委員の資格まだ残ってるんでしょうかということでした。だから文化財のことに関しても力を入れてる市、力を入れてない市っていうのは、市の活力というんですかね。そういうのはもうちょっとやっぱり、違うように思います。その辺ですね、ちょっとお知らせいただきまして、

またしっかりとですね、改善をしていただければありがたいなと思います。

以上です。

 

(環境経済部長)

文化財審議委員会のことでございますけども、実は文化財保護の業務がですね、昨年の4月から教育部の方から市長部局の環境経済部の方に来ております。それは文化財の保護という面とですね、文化財をしっかり保護していくために、それを一般の方に周知をしていく、観光面に活用していく、そういったことの情報発信という意味から、環境経済部、観光政策の方に来たわけでございます。

それまで、今お話あったように、なかなか審議委員会というのが開かれてなかったようでございますけども、昨年うちの方にいただきましてから、昨年で3回、今年でもうすでに1回文化財審議委員会を開催しております。

審議委員の方が今ご紹介いただいたように、文化財の各方面の専門家ですね、例えば建築であったり、技術であったり、埋蔵文化財であったり、そういう方の滋賀県内の有名な先生であったり、そういった方々が審議委員に当たっていただいております。ご紹介いただいたとおり、各市の審議委員を兼ねている方もおられまして、そういったことの、この市ではこういったことをされているよとか、そういう内容をご紹介いただきながら、今後の文化財保護の活用と、新たな文化財の認定に向けて、先日もご協議いただきましたので、今後そういう方向性をしっかり踏まえまして、文化財の保護と活用と、そういったことを進めて参りたいと考えております。

 

(司会)

他にご意見ご質問ございませんでしょうか。

 

(下田小学校区 参加者T)

最終のタウンミーティングです。是非とも発言したいと思いますので、よろしくお願いします。

来年、市長曰く湖南市になって20周年。記念式典をやるんや、こういうお話もありました。そういう中で市長はですね、合併協定書に縛られることはひとつもない。こういう説明、考えを述べられているわけです。それではですねえ、この協定書に沿って、そして新市建設計画っていうのが出されて、これには職員の皆さん、それぞれ目を通していただいたんでしょうか。あまりにも現実と差がありすぎる。取り組みの姿勢も含めて。私はここを指摘したいというふうに思います。

ですからそういう点で、小規模多機能自治こういった構想を出す時に、これも合わせて議論がされたかどうかということと、それからもう1点は公共施設。これについてのですね、総合管理計画というのが、個別計画というのがあります。先ほどから何度もね、その計画に則ってやるんだ。こういうことが強調されています。

私はここであえて言いますけども、その計画はどこでどう誰が責任持って作られたんですかね。行政レベルではないんですかと私は問いかけたい。そこをね、しっかり押さえる必要があるというふうに思っています。

それも含めて、今回の構想のこういった形での市民に対する提起については、しっかりとした我々市民に説明しなきゃならないようなと思っております。そこの点を1つどう思っておられるか、お答えを願いたいと思います。

それからですね。もう皆さんも合併して良かったか、という参加者の質問があったと思います。拍手が多かったと思いますよ。つまり良いことはない。私もずっと市民の中に周っておりまして、合併して良かった、こういう声はほとんど聞こえない。私は下田に住んでおりますので、1番湖南市の端っこ。生田市長が紹介されたように7.3キロですか、離れているところに住んでるわけですが。非常に下田の出張所も、市内にあった6つの出張所が一気に廃止をされました。こういうところからね、市民にはしみついてきている。合併するんじゃなかったな、こんな思いがあるのではないかというふうに思います。どんなことが起こってきたかというと、時間がありませんので言いますが、出張所の廃止と同時に、岩根の診療所の休診日、石部診療所の入院業務の中止、こういったところがあります。

それからですね、病床の廃止、小児科の移転、保育所の民間委託を進めて、こういう形で進めてきた。そして今は高松公園ですね、実際皆さん見ていただいたでしょうか。草がボーボーで本当にひどい状況にあって、あれは湖南市の顔やな、こういうこと言われる方もございます。それを10月から売りに出す、産業用地で売ってしまう、売ってしまったら元に戻りません。こういうことで市民の声は非常に強いですね、残して欲しい、こういう思いが出されています。

このようにですね、私挙げただけでもかなりあるんですよ。苦しさの問題も含めていった時も多くあるんです。だからそういうところ、私はやっぱり、合併して良かったという声が出てこない。

図書館が共同して使える。菩提寺の方々も喜んでございました。その図書館潰すんでしょ、無くなるんでしょ、1つも良いことない、そういう声がさらに強まる。そういう状況にあります。

私はね、地方自治の本旨とは、団体自治と住民自治の2つから成っていると思います。

1つは住民の権利の確認。2つ目には、地方公共団体の自主性、自立性とその強化。3つ目は地方公共団体の行政の公正確保。こういった湖南市になって広い地域になりました。やっぱり地域によって不公平があったらならん。このことを市長よくよく分かっていただきたい。こういうふうに思います。そういうところで、私はやっぱりこういった、地方自治のですね、3原則の基本に立って物事を進める考えが、私は必要だというふうに思います。

この20年の節目を私はやはり、この新市建設計画と合わせ、どうや。ここの点での、生田市政、それも含めて行政の皆さん、湖南市として、やはりきちっとした総括をすべき。こう私は考えますが、どうでしょうか。

そうして初めて新たな仕組みを作り出していくと。何の反省もなし、何の総括もなし、私はこのように思っております。どうでしょうか。そういったように総括する、こういう決意をぜひ市長是非していただきたい、こう思います。新たに道が開けると思います。これはきっちりやっていけば、それから少子高齢化がどんどん進んでおりますが、これを4ブロックにですね、小規模多機能自治の構成でありますけども、地方自治の本旨、三原則を満たすことに本当になるのか。

これ私は行政の方々に言うだけじゃなくて、住民自治の立場から言っても住民もしっかりと自治を考えなきゃならん。こういうふうに思っております。私は、この市政を考える会の代表しておりますので、いつもそういった議論をやっております。そういったところも住民の中でもきちっとやって、本当に我々の力で、この湖南市を良くしていく。こういうことが今求められてるというふうに思います。

どうでしょうか私の提案で、しっかりした総括をしていただけるでしょうか。お答え願いたいと思います。よろしくお願いします。

 

(市長)

私から、話しさせてもらう部分がございます。あとはまたみんなに任せますけど。

石部と甲西が一緒になった時に、一緒になっていこうやということを決めた。それを元に戻すということは、皆さんお考えになっておられないというふうに思っております。

それと、新市の建設にあたって、あの段階で合併する時に決められたことというのがございます。でも決められなかったことがたくさんございます。例えば各施設については、住民の利便性に配慮しながら、拡充、継続、統合、転用を検討する。それから、それぞれの事情を尊重しながら、統合、整備に努めるものとする。という言葉は悪いですが、非常に曖昧な文章が並んでおります。それは次の時代どういう時代になるかわからへんので。あるいは、当初計画してたとおりにことが進むかわからんので。それをその時その時生きてる者たちを縛るということはしないでおこうという形でありましたので、こういう表現の仕方をしております。

最近は特にコロナが流行りました。人と人との繋がり方も変わりまして、予想以上にデジタル化が進んでおりますし、そういう時代に入ってしまったということも事実であり、その中で今生きてるものが今考えられること、それから想像できることを今我々が次の時代の準備できることを準備しようとしてるだけでありまして、それ以上のものでもありません。

こういう形でありまして、そういう意味で、Tさんが言われますが、合併協定書に縛られることがないという意味はそこにございます。そういう意味で申しました。それから、各施設の総合管理計画とか個別計画を作って、どこで承認を得てるんやというお話がございましたが、その都度その都度、あらゆるところとは言いませんが、できるだけ情報を出しながら、自分たちの迷ってることも言いながら、時代に合わせてみんなで知恵を出しながら、議会にも諮りながら、いろんなメディアというか、情報を伝えられる手段を使ってやってきたことも確かです。完璧か言うたらそうでないというのは確かにございますが、それなりに努力して、今日に来てるということも事実でございます。

ですから、合併する前から合併してからも一貫して、どうしたら良いかな、どうしたら良いかなということをずっとみんなで考えてきたこともあるし。皆さん方も考えていただいて今日になってきてるんだと思います。

これが私の考えでございまして、何回も申します。スケジュールありきではありませんが、粛々とやらなきゃならない時代はそこまで来てるということも確かでございますし、今あるサービスをなしにするということではありません。次の時代に合わせて準備していこうかという形でございまして。次の時代、捨てたものではないということを示しながらいこうとしてるだけでありまして、ここで全部切ってしまって問答無用と言ってるわけではございません。これが私の考えでございます。

またの機会に説明させていただきますが、私としては何回でも申します。準備したい。準備しなきゃならんと思ってます。先ほどお話ございましたが、甲賀市にはまだ5ブロックに残ってます。あれが理想ですか。旧町の形を残してるのは、我々が目指すべき方向でしょうか。

さらにその次の時代の準備をしなきゃならんのじゃないでしょうか。うちとこのまちも人口が、正直申しまして減ってないように見えますが、3500人ぐらい減ってます。これは、外国の方が増えておられる。甲賀市、すでにいくら人口が減ってるかということを考えたら、すべて甲賀市のやり方だけが正しいとは思いません。彼らも悩んでおります。それぞれのまちが悩みながら、迷いながら進んでるのも確かでございます。これはまたの機会に申しますけども。何卒少しご理解いただけたらと思います。

 

(下田小学校区 参加者T)

市長、私が聞いたことはね、合併協定書に基づいて新市建設計画が出てることはご存知ですかね。57ページにございます。全部読ませていただきました。良いことを書いてます。だけどね、今どうなってるのか、何をしようとしてるのか生田市長は。ここなんです。

図書館についてはどう書いてあるか、ご存知ですか。そして公園、これについてどう書いているか。スポーツ施設についてどう書いてるか。今あなた方これに手を付けようとしているわけです。文化スポーツ、非常に大事な分野です。これに手をつけようとしてるわけですから、もっと図書館が、私の個人的な考えもありますけれど、私議員をやった時に、下田に図書館の分館を建ててください。これを主張してきました。なりませんでしたけど、それほど図書館は必要なんです。ここにお金を入れたら、必ず湖南市は豊かになります。

知恵袋になるんですよ。そういう子どもたちを育てるという気にならないんですか。そしてまたスポーツ施設は、我々年寄りも含めてね。これは寿命を延ばす。そういう施策として考えられないんですか。それが湖南市を健康なまちづくりで豊かにしていく、そういうものになってると私は思うんです。そのように私は考えるべきだと思うんですが。市長がそういう答えが出てこないというのはこれ読んでないですね。読みましたか。

 

(市長)

はい。

 

(下田小学校区 参加者T)

そしたらどうして話を聞いたら、これはほっぽり出しておいて、私はこの小規模多機能自治でいく。こんなふうにすぐに一足飛びに行きますか普通は。とんでもないことですよ、市民はそこに怒ってるんです。中身が分かってない市民は。私らもそうです。あなた方の考えてることが、どう説明された。どうですか、ひとつお答えください。

 

(市長)

Tさんがずっと一貫して言われていることは私も理解しております。1つのお考えだと思ってます。しかしながら私は、Tさんその考えに賛同はいたしません。これが私の結論であります。また、Tさんと話し合う場があると思います。よろしくお願いいたします。

 

(下田小学校区 参加者T)

私だけじゃなくて市民が言っておられるんですよ。

 

(市長)

市民という言葉はここにおいて使わないでお願いしたい。私も市民です。

 

(下田小学校区 参加者T)

市民に推されて市長になったんやんか。

 

(市長)

市民がどう考えるかという言葉づかいは、ここに来られたみなさん。それぞれ個人個人が市民であります。

以上です。

 

(司会)

先ほどから手を挙げておられる方お願します。

 

(石部小学校区 参加者U)

石部小学校区です。私は今、石部の学童保育所で働いてます。石部学童保育所は16年前まで、石部保育園の隣のたんぽぽハウスを間借りして保育してて、そのあと十禅寺公園のところに専用施設を建ててくださいました。子どもが増えて、6年前にちょっと専用施設だけでは足りなくなって、保健センターを間借りして保育始めたんですけれども、4、5年前に西庁舎建て壊しっていうところで、東庁舎建て直しって聞いて、えらいこっちゃってなって説明会に参加しました。

保健センター間借りしてた時だったんで、取り壊しかな、子どもはどこ行くんかな、場所はどこかなあとすごい不安だったんですけど、その東庁舎建て直しの話しが無くなって、なんだかんだして保健センターの耐震の問題で、ちょっとまた移動しないといけないってなって、今は十禅寺公園の隣りの施設と石部小学校の中の一室と保育園の隣のたんぽぽハウスの支援センター事業もされてるところを間借りする形で、3ヶ所でバラバラの環境で保育をしてます。

環境もバラバラで定員もバラバラの中で、毎年クラス替えしてるんですけど、子どもたちが先生、来年僕たちどこのクラスや、友達と一緒になれるって子ども声が毎年あって、保護者さんも不安の声があってっていう中で毎年やってるんですけど、何年か前から市の担当課の方に、近くで一緒の環境で保育したいなということをちょっとお願いさせてもらったりとか、保育所、自治会の方にも集会場を借りたりとかしながら保育をやってます。

小規模多機能自治で子どもに関する窓口とかも、それは地域のことなんでっていうことになってしまうのかなあという不安が今あります。そこがどうなっていくのかなというところで不安に思ってるのと、同じ質問を7月26日に石部のまち協さんが主催された勉強会で、そのことをちょっと聞いたんですけど、ちょっとバラバラということで、子育て未来会議でも話してますっていうことと、ここのホールと図書館を取り壊しになって、新しいまちセンができたら用地はありますっていう感じで、おっしゃってたんですけれども、ここまで石小から帰って来れる子どもたちばっかりでもないのかなっていう不安とかの、いろんな子どもたちも思ってることがあるし、保護者も思ってることがあるし、指導員も思ってることがあるしというところがあるので、これはお願いなんですけど、検討ってなった時にちゃんとその現場の声を届ける場を作って欲しいということでお願いしたいと思います。

それが学童保育所のことと、あともう1個がすいません、私初めてこのタウンミーティングに恥ずかしながら参加したんですけれども、湖南市ってすごい子育てに力入れておられてすごい素敵な市やし、私も子どもを育てながら働いてて、このまま湖南市で子ども育てたいなと思ってるんですけれども、こういうタウンミーティングが、もうちょっとお母さんとか小さい子どもを連れて参加しやすいところであったら良いなと思って、今日もちょっとウロウロしてたんですけど、ロビーで例えばここの音が聞こえたら、外でも聞けるし、他の会場がもしかしたらやっておられるかもしれないんですけれども、今日ちょっと思った感想でした。すいませんありがとうございます。

 

(子ども未来応援部長)

ありがとうございます。

学童の担当しておりますので、今のご意見を参考に聞かせていただきたいと思いますし、石部の学童保育所様につきましては、3ヶ所で対応していただいて、指導員の皆様に対しましても、子どもの保育に関しましてもいろいろとご不便等々おかけしていることは承知をしております。

学童保育所につきましては市内全域少子化になっておりますが、学童保育所に入れられる保護者の方っていうのは、年々増えておりまして、ただどこかで高止まりになるっていう傾向がございます。

今後におきましても、そういう推計を見守りながら、子どもがなるべく学校から遠くに行かなくてもいいような形で、場所の設定も含め、今回の小規模多機能のこの構想の中で、土地の問題のことでおっしゃっていただきましたけれども、そういうことも視野に入れながら検討していく時には、またご意見等をお伺いしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(司会)

他にご意見ございませんでしょうか。よろしいでしょうか。

 

(市長)

ちょっとだけ聞いてください。自分は自分なりに考えて、予想してきたことがございます。

おそらくこういう内容で、会場からご質問が出るやろなと思ってきたから。1つ目は、ことを拙速に進めるな。2つ目は、石部文化総合センターを潰すな。3つ目、同じことだと思うんですけど、石部文化ホール石部図書館は廃止しないで。合併協定書にそんなこと書いてないでと言われるだろうなと予想してました。

それから、解体後の潰した後の青写真がない、具体的内容がないとおっしゃるだろうと思っていました。石部の皆さんに何の説明もしてないやないかとおっしゃるだろう。それから、33年しか経っていない、新耐震基準にもクリアしてる、ここも何で解体を急ぐねん、市民の声を聞かんのか、それからまち協に何をしろと言うのか、何の負担をかけるのか、何で石部からなのか、これらは想定してきました。想定内のご質問であったと思います。

これにつきましては、自分なりに答えを準備してきて、説明の仕方がまずいかもわかりませんが、次の時代に必要なものを準備させてもらいたいということを言うたつもりであります。足らないとおっしゃるなら足らないのかもしれませんが、何もないやんかというお言葉は、非常に辛いです。非常に決め言葉がたくさんありましたけど、立場上ここから皆さん方に言える立場じゃありません。今日はお話をお伺いしてというつもりで来ております。

説明不足、説明が足らんということは、これは言われるかなと思っておりますが、次の時代の準備のためには、ある面においてはどこから始めなきゃならんかというその手順でございます。

合併しました。その後も、どういうまちを作っていくかいうことを、その都度その都度先輩たちが検討し、皆さんには諮ってきたことも確かでございますが、足らんと言うたら足らんかもわかりませんが、そしてこういう事態になっております。

時代は予想できない部分がありますし、全部示すことができない部分がございます。しかしながら、手探りの状態においても進まなければならない。まちづくりでございますし、人づくりだと思っております。頑張って説明をさせていただきますし、ご理解賜るようにしますが、進めさせていただきたいと思っております。

以上でございます。

 

(司会)

たくさんご意見をいただきまして本当にありがとうございます。受付の時にお渡しさせていただきましたアンケート用紙も是非ともご記入いただいて、ご意見いただきたいなと思っております。よろしくお願いいたします。

それでは閉会に当たりまして、湖南市教育長がご挨拶申し上げます。

 

(教育長)

本日ご参会の皆様、まことにありがとうございました。

市内の小中学校を預かる私といたしましては、皆様のこの姿を、このタウンミーティングを小中学生に見せたいな、そのように思いました。皆様がこのまちについて熱く思ってくださるこの気持ち、子どもたちも見せたいな、そのように思いました。

改めて、私たちはまちづくりって地域の課題をしっかりと把握し、そして提案し、市民の皆様と一緒に実現していく、そのことが大事やということを、このタウンミーティングをもって、私たち自身学ぶことができました。このタウンミーティングに当たりまして、私たち市役所の職員も対話を重ねて参りました。市長が次の時代の準備をしようじゃないか。

目つきを変えてこのタウンミーティングに臨んでいこうと、しっかりとご意見、ご質問を私たちしっかり受けとめよう、そのような指示の中で臨んでおります。そして今日思いました。

ベビーカーに子どもを乗せて、そうまでしてもここに足を運んでくださる方がいらっしゃる、本当にありがたいなと思っています。

いくら市が総合戦略とか、そんなことを考えましても、このように主体的に足を運んでくださる方がいらっしゃらないと、私たちがこういったことを進めていくことができません。

本当にありがとうございました。

実は小中学生の全国学力学習状況調査で、湖南市の子どもたちがこのような答えをしています。自分の地元で地域行事に出る、参加する、このことが湖南市の子どもたち、県それから全国と比べても本当に高いんです。つまり、地域の方々が市内の小中学生を本当に大事にしてくださってるという、そういう結果が表れています。

ですので、今の小中学生も皆様と同じように、自分のまちを自分でつくっていきたい。そして私たち行政は皆様と一緒に共に汗を流すということをおっしゃいました。そのことを肝に銘じて進めて参りたいと思います。

本日は長時間にわたりまして、最後までご参加いただきまして、本当にありがとうございました。

 

(司会)

それではこれをもちまして、湖南市タウンミーティングを終了させていただきたいと思います。お帰りの際はお忘れ物などございませんようよろしくお願いします。ありがとうございました。

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