タウンミーティング会議録(市民学習交流センター)

更新日:2023年09月12日

令和5年度第2回タウンミーティング会議録

日時 令和5年7月22日(土曜日)午後1時から午後3時20分まで

場所 市民学習交流センター(サンヒルズ甲西)

テーマ「湖南市小規模多機能自治の推進について」

出席者 51名

市民学習交流センター

発言については、音声を録音したものをできる限り正確に再現するよう努めておりますが、不明瞭な部分は修正を加えています。また、発言内容のうち個人名や事業所名などが特定できる部分を削除していますのでご了承ください。

会議録

(司会)

ご参加いただきまして、厚く御礼申し上げます。

開会に先立ち1点お願いがございます。申し訳ございませんが、携帯電話をお持ちの方は電源を切っていただくか、マナーモードに切り換えていただきますようお願いいたします。

本日の進め方でございますが、初めに担当職員より湖南市版小規模多機能自治の推進についての概要説明をさせていただきます。その後、皆様からのご意見やご質問をいただきたいと考えております。

また、本日皆様から頂戴しましたご意見等につきましては、後日、市のホームページで公開する予定をさせていただいております。そのため、録音の会場の様子など、写真撮影をいたしますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

それでは、開会に先立ちまして、湖南市長生田邦夫が開会のご挨拶を申し上げます。

 

(市長)

皆さんご苦労様でございます。集まっていただきましてありがとうございます。

コロナが少し流行ってきております。そういう意味からすると今までと同じく、注意しながら、それぞれがそれぞれ自分のところにおいて、注意しながらお願いしたいと思います。

6回目のワクチンの接種が終わりまして、9月からは7回目のワクチンの接種の準備をしておりますが、今のところ、予定通り進めていきたいと思っております。9月から始める準備をしております。7回目でございます。

さて今日はタウンミーティング、先日三雲のコミュニティセンターでありまして、今日はそういう形で2回目でございます。あと3回目、4回目という形になります。何卒、いろんなお考えがあると思いますので、またいろいろ教えていただきたいところでございますので、よろしくお願い申し上げます。

合併しまして、来年で20年でございます。湖南市になりまして20年でございますが、思っていたこと、できていること、できてないこと。あるいは、特にコロナがはやりましたので、スピード感。時代が移り変わるのが非常に早いなというふうに思っています。準備しておかなきゃならなかったこと、今申しましたようにできていないこと。あるいは、最初は思っていたことと違うことが出てきておりますので、それはそれなりにその場その場で生きている者たちが、軌道修正しながら、進めていかなきゃならん。迷いながらも前へ進まなきゃならんというふうに思っています。

皆さんのご意見を承りながら、まちづくり人づくりを進めていきたいと思いますので、今日は何卒、時間で切るということはおそらくないということでございまして。

 

(事務局)

はい。

 

(市長)

ということでございますので、よろしくお願い申し上げます。どうもありがとうございます。

 

(司会)

それでは、湖南市総合政策部次長から湖南市版小規模多機能自治の推進についてご説明をさせていただきます。

(司会)

それでは、これから意見交換に入りたいと思いますが、本日は今、説明させていただきました、湖南市版小規模多機能自治について、皆さんのご意見をお聞かせいただきたいと考えております。

また今後の参考とさせていただきたいので、ご発言の前にお住まいの小学校区のみで結構ですので、教えていただき、ご発言をお願いいたします。このタウンミーティングでは、多くの皆様からご発言いただきたいと考えておりますので、大変申し訳ございませんが、まずはお1人1つ2つずつぐらいで、ご意見、ご質問を頂戴したいと思います。

一通り、多くの皆様からご意見をいただいた後に、また改めて、マイクをまわさせていただきたいと考えておりますので、ご協力よろしくお願いいたします。

ではどなたからでも結構でございます。ただいまの説明について、ご意見、ご質問のある方、挙手をお願いいたします。

 

(菩提寺小学校区 参加者A)

今回、資料を見せていただいて、特に現在の行政サービスは維持します。この文言が最初にはっきり目に付かせていただきました。

それでちょっと私、焦点絞らしていただきます。ていうのは、私長らく旧甲西町の時の図書館協議会及び合併してからの図書館協議会の方で長らく従事させていただきました。甲西図書館が初めてできたときには、全国から見学者が集まってくる。そしていろんな催し物あの当時、クリスマスとか、それからコンサートとか、多機能のことをやられて、また石部町と合併した時には、石部町の方からよく聞かれたのは、合併して一番良くなったのは、充実した甲西図書館も一緒に使えることになるという発言がたくさんありました。

話を進めさせていただきますと、今回石部図書館をもう廃止してっていうのはもう私は理解しております。これから人口の少なくなっていった時に、そして逆に拠点が4つできるという意味では、ピンチはチャンス、いいことだと思っております。

ただ、図書館が減ったとしても、蔵書はたくさん残りますし、それを4つの拠点で有効活用していただけるという意味では、なかなか良い市長さんのアイデア、これは進めていただきたいと思っております。ただ、まず今石部にはたくさんの蔵書がございます。これは皆さんの税金で買った公のものです。面積2つが1つになるいうけれども、それの有効活用として4拠点の方に分散して、安易な本の除籍とかいうことじゃなくて、これはもちろん皆さんの税金でたまったもの。図書館の方でも過去に住民1人当たりの年間の購入量からいうと、自分で本を買うよりも、これだけのメリットがあるということも示唆されています。

それで要望としては、石部の蔵書を有効活用して、しかも使いやすく4ヶ所で活用していただきたいのが1点。

それからもう1点は、今も会長はじめ、図書館協議会の委員さん、頑張っていろんな住民の声を吸い上げておられます。この間も教育長さんが私傍聴させていただいたんですけども。いろんな声のくみ取りどうもありがとうございました。今後とも図書館協議会の方々からの意見の吸い上げ、そして、現在の進行状況とかそういうことをいろいろ委員さんに教えていただければありがたいと思っています。

以上でございます。

 

(教育部長)

はい。ご意見ありがとうございました。

ただいまいただきましたご意見ですけれども、石部の蔵書を4つになる拠点になるところにおいて、活用して欲しいというようなご意見でございました。

このことにつきましてはそれぞれの小規模多機能自治センターになる施設の部屋の状況であったりとか、使い方というところもしっかりと住民の皆様と協議をしながら、そういうふうな活用ができるものなのかどうなのかということを検証させていただきながら進めて参りたいというふうに考えております。要望として、こういったご意見をいただいておりますことを承知いたしました。

また先ほども図書館協議会の方からもいろんな意見が出ているということも聞かせていただいております。私の方も出席させていただきましたが、その辺もまた図書館協議会の方ともしっかりとお話をしながら、どういった形で蔵書の活用方法などしていけるのかということを、皆様も含めまして考えていきたいというふうに思いますのでよろしくお願いいたします。

 

(三雲東小学校区 参加者B)

私参加は2回目です。

かなり前の話ですけれども、谷畑市政の際に、東庁舎建て替えに関する問題というのが起きました。大体7年前のことです。湖南市民がこれではいけないということで、これまで初めての民主的な団体であります、市政を考える会を立ち上げ、取り組みを行いました。もったいない、税金の無駄遣い、耐震補強で安心長持ちを要望するということで、市民の声をまとめ要望した結果、建て替えということはなくなりました。耐震補強の予算というのも組んでいただいたという現状があります。

また、令和3年度からは、小中学生の医療費無償化。そして、中学校の給食無料化というのが令和5年度から実現となりました。これは我々の民主的な取り組みであります、市政を考える会の運動をしてきた結果、成果であるように思っております。

次に、令和元年6月、住民投票条例制定を求め、住民から署名をいただき、3768筆を集めることができました。署名の条件は873名以上というものがあるにもかかわらず、市議会では否決されました。地元代表者の議員の方はなぜ反対されたのでしょうか、疑問に思います。これまでの市民の声などを無視されたようで、行政側の都合のよい政策を頼るばかりで大変残念、疑問に思います。例えば公共施設の統廃合計画。これについての課題も、市民が知らないという状況です。なぜ今までに知らせるっていうことがなかったのでしょうか。

これでいいんでしょうか。公共施設は、誰のものなのでしょうか。主権者は誰かということが、問われています。ここで開かれましたタウンミーティングのテーマ、目的の通り、市民主体のまちづくりを推進するため理解を深めることを目的とし、市長と一緒に考えてみませんか。このことは、最も大切なので、市民目線で考えてもらいたいと思います。

今回も小規模多機能自治の推進について、説明をいただきましたが、前回まず私が参加したんですが、公共施設等の統廃合の質問もさせていただきました。けれども、回答が希望するようなものではなく、曖昧なままでした。公共施設の総合管理計画も含めて、小規模多機能自治が縮小されるようなことにならないのか、大変疑問に思っております。

課題も1回だけでは終わらないと思っております。継続的に市民とともに歩んでよりよい市政になるよう、頑張っていただきたいと願っています。

最後になりましたが、市民の皆さん頑張りましょう、頑張りましょう。よろしくお願いします。ありがとうございます。

 

(石部小学校区 参加者C)

今回初めて聞かせていただきました。この市で、この小規模多機能自治をなぜ始めるかというその理由に、3ページに理由が書いています担い手不足、経済財政規模の縮小、行政サービスの存続ということになっていますけど、こういうことを考えたときに、湖南市だけの問題じゃなくて、他市との合併によってそういう行政の効率化とか、そういうものである程度、今の問題を克服することができないのかどうか。その辺のことをお聞かせ願えればありがたいと思います。

 

(市長)

すいません。今のCさんのご質問に、合併に1番最初から加わった1人として、分かる範囲で申します。その前に先ほどのBさんのご質問の中で、多少、考え方も違いますし、進めてきた手順も違ったというふうに思いますので、これは後で時間があったらにします。今お話の合併について、日本が抱えている問題であるのでという形のご質問だったと思いますが、そもそも具体的に言いますと甲賀は7町ございまして、まずとりあえず7町で1つにならないかと。いろんな町の問題を解決するにあたって、合併しようという考え方。7つあるいは2町で合併しよう、あるいは合併せんとこという考えがあったと思う。

それは人口減少、それからいろんな問題におけるサービスが落ちるということについて、解決する方法としては、どの形でいくかという形だったと思います。とりあえず2町で石部と甲西が合併することで、とりあえずいこうということになったことが、いきさつとしてあったと思います。今後将来としては平成の合併だけでは物足りないということもあるでしょうが、いやこれ2町で合併したことですらサービスが落ちていったやないか。もう1度考え直そうじゃないかということもあるかもしれません。それは今後の課題としてあると思いますので、考えていきたいと思いますし、そのあと平成の大合併のあとさらに合併するかどうかは、まだ検討中でありますし、具体的な俎上には載ってないというふうに思っております。

 

(菩提寺小学校区 参加者D)

この小規模多機能自治お聞かせいただいたんですけども、仕組みとしては非常にいい仕組みだと思います。高齢者が増えるのに、東庁舎までいろんなサービスを受けに行かなあかんのが、近くのコミュニティセンターなりまちづくりセンターで受けられるっていうのは非常にいいかなと思うんですけども。今このまちづくり協議会についてなんですけども、ここにさっきおっしゃられたような地域でいろんな問題を解決するっていう、何かシステムにはちょっとなってないかなと思う点が非常に多いです。

実際、私も区長としてまちづくり協議会出席しているんですけども、結局は区でということになってしまいます。で、菩提寺だと菩提寺区全体で問題とか、そういう解決の方法っていうのは、全然議論もされてないですし、目標も設定されてないですし、実施もされていません。で、これなんでかなっていうことを考えてたらですね、やっぱり誰かが何かでアドバイスするっていうシステムが結局ないということだと思います。まち協に任せたら任せっぱなし、やりっ放し、お金出しっ放し、でも結果はどうかっていうのが非常に見えます。

今後この共助の部分がまち協と区でやられると思うんですけども、誰かがそこでチェックっていう機能が必要かなというふうに思います。その辺どう考えているかお聞かせ願います。

 

(総合政策部長)

貴重なご意見ありがとうございます。

まちづくり協議会につきましては、今現在、地域でやっていただいておるんですが、やはりイベント重視という形になっておりまして、その地域の身近な問題の改善についても、しっかりやっていかなきゃいけないという意識をもってサポートが必要だと考えておるところでございます。

この度、小規模多機能自治センターを作りますと、そういうまちづくり協議会をしっかり、そこが指導、育成できるような形でやっていきたいと思っておるところでございます。

やはりまちづくり協議会では、イベントを中心に地域の皆さんで、コミュニティをやっていただいておるんですが、今後につきましては、やはり今、子ども食堂とか、高齢者の見守り、子どもの見守り、ここに入っておりますが、そちらの方をしっかりやっていくような方向で進めていきたいと思っているところでございます。

 

(下田小学校区 参加者E)

前回までちょっといろいろお聞かせいただいて、やはりこうあるべき姿として、人口減少、特にまた高齢化率が上がったということと、それから、それに従って、いわゆる湖南市の財政、これは当然のように歳入も減ってくると思うんですね。そういったところで、行政のサービスが、今現在皆さん方に満足してもらえるかという、継続していくか、いろいろ考えるとちょっと難しいな。そういう意味では、共助というところがやはり大きくウエイトを占めていくのかなと思うんですけども。実際私は区長をさせていただいて、悩んでいるところなんです。こうありたい、あるべき姿、しかしここにも書いてありますよね。今後担い手も少なくなる。どういうふうに共助のウエイトを高めていくか、これどういうふうな形でね、悩みどころなんですよね。あるべき姿と逆行していくような形。ますます共助のところは逆に低下するんちゃうかな。

その辺をね、やはり行政と我々はどのように協力していくかというところを、さっき地域包括支援センターができて、こんなところがあるんやけど、単純になかなかいかないんですね。いろんなところが行政から丸投げになるような形だけは、絶対避けてください。これは今現在でも、共助のところで悩んでいるところなんです。ここにも端的に書かれています。防災関係。これ端的に例を挙げてみますと、我々の消火訓練、ホース持てないんですよ。どうやって防災できますか。そんな悩み抱えているんですよ。

私は反対じゃないですよ。あるべき姿、これはよく理解できます。しかしあるべき姿にどのように近づけていくか。これ、我々と行政の方でよほど綿密な連携とっていかんとできないというふうに思うんですよ。

 

(総合政策部長)

確かに人口減少で担い手がなくなると共助が少なくなるということ、今ご指摘をいただきました。

ただ、思いといたしましては、主に共助の中でもまず近隣の方、昔のね、住んでおられるところの近所の方。近所の方がどこに例えばおられて、どこに住んでおられて、逆に防災でホース持てないけれどもしっかり逃げるということ、そこの命を助けるということが大事になってくるのではないかなと個人的には思っているところでございます。また、先ほどごみ出しの話もありましたけど、ごみを出せないというところに、じゃあ行ってあげるよとか、そういった共助は、本当に近所の中で、人と人との助け合いの中で、できるんではないかなと、思っているところでございます。この部分について行政もしっかり認識をしながら、共助について、丸投げすることなくという話もありましたが、しっかり市民の方と、いろいろな議論を繰り返しながら、やはりこのまちづくり、小規模多機能自治を進めていきたいと思いますので、ご理解の方よろしくお願いしたいと思います。

 

(下田小学校区 参加者E)

決して反論はしませんが、実は避難行動要支援者。これ3ヶ月に1回ぐらい触れますよね。これ、どういうふうに我々困っているかご存知ですか。行政は楽なんですよ、はっきり言わせてもらって。こういうふうな問い合わせがあった。個人情報について同意しますか。条件満たせば、要支援者になるんですね。その書類くるわけ。

で、そこ行って、こういった間取りであるとかな、緊急連絡先とか全部調べて提出をしてくれ。近所の方、誰も受けてくれないんですよ。いざいう時に助けてくれますか言っても無理です。誰がやるんですか。そんな簡単なもんじゃないんですよ。だから我々悩んでいるんですわ。そういうな形にならないでしょうね。そうでないと共助がしっかりできなくなる。

今現在はやっていますよ我々、ごみ捨てもね。持っていけない人、自治会の人と頑張って。うん。やってくれているんですよ。これは本当にこれから先、我々も5年したら80、できなくなる。じゃあ次の担い手さんがやってくれるかと言ったらなかなか。いや、やってくれるかどうかわかりません。やっていってもらえるような活動をせないかんと思いますけども。その辺を十分理解してもらわんとね。絵に描いた餅いくら描いてもらってもダメなんですよ。しっかりお願いしたいな。

 

(菩提寺小学校区 参加者F)

甲西北中学校区です。小規模多機能自治における自治会会員の位置付けと役割はどうなりますか。

 

(総合政策部長)

この辺りをどうしていくのかっていうのは、1つの課題ということは常々認識しているところでございます。自治会からまちづくり協議会、地域の中で代表者会議が具体的に開催されておりまして、自治会とまちづくり協議会が協力してやっていこうという位置付けをさせていただいているところでございます。

その中で、まちづくり協議会も先ほど言われましたように、ちょっとイベント系になっているということで、その辺も持続可能な住みやすいまちづくりをするため、小規模多機能自治センターを置いて、まちづくり協議会にもしっかりとアドバイス等していけたらなと思っているところでございます。

 

(菩提寺小学校区 参加者F)

何て言うかな、高齢化でね。病気の方が非常に多いと。そういう中で、何て言うかな。

多機能自治から除外してもらうと。老老介護、闘病中、ヤングケアラー、ひとり親、そういう人は何もできないんだよ。また今度は認知症基本法ができたね。6月国会で。

そうすると、認知症の家族がいたら、そちらの方のサポートせないかんや。そうすると、今言ったような小規模多機能自治なんかに協力できないわけ。

だからそういう今言ったようなケースはどうされますの。闘病中、ヤングケアラー、ひとり親。老老介護、こういうケースはどうされますか。

 

(市長)

話がずれてしまう。Fさんね、根本的なところにおいての考え方はね、違うて。すべてそこに住んでいるものは家族単位でも個人単位でも小規模多機能自治という形のメンバー構成。そこから省くということはありえない。みんなが助け合ってやっていこうということでね、その地域の中で生活しているものが除外されるということは1人としてあらへん。これが基本的な考え方やから違うって。

あとは、これが押さえなきゃならんとこや。ほんで、さっきEさん言わはったけどね。私も年を重ねました。私が消防のホース持って何かするってことはあらへん。普段からしなきゃならんのは、どこでどういう人たちがどういう生活しているかということをリアルタイムで把握してなきゃならんのだけれども、新しいことしようと思ったときに、そんな急にはできない。個人情報の問題もあるから。

ただ、しかしながら要するに助けに行かなきゃならんということはお互い思っておいて欲しいのと。今、たちまち使い物になる情報を提供しなあかんねんけども。普段からオープンにできひん情報がありますやん。個人情報というのは、あかんやん。だからそこのところは、お互いがちゃんとアンテナ張ってやっていかなしょうがないねん。これはこの日本における今個人情報のところの互いを持ち合いするということはできへんから、仕方がないねん。そやけども地域においての1番新しい情報を持ってなあかんねん。そこやねん。

 

(下田小学校区 参加者E)

情報を持っていたかって、いざという時、役に立たない。実際に活動する時に分からない。じゃあ私のまわりみんな助けないといけない人ばっかり。言うてみたら私も助けてもらわないといけない。

担い手の中で協力してもらって理解してもらってやれる地域づくりに悩んでいるということが言いたい。

 

(市長)

ごめんなさい。もうしつこく言わないけれど、おそらく個人情報を一番知っているのは、行政ではない。それから地域でもない。今現在の状況の中で、個人情報一番知っていて、一番今現在準備できているのは、医療機関と介護機関。これ一番新しい情報を持っていますが、それは普段から出せるものではないのです。いざという時の準備をそれぞれ水面下において準備をしております。

以上です。

 

(菩提寺小学校区 参加者F)

公助は限界ということやけど、市の正規職員は何名いるのか。それから年間の休日やね。何日あるんですか。年間の休日というのは、日曜祝日、年末年始、有給、夏休み。

 

(総合政策部長)

市職員の定数は443人だと認識しているところでございます。

あと、週休2日制をとっておりまして、有給休暇は年間20日となっています。

 

(菩提寺小学校区 参加者F)

夏休みあるんでしょ。有給の中に夏休み入っているの。別でしょ。

年間何日になります。合計で。

 

(総合政策部長)

夏季休暇の制度はあります。制度は有給からはずれています。夏季休暇は6日です。

(菩提寺小学校区 参加者F)

合計年間何日になるの。

 

(司会)

ご質問いただいているんですけども、最初に申し上げました通り、今日は小規模多機能自治のタウンミーティングということで、お越しいただいています。ご意見とかにつきましても、このテーマでいただけたらありがたいと考えております。

 

(菩提寺小学校区 参加者F)

公助が限界だと言うから年間休み何日だと聞いている。

休み40%超えとるやないかい。共助言う前にまず身を粉にして働きなさい。

 

(司会)

すいません。他にご質問ご意見ございましたら。

 

(小学校区不明 参加者G)

いくつかお聞きをしたいと思います。

1つは今説明をしていただいた小規模多機能自治、これ馴染みがないということを最初にもう言われている通りですね、市民は何のこっちゃ。こんな状況になると思う。こういう中で、この説明、今説明何分ぐらいかかりました。ごく短い時間でね。本当にこの書類、説明書でサッと走られたとおり。こんな簡単なもんじゃないと思うんですよ。大事業ですよね。そういうところで見るときに、私は合併されてきた、その中での合併協定書ですか。これありますよね。ここまでさかのぼってまちづくりについての議論がされたかどうかというのを私お聞きしておきたいというふうに思うんです。

それからもう1点は地方自治の本来の役割。地方自治の本旨というのは職員の皆さんよくご存知だし、市長もよくよく勉強されているというふうに思いますが、この団体自治と住民自治の2つから成り立っているんですね。そこのところで見たときに、三原則っていうのが出されておりますけど、住民の権利の拡充。2つ目は、地方公共団体の自主性、自立性、これの強化。3つ目には、地方公共団体の行政の公正確保、この3つや、こう言われております。これがきちっと確保されるのかどうかと。こういう問題私、この投げかけた理由に思うんです。簡単でいいから、そこのところをお聞かせ願いたいと思うんです。具体的に入りますけれども、4分割するということでございますが湖南市をね、これが本当に今申しました三原則にきちっと、沿った形になるのかと。あえて私は申し上げたいと思いますけども、先ほどから少子高齢化、これがいわゆる今の地域社会は大変な状況も進んできています。

こういう中で、本当に市民にとって良くなるのか。ここを、行政だけじゃなくて、私たち、市民もしっかりと真剣になって考えていかなあかんというふうに、こう思っております。それと同時に、どんな湖南市にするのか。全然見えてこない。私自身はどう関わってくるのかな。こういうところが見えてこない。こういうふうに私は受けとめております。それではですね私やっぱりね、こういった分割するのであれば、今職員をね、きちっと配置しなければ、行政の仕事はできない。地域の中に職員が入る。そして職員、地域の暮らしをね、直にやっぱり職員が知っていただくとか、こういうことが今大事ではないか、その上での、いわゆるそれが1つは公助というふうに思うんですね。

そこからいわゆる共助そして、自助、こういう形になるんだと思うんですよ。そういうところね。やっぱりきちっと、市長ちょっと待ってください。私の言っていることに反論があれば言っていただきたいと思いますけども、そういうところをしっかり押さえた計画になっているのかということを私は申し上げておきたいと思うんです。

職員を配置しないとDX化って言われているけども、年寄りはどうもこれ馴染めない。こういう状況があるということも、しっかり押さえていただきたいというふうに思っております。それは、例えば15ページで言われているような相談窓口を作って、相談に乗ると言われていますけども、誰がなるんですか。職員がなるんですか。こういう問題が起こってきています。これにもお答え願いたいと思っております。

今日の公共施設総合管理計画が進めてきました。高松公園の跡地の売却まで進んできています。今は草ぼうぼうで本当に見るに耐えないような状況になっております。来年度予算として、いわゆる図書館や文化ホール、今言われましたように、つぶしてしまうというね、そういう状況が今は進んできています。

この中で、小規模多機能自治基本構想ですね。これの拠点機能。拠点となるべくそういう行政の機関をどんどん潰していっているんだね。こう言うんです。そことの関係でどうなのかをお聞かせ願いたいと思う。そういうところから、行政の仕事を先ほども出ておりますけども、行政の仕事を市民と民間に丸投げてしまう。こういうふうなやっぱり心配があります。

行政サービスが低下して、市民に大きな負担を負わせるのではないだろうか。これが市民の皆さんの大変な心配だというふうに思っております。自治体の責任、役割を縮小して、そして仕事を放棄する。自治体職員を減らして、業務のそういう小規模化を図っていくことが、これの目的であってはならないと私は思うんですが、このことについて、絶対そんなことはしないと。市民の皆さんのそういう思いをね、支えていくんだ、こういうことをきちっとお答え願いたいと思いますし、私も言いましたが、様々な方々が意見を述べました。

それから、タウンミーティングですから、市民の皆さんが言ったことについては、どう生かしていくのか。今後の計画の中で。ここをしっかりと押さえたひとつお答えを願いたいというふうに思います。

 

(市長)

全部のお答えにならないかもわからんけれども、少し気になることを申し上げております。湖南市が置かれている状況については、お互いの認識をしていると思っています。その中で、やろうとしたけどできなかったことがいろいろあると思います。

昭和合併から平成の合併になった。こういう形が理想やと思いながらも、まちをつくっていこう、人をつくっていこうというふうに思ってやってきたけども、やはりその限界はあったと思います。例えば区域、言葉じりをとらえて悪いですが。

4つのブロックに分割すると言われるけど、分割じゃないでしょ、解釈の仕方としてね。

考えたときに、4という形を考えていかざるを得ない。地理的な条件というのがあるわけでしょ。どうしても1つのまちに1つの中心を作ってやるっていうのが、ある面においてはまちづくりの理想かもわからんけど、それができなかったという今後ともできないわけでしょ。そしたら、この4つというものを、もう今までの我々の生きてきたこの条件を、これをうまく利用して生きていかなきゃならんということが、誰しも思っているわけでしょ。その特徴を生かしながら、この湖南市で生きていかなきゃならない。

これは基本構想を考えたときに、皆がこういう形のまちしかできなかったなという反省を込めて認めたわけでしょう。何も新たに我々が言い出したわけじゃないでしょう。これが1つ。

それから、馴染みがないとおっしゃいますけども。馴染みがないと拒絶するんじゃなしに、こういう形にした人づくり、まちづくりができないということを受け入れていこうやんかという前向きの話をしていただきたい。市民がどう思っているかということを知っているのかとおっしゃいますけど、我々こそが市民であって、市民ということを言われますけども、そういうものの言い方は少しどうかなというふうに思う。

それからもう1つは、職員の配置の問題。ずっと職員を配置して、どうやこうや言わはりますけども、あとでまた担当の職員から説明しますが、4つのブロックに、市の職員を分散するっていう形ではないんですよ。先ほどから言っていますが、違います。これもまた説明いたします。

それから、今あるものをなしにしてサービスが落ちるんだとおっしゃいますが、時代は変わりつつある。先ほど1つの言葉として出ましたが、デジタル化という形を受け入れざるを得ない部分がでてきている。電子化しないといけない部分がでてきている。それを受け入れながら、今までの時代の良さを残しながら、しかしながら時代についていくためには、こういう形のサービスを展開するためには、今あるサービスを良くする、質を落とさないためには、こういう形を取らざるを得ないかという。時代は変わりつつあるということを認めていこうやないか。そういう話にこのタウンミーティングがなって欲しい。そういう話をして欲しいという思いでおります。これは、このような各論的なところについてはそれぞれ担当が、答えるということにいたしますが、後ろ向きな話じゃなしに、これからの時代をある意味においては受け入れながら、この時代に合わせた形の生き方をしようやないか。

もう1つは、今までどっちかって助け合わないといけない時代になっているやんか。それやったらその時代に合わせて生きていこうやないかという思いでいます。これは後ろ向きな話じゃないです。前向きな話をさせてもらいたいというふうに思って、私がお答えさせてもらっております。あとは頼みます。

 

(総合政策部長)

まず小規模多機能自治とはということで、自分たちのまちは自分たちで守るということを言っておりますが、しっかりその地域の中で、年代や性別、発想が異なる団体がたくさんあると思います。そうした組織を、組織の連携を深めながらそれぞれの長所を生かして、補完しながら、地域の課題を解決して、地域の振興を担っていくっていうのが小規模多機能自治だと考えるところでございます。私の方からは職員の配置、出張所みたいな形になるのかということではないと思います。ただ、小規模多機能自治を推進する上では、やはりその地域の中から来ている職員もたくさんいる中で、定年年齢がもう公務員も延びてきているところでございます。そうした地域の実情をよく知った職員を、何人かそこに当初は配置すべきではないかなという思いを持っておるところでございます。

これも今の段階でございます。そうした中で、DXにつきましても、個人さんでするわけではなくてね、このあたり総務部長の方から話をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 

(参加者)

ちょっとすいません。職員は、地域のことをよく知った職員を配置する?

 

(総合政策部長)

配置する方向で。当初は軌道に乗るまでは地域のことをよく知った職員を市の主体で何人かという形になると思いますが、そういう部分については、考えていかなければならないと考えているところでございます。

 

(参加者)

当初は配置するということ。

 

(総合政策部長)

当初は配置していきたいということで、小規模多機能自治の推進をやっていきたいと考えておるところでございます。

 

(参加者)

配置するのかどうかはっきりしてください。

 

(総合政策部長)

配置する方向で1度考えていきたいと考えております。

 

(参加者)

配置してください。私の思いです。

 

(総合政策部長)

意見としてお伺いしておきます。

こういう形で小規模多機能自治を推進する中で、しっかりした推進ができるような部分をどう構築していくかが大事になってくると考えておるところでございます。

 

(総務部長)

私からはDX化について補足で説明したいと思います。資料の方は17ページをご覧いただきたいと思います。

先ほど、総合政策部長の方から出張所ではないと、出張所は主に諸証明の発行、それと東庁舎への文書の取り次ぎとかそういったことをやるんですが、下田出張所においては、戸籍の届出の受付等、やはり専門的な職員が必要かと思われますので、やれることが少なかったということがございます。

出張所については、諸証明の発行が中心でございましたけれども、ここ3年間でコンビニ交付が進みまして、その証明の発行件数としてはほとんど変わらないですけど、4分の1ほどはコンビニ交付になりまして、コンビニ交付によって諸証明を取得いただいているのが実情でございます。

この17ページで言っている窓口というのは、まちづくりセンターの職員に相談してもらうということではなくて、今具体的には東庁舎の方でパソコンの立ち上げから全てできます。考えておりますのは、そういう個人情報でございますので、専用の窓口で東庁舎の職員とTV電話を通じて相談、場合によっては手続きも完了すると、そういった深掘りができるような窓口を考えていきたいと思っています。そういう意味で従来の行政の機能を付け足すという部分はDXでカバーしたい。そういうことでございます。

 

(石部小学校区 参加者C)

今、市から提案されている小規模多機能自治、この成功を握るのは地域のまちづくり協議会だと思います。実は私個人的に2つのサークルで活動しまして、その度にいろんな地域のまちづくり協議会の方に出向いていろんなことを聞いております。

この春に、7つのまち協の議事録を全部入手しまして拝見しました。その理由はですね、各まち協がどんな文化活動をしているのかというインタビューをするために、訪れました。その時感じたのは、各現状のまち協の様子を見るとほとんど個人の力量に寄っているというのが、かなり大きいパーセントを占めている。

それからもう1つは、この表示されていますデジタルトランスフォーメーション。その仕組みがほとんど生きてない。例えば、私は毎週各まち協のホームページを見ていますけども、ほとんど更新されていない。

ですから、そういう現況のまち協から新しい小規模多機能自治を成功させる地域まちづくり協議会がどうあるべきなのか。それについてはお手元の資料の16ページですかね、新しい組織図の中で、地域まちづくり協議会のあり方を決める上で、ぜひ第三者委員会を作って、新しい地域まちづくり協議会がどうあるべきか。それからその中でのデジタルトランスフォーメーションをどう生かしていくのか。ぜひご検討いただけるような、そういう委員会を作って、新しい出発点にしていただければありがたいと思います。

 

(総合政策部長)

貴重なご意見ありがとうございます。

地域のまちづくり協議会は前回コミュニティプランを作っていただいて、その部分の中でコミュニティプランの策定に基づいて、活動していただいているところでございます。地域のところどころの地域資源の活用とか、様々な部分で変わってくるところと思っています。その部分も含めましてその地域で何を活用していくのか、また何をやっていくのか、土地の利用も違ってくると思っておりますので、近くに店があるところ、近くに店がないところ、病院があるところ、様々な土地利用の方法も違っておりますので、その辺地域の中で検討しながら、やっていただければありがたいと思っております。

小規模多機能自治制度におきましてはこれからそれをサポートする形で今後取り組んでいきたいと思います。ありがとうございます。

 

(三雲東小学校区 参加者I)

湖南市に設置されています地域包括支援センター運営推進協議会の委員も兼ねております。

実はですね13ページ見ていただきますと、小規模多機能自治センターが4ヶ所でスタートしました。公立の施設の中に、私はね身近なところで相談、我々はここもそうなんですけども、普段行き慣れたところに、こういうところがございます。それで現実はもうすでに進んでおると思って、15ページに子ども家庭総合センター云々と書いてましてですね。左下に地域包括支援センターこれ冒頭、司会の方からも説明があったように、4ヶ所、まさしくこの4地域にですね、昨年の4月スタートしました。1ヶ所公的施設。

3ヶ所民間委託。何か委託を否定するものではないんです。市の職員が全部やらないといけないわけじゃないんでね。

ところがその場所の問題で、特に皆さん方ご存知の通り日枝地区の方が今日多いんだと思います。ここにもう1ヶ所、地域包括支援センターがあるんですよ。どこにあるかご存知でしょうか。非常に都合の悪い普段私どもの行かないところにですね、置いてあるんです。

市の広報の説明のところに載っています。私も運営推進委員の中でですね、そのことは、冒頭から申し上げているんです。やっぱりここも身近なところでですね。

だけど、非常に幅広い層の高齢化社会の中でですね、ご家族の方の、あるいは、近隣の方もですね、アクセスの悪いところまで行こうとされません。やっぱり近くのところで、信頼性の高い公立施設の中でですね、相談を受けたいっていうのは、これ市民感情として当然のことです。今日はちょうどこのタウンミーティングでこの説明がされました。改めて私申し上げたいのですが、それぞれの4センター、仮設であるわけですから、それに先行してですね、地域包括支援センターは4ヶ所がスタートしております。ぜひそこへ一刻も早く移設してですね。市民の期待にこたえるべく、こんなふうに考えています。

以上です。

 

(地域包括ケア推進局長)

はいご意見ありがとうございます。

ただいまのご質問にありました、地域包括支援センターの場所についてですが、この地域包括支援センター、令和4年の昨年度から市内4ヶ所に開設させていただきました。

現在は、保健センターに本所というものを置かせていただきながら、市内4ヶ所は支所という形で置かせていただいています。

令和6年度からは完全な事業委託という形でそれぞれ4ヶ所を包括支援センターとして類似機能を持った形で進めており、それにともなって場所の検討を進めております。その中で、皆さんに対する相談支援、それからまた関係者の皆様との協働を包括的に行えるという観点から考えております。こうした観点で小規模多機能自治基本構想のことも踏まえまして、それぞれの場所の検討を進めております。その中で小規模多機能自治センターへの設置も考えているところでございます。

 

(下田小学校区 参加者H)

数年前だと思いますが、湖南市で出されたものに国からの指示で、ダイバーシティー計画

を実施しなさいというようなお話が湖南市にも降りてきたと思います。

それの研修等にも参加させていただいたんですが、その時のお話を記録では、JR草津線、三雲、甲西、石部を中心に、介護、病院、住居、その他もろもろの便利な施設を集合、できるだけ集合させていくというようなことのお話だったと私は記憶しております。その時、ありました介護職員さんは、7、8人おられて、一般は私ともう1人の2人だけやったんでちょっとアウェー感はあったんですけども。

その後、そういうお話は、変化してきたのかなというふうな印象を受けております。その会合を参加させていただいたときには、もう下田は終わったなと。かなり離れ小島で、JR草津線に縁もゆかりもないし、かなり外れた湖南市の1番端の端で。他の人もお話を聞いたらもう下田は終わりましたねというようなこと聞いたこともありますけど、だから何とかアピールして、湖南市に訴えていかなあかんないう話は、まち協さんを中心によくお話をしたことを覚えております。

タウンミーティングの小規模多機能自治推進ということで、甲西、甲西北、石部、日枝中を中心として、また活動していただけるということで、少し土俵際からちょっと下田も呼び戻しっていうか、ちょっと仕切り線、若干ですけども戻ったかなという感じを今のお話を受けておりますので。これを市の職員の方とか、まち協さんとか各自治会さんとかで、よく話を練っていただいて、より皆さんのためになるようなことになればなと下田に住む住民としては、少しだけ期待をしておりますので、ちょっとよろしくお願いしたいなと思います。

 

(司会)

ご意見ありがとうございました。

 

(水戸小学校区 参加者J)

私は近いところに便利なサービスができるのであれば、良いのじゃないかなというふうには思います。ただ、このセンターに設置するものとして地域包括支援センター、子ども家庭総合センター、まちづくり協議会、支えあい推進、その他地域に役立つ機能、あと受付の方が、DXで市の方としてはオンラインとかでしていくっていうことなんでしょうけれども。ここの場所で、ここだと水戸と下田ですよね。ここの会館もいろんなところで、この場所を使わせてもらっています。

どういうような形でね、会議室なりそういうところの施設を使っていくのか、個人情報に関わることもたくさんあると思うんです。相談をする窓口、子どものことを相談するのにも、どういうふうな形でここの場所を展開していくのかっていうこともお聞きしたいですし、市の職員が最初の頃は、お2人か何人か来てくださるっていうことですけど、現実ね、地域を知っているものとおっしゃいましたけども、本当に知っていますかっていうことをお尋ねしたいです。ごめんなさい。私個人的に民生委員をしているんですが、民生委員のなり手がいない。市の人が、この団地の中にも何人かお住まいでお仕事もされている。そういう人たちが本当に地域のことを知って、市の行政なり、この地域づくりとかに貢献していくようであれば、ご自身たちもね、やっぱり地域の中に入ってこないとなかなかお分かりにはならないんじゃないかなというふうに思っています。

水戸のまちづくり協議会は、結構皆さん積極的にいろいろなことに参加されて、私もまち協の一員ですけれども、いろいろ勉強も楽しくも大変なこともたくさんありますけれども、地域って本当に入ってこないとわからない。ごみ1つ取ってもそうですけれども、やっぱり

なかなか新しい世代の人たちは、お仕事が主で動いている方がたくさんいる。もう本当に少子高齢化、たくさんあります。そのときにね、一言だけ、市の方とか行政は、地域に頼んだって言われても、そういうわけにもいかないです。

やっぱり行政もきちんと地元に入るとかね、そういうような覚悟を持ってしてもらわないと、ボランティアだけではとてもじゃないけどやってはいけません。私はそのね、小規模多機能自治については賛成です。近いところで、便利なサービスが受けられるのであれば、高齢者になっても、少しぐらいの距離なら歩いて来られるかなあというふうに考えています。

 

(総合政策部長)

近くで相談できるということは、賛成だというお声をいただきました。ありがとうございます。行政の職員で、地域にやはり飛び出していかないといけない、参加しなきゃいけないということを感じさせていただいているところでございます。

これにつきましては、やはり、この湖南市に住んでいる地域の中で、やっぱり行政の職員もしっかりと自分たちの住んでいる地域に参加しないといけないという周知はしていきたいなと思っているところでございます。

 

(三雲東小学校区 参加者K)

前回の説明会、タウンミーティングに参加した際に申し上げましたが、結局回答をもらえないままです。もう1度、同じ内容を聞きたいと思います。

公共施設がありますが、心肺蘇生法の機器ですね、AEDの機械ありますよね。

私はAEDを使えません。音声だけ認識するような機械ですので、私のような聞こえないろう者、また中途失聴者など、高齢になって聞こえなくなった耳が聞こえなくなった方は使いにくいんではないかと思います。これは市議会要望で出したんです。で全員賛成をしてもらえました。検討されましたけれども結局行政が何もやっておられない状況で変わっていません。これどうなっているのか聞きたいです。はっきりとその回答いただきたい。

それと、まちづくりセンターですね。インターネット事務室でインターネットを使うのですが、別の会議室でインターネットを使うためのWi-Fiが使えません。私たち学習会で使おうと思ってもWi-Fiがないので使えないんです。他の場所には、Wi-Fiが使えるところもあります。1回500円払わないといけないようになっています。税も払っているのに、なぜそういうふうに利用料も払わないといけないし、利用料の他にWi-Fiを使ったらお金払わないといけないというふうに聞きました。私たち自由に使いたい。そのあたり回答をいただきたいです。

この2点について回答をお願いします。

 

(健康福祉部次長)

ただいま質問にありました1点目のAEDに関してお答えさせていただきます。

現在は、音声で使い方を案内するAEDを設置しておりますが、音声以外での使い方を案内できるようなものも検討をしてまいりたいと考えているところでございます。

 

(総務部長)

公共施設のフリーWi-Fiについてですけれども、今年度から施設の使用料等の見直しを行っております。経費の問題もありますので、市民の方の使いやすい施設の整備やフリーWi-Fiの整備についても利用頻度とかそういったものを調査して、優先度の高いところの整備に努めたいと思っているところでございます。

 

(三雲東小学校区 参加者K)

すいません。よくわかりました。フリーWi-Fiの利用料金。部屋の使用料とは別にまたWi-Fiの使用料金がかかるということについては、学習会やっている時にその500円と別に売買利用料金を払っているという、ちょっとそこが負担になっているところについてはいかがでしょうか。

 

(総合政策部次長)

はい。すいません。利用料金をまちづくりセンターのWi-Fiを、Wi-Fi利用について検討とあるのは、指定管理者がサービスをしていただいているところとしていただいてないところと思います。

ですからそのための公共施設の使用料ではなくて指定管理者のサービスの一環で、有料でサービスを充実させてあるところとそうでないところということでございます。

 

(三雲東小学校区 参加者K)

学習会のグループがWi-Fiを利用する時には負担になっています。この500円を別にというのが、負担になっていることを聞いているんですが。

 

(総合政策部次長)

はい。ありがとうございます。

この話については個別にまた、この後お答えをさせていただくようにしますので、前提としてですね。すいません。説明も先ほど短いというご意見いただいたんですが、説明不十分かもわかりません。ただ、今回のタウンミーティングは、先ほどご質問にもありましたけど、小規模多機能自治センターに、皆さんどういう機能を求めておられるというご意見をたくさんいただきたいんです。

こういうことをして欲しいというご意見もいただけたらというふうに思いますので、そこを中心にご意見ある方、教えてください。ありがとうございます。

 

(下田小学校区 参加者L)

先ほど、総合政策部長ですかね、行政の方がおっしゃいましたけれども。そちらの方でやってくださいっていうふうな発言がなんかあったのでびっくりしたんですけれども、やっぱりこういうことは行政と市民が一緒になってやっぱりやっていかなければ成功しないっていうのはすごく思いました。

それから、先ほどの方のご意見を聞いて、まちづくり協議会の個人の力量によって大分差があるっていうふうなことをおっしゃいましたけれども、この4つの小規模多機能自治が、差があったらおかしいと私は思うんですね。だからやっぱり行政の職員が中に入って一緒にやる。そういうことでなければ、進んでいかないんじゃないかなと思うんですけれども。

今までまち協みたいに丸投げされて、イベント型をバーッと進めるとこや、いろいろ学習を進めるとこやとか、地域の発掘をする方とか、そういうまち協それぞれのそういうのがあったと思うんですけれども。これに関してはねやっぱり地域差があったらすごくおかしいって私は思いましたので、職員の配置は当面だけでは駄目だと思います。ずっとやっぱり、関わる人がいていただかないと大変だと思うんです。

それからその前から、この公共施設の申し込みですけれどもね。私も行ったんですけども、大変混乱をいたしました。私は、全くこういうのがわからないので、もう職員さんに一生懸命頼ってしたんですけれども、結果的にはなかなか進まなかったということで、こっちのまちセンで言っていることと、こっちのまちセンで言っていることが全然違っていて、びっくりしたんですけれどもね。やっぱりそういうこと1つについてもやっぱり、きちっとどういうのかな、教育というのか、みんなで申し合わせでこういうふうにやるっていう機会なんだというのをちゃんとわかってしてもらわないと、もう80近いもんになったら、もうこの世に生きていくのがあかんのかなっていう、消極的に思ってしまうような状態ですのでね。どうぞそこら辺はきちっとやっぱりわからないものが多いのでね、是非ともよろしくお願いします。

 

(総合政策部長)

こちらの方でまちづくりはやっぱり自助、共助、公助の中でまちづくりを進めていかなければならないと思っておりますので、皆さんどうぞご協力の方よろしくお願いいたします。

地域具体的にということのご意見をいただきましたが、品質においてというご意見をいただきましたが、やはり地域の中で資源があるのと地域の土地の利用の特性がある。そのあたりにおいて、地域のまちづくり協議会において何をしなければいけないか。何を課題解決しなければいけないのかというのを均一ではないのかなと言わせていただいたところでございます。

あとDXの方については総務部長の方からよろしくお願いします。

 

(総務部長)                                                                         

今公共施設の予約についてお答えしたいと思います。

7月から公共施設予約システムの利用がはじまりました。

基本はおうちの方からスマートフォンなどでQRコードを読み込んでいただいて予約していただくのですが、そういった操作に不得手の方がいらっしゃるというのは、事実です。

そういった方はまちづくりセンターの方に行って申し出ていただいて予約していただくのですが、今後についてはまちづくりセンターで対応が違うのはいけませんし、また上手くいかなかったっていうところがありましたら解消していきたいと思っております。

 

(司会)

他にご意見ございませんでしょうか。

 

(市長)

ごめんなさい。お叱りを受けることを承知で言いますけども、もうちょっと掘り下げへん?

合併の時に決めたことと決められなかったことといろいろあると思います。合併の時に決めたことは、それはそれなりに把握しておりますが、正直に言うて湖南市になった時にね、今我々を縛るような取り決めは1つもないですよ。あれから20年経ってね、我々を縛るというものはないし、また縛られるものではないと思います。

今生きているものが1番良い方法を選んで、このまちを作って、人を作っていこうということにつきると思います。

で、非常に曖昧だという意識じゃないですよ。私もずっと書類を見直したんですけどね。合併協定書の中に決められたこと。新市のね、建設計画にありましたやん。湖南市公共施設白書とかにもいろいろありますしね。今後どういう形で、建物も古くなっていくし、いろんな形で設備も、今申しましたように公共施設等総合管理計画っていうのはいろいろその都度その都度作ってやっていますやん。その中で、我々が今現在やれる知恵と、財力と人的な支援という中で、このまちつくっていこうと決めているわけです。

そしたら、今最大限できることをやっていこうという形で言っています。

で、除却しなきゃならん。次の時代を迎えるにあたって、次の時代の準備があるためにやっていこうとしていることありますやん。マイナスのことばかりやろうとしているわけじゃないんですよ。次の時代を迎える準備をしていこう。次の時代のためには、ここは身を軽くしたいし。

しかし、次の時代の準備のためにはこういうサービスを展開していこうというところは思っています。皆さんも同じですやん。後ろ向きの話だけじゃなしに、いろいろやっていこうと、まちを作っていこう、人を作っていこうという準備をしているわけでしょ。そこをね、考えていこうやんか。今まであったものがなくなることについては確かに変えられないけれども、しかしながら、次の時代の準備をするためには、ここを省いて、次の時代の準備をこういう形でしていこうと。あるものがなくなるかも分かりません。認めたくないけれども、決してマイナスの話ばっかりさせてもらうつもりはないんです。しかし準備をしたい。こういう思いでお話しさせてもらっていますので、もうちょっと掘り下げた話を。もったいない。

 

(下田小学校区 参加者M)

市長から前向きな話をしようじゃないか。まあそういう姿勢で皆さん来ておられて、我々もそれに応えるような役割を担っていきたいなと。私は下田学区のまちづくり協議会に所属しておりまして、小学校区を中心としたまちづくり、今度は中学校区を中心としたまちづくり。そして、さっきの自治センター、新たにこの4ヶ所につくろう。具体的には何をどうしていくかというのは、これから今すでに市役所で業務の分析をしたりとか、災害の分析をしたりとか、そんな具体的内容を各段階にきて、今日少しでも話せるものであれば、そこは知りたいな。

1つは、市長がよく地域福祉という言葉を使われました。地域福祉の地域っていうのは公助とか共助であって、そういう形でみんなの力でもって、福祉、それを考えて何か実行していこうじゃない。こういう話だと思います。一方では地域防災。地域防災ということはあまり今日出ていませんけど、地域防災も同じです。行政一本でできる話じゃない。5分、10分で家が燃えてきているのをどうして身近な人が、救出、あるいは災害を未然に、少しでも軽減するか、そんな意味で地域防災を考えようじゃないかというところで、今日は基本構想の最初のタウンミーティングということで、この先の推進のステップというのも知りたいな。

そういうことで、これは5年ぐらいかかる事業の展開だと思います。さて令和5年ではこのぐらいのことまで進めたい。令和6年はここまでいきたいんだ。その過程の中に庁舎の統廃合もあるとか。いろんな、それはもう220億の予算がこの先2~3%毎年増える話であればまた違うでしょ。逆に2~3%下がっていくような財政の基盤ということも想定できることを考え、集中と選択の財政支出。こんなことも踏まえて、行政をどう進めていくかという、そういう今日はターニングポイントのスタートかなと思って今日は来ました。

そういう意味では令和5年ではここまでやりたいんだと、みんなに聞いてくれよ。市民、地域の皆さんとの意思の合意を少しでも図っていきたいんだ。そういう形で、湖南市のあるべき姿をみんなの力で、理念はこうなんだ、基本方針はこうなんだ、この先々もう少し詳しく聞く機会がくるだろうと思っています。是非そのスケジュールとステップですね、どういうステップでどうしていくか、その辺もう少し知りたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

(総合政策部次長)

はい、ありがとうございます。

ちょっと先ほど説明が足らないといった部分もございましたので、今のご意見も踏まえまして、お手元資料15ページですね。先ほどもご意見ございました。この小規模多機能自治センターというのをまず作りたいと思います。そこに皆さんからの何があったら便利かなというご意見は、また案件としてもございますので、お聞かせをいただきたいと思います。

ここに書かれている地域包括支援センターもそうですし、子ども家庭総合センター等いろんなものがある。これはエリアというふうに捉えてください。このエリアの中にこういった機能がありますけど、ただこの拠点にあったらええもんは、その4つによってそれぞれ違うと思います。使い勝手も違いますので、その辺はまた地域の皆さんと一緒に考えていきたいという思いです。ただエリアとしては同じようにこういう機能はそれぞれ中学校区単位で整備をしていきますよということでございます。で、その地域の小規模多機能自治センターの機能を固めて、さっきの話です。そこにどういった機能を置くのかが固まれば、そこをサポートしていくための人っていうのが具体的なものになってきます。

ですから今、はっきりとお答えができないのはそこが固まっていないんです。ただ、そこを固めていくために皆さんのご意見をお伺いしているわけです。そういった小規模多機能自治センターをまず中学校区を固めますと、今度真ん中に集約するその東庁舎とか、その周辺の集約化の機能が見えて参ります。説明をさせていただいたように、公共施設を機能的なものを集約するものと地域に置いていくものを検討して、それが、東庁舎周辺整備の庁舎の計画にも繋がって参ります。こういう流れでございます。

あと、その東庁舎と地域の拠点を今のデジタル化のサービスの中で使えるものは、構想的なものがありますので、使っていこう。ただ、それが含まれただけで、先ほどご意見ありましたように、使えない人はサポートしていく必要があります。もちろんそうです。機械が置いているから確認してくださいってことはできません。ですからそれをサポートは必要やというふうに思っています。

ですから、そういったこともひっくるめて、皆さんにいろんな意見をいただきたいということであって、これが前向きな議論になっているんだというふうに思います。ちょっとそういうのもこういう流れやということをまずご承知をいただいた上で、何をまず地域の皆さんが地域の拠点に求めておられるかというご意見は、今日は時間で区切ろうとは思っていません。

ただし、こういった場でなかなか意見ができない方もおられます。前回の会場もそうでした。今日アンケート用紙をつけてございますので、そこにも書いていただけますし、そこにまたこれ言うたら怒られますけどQRコードを入れていますので、それでスマホでご意見をお聞かせいただけますし、紙でも書いていただきます。そういった形でご意見をたくさんお寄せください。私の説明が不十分だったかもわかりませんし、聞き取りにくい部分があったかもしれません。

これについては、できたら今月のうちに市ホームページやYouTubeに、このスライドの説明をご用意させていただきます。当然耳の不自由な方とか目の不自由な方とかもおられますので、そういった方も見ていただけるように、YouTubeで流します。それに対してまたご意見もお伺いする形で、皆で進めていこうというようなことですので、当然こういった機会で、たくさんご意見をお伺いしたいと思います。ちょっと説明になってないかわかりませんが、そういう流れで進めていって、湖南市の未来を描いていくということでございますので、ご意見いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

すいません。逆にご意見が言いにくくなったかもしれません。

皆さんが地域の拠点に何を求められたりとか、そういったご意見があれば手を挙げていただけると助かります。よろしいでしょうか。

 

小学校区不明 参加者N)

今おっしゃってます元となるのはやはり、住んでいる我々、市民、住民であります。ここのですね、組織率が悪いということで、かねがね聞いております。これはですね、やっぱし大きな改革をしないと、この計画前に進まないということもあると思うんですよ。やったらどうすんねんってことなんですけど。例えば、先ほど自治会とおっしゃいましたけども、ごみステーション、これ市のお金で勝手にできているわけではない。自治会、私の地元のお金も入れて。外灯、半分は市で残り半分は地元の私たちが出しているんです。三雲駅から家まで帰ってくるのに、夜中の10時11時でも女性の方でも歩いて帰れる。なんでや言うたら街灯がついているから。これは私ども住んでいる市民が、区・自治会の会員が収めたお金で設置しているもんですから、非会員が通った時には電気を消したい。ごみステーション、非会員さんも直接ごみ焼却所に行ってくれ。

これぐらいのですね、強いPRをですね。できれば、もう自治会加入についてはですね、こういう重要なところをあなたがたは担っているんですよ。そういうために、私どもはこういうところへ参画をし、そして向こう3軒両隣の関係を持ち、今まさしくこの小規模多機能自治、いろんなことが地域で解決する。こういうところでですね、私は持っていくべきではないかと、まずはその自治会の加入の基準をバシッと市民に言うべきではないか、こんなふうに思っております。

 

(総合政策部長)

自治会加入率を向上するにはどうしたら良いかというご意見をいただいたところでございます。確かに私も市内の自治会に入っているんですけれども、その加入率も30%程度という形でございます。そうした中で、実際に自治会の加入については、やっぱりまずは声かけをしっかりやってもらう。ただ声かけをしてもなかなか入っていただけません。その次こんな事業がありますというところまでやったんですけれども、なかなか強制的にはできない。そうした地域社会を形成していく中で、このまちについて自治会の加入をされてない、しない方の業務について、自治会の加入促進をどう考えるかは、今後市もしっかりとしたご協力させていただいて自治会の方に加入の促進をしたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(下田小学校区 参加者E)

地域包括支援センターにね、どういう機能持たしてね。もうさっき言いましたように未来の、これから先までいろんな意味で、今日これは大事なんですけど、本当大事なのは、やはり地域の活性であって。経済活性とか、それをどうやってやっていくか、そういうことせんと若い人は流入してくれませんし。人口はもう減っていくばっかりなんですね。そういう機能、やはり地域と行政でしっかりと考えて、やはり地域の特性を生かした経済活性化のね。そういったことができるようなところを目指していきたい。目指さないかんとちゃうかなというのを思うんですけど。

 

(総合政策部長)

まず、自治会・地域を維持するにはやっぱり経済の活性化は大事であるというふうに思っております。やはり、人に住んでいただくには、企業の誘致が必要だと考えているところでございます。そうした中で市におきましても、高松公園の土地への誘致を推進していきたいと思いますし、他で言いますと、菩提寺学区でございますけども、菩提寺学区のように商店が少ないところがございますので、そういうところに商業施設をいかに持っていくかっていうのも、地域の中でしっかりとした介護とか、様々な相談が解決できるような、そういう中学校区を目指していきたいなと思っているところでございます。

 

(司会)

他にご意見、ご質問ございませんでしょうか。

小規模多機能自治センターにもしこういった機能があると便利だということなど意見があればお願いします。

 

(菩提寺北小学校区 参加者D)

うちの区でもそうなんですけども、うちの区では一応子育て、高齢者の見守り、それと防災の方、この3つを重点的に今後やっていこうかなということを決めております。その中でこの15ページの中で、防災の部分が抜けているんかなというふうに思いますので、例えば防災だと、消防団ですね。消防団とか、そういう防災拠点になるような、例えばですね、災害が起こったときに、まちセンが避難所になっているんですけども、例えば毛布とか、備蓄用品が全くないという状況で、菩提寺小学校に行けばある程度あるっていうんですけども、菩提寺小学校まで年寄りが山登って行けるかっていう部分があって、1番近いのはやっぱりまちづくりセンターだと思います。

ただそこには備蓄の倉庫もなく、何もないと。うちの三上台の自治会にも、そういうのが全くないので、うちは避難所指定になってないですけど、そういう避難所指定になっているとこも、そういうのがないんですね。これまた消防団と一緒になるとか、ちょっとそういうのわからないんですけども、この防災拠点としての機能、これも入れたほうがいいかなと思います。

 

(総合政策部長)

貴重なご意見をいただきましてありがとうございます。防災拠点につきまして、やっぱり小規模多機能自治センターの中では、避難の場所、避難が終わってから、自治センターの中で、備蓄など拠点としての機能が必要というようなご意見をいただきました。ありがとうございます。

 

(小学校区不明 参加者G)

たびたびすいません。私は先ほどから説明をお聞きしておってですね。十分質問やら、そういったものに答えていない。こういう部分があることは、チェックはしていただいていますか。やっぱりねえ、ここに集まってみんなが聞きたいことを聞いておられますのでね。きちっと答えていただきたい。

例えば、まず上の話がありました行政のね、仕事の話をしました。

まち協に対して、今までのそのチェックはどうなったのかと、今後はどうするのかと。こういう話がありました。

それからもう1つは、15ページで言われているところの相談窓口の問題で、誰が相談相手となってやっていただけるのかね。そういうことも答えていただけない、こういう状況なんですね。言ってみれば、市民の皆さんは非常に不安でしょうがない。こういうことなんですよ。今、少子高齢の話も何度も出ました。担い手が少なくなってきた。

こういう担い手が少なくなっている地域にね、さらに今まで以上に、仕事を地域の人たちにやってもらうんだというそういう形で、提起がされているんですね。そういうことも不安でならない。自治会を維持することができない。こういう状況が実際高齢化で起こってきているんですね。そういう問題も含めてですね、こういった形の十分な住民の要望に応えていけるかと。こういう体制をどう作るかいうことね、きちっとしていただきたいというふうに思うんですが、もうすでに私は4つのそういった小規模自治の拠点において、その自治の機能がどんどん壊されてきているということを指摘しました。これは例えば今、市民グラウンドの話が出ましたし、それからまたですね、西庁舎の問題から合わせて、あそこにある総合文化センター、こういったものを来年度はもう予算化して壊していくと、こんなふうになっているんですね。市民の皆さんどう考えておられるのかということをやっぱりね、くみ上げていただいた上で、市民の皆さんもいいねと、こんなふうに言われているのかどうかね、このことも私たちは何も聞かされていない。市民の皆さんから聞こえるのは残して欲しい。こういうふうなね、どんどんどんどんとこう挙がってきているのが実態であります。

そういうところで、今言われましたところの4つの小規模多機能自治、こういったものを実施するにあたっては、市民が安心できるような体制。市民がやっぱり案を作っていくときに、市民が参加できる、そういう機関をどう設けるとかね。ここのところをやっぱりしっかりと押さえていただいて、納得できる形で進めていただきたい。

すでにもうそのことの公共施設の総合管理計画で、どんどんそういうことが絞られたら、大分前ですけども、出張所、市内全体の出張所6つがもうなくなりましたね。これに対しても非常に皆さんが何とかして欲しいとまだまだ願いが出ているんですよ。そういうこともくみ上げながらまちづくりを進めていただきたい、このように思いますので、よろしくお願いをしたいと思うんです。

それからもう1点、ごめん。市長は合併協定書で縛られることは今はない、こう言われましたね。それは私が聞いたのは、合併協定書に基づいて、今、市長が進めようとする、そういった4つの小規模多機能自治のそういった方向はね、どうなのかということをきちっと検討した上で話を進めている。我々から見たら、合併して良かったなっていうのはだんだん少なくなりました。先ほど図書館の話が出ました。あれは高く評価されました。だけどあれ図書館1つ潰してしまうわけですよね。そういうところから、やっぱり行政に対する失望がどんどん出てきているのではないかと私はそう思うんです。合併の時点では、より市民には便利な、それで財政的にも良くなる。こういうことを大々的に宣伝されて合併へ進んだわけですね。

いやこれは協定書をもう1度ね、きちっと十分検討されて、しっかりとしたらそういう目標に向かっていく、このことが大事だと思います。

 

(市長)

ごめんなさいね。Gさんに反論するつもりは全然ないのですが、合併の時に決めたっていうのはね、将来のものをね、縛るというようなものは協定書にはないんですよ。その時その時生きているものがそこに置いて考えようという形でね、文章よく読んでください。縛られる内容までね、具体的に細かいところできっちり決めたものは、合併協定書の中にはないでしょ。それはね、その時代時代が時代に生きているものが考えて考えて、将来も考えて決めていくんです。縛られるものはありません。その都度その都度修正しながら、時代を見ながら、いろんな形で決めていっているのでありますし、その手続きに基づいて今までこの20年間進んできたと思いますが、時代を読みきれなかった、あるいは時代が変わってしまったという形で、その時その時に1番良い方法で決めていっているのも確かです。

すいません。私ね、1つだけ昨年のことで皆さんに申し訳ないんですが、この6ページに書いてあります地域まちづくり協議会というものの本編を見てください。まちづくり協議会の構成メンバーというのね。ここに住んでいるものすべてが構成メンバーであります。これが原則。もう1つは例えば、そこで商いをしている店も構成メンバー。そこで事業を展開しているものも構成メンバー。そこで医療機関やっているものも構成メンバー。そこで介護サービスやっているものも構成メンバーです。店もメンバー。この視点を忘れないでいただきたい。岩根の診療所も構成メンバーです。具体的に言うたら、水戸の診療所も構成メンバーでしょ。地域のまちづくりの。下田における医療機関もその地域における構成メンバーでしょ。例えば石部の方においても、あそこに並んでいる医療機関も構成メンバーでしょう。三雲学区における医療機関いうたらないですやん。そういった時には石部のあそこに並んでいる医療機関も使っているわけでしょ。自分のところのエリアにないサービスは隣のエリアにあるサービスを利用しているわけでしょ。そういう形で埋めていかなきゃならない。そういう形で生きていかざるを得ないっていうところに自分たちがいるわけでしょ。自分たちのエリアにないサービスは隣のエリアにあるサービスを利用しているわけでしょ。そういう形で、みんな生きているわけでしょ。1つのまち協の中のエリアにあるもので完結できないものは、隣のエリアで利用させてもらっているわけでしょ。ということから言うならば、人間だけでなしに、いろんなサービス、提供機関も地域まちづくり協議会のメンバーやと私は思って解釈しとるんです。その地域の中にある店も、私今、病院でおります。病院も構成メンバー。診療所も構成メンバーでしょ。介護のサービスを提供する事業所も地域まちづくり協議会のメンバーでしょ。この視点を忘れたら絶対あかんと思います。

間違っていますか。聞きたいです。

 

(小学校区不明 参加者G)

市長。長い説明していただきましたけれど、だけどね、私は納得できないんで私が聞いているのは簡単なことですよ。合併協定書を検討されたらどうですかって言うているんです。

 

(市長)

検討しています。

 

(小学校区不明 参加者G)

だけどね。西庁舎はどう書いていました?それとね。今申しましたように、図書館やね、それから文化ホールやら、こういったものは来年予算取ると言っているね。市民グラウンドについてはもうすでに10月から売りに出す言うてはるやんか。こういったことがね、市民にとっては本当に大変な問題だというふうにされているんですよ。

やっぱりそのことをちゃんときちっとね、市民との約束事をしっかりと押さえながらね、市長はそのときは知らない。市長はその合併時は知らないかもわからんけれど。

 

(市長)

知っていますよ。

 

(小学校区不明 参加者G)

合併協定書はちゃんと生きてきているわけですから。市民との約束事ですので。しっかりと押さえながらやっていただきたい。

それともう1点だけど、地方自治の本旨。きちっと忘れないでもう1度とらえながら、それとの照合をしながら行政を進めるべき、このことを申し上げて終わります。

 

(司会)

はい。ありがとうございます。

もっとご意見とかはよろしいでしょうか。今日はここまでで、よろしいでしょうか。

それでは、意見交換の方終わらせていただきたいと思います。

閉会にあたりまして、湖南市教育長がご挨拶申し上げます。

 

(教育長)

ご参加の皆様、ありがとうございます。

本日のタウンミーティングで提案させていただくにあたって、私たち職員も本当に対話を重ねてきました。どう提案させてもらったらいいかということを何度も何度も考えて、提案させていただいております。

市長からは、準備をしよう。市役所職員も目付きを変えて、これにあたってくれと指示を受けております。私たちもいろんな質問がとんできても、しっかり答えようという準備をして参りました。

今日のこの皆さんとの対話、この姿を小中学校を預かる私は小中学生にも見せたかったなあと思います。ここにお集りの皆様は湖南市の将来を真剣に考えて、ここへ足を運んでくださった。本当にありがたい思いでいます。

実は先日、水戸小学校で水戸小学校の子どもたちが水戸まちづくり協議会から水戸のまちの現状を聞いてその中で、自分たちがどんなことができるか提案しました。まちづくりってそういうものだと思いました。そんな子どもたちが育っています。本当に一緒になって湖南市の将来を考えていきたい。本日改めてその思いを強くさせていただきました。

本日お集りいただきましたこと、またご質問ご意見たくさんいただき、ありがとうございました。

 

(司会)

本日は本当にありがとうございました。

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