令和4年度第3回湖南市総合教育会議会議録

更新日:2023年02月11日

令和4年度 第3回湖南市総合教育会議要点筆記

 

開催日時 令和5年1月23日(月曜日)午後2時00分~午後2時55分

 

開催場所 湖南市役所西庁舎 3階大会議室

 

会議に出席した委員

5人(市長、教育長、教育委員)

会議に出席した事務局職員   

11人

会議を傍聴した人

なし 

 

【会議内容】

総合政策部長:皆さんこんにちは。定刻よりも早いんですけれども、本日はお1人の委員よりご欠席の報告を受けております。その他の皆さん、お集まりをいただきましたので、早速ですけれども令和4年度、第3回目の湖南市総合教育会議を始めさせていただきます。本日はお集まりをいただきましてありがとうございます。それでは開会にあたりまして、市長から挨拶をお願いいたします。

 

市長:みなさん、お寒い中、ご苦労さまでございます。ありがとうございます。この4月から国では、子ども家庭庁がスタートします。中身につきましては、まだよくわかりません。まだわかりません。異次元の子ども対策ということでございますが、よくわかりません。滋賀県も三日月知事が、3期目に当たりまして、2つ言われました。

1つは北部振興の話ですが、よくわかりません。

もう1つは、子ども、子ども、子どもと言うておられますが、これも中身がよくわかりません。令和5年度の県の予算においても、具体的に何をするかというところもわかりません。もう1つ、さらに、つっこんで言うならば、子ども図書ということ言うておられますが、子ども図書なのか、子ども図書館なのかわからないです。よくわかりません。すいません。国のやり方もどうするのかわからんし、今申し上げた県の方向もよくわかりません。その中で湖南市においても来年度の予算を組み立てておるんですが。その中におきまして、もちろんやらしてもらってます中学校までの福祉医療費の中学校までの医療費の無料化については、途中でやめるわけにいきませんので、これは引き続きやらせていただきます。それと同時に、学校給食につきましては、本当は小学校、中学校の給食費を無料にしたいということをずっと言い続けておるんですが。先立つものがありませんので、まずとりあえず令和5年につきましては中学校の給食費のところにつきましては無料化させていただくつもりで準備しております。小学校につきましては、今申し上げたように懐具合との関係がありますので、実は、ちょっと躊躇しております。

正直申しまして、高校までは、本当は国の対応としては異次元の子ども対策と言うのならば、学校給食や、高校までの医療費無料化をやって欲しいなという思いがございますが、それだけではあかんのでしょうが、これで子どもの数が減っていくのが、ちょっとでも防げるかどうか、そこら辺が気になるんですけど、とにかく何でもしなあかんと思ってますので、市としても取り組みたいと思います。そういう形で頑張っていきたいと思いますので、何卒ご協力のほどお願いしたいと思い。すいません。ちょっと余計なこと言いましたが。どうぞよろしくお願いします。

 

総合政策部長:それでは会議運営規則第3条第1項につきまして、これからの進行を、市長の方でよろしくお願いいたします。

 

市長:ありがとうございます。それでは第3回の湖南市総合教育会議を開きたいと思います。本日は、1つ目として、令和4年度、市内の小中学校におけるいじめに対する取り組みについて、2つ目が社会教育、青少年育成、家庭教育事業の進捗について。それから、3番目は令和4年度総合教育会議の総括について。4つ目が、令和5年度総合教育会議の時期及び議題について、この四つの議題について議論いただきたいと思います。

それでは1つ目。令和4年度の市内の小中学校におけるいじめに対する取り組みについて説明をお願いいたします。

 

学校教育課長:学校教育課の方から説明させていただきます。資料の3ページをご覧ください。まずは、本市のいじめ対策の基本的なとらえ方の説明をいたします。

本市のいじめ防止対策基本方針の基本的な考えです。いじめは命、人権に関わる重大な案件です。それだけに決して許されるものではありません。しかし、残念ながら、いじめは、どの子供にも、どの学校にも起こりうるものです。学校教育に携わるすべてのものは、そういう認識を持ち、毅然として対応に当たっていかなければなりません。そして、いじめに苦しむ子供を出さないために、日頃から子どもたちが安心して学べる学校づくりに努めるとともに、いじめの兆候をいち早く把握して、迅速に対応できる体制を作り上げておく必要があります。万一いじめが生じたときは、その問題を隠すことなく、学校、教育委員会と関係機関、地域、そして家庭が手を携えて、問題の解決に取り組んでいかなければなりません。本市ではこのことを基本とし、子どもたちが安心した学校生活を送れるよう、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいじめとするいじめの定義を、教職員に幅広く周知し、いじめの積極的な認知を進めています。本市におけるいじめの認知件数の推移は以下のように、増加傾向であります。

令和2年度は小学校92件、中学校26件、計118件でした。ただし、令和2年度は2ヶ月間休校の期間がありました。

令和3年度は小学校129件、中学校24件。計153件です。

今年度令和4年度は12月末現在で、小学校113件。中学校17件、計130件に達しております。いじめの積極的認知という考え方においては一定の成果が見られています。

また本市では、いじめの予防的な取り組みとしまして、2011年度から9年間、いじめをなくそうサミットを開催してきました。こちらは児童生徒、保護者、教職員の代表が一堂に会して、いじめについて考え、各学校や地域へいじめ撲滅に向けたアピールを発信する機会となりました。現在は、各校の特色や自主性を大事にするために、児童生徒が主体となった取り組みを各校において推進しています。

この度各校に、今年度の具体な取り組みについて調査して、簡潔にまとめたものです。

石部小学校ではお話カードを活用して取り組んでいます。

石部南小学校は、いじめ事案の記録を教職員が共有するような工夫をしています。また人権集会を実施したり、多文化の理解の授業を進めています。

三雲小学校は目当てを立てて、クラスの目当て、それに伴う1人1人の目当てを立てて取り組みを進めています。

三雲東小学校は、全校各クラスにおけるいじめをテーマにした授業を実施しています。

岩根小学校は、「生活目標頑張りどころ」という取り組みを進めました。

菩提寺小学校は、きらめき会議ということで、異学年の交流を大事にして、「心がポカポカするときってどんなとき?」を議題に話し合いを行いました。

菩提寺北小学校は、いじめをなくす行動宣言を考えて掲示しています。

下田小学校は、「ハートポスト」を設置して活用しています。

水戸小学校は、日頃の子供たちの中から、議題を集めて話し合い活動、学級活動を充実させています。

石部中学校は、生徒会やPTAによる昇降口での挨拶運動を行ったり、ライフノートなどで、日々の生徒の気持ちを確認して、保護者にも確認しています。

甲西中学校では、生徒一人一人がいじめや差別をなくす主役となり、誰もが安心して自分らしく過ごせる学校をつくるために、甲西中学校人権宣言を定めました。

甲西北中学校は、アサーティブなコミュニケーションを心がけるということで、相手を尊重しつつ、自分の考えや意見を素直に表現する。それによって円滑な人間関係を構築しようと取り組んでいます。

日枝中学校は、生徒会執行部が中心となって、いじめをなくそうアピール文やポスターを作成したり、人権週間を設けて取り組みを進めました。以上のように、児童生徒が主体となった特色ある活動を展開することにより、自己肯定感や自己有用感を高めています。その結果、一人一人に自分や他者を大切にする気持ちが育ち、トラブルがあっても、みずから解決しようとする決意を持った児童生徒を育成しています。今後も各校で児童生徒が主体となった取り組みを推進していきます。学校教育課からは以上です。

 

市長:これで一応説明が終わりますが、質疑という形に入らせていただきます。なんかご質問ございますでしょうか。ございませんか。何でも結構ですよ。ないようですので、その次に行かせていただきます。

2つ目の社会教育、青少年育成、家庭教育事業の進捗について説明をお願いいたします。

 

教育支援課長:教育支援課から、報告をさせていただきます資料は39ページをご覧ください。5月に総合教育会議で事業の概要を説明させていただきまして、1月時点の事業の進捗状況を報告いたします。

最初に生涯学習審議会です。第1回の会議を8月3日に開催し、市の生涯学習について委員間で話し合いました。次回2月又は3月に会議を開催する予定です。

2つ目は社会教育団体への補助金ですが、「女性の会」の活動支援のために補助金を交付しております。

つづいて青少年育成事業です。青春(アオハル)祭を11月27日に開催しました。ジュニアバンドの演奏、中学生の作文よる意見発表、実行委員会企画クイズでビンゴ等を行いました。222名の参加者でした。次は二十歳のつどい、旧の成人式を、教育委員の皆様や市長にご臨席いただき1月8日にサンヒルズ甲西で挙行しました。対象者543名中参加者は404 名でした。

続いては、社会教育の団体、PTA連絡協議会等への補助金でありますが、青少年の健全育成を図るため、社会教育団体の活動の支援として補助金を交付しております。

続きまして家庭教育事業です。家庭教育講座を7月23日、8月6日、10月1日、10月14日の計4回開催いたしました。参加者の延べ人数は49名でした。

続いては親子プレステーション事業です。毎月4回程度、1月時点で35回開催いたしました。大人の参加は136人、子どもは156人、サポーター64人、令和4年12月末の時点で合わせますと356人の方に参加していただいてます。年間では47回開催させていただく予定です。

続きまして子育てサポーター養成講座ですが、各年度事業のため今年度は開催しておりません。来年度開催予定としています。

最後に育英事業です。奨学資金給付制度ですが、審査を行って奨学資金を給付しております。29人に給付を決定しており、高校生には27人、大学生2人に給付を行ってます。給付決定額は2,343,500円です。説明は以上でございます。

 

教育長:これにつきましては、令和4年度から、スポーツ振興、そして文化振興、文化財保護事業が、市長部局の方に移管をされましたので、それに伴って、こちらにあります生涯学習、それから青少年育成のことについては、今年度は進捗状況を確認するということで、報告をさせていただきました。以上です。

 

市長:説明は終わりました。質疑に入ります。ご質問あればお願いいたします。ございませんか。それではすいません進ませていただきます。

3つ目の、令和4年度の総合教育会議の総括について説明をお願いいたします。

 

教育長:資料の43ページをご覧ください。今年度、定例会につきましては、今回3回目を含めまして、3回予定通り開催をさせていただきました。そして、臨時会ですね。これは市長と、それから私教育長による臨時会ということで、とにかくタイムリーに行う必要があるという会議であります。それは今年度も新型コロナウィルス感染症にかかる学級閉鎖の判断であります。大変多くの学級、それから学年を閉鎖するという判断をいたしました。今日も三雲東小学校の2クラスで学級閉鎖をしております。こういったことにつきましては、市長とそれから総合教育会議、他の関係者ですね、健康福祉部等も含めまして、オンラインで、判断をしております。

このように臨時会が大変たくさん開催しているわけなんですが、とにかく時間との勝負であった1年間であったなと思います。また、裏面ですね44ページには11月30日には、定例教育委員会において、夜間中学のことについて、県教育委員会に立候補しますという、報告をさせていただいた後、総合教育会議でもご承認をいただきました。そして、12月26日に県教育委員会から甲西中学校に夜間中学、夜間学級を設置するということで、決定がなされたということであります。今年度の取り組みにつきましては以上です。

 

市長:ありがとうございます。ご質問ございましたらお願いいたします。どうぞ。

 

委員:先ほどの件でもちょっと話題になって、教育関係の方で取り仕切っていた文化芸術関係は、最近になって市長部局に移りましたが、うまくいっているのかどうか。そのあたり、情報をいただきたいんですが。

 

教育部長:文化財のことについては私の方から説明させていただきます。文化財行政につきましては、観光というような面の中で、市長部局に移ったんですけれど、部長間協議の中で、今年度については引き続き私も担当させていただくということで進めさせていただいております。

甲西町と石部町が合併しまして18年になるんですが、そこら辺の中で、なかなか統一的な文化財法行政ができていなかったということの延長線上で、文化財保護審議会が長らく開催されておりませんでした。

委員の任命もなかったものですからそれを昨年2月に任命していただいて、審議会を進めていく中で、文化財行政をまずリスタートさせたというところでございます。

旧甲西町、旧石部町の文化財の保護についての基準のようなものが、統一できていなかったというようなレベルの話もございましたので、定義から審議いただきまして、これからの湖南市の文化財保護行政の基準的な話を何回かにわたって協議いただきまして、それについては、今年度、秋頃におよそ確定いたしましたので、それに基づいて、湖南市、旧甲西町旧石部町の文化財の基準をもう一度、見直した上で、ながらく新指定ができていなかったものですから、そういうようなことにつきまして、次の機会、次の審議会委員の方にバトンタッチをしていくような、準備を進めさせていただいてるようなところでございます。

それから文化財行政につきましては国の方が市長部局に移ったということの一つの意味といいますか、条件というのも、今まで保護という観点が、非常に厳しいといいますか、そういう観点のもとに文化財ことを考えるということが100年以上にわたって行われていたわけなんですが、昨今、保護プラス活用というような視点を持った形で進めていこうということで、文化財保護法が変わりまして、それにあうような形のこともやっていかなければ、ならないということで、国の方が文化財活用の計画を市町作るようにというようなことで、これは必須ではないんですけれど言っています。ただ必須でないとは言え、活用計画を策定したところには補助ですとか、いろんな施策の有利なことを優先的に進めるよというような形で打ち出してきているものですから、実質的にはそういうものを作っていかないと、なかなか国の基準に基づいた業務ができないいうことの中で滋賀県内でもかなりの市町が作っていただいてます。なのでこれもそういうような観点から、次の審議会の時にはそういうものを作っていただいた上で、進めていくというようなところまで大体話ができているようなところでございます。

今年度につきましては2月21日、今年度最後の文化財保護審議会ございますので、今の任期の方の最後でもございますので、整理をさせていただいたような形で、この2年間でできたこと、それから、次の任期の方には、こういうことを、少なくともやっていただきたいということについて整理をさせていただいた上で、文化財保護行政というのを進めていくというようなことで、今年度、話を進めさせていただいたというところが現状でございます。以上です。

 

総合政策部長:文化スポーツの件ですけれども、この4月から文化スポーツ課を市長部局の方で新設をいたしまして、こちらの方で昨年からの教育部からの引き継ぎを受けまして、業務を進めております。コロナ禍ということもございまして、多くの行事が開催できないこともございますが、文化振興それから、スポーツの振興につきましても、ただいまの第8波の中でも、全国的に見ましても特にスポーツにつきましてはいろんなイベントも開催されております。

去年はスポーツフェスティバル、毎年行っておりましたスポーツフェスタについては開催できませんでしたが、12月にはマラソン大会、それからこの2月5日ですけれども、駅伝大会を開催する予定でおりますし、また国スポ障スポの関係になるのですが、3月5日にはデモンストレーションスポーツになるんですけどキンボールレクレーションを開催する予定でおります。比較的順調に進めているところでございます。

ただ、文化ホールの運営の件につきましては、これは令和3年度から市長が議会の方で、答弁をさしていただいてるのですけれども、この文化ホールの運営につきましては、市の方で行うということでございましたので、令和5年度から市で、文化ホールの運営を進めるに当たりまして、びわ湖ホールであるとか守山の文化ホールとか、そうしたところに赴きまして、関係者といろいろと協議を進めて行く中で協力体制をお願いをしているところです。令和5年度からは市単独でやっていくというふうなことで今調整を行っているところでございます。

令和5年度になりますと、そういう意味ではまた文化スポーツに対しても、若干強化されるようなことになるのかなというふうに、考えております。

委員:もう一つ、この件で、そのうち湖南市も市史を作る必要が出てくると思うんですね。やっぱり湖南市にはいろんな文化財もありますし、それから教育はどういうふうに進められてきたかを含めて市史をどういうふうにして作っていくかという点。これは前に教育委員会では多少そういう話題が出て、やっぱり必要だし、今後ぼちぼち考えていく必要があるんじゃないかという話が出ていたんですが、その点について議論がなされているのか教えてください。もし、議論がまだでしたら、ぜひ生田市長の間で、その計画を練っといていただきたいというのが希望です。

 

市長:まとまったことは、まだよく言えないのですが、まず文化体育に関してのこと言いますと、文化財に関しては保存活用。活用なんですよね。それを今現在生きているものたちがどういう形で文化財の脈々と続いてるものを、どう活用させていただいて、今生きている人間に対して、どう示していくんやという形になると。その中においては、やはり見せるというところと、ある面においてはそれを今現在生きているものたちにどういう影響、いい面での影響をどういう形で与えていくかいうところまで考えろという。もちろんその中においては、1つは、ビジネス的なことも考えるという側面もあるんだと思います。それで、教育から、市長預かりに変え、どこの行政も、例えば知事が預かるという形とかいうそういう面が出てきてるというふうに思います。今具体的に言いますと、正直申しまして、柄にもないこと言うかもわかりませんけども。私に変わらせていただいて思うことは、自分は非常にガサツい人間でございます。何もそういう面では文化とか教育とか、そういう知的な部分においての、才能もありませんし、蓄積したものも何もない、何もないがゆえに、ちょっとその辺が、自分が死ぬまでに、何かこう、ちょっとでもええから示したいし、自分なりに勉強させてもらえたらいいなという思いで、生きてる人間でございまして、それを皆とともに進めたいなというふうに思ってるのも確かでございます。だからその辺で、令和5年からは、直営で、いろんなことをやらせてもらえたらなということで準備をしております。

それから、市史でございますけども。ずっと言われとるんですわ。まとめなあかんでと言われてるんですけども。私の時代にやらなきゃならんということはわかるし、今までの資料が散らばってしまわないように何とかしなあかんという思いがありますので、まだ、ご存命の方が、まだまだまだおられるので、病院でも出会って元気でいててやと言っております。日頃から気にはしております。これ具体的には形あるものにはならないと思いますけどもお許し願いたいと思います。

 

委員:ぜひ心のどこかに置いといていただきたいという強い希望です。今まさにおっしゃったように、昔のいろんな情報持っておられるから、だんだんなくなってしまう。それでいざ調べようとしたときに、そういうお話してくださる方が本当にいなくなるんです。ですから今のうちに集めるような方向に向かっていただきたいなということです。

 

教育長:文化スポーツ課との連携で言いますと、部活動の地域移行については文化スポーツ課と連携しながら、現在進めています。

 

教育部長:すいません。今しがた、ご心配いただきました文化財保護関係のことで少しだけ補足させていただきます。

まさに今、市長の方からご説明いただき、委員からは、ご危惧の念を出していただきましたような状態でございます。それで、旧甲西町史につきましては昭和49年。それから旧石部町史につきましても平成3年を最後に以降はまとめられていないというのは事実でございます。

資料が今非常に厳しい状態になっている。それは人ということもそうです。ですので、来年、再来年あるいはもう少しかかるかもしれませんが、中学校区単位ぐらいで、いろんな資料の調査、1回何年か前に調査されてますので、それを寺社ですとか、区有ですとかっていうような、ちょっとポイントを定めた中で、現状がどうなってるかということの調査を至急、中学校区別ぐらいにしていきたいなということは、文化財担当、或いは審議会の委員の方々とお話をさせていただいてるようなところでございます。

それからの人ということであれば、昨今オーラルヒストリーというような形の中で聴き取りの記録を取っていくということも非常に有効な手段だということがございますので、そういうことについても、できるだけご存命の間に、記憶が鮮明なうちに進めたいなというふうに思ってることが1点。もう1点は隣の甲賀市のような、紙の大きな本で何百ページに渡るようなものを10巻、或いは10数巻から作っていくということはなかなか難しいだろうということの中で、デジタルアーカイブのような機能を使って、蓄積していく或いは公開していくというようなことも並行してやっていく。できる部分から、市史という大きなまとまりができなくても、できるところから、そういうようなことを公開していくというようなことの中で、昨年につきましては、図書館の方で2ヶ寺とそれから鬼走りの行事について、デジタルアーカイブを公開させていただきました。あのような形での市史といいますか、情報公開っていうのもあるのかなというふうに、並行して、これも文化財保護審議会の方で審議をしていただいたようなところでございます。それらのことを来年度以降も、ご報告を順次していけたらなというふうに思ってるところでございます。

 

市長:それでは次に行かしていただきます。4つめですね。令和5年度総合教育会議の時期及び議題について説明をお願いいたします。

 

教育長:来年度につきましては、定例会は年2回の開催ということで、1回目につきましては、まず教育委員会の各課、或いは間の重点事項についてご報告をさせていただきたいと思います。そして、教育事業評価ですけれども、これまで教育委員の皆様には、もう評価ができ上がってその結果を見ていただくということをやったんですけれども。これは、教育事業調査は、教育大綱に沿って、教育振興プランがございます。つまり教育大綱というのは市長が定めるということになっていますので、この場で、教育事業評価の中の重点評価項目、このことについては特に重点として、評価を進めて欲しいということを、この総合教育会議で、お定めいただけたらなあと思っています。

2回目につきましては、特にいじめについては、重点的に取り組む必要がございますので、この項目、そして令和6年度の教育方針についての確認と同じように、次年度の総合教育会議の時期及び議題について、ここで定めさせていただけたらな、随時、臨時の総合教育会議を開かせていただきたいと、そのように考えております。提案は以上です。

 

市長:ご質問ございましたらお願いします。よろしいですか。はい。それでは、その他のところになります。何か他にございましたらお願いいたします。

 

教育長:資料ですが、51ページからをご覧ください。令和5年度の湖南市教育方針策定に向けてということで、教育委員の皆様からもご意見をいただきました。そしてまた、すべての教職員から意見を集約いたしまして、本当にもう、この手持ち資料なんですがこれ全部、両面印刷をしております。先生方からたくさんの意見、感想が多かったです。自分ごととして自分がこの教育方針を読んで、来年度はこうやっていきたいというような意見を寄せてくれた人もたくさんいます。学校によってはそれぞれの意見を全部、書いてきてくれた学校もあるんですけれども、大変心強いなと思っております。

つきましては、53ページから、湖南市教育方針として、このように定めさせていただきました。これを3月の議会で読ませていただくということになります。

様々なご意見ございました。主語はどうするのかといったご意見もございました。すべてのことに主語を入れてしまいますと、かなり何といいますか、それぞれ細かく書き出しますとこれはこの人が主語ということがなかなか、たくさん文言が出てしまうということで、本当にこの教育方針は、湖南市の教育に関わるものすべてが主人公なんやということで、そういった前提のもとに書いているということで、このように最終まとめさせていただきました。これにつきましては、ご承知おき願いたいと思います。以上です。

 

市長:説明いただきました。ご質問ございましたら、どんなことでも結構でございますのでお願いいたします。ございませんでしょうか。何でも結構です。

それでは、これにて本日の議事は終わりましたので、事務局にお返しいたします。

 

総合政策部長:ありがとうございました。それではこれをもちまして、令和4度第3回の湖南市総合教育会議を閉会させていただきます。本日はどうもありがとうございました。

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