令和2年6月湖南市議会定例会閉会あいさつ

更新日:2020年06月23日

 令和2年6月23日

 

令和2年6月定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

議員の皆様におかれましては、5日から本日まで、長期間にわたり慎重審議され、専決承認や条例改正、補正予算、人事案件、協定締結など、提出いたしました議案をすべてお認めいただきました。ありがとうございました。

さて、3日前に元滋賀県議会議員の青木善政甲西陸運株式会社取締役会長の訃報に接しました。旧甲西町議会議員も長く務められ、議長の重責も担われるとともに、工業会長など市内経済の育成発展にもお力を賜りました。まだまだご指導をいただきたいと思っておりましたが、突然の逝去が残念でなりません。そのまちづくりに対する熱い思いをしっかりと引き継いでまいりますとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。

また、本日、加藤貞一郎議長が辞任を申し出られ、議会に許可されますとともに、新たに植中都議長が選出されました。加藤前議長には新型コロナウイルス感染症対策が待ったなしであったなかで、感染の危険性があったにもかかわらず毎日市役所に登庁され、議会運営に細やかな配慮をいただいたことに対しお礼を申し上げますとともに、植中新議長の今後のご活躍をお祈り申し上げます。

先週の18日には、県内でそれまで25日間なかった感染者が守山市で確認されました。19日から全国で移動自粛が解除されましたが、ウイルスがなくなったわけではなく、引き続き秋冬に向けての第2波に対する備えをしっかりとしていかなければなりません。そのためには、まずは市民の皆様の生活の安定、市内経済の円滑な再興を図る必要がありますし、新しい生活様式の定着による感染防止が不可欠となってまいります。

現在、地域の皆様や各種団体の皆様との意見交換を重ねております。市民の皆様が新型コロナウイルスで直面された生のお困りごとを直接お伺いし、多くの皆様のお声に基づいて新型コロナウイルス対策やその他のこれからのまちづくり施策につきまして、ビジョンを構築し、対応策を切れ目なくお示ししてまいりたいと存じますので、議員の皆様におかれましても、緊急事態解除後の市民生活や地域経済の再開、湖南市のまちの復興に向けて、一丸となって市民に寄り添い、悩みを分かち合っていただきますようよろしくお願い申し上げます。

本日、議決いただきました条例改正や補正予算などを早急に現実のものとして市民の皆様のもとにお届けするとともに、引き続き市民の皆様の困りごとを細かくお伺いしながら、必要な手立てについて、議会からお申し出があった政務活動費や委員会行政視察経費などの財源も活用しつつ、時期を失しないように議会にご相談を申し上げ、対応を図ってまいりたいと考えております。

むすびにあたり、議員の皆様をはじめ市民の皆様のご健康とご多幸、そしてますますのご活躍をお祈りいたしまして、6月定例会の閉会に際しましてのお礼のごあいさつといたします。

 

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

電話番号:0748-71-2314

ファックス:0748-72-1467

メールフォームでのお問い合わせ