平成23年9月市議会定例会閉会あいさつ

更新日:2019年07月01日

平成23年9月28日

 平成23年9月定例会の閉会に際し、一言ごあいさつを申し上げます。
 議員の皆さまには、去る9月2日からの非常に長い間、慎重審議され、条例改正や補正予算、平成22年度決算、人事案件など、提出いたしました議案すべてお認めいただきましたことに心からお礼申し上げます。

 さて、現在、こにゃん市において、猫川柳の人気投票が行われています。全国から400句以上が応募されたということですが、「猫と世相」のお題でしたので、今の世の中をかなり色濃く反映しています。

 やはり、まずは震災関係、特に原子力発電所事故にからむ作品が目立ちます。
「にゃんだかなぁ ため息もれる 原子力」、「放射能 怖くて猫は 丸くなる」、「怖いのは 化け猫よりも 放射能」、「放射能 かかった食べ物 ネコまたぐ」、「猫だって 原発なんて いらにゃいな」、「猫舌で 汚染水は 舐められず」

 また、猫の手を被災地に貸すという作品もたくさんあります。
「猫の手も 貸してあげたい 被災地に」、「被災地に 貨すよ猫の手 いくつでも」、「ネコの手を 借りても早期 復興を」、「ボランティア 猫の手貸して まだ足りず」、「猫の手を 借りて復興 猫の島」という宮城県の田代島を詠み込んだ句もあれば、「被災地へ 招いてみせよう いい笑顔」という招き猫を詠んだものもあります。

 さらに、社会の状態や不満、特に政治に対する不信を背景にした作品もありました。
「セレブあり ホームレスあり ねこ社会」、「仕事減り ネコの手借りたい 職探し」、「猫パンチ かましてやりたい 世の中に」、「国会に 出没します 化け猫が」、「政治家も 猫と同じで 寝てばかり」、そして「国会議員 居眠りするなら 猫でいい」

 こんな感じばかりでありますが、なかに湖南市に対する期待が込められた句がありましたので最後に紹介いたします。

「猫の目と 言わせぬアイの ある市政」

 反対意見を封殺し、方針がコロコロ変わるような非民主的で独裁的な強権自治ではなく、二つのeye、眼(まなこ)で現場をしっかりと見つめ、さまざまな意見を聴きながら取りまとめ、未来に向けて納得を求めていく一貫した愛のある市政を、議員の皆さん、市民の皆さんと一緒に実現してまいりたいと思います。議員の皆さんのご健康とご多幸、そしてますますのご活躍をお祈りいたしまして、9月定例会の閉会に際しましてのお礼のごあいさつといたします。

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