東日本大震災から一年を迎えて

更新日:2019年07月01日

平成24年(2012年)3月11日に東日本大震災が発生して一年を迎えるにあたって、市長および議長からのメッセージをお伝えします。

平成23年(2011年)3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災から一年が経過しました。

はじめに、お亡くなりになられたかたのご冥福をお祈りいたしますとともに、被害に遭われた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

湖南市では、被災直後に宮城県仙台市、大船渡市での給水支援を展開するとともに、市民の皆さまからご協力いただいた支援物資を岩手県釜石市に直接お届けしました。また、福島第一原子力発電所事故に伴う警戒区域が設定された福島県富岡町と協定を結び、職員を派遣して役場の業務を支援してきました。議員も街頭で義援金を募り、復興支援コンサートで被災地の皆さまと思いを同じくしました。

被災地では今なお災害からの復興をめざし、あらゆる人たちが悩み、苦しみ、汗をかいているところです。そして、被災地から避難されてきた人たちのなかには、新天地で新しい生活をスタートされたかたもおられますが、安心してふるさとに帰れる日を心待ちにしておられるかたもいます。

天皇陛下が心を痛めておられるように、みなさんが一日でも早く以前の日常に戻られることを願ってやみません。

この東日本大震災は、私たちに多くの課題を残しました。

『易経』に「君子は安くして危うきを忘れず」とありますが、福島第一原子力発電所事故ではそれを思い知らされることとなりました。

私たちはこの事故を教訓として、いつ襲ってくるかわからない災害や事故に万全の備えをしなければなりませんし、被害を最小限に抑えられるよう日頃から取り組んでおく必要があります。

誰もが安心安全に暮らし、子どもたちが健やかに育ち、活気と希望に満ちた明るい湖南市のため、今後も職員とともに努力してまいりますので、市民の皆さまにもご協力をよろしくお願いいたします。

平成24年3月11日

湖南市長 (市長署名)

湖南市議会議長 (議長署名)

3月11日当日は、本市のホームページが閲覧できないため、一日早い掲載となっています。

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