平成27年12月湖南市議会定例会閉会あいさつ
平成27年12月定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
議員の皆様におかれましては、先月27日から本日まで、長期間にわたり慎重審議され、条例の制定改正や補正予算など、提出いたしました議案すべてをお認めいただきました。心から御礼申し上げます。
とりわけ、湖南市の今後10年間の方向を示す「第2次湖南市総合計画」についてお認めをいただきましたが、本年度を含む5か年計画としての「湖南市きらめき・ときめき・元気創生総合戦略」とあわせて、少子高齢・人口減少・成熟社会におけるまちづくりを推し進めてまいりたいと存じます。
一方で、消費増税に伴う軽減税率の導入が政治合意されましたが、それにともなう地方税収の減少は全国で3000億円に上るとされており、世界経済の余波を受けて景気も停滞気味で法人税収も落ち込みを見せている中、合併特例期間の終了を受けての地方交付税減少と相まって、行政と財政負担のあり方の改革は喫緊の課題となっております。
これからは、総合計画と総合戦略による攻めのまちづくりと、行政改革大綱、公共施設等総合管理計画による守りのまちづくりの、攻守両面でバランスを取りながらの難しい舵取りを迫られてまいります。議員の皆様におかれましても、湖南市が一丸となってともにまちづくりに邁進いただきますようお願い申し上げます。
寒さ厳しき折、これから年末に向けて何かと立て込んでくるとは存じますが、議員の皆様にはどうかご慈愛の上、新しい年をお迎えになられますことと、来る年も執行部一同、よろしくご指導賜りますようお願いし、来る平成28年が湖南市と湖南市民にとり、より良き年となりますようお祈りし、閉会に当たりましてのお礼のごあいさつといたします。
更新日:2019年07月01日