平成28年6月湖南市議会定例会閉会あいさつ

更新日:2019年07月01日

 平成28年6月定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 議員の皆様におかれましては、10日から本日まで、長期間にわたり慎重審議され、条例の制定や補正予算など、提出いたしました議案をすべてお認めいただきました。ありがとうございました。

 先週のイギリス国民投票によるEU離脱ショックは、日経平均株価は1286円下落し、ドル円相場は99円台という大きな影響を生じました。昨日の日経平均は357円反発しましたが、今朝の相場も200円以上下落して始まっています。株安により企業は含み損を抱えることになりますし、市場運用されている年金原資のようすが心配ですが、EUの域内優遇がなくなるイギリスに展開する日系企業の今後も不透明であり、さらに円高となれば訪日外国人観光客が史上最高とされていたインバウンドの流れにも冷や水が浴びせられることになります。

 まち・ひと・しごと創生が動き出そうという場面にようやくさしかかったところで、大きな時代の変わり目に遭遇しました。雇用制限や賃下げにつながると、経済はもとのデフレスパイラルに戻りかねないわけであり、今日ほど政府の経済手腕が問われることはありません。市といたしましても、「湖南市きらめき・ときめき・元気創生総合戦略」の政策展開により、こうした経済衝撃に耐えられる強靭な地域としていかなければならないと考えております。

 また、今議会においてお認めをいただきました市立甲西中学校の耐震改築工事により、災害時の避難所ともなります小中学校校舎のすべての耐震化が実現できることになりました。一日も早い着工につなげてまいります。

 経済の強い安全で安心なまちづくりに向けて、議員の皆様におかれましても、引き続きご提案、ご指導を賜りますようよろしくお願いを申し上げ、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。

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