平成30年3月湖南市議会定例会招集あいさつ

更新日:2019年07月01日

平成30年2月26日

 平成30年3月定例会の招集にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。議員のみなさんにおかれましては、市政の運営に対してご理解とご協力をいただいておりますことをお礼申し上げます。
 さて、本3月定例会には、条例の制定改正や補正予算、新年度予算案などに関してご審議をお願いするわけですが、それに先立ちまして12月定例会開会後から本日までの行政報告をさせていただきます。
 韓国平昌で行われていた冬季オリンピックが昨日閉会いたしましたが、日本選手団の活躍は素晴らしく、パラリンピックの活躍も期待されるところです。一方、再戦指令を受けてボクシングWBC世界バンタム級第29代チャンピオン山中慎介選手のリベンジマッチがいよいよ3日後に迫ってまいりました。山中選手には必ずや勝利し、チャンピオンに華々しく返り咲いていただきたいと心から応援をさせていただきます。
 市政に目を転じますと、12月16日には「こなんTHEボイスプロジェクト」の発表会である「こなんTHEボイスフェス」が行われました。平均70歳代前半の高齢者が市内5か所のまちづくりセンターで7月から全15回のパワフルな講座を受け、体を動かしながら普段出さないような声を出すことで、上半身で最大の面積を持つ横隔膜筋や喉の筋肉を鍛え、歌ウマ高齢者を生み出しながら、同時に誤嚥を防いで健康寿命を伸ばすという意欲的な取り組みでした。ややもすれば引きこもりとなりがちな高齢者のみなさんにとって、仲間づくりという観点からも、大きな成果を得られました。
 関連して、保健医療福祉関係につきましては、まず、12月10日に甲西文化ホールで開催された第34回滋賀県学童保育研究集会に開催地を代表して出席いたしました。また、2月3日には済生会滋賀県病院創立80周年記念式典に来賓として出席して3次救急救命施設との連携を確認するとともに、17日には市の保健医療福祉施策に関する医師連絡調整会議に出席し、さまざまなご意見をいただきました。23日には全国国民健康保険診療施設協議会の開設者委員会、執行委員会、理事会等に開設者委員として参加し、国保改革などについて厚生労働省と意見を交換してまいりました。
 次に、安心安全につきましては、12月14日に南海トラフ地震により本市の想定最大震度6強の地震が発生したという想定のもと、仮想の緊急地震速報として湖南タウンメールを用いて各対象機関に訓練開始の情報発信を行い、参加者が安全行動に移るというシェイクアウト訓練を行いました。これは職員だけでなく、窓口等に来られた市民のみなさん、さらに市内の企業や団体のみなさんにも参加いただきました。また、28日から30日にかけては消防団による年末特別警戒、1月7日には湖南市消防出初式が開催されました。
 次に、教育関係につきましては、12月4日に「市長と話そう!こなんのこんなこと」として成人式実行委員会のメンバーと将来の湖南市について議論してまいりました。13日、14日には「甲西中議会」が開催されましたが、これは地方自治を学ぶ社会科の授業と合意形成手法を学ぶ国語科の授業を連携させたもので、中学生によるしっかりとした市政課題に対する意見発表と議論、合意形成が進められていました。18日には今年度第4回目の総合教育会議を開き、「問題行動、不登校、いじめに対する取組」、「中学校区連携」、「学校施設の地域利用」について議論を交わしますとともに、1月7日には湖南市成人式が石部文化ホールで開催されました。8日には第5回こなんアンサンブルフェスティバルが開かれ、24日には教育再生首長会議のメンバーで安倍総理大臣を訪問し、その後の会議で林文部科学大臣とも議論を交わしてまいりました。28日には石部文化ホールで第7回D1だじゃれグランプリin湖南市が開催され、小学生たちの語彙の豊富さを確認いたしました。また、2月2日には広島市で開催された生涯スポーツ・体力づくり全国会議に参加し、分科会のパネリストとして湖南市のスポーツの現状と課題を報告してまいりました。4日には第13回湖南市民駅伝大会が盛大に開催され、19日には今年度最後となる第5回総合教育会議を開き、「キャリア教育」、「こころの教育」、「主権者教育」について議論を交わし、今年度の総括をしました。
 次に、産業振興関係につきまして、12月3日に「あげあげサミットファイナル」が「ここぴあ」前駐車場で盛大に開催されました。1月6日の定例記者会見では、生産性革命の実現に向けた新規設備投資にかかる固定資産税の標準税率をゼロにする方針を打ち出しました。これに呼応する形で18日に経済産業省企業行動課長がお見えになり、今後の対応について協議しました。25日には経済産業大臣政務官を訪れるとともに、31日には近畿経済産業局で開かれたRESAS分析ハンズオン支援事業に関するワークショップに出席し、湖南市の取り組みを報告してまいりました。1月12日には湖南市産業経済懇話会の賀詞交歓会が開催されました。2月9日には湖南市景観審議会を開きますとともに、湖南市工業会による第13回湖南市産官交流会が開催されました。11日には恒例になりましたJRハイキング「冬の酒蔵めぐり」が開かれ、市内外から多くの観光客が集まりました。
 次にエネルギー関係につきまして、1月29日に「こなんウルトラパワー株式会社」の臨時株主総会を開催し、増資と新たな出資を行うとともに、その後開催された理事会において副市長が代表取締役社長に選任されました。このことにより、湖南市主導の新たな地域エネルギー政策を展開しやすくなります。また、2月15日には、一般財団法人新エネルギー財団の「新エネ大賞」で、湖南市の「市民共同発電事業と地域新電力事業の相乗効果による新たな普及啓発の取組み」が財団会長賞を受賞しました。
 次に、地域自治や行財政関係につきましては、12月10日に水戸まちづくりフェスタ2017が開催されるとともに、1月27日に滋賀大学と地域が進める地域政策シンポジウムが開かれ、湖南市からも職員が参加して地域活性化プランナーの学び直しを行いました。2月9日には職員で新たに立ち上げた湖南市魅力発信プロジェクトの講演会を開催しました。
 次に、対外関係につきましては、12月28日に滋賀県市町村退職手当組合議会臨時会が開催されました。1月17日には滋賀県市長会臨時会が開催され、2月5日には滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員全員協議会と本会議が、6日には滋賀県市町村退職手当組合本会議と滋賀県市町村互助会理事会が開催され出席してまいりました。13日には第11回滋賀県首長会議が開催されております。近隣自治体との関係では、12月26日に甲賀広域行政組合および公立甲賀病院組合の議会臨時会が開かれました。2月15日、16日には甲賀病院組合議員研修が開催され、和歌山県橋本市と三重県桑名市の市立病院を視察してまいりました。また、20日には栗東湖南広域行政協議会研修会が開催されたところであります。
 次に、友好交流都市関係については、比布町では伊藤喜代志町長の任期満了にかかる町長選挙が12月17日に投開票され、当選した新人の村中一徳氏が1月15日に就任されました。北栄町に関しては、1月18日に松本昭夫町長を団長とする北栄町の地域住民から構成された視察研修団を受け入れ、交流を深めました。
 以上、この3か月間の行政報告といたしますが、今議会には、条例の制定改正、補正予算案などをご提案してまいりますほか、新年度予算案について提案してまいりますので、どうか慎重にご審議をいただきますようお願いを申し上げまして、招集にあたりましてのごあいさつといたします。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

電話番号:0748-71-2314

ファックス:0748-72-1467

メールフォームでのお問い合わせ