令和3年6月湖南市議会定例会開会あいさつ
令和3年6月7日
令和3年6月定例会の招集にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。議員のみなさんにおかれましては、市政の運営に対してご理解とご協力をいただいておりますことをお礼申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症は、感染力が強く重症化しやすい変異株と呼ばれるウイルスが猛威を振るっており、第4波と呼ばれる感染拡大期に入り、東京都、大阪府、京都府、兵庫県、愛知県、福岡県、北海道、広島県、岡山県、沖縄県を対象に3回目の緊急事態宣言が発出されています。
滋賀県においては、緊急事態宣言やまん延防止地域の対象とはなっていませんが、毎日多くの感染者が報告されており、予断を許さない状況にあります。
本市においても、3月から5月にかけて複数の施設で集団感染いわゆるクラスターが発生し、このわずか3か月の間に100人を超える方が感染されることとなり、改めてこのウイルスの感染力の強さを思い知らせることとなりました。
そのような中、4月の22日に待望のワクチンが市に到着し、高齢者への個別接種を5月12日、集団接種を5月14日より始めることができました。現在65歳以上高齢者へのワクチン接種を7月末までに完了するために、湖南市の医師会や関係機関の協力のもと、一刻も早くみなさまのもとにワクチンをお届けできるよう、まさに市の総力を上げて取り組んでいるところでございます。
新型コロナウイルスの感染を防止し、かつての日常を取り戻し、家族や仲間と笑い合える時間を取り戻すためには、やはりワクチンを普及させることが1番であると考えております。みなさまの、ご支援をいただきますようお願いいたします。
本6月定例会においては、条例の改正や補正予算案などについて提案してまいりますので、どうか慎重にご審議をいただきますようお願い申し上げまして、招集にあたりましてのご挨拶といたします
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更新日:2022年03月04日