令和3年11月市議会臨時会開会あいさつ

更新日:2022年03月04日

令和3年11月12日

 

おはようございます。去る10月17日に執行されました湖南市議会議員一般選挙後の初議会を本日招集いたしました。まずは、議員のみなさんにはこのたびの市議会議員選挙でのご当選まことにおめでとうございます。これからの4年間、湖南市の発展と市民福祉の向上のためにご協力を賜りますようにお願い申し上げます。

昨年の11月より市長の職を拝命し1年が経ち、行政の進め方に戸惑いながら、市長選の時に掲げました12個の公約の実現に向け一歩ずつ進めております。

さて、湖南市では、道路や橋等インフラの整備や、少子高齢化社会において安心して暮らしてもらえるための行政サービスをどのように提供していくのか、また、すでに議決をいただいておりますが老朽化し、耐震基準を満たさないと言われているこの庁舎をどのようにしていくのか等たくさんの課題が山積しています。

とりわけ、庁舎の建て替えという課題については、一歩立ち止まって皆さんとしっかりした議論を行いたいと考えており、新たな議員の皆さまも加わって、この新しい市議会を迎えることを心待ちにしていました。

ご存知の通り、新庁舎案においては約76億6千万円の資金が投入される計画であり、議論の途中より新築ありきで進み、既に中央まちづくりセンターの撤去工事費や設計費等の前段階として約2億2千万円を使っております。

私は、庁舎は建て替えをせず現庁舎に耐震補強を行い、加えてウィズコロナ・アフターコロナにおける5万5千人の湖南市の身の丈に合った防災拠点として機能を果たせる建物は準備したいと思っております。

しかし、それまでにやるべきことはあります。少子高齢化の波による人口減少はこれからますます進んでいくでしょう。それに比例するかのように行政のパワーは落ちてきております。これによって地域による地域の運営と経営が必要とされる小規模自治の考えと実行がもとめられてまいります。この小規模自治のあり方のもと、市民に求められる庁舎を考えていかなければならないと感じております。後日になるのですが、来年度の予算をお示しする時には、あらゆる角度で議論できるため耐震補強診断の予算をお願いすることになると思います。

皆様にはご迷惑をおかけしたり、いろいろとご提案や相談をさせていただくこともあろうかと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。また行政としては皆様にご理解いただけるよう丁寧な説明に努めてまいりますので、活発な意見を交わし、私たちが目ざす明るく未来のある湖南市を共に築いていきたいと思っております。

今臨時会には、3回目の新型コロナウイルスワクチン接種に関する補正予算を上程しております。慎重なるご審議をお願いいたしまして、招集にあたってのごあいさつといたします。どうかよろしくお願い申し上げます。

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