令和4年3月湖南市議会定例会開会あいさつ

更新日:2022年03月04日

令和4年2月22日

 

令和4年3月定例会の招集にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。議員のみなさまにおかれましては、市政の運営に対してご理解とご協力をいただいておりますことをお礼申し上げます。

新型コロナウイルス感染症はオミクロンという変異株の流行により、2月8日には県下で過去最高の1,389人が感染され、再びこの感染症が猛威を奮う状況が続いております。県は「医療は厳しい状況だが、維持できる。」として「まん延防止等重点措置」の要請を見おくり、県独自の支援策でピークアウトを待っておられます。多くの県民が2回にわたるワクチン接種を終えられて新型コロナウイルスとともに生きていくと覚悟をされた今この状況下で「まん延防止等重点措置」が、どこまで効果があるのかと考えると、今回の知事の決断に一定の理解を示すものです。

しかしながら、ここに至るまでに県や国は、もっと対策が講じられたのではないかと感じています。今となっては仕方のない話になりますが、私は、自分の病院でワクチン接種をした職員等の抗体価の推移をずっと見ており、接種後徐々に抗体価が低下してきていることを確認しておりました。これを受け、昨年10月、ワクチンを2回接種された人でも抗体価が有効域より下がり感染するリスクがあることと、接種後6カ月を目途に追加接種が必要であるということを、定例記者会見や、県の首長会など機会があるごとに訴えてまいりましたが、このような状況となり、あわてて国は1日100万回のワクチン接種のノルマを課す状況となったわけであります。

ワクチンの追加接種を行うことで重症化を防ぐことができますので、現状ではこれが有効な一手であると言わざるを得ないと思っています。市では、1月24日より個別医療機関、2月1日より集団会場において追加接種を開始いたしました、集団接種会場における武田/モデルナ社製ワクチン接種の予約状況は比較的余裕がございます。本来は2回目接種後8カ月経過の方からのご案内になりますが、6カ月を経過する方にも接種をしていただくことができます。武田/モデルナ社製ワクチンの副反応が強いのではないかという不安をよく耳にしますが、ワクチンの副反応は同程度でございますので、接種についてご協力いただきますようお願いいたします。

さて、令和4年最初の定例会となりました本3月定例会におきましては、新年度予算案などに関するご審議をお願いするわけですが、新年度予算案におきましては、市長就任後初めてゼロから編成作業に携わったものであり、兼ねてより申し上げておりました東庁舎の耐震診断に関連する予算案等私の思いを詰め込んだものとなっております。この後議長より許可をいただき、施政の方針について詳しく述べさせていただきたいと考えております。

なお、12月定例会開会後から本日までの行政報告については別添にてご報告とさせていただきます。

この他今議会には、条例の改正や補正予算案などもご提案してまいりますので、どうか慎重にご審議をいただきますようお願いを申し上げまして、招集にあたりましてのごあいさつといたします。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

電話番号:0748-71-2314

ファックス:0748-72-1467

メールフォームでのお問い合わせ