令和4年6月湖南市議会定例会開会あいさつ

更新日:2022年06月14日

令和4年6月8日

 

令和4年6月定例会の招集にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。議員のみなさんにおかれましては、市政の運営に対してご理解とご協力をいただいておりますことをお礼申し上げます。

昨年の6月定例会の時には市内で新型コロナウイルスに感染された方は累計約170名で、この時も、たくさんの方が感染されたと感じたことをご挨拶の中で述べさせていただきましたが、あれから1年経ち、今では3,600名を超える方が感染されることとなりました。しかし、全国的に見ましてもウイルスの弱体化やワクチン接種が進んでいることもあって重症化するケースは以前よりも少なくなってきており、このような中、国は、出入国の規制を緩和し、マスク着用の考え方を整理するなど、防疫の観点から経済活動の観点に施策は移行しつつあります。新型コロナウイルス感染症が結核やジフテリア等と同等の2類感染症という位置づけをどうするかという議論は未だ進んでおらず、2類と言う位置づけのまま行動の緩和が進められている状況に少し違和感もありますが、私たちが出来る予防策を取りながら、しっかりと経済活動、社会活動に取り組んでいきたいと思っております。この6月20日より、60歳以上の方、そして基礎疾患を有する方、重症化リスクが高いと医師が判断する方に対して4回目のワクチン接種が開始されますので、対象となる皆様には接種をお願いいたします。

さて、市を東西に横断する国道1号線は平成20年に2車線で開通されて以来15年が経ちました。この間4車線化の実現に向けて要望し続けておりますが、計画では令和7年の秋以降に着手されることとなっております。現在の1号線は慢性的な渋滞に伴い、これを回避するために、県道や生活道路に交通量が溢れてきております。令和7年まで待っていられないと言う私の思いは、機会あるごとに発言しているのですが、5月の25日に開催されました令和4年度の滋賀県国道連絡会で、国の方から、「湖南市地先の国道1号線の渋滞について何とかせねばならない。」という発言があり、国においても、この状況について十分に理解いただいているものと感じました。国道1号線4車線の早期実現に向けて令和7年と言わず、少しでも前倒しで取り組んでもらえるよう、更なる要望活動を行っていくことを決意した次第であります。どうか市議会におかれましても、お力添えをいただきますようお願いいたします。

次に、滋賀県が計画する高等専門学校は、いよいよ最終局面となり、にわかにあちこちで誘致の声が大きくなってきております。湖南・甲賀の両市においては、どこよりも早くから誘致活動に取り組んでおり、およそ1年をかけて十分にPRをしてきましたが、更に一致団結した両市の思いを届けるため誘致活動を行ってまいりますので、議会の皆様のご協力をお願いいたします。

なお、3月定例会開会後から本日までの行政報告については別添にてご報告させていただきます。

6月定例会においては、教育委員会教育長の任命や市道路線の認定などについて提案してまいりますので、どうか慎重にご審議をいただきますようお願い申し上げまして、招集にあたりましてのご挨拶といたします。

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